JPS63193836A - 多層樹脂延伸フイルム - Google Patents

多層樹脂延伸フイルム

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JPS63193836A
JPS63193836A JP62025080A JP2508087A JPS63193836A JP S63193836 A JPS63193836 A JP S63193836A JP 62025080 A JP62025080 A JP 62025080A JP 2508087 A JP2508087 A JP 2508087A JP S63193836 A JPS63193836 A JP S63193836A
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layer
inorganic fine
fine powder
multilayer resin
surface layer
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昂 豊田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば熱転写記録用画像受容シート、とく
にサーマルヘッド等の電気信号により文字や画像を受容
体上に形成するビデオプリンター’4 K 用イるカラ
ーコピーに用いられる多層樹脂延伸フィルムに関する。
〔従来技術〕
従来、昇華性又は気化性染料を含有する転写層を有する
転写シートと、受容シートとを重ね合せ、転写シートを
加熱して、転写層に含まれる染料を昇華又は気化させて
受容シートに染着させ、受容シート上に染料画像を形成
でせる熱転写は知られている。
具体的には、サーマルヘッド等の電気信号により制御さ
れる熱源を用いた転写型感熱記録方式では、第1図のよ
うに色材層22と基体21を有する転写体2と、画像受
容層11と支持体12を有する受容シート1をドラム3
と熱源4の間に挟着させて、電気信号に応じて層22の
色材を画像受容層11上に転写することによりカラーコ
ピーを得ている。
画像受容層11は、用いる色材の内容により異や、顔料
を含む熱溶融型色材の場合には、支持体12そのものを
用いてよく、昇華性塩基性染料型色材の場合には活性白
土(活性クレー)層を、昇華性分散染料型色材の場合に
はポリエステル等の高分子材料コート層等からなってい
る。従来の受容体では支持体の厚みむら、又は表面凹凸
のため画像受容層11の表面は、5〜15μmの凹凸が
あり、又、1箇当910〜20μmのうねりがあった。
この凹凸又はうね9は、スーパーカレンダーによる表面
処理においても多少の改善がなされるだけで限界があっ
た。このため、色材層22から転写される色材は、画像
受容層11の表面凹凸が3〜5μm以上又はうねりが1
mm当り10μm以上では熱溶融色材は勿論、昇華性色
材でも画信号に応じて正確に転写されず、画像のドツト
ぬけ、ドツト欠は等の画1象品質の乱れを生じ、中間調
にザラツキ感を与えていた(特開昭59−214696
号)。
また、支持体12としては、紙や無機微細粉末を40〜
50重量%含有する熱可塑性樹脂の延伸フィルムよりな
る合成紙(特公昭46−40794号)、透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムまたは透明フィルムの表
面に、白色度及び染着性を高めるため、シリカや炭酸カ
ルシウム等の無機化合物をバインダーと共に表面に塗布
した塗工合成紙等が用いられる。
〔従来技術の問題点〕
熱転写された受容シートのアフターユース(複写、鉛筆
筆記性、保存性等)を考慮した場合、熱転写記録用画像
受容シートとしては、強度、寸法安定性、無塵性の面で
合成紙やグラスチックフィルムが好ましい。
しかし、透明なプラスチックフィルムは、複写性に優れ
るが不透明度が低く、隠蔽性に欠け、画像のコントラス
トが弱いため解読しにくい欠点がある。
従って、不透明度が80%以上と高い合成紙もしくは透
明フィルムの表面にインク受容層を設けた塗工合成紙が
好ましい。
しかし、フィルムの表面に画像受容層を設けたシートの
場合、フィルム表面に存在する凹凸、ヘッドと受容シー
トの密着性の不安定さのため鮮明な画像が得られない。
又、裏面のフィルムに画像の内容等を鉛筆等で筆記しよ
うとしても出来ないという欠点を有する。
一方、無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂フィルムの
延伸物よりなる合成紙は熱転写記録用画像受容シート基
材として用いられたとき、その裏面は鉛嫁筆記性、耐水
性、無塵性、画像の解読性の面で優れているがヘッドと
受容シートとの密着性が不安定でおる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この延伸フィルムよりなる合成紙は、無機微細粉末を核
とし、延伸により該粉末の周囲に微細な空隙を有し、表
面より該粉末が突出した構造を有する。
この合成紙において、無機微細粉末として比表面積が1
,000i/り以上のものを用いても、含有している無
機微細粉末の粗大粒子や凝集物が表面より突出すること
が有り、この場合、その部分に熱転写された画像の欠け
(白抜け)が生じたり、装置を汚染したりする問題があ
る。
特開昭59−85972号公報は、ドツトの再現性をよ
くするため支持体である紙、合成紙の表面に、ペック指
数がioo〜3.000秒の平滑化処理コート層を設け
、この平滑化処理コート層の表面に画像受容層を設け、
画像受容層の凹凸の突出高さが3ミクロン以下で、1−
当抄10ミクロン以内のうねりである熱転写記録用画像
受容シートを提案する。
画像の欠けや抜けの問題を解決するためにこのように画
像受容シートの平滑性を増せばよいことは知られている
。しかし、高い平滑を有する画像受容シートでは逆にイ
ンキの画像受容シートへの転写が不確実とな妙画像が不
鮮明となるので、適度な平滑性(ベック指数300〜2
.500秒)と表面粗さくプリントサーフラフネスが0
,6〜5ミクロン)である熱転写記録用画像受容シート
を用いるのが好ましいことが指摘されている(特開昭6
0−110488号)。
しかし、我々が検討したところによると、支持体にとっ
ては、マクロに見た場合ある程度の粗面、平滑性も必要
であるが、むしろ、支持体の表面より孤立して突出し1
いる凸部の幅、高さ、個数及び基材延伸フィルムの圧縮
性が熱転写印刷時の色抜は防止及び転写印刷の鮮明性に
大きな影響を及ぼすことを見い出し、本発明に到った。
〔問題点を解決する具体的手段〕
本発明は、無機微細粉末を0〜25w4%含有する熱可
塑性樹脂フィルムを表面層とし、比表面積が10,00
0ad/f以上の無機微細粉末を、表面層の含有量より
多く含み、延伸により生じるミクロボイドを多数含有す
る中芯層よりなる多層樹脂延伸フィルムであって、その
表面層は、平担面より突出した突出物の最長長さが50
ミクロン以上のものが0.1 m”当りlomJA下で
あり、多層樹脂延伸フィルムの32#/iの応力で押し
つけた時の(雰囲気一温度23℃、相対湿度50%)圧
縮率が20%〜40%であることを特徴とする多層樹脂
延伸フィルムを提供するものである。
(表面層) インク受容層側の多層樹脂延伸フィルムの表面層は、比
表面積が10,00 CJd/f以上の無機微細粉末を
0〜10重量%未満、好ましくは5〜8重肴%含む一軸
延伸か2軸延伸の樹脂フィルムである。反対側の裏面層
は、同じ組成の樹脂フィルムの一軸延伸物か、鉛筆筆記
性を要求される場合は、比表面積が10.00 at−
rA/を以上の無機微細粉末を25〜70重量%含有す
る一軸延伸の樹脂フィルムである。裏面層の後者の一軸
延伸樹脂フイルムは、無機微細粉末を核とした微細な長
尺状の空隙(ボイド)を多数有し、表面には微細な亀裂
を多数有するものである。
表面層、裏面層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリ
オレフィン樹脂たとえばポリエチレン、ポリプロピレン
、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポリス
チレン、ホリアミト、ポリエチレンテレフタレート、エ
チレン−酢酸ヒニル共重合体の部分加水分解物、エチレ
ン−アクリル酸共重合体およびその塩、塩化ビニIJデ
ン共重合体たとえば塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、その他、およびこれらの混合物を例示することがで
きる。これらの中では耐溶剤性の面ではポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂が好ましい。
無機質微細粉末としては炭酸カルシウム、焼成りレイ、
ケイ藻土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸ア
ルミニウム、シリカ等が例示される。
前述したように、本発明の多層樹脂延伸フィルムは、表
面層、中芯層の他に、裏面層を含むことができる。熱転
写記録用画像受容シートの支持体である合成紙の一例と
しては、下記の(A)の組成物の2#II延伸フイルム
を中芯層とし、この中芯層の表裏面に、下記の(B)の
組成物の二軸延伸フィルムの表面層を積層されている構
造の合成紙である。
(4)中芯層組成 (a)、ポリプロピレン  50〜95重肴%(b)、
高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体より選ばれた
樹脂 O〜30重q% (C)、無機微細粉末   10〜25重位%(B)表
面層組成 (a)、ポリプロピレン  35〜92重惜%Φ)、ポ
リスチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン
、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体
より選ばれた樹脂0〜30重縫% (C)、無機微細粉末    0〜10重喰%未満。
この多層樹脂延伸フィルムよりなる合成紙は、@記囚の
中芯層組成物をシート状に押出し、このシートの片面又
は両表面に前記CB)の表面層組成物を積層した多層樹
脂シートをポリプロピレン(a)の融点より低い温度で
同時に、又は逐時に縦方向及び横方向にそれぞれ4〜1
2倍延伸することにより中芯層に多数のミクロボイドを
生成させ、圧縮性が良好で、表面層及び裏面層が平担な
延伸フィルムである。
また、この多層樹脂延伸フィルムは、前記囚の組成物と
(B)の組成物を、一台のダイよりシート状に共押出し
、この多層シートを前述のシートと同様に縦と横の2方
向に延伸し工、中芯層に多数のミクロボイドを生成させ
、圧縮性が良好で、表面が平担な延伸配向フィルムを作
ることができる。
この多層樹脂延伸フィルムは、中芯層として多数の延伸
によって生成されるミクロボイドを内部に多数含むもの
である。このミクロボイドによって、該多層樹脂延伸フ
ィルムにクッション性が与えられ、この多層樹脂延伸フ
ィルムを熱転写画像受容シートとして用いた場合、転写
紙との密着性が良好となり、とくに表面にある凸部が内
部に押し込められるので転写の際に生ずる白抜けが少く
なる。
このミクロボイド含有シートの内部ミクロボイドの址は
、 ボイド率= 延時前のフィルムの密度 ×100(%) で示した場合、ボイド率が15〜50%、より好ましく
は25〜50%の範囲にあるのが好ましい。
表面層としては無機微細粉末を含まない樹脂フィルムの
みでもよいが、必要に応じて無機微細粉末を混合させる
ことがあす、中芯層の表面凸凹によって表面層の無機微
細粉末は適当に選定される。
表面層の無機微細粉末の含量は、JISP−812,0
で測定した表面平滑度(ベック指数)が2.500〜1
5,000秒程度のものとなるように選定するのが好ま
しい。
表面層に混合される無機微細粉末は、できるだけ表面層
に大きな凸部を作らないものが選ばれ、325メツシユ
残が10 ppm以下のものが好ましい。粒径は3ミク
ロン以下のものが好ましい。
無機微細粉末の樹脂への混合量は中芯層の表面の凹凸の
程度によって選ばれるが、中芯層のaより少く、3〜8
重雀%が好ましい。
表面層と中芯層の各層の厚さは、表面層の厚さが多層樹
脂延伸フィルムの全肉厚の10〜40%で、中芯層の厚
さが90〜60%であることが好ましい。表面層の厚さ
が厚すぎると中芯層の圧縮性を生かすことができず、薄
すぎると表面平滑性が低下しすぎ、ヘッドと受容シート
との密着性が不安定となる。
表面転写画像受容層の反対面の裏面層は、転写時のロー
ルとのすべり性、転写後の裏面層への筆記性を賦与する
ため、無機微細粉末を25〜70重量%、好ましくは3
0〜60重漬%含有させるのがよい。
多層樹脂延伸フィルムの肉厚は、40〜800ミクロン
、好ましくは60〜3ooミクロンである。
本発明の他め多層樹脂延伸フィルムとしては、第2図に
示す裏面層C)が鉛筆筆記可能なものである。
この多層樹脂延伸フィルムは、中芯層形成用組酸物(A
)の−4ill]延伸フイルムシートの片面に、表面層
形成用の組成物(B)の樹脂シートを溶融積層し、他面
に、無機微細粉末を25〜70重量%含有する裏面層形
成用樹脂組成物(Qの樹脂シートを溶融R層し、この多
層シートを一旦冷却後、再加熱して(4)のシートの一
軸延伸方向と直交する方向に延伸し、ついで熱処理する
ことによ抄得られる。この延伸によって組成物(4)の
シートは二軸延伸され、その内部には多数の空隙(ミク
ロボイド)が形成される。一方、表面層[F])は、−
軸方向に延伸されたフィルムであり、表面には微小な凹
凸があゆ、表面平滑度が2,500〜15,00 Q秒
程度のものである。
本発明の多層樹脂延伸フィルムは、中芯層に)の中に含
まれる多数のミクロボイドによって圧縮性があり、温度
23℃、相対湿度50%の雰囲気下で、表面より32A
V/−の応力で押しつけられた時、厚さが20〜40%
程度にまで圧縮されうる。
この圧縮性により、熱転写記録用画像受容シートとして
本発明の多層延時樹脂フィルムが使用された時、表面層
のインク受容層と熱転写染料含有フィルム(熱転写リボ
ン)との密着陛が向上し、熱転写記録用画像受容シート
の表面に凸部があっても、内部に押し込められる結果、
得られる転写画像は優れた鮮明性を有するものである。
然して、各層におけるマl−IJソックスあるポリプロ
ピレン(a)以外の成分は次の役目をなしている。
中芯@(A) Φ)、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体: 合成紙の延伸を容易とする。紙状1脅との密着力を強固
とする、 (C)、無機微細粉末: 延伸により基材層フィルム内部に微細 な空孔を多数少じさせ、圧縮性を賦与する。基材層を不
透明とする。延伸を容易とするう 中芯層における(e)の無機微細粉末の上限は25重量
%であろう無機微細粉末の増加につれフィルム内部の窒
孔数が増加し、圧縮性の向上、不透明度の向上があるが
強度が低下する。また伽)のポリエチレン等は延伸性、
耐衝撃性の向上に寄与するが、過剰の添加はミクロボイ
ド生成の低下につながるので上限を30重量%以下とす
べきである。
表面層CB) (b)、ポリスチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体: 延伸性を向上させる。更にポリスチレ ン、高密度ポリエチレンは合成紙の折り畳み性を良好と
する。
(C)、無機微細粉末: 表面層の微小な凹凸の賦与、に寄与す る。
表面層の無機微細粉末、樹脂混合物、ミクロボイドの存
在等によって多層樹脂延伸フィルムの白色度が向上し、
光沢、平滑度の調整により熱転写画像の染色性が向上す
る。
支持体120表面層[F])の表面よりの突出物は、そ
の長径2が50ミクロン以上のものが0.1m”当り1
0個以下となることが熱転写した画像の欠けが実用上問
題とならない点で重要である。
無機微細粉末は、平均粒径が3ミクロン以下であっても
、その中には粒径が15ミクロンや20εクロンのよう
な粒子が少量存在したり、粒子同志複数個凝集してその
長径が50ミクロンと巨大となるものがある。この巨大
粒子が画像受容シートlの支持体12の表面に有ると、
この上に設けられる画像受容層11は均一な皮膜が形成
できずひどい場合にはピンホールとなり、これが白抜け
の原因となる。
支持体120表面層但)の樹脂表面13の平担面より突
出し℃いる突出物の高さhは、無機微細粒子の長径りよ
り小さい。この高さhが20ミクロン以上の突出物がQ
、1m’当り5個以下であることが白抜は防止の面で好
ましい。
実施例1 fl)  メルトインデックス(M I ) o、sの
ポリプロビレ2フ9重量力、高密度ポリエチレン5重量
%の混合物に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム
16重徴シを配合囚し、270℃に設定した押出機にて
混線後、シート状に押出し、冷却装置によ妙冷却して、
無延伸シートを得た。このシートを、140℃に加熱後
、縦方向に5倍延伸した。
(2+  M I 4.0のボリグロピレン95重喰%
に平均粒径1.5μの炭酸カルシウム5重量%を混合し
た表面層用の組成物[F])を押出機で!IIL混練し
、押出したシートを(りの5倍延伸シートの片面に積t
dし、(1)の5倍延伸シートの反対面にM I 4.
0のボ、リプロピレン55重縫%に平均粒径1.5μの
炭酸カルシウム45重計シを混合した遵面層用の組成物
C)を別の押出機で溶融混練し、押出積層し、ついで6
0℃まで冷却後、162℃まで加熱し、テンターで慎方
向に7.5倍延伸し、165℃でアニーリング処理し、
60℃まで冷却し、耳部をスリットしc31−(B/A
/C;肉厚10/TO/30ミクロン)構造の合成紙を
得た。
この合成紙の表面Bのベック指数は6.800秒であり
、支持体としての不透明度が95.6%であり、32k
g/cIAの応力に対する圧縮性は22%であった。
また、表面層Bの樹脂表面13より突出している突出物
の長径りが50ミクロン以上の突起個数は0.1−当り
4個であった。
実施例2 (1)メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レンツ9重量%、高密度ポリエチレン5i@量%の混合
物に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カル7ウム16重漬
%を配合(4)し、270℃に設定した押出機にて混線
後、シート状に押出し、冷却装置により冷却して、無延
伸シートを得た。このシートを、140℃に加熱後、縦
方向に5倍延伸した。
(2)  M I 4.0 T710分のポリプロピレ
ン97.5重量%に平均粒径0.3μの硫酸バリウム2
.5重量聾を混合した組成物(B)を押出機で溶融混練
し、押出したシートを(1)の5倍延伸シートの片面に
積層し、(1)の5倍延伸シートの反対面にM I 4
.0のボリグロビレン55重険%に平均粒径1.5μの
炭酸カルシウム45重11%を混合した組成物口を別の
押出機で溶融混練し、押出積層しついで60℃まで冷却
後、162℃まで加熱し、テンターで横方向に7.5倍
延伸し、165℃でアニーリング処理し、60℃まで冷
却し、耳部をスリットして3層(B/A/C;肉厚30
/70/30ミクロン)構造の合成紙を得た。
この合成紙の表面Bのベック指数は5,700秒であり
、支持体としての不透明度が96.0%であり圧縮性は
23%であった。
また、表面層Bの樹脂表面13より突出している突出物
の長径2が50ミクロン以上の突起個数は0.1−当り
7個であった。
実施例3 表面層[F])の組成物として、ポリプロピレン98重
量%と平均粒径0.25 ミクロンのT1022重量%
との混合物を用いる他は実施例1と同様にして表1に示
す物性の合成紙を得た。
実施例4 ダイのスリット幅を変更する他は実施例1と同様にして
肉厚がB/A/C: 10/90/10ミクロンの3層
構造の合成紙を得た。
実施例5 (1)  メルトインデックス(MI)0.8のポリプ
ロピレフフタ重敬%、高密度ポリエチレン5重量%の混
合物に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム25重
な%を配合(ト)し、270℃に設定した押出機にて混
線後、シート状に押出し、冷却装置により冷却して、無
延伸シートを得た。このシートを、140℃に加熱後、
縦方向に5倍延伸した。
+2+  M I 4.0のポリプロピレン0と、MI
4.0のポリプロピレン55重@%に平均粒径1.5ミ
クロンの炭酸カルシタ445重歌%を混合した組成物(
B)を別々の押出機で溶融混練し、ダイ内で積層しシー
ト状に共押出し、(1)の5倍延伸シートの表面Ωが外
側になるようにff1層し、反対面にMI4.0のポリ
プロピレン55重量%と平均粒径1.5μの炭酸カルシ
ウム45重量%を混合した組成物(■3)を別の押出機
で溶融混練し押出積層し、ついで60℃まで冷却後、1
62℃まで加熱し、テンターで横方向に7.5倍延伸し
、165℃でアニーリング処理した後、60℃まで冷却
し、耳部をスリットして、4層構造(C/B/A/B 
;肉厚5/20/60/2 s ミクロン)の合成紙を
得た。
比較例1 表面II(B)の組成物として平均粒径が1.8ミクロ
ンの炭酸カルシウム6重社%とM I 4.0のポリプ
ロビレ294重社%の混合物を用い、中芯層の組成物囚
としてM I−0,8のポリプロピレフ8嬉高密度ポリ
エチレン1 1 wt4および1.5ミクロンの炭酸カ
ルシウム5 vtt%の混合物を用いる他は実施例1と
同様にして表1に示す物性の合成紙を得た。
なお、突出物の突出個数の測定は次の方法で行った。
fl)20α×25閏に断裁した合成紙試料の表面に斜
光線をあて、突出部分を目視で捜しマークをつける。
(2)マークがつけられた突出部分を、倍率25倍に設
定した実体顕R碗で観察し、PEAKスケールルーベの
&2スケールfilll定L、長径が50μm以上のも
のの個数を数える。
(3)これを2枚の試料について行い、合計個数を0.
1 m”当りの突起個数(径)とする。
次に圧縮率は次の方法で測定した。
1)支持体表面に6−を有するリング状の治具をt60
#/mの圧力をかけた時の1ツみの減少を圧力をかける
前の厚みで割ったものを圧縮率として求めた。温度23
℃、相対湿度50%で測定した。
応用例1 実施例1で得た合成紙支持体の表面層側に、下記組成の
塗工剤を固型分で約1 0 ? / m”となるように
塗工し、乾燥して支持体上に画像受容層(肉厚約10ミ
クロン)を設けた画像受容シートを得た。
ポリエステル樹脂エマルジョン   40部(樹脂濃度
50%) 炭酸カルシウム           20部水   
                   40I応用例
2〜5、比較応用例1 支持体として実施例1の合成紙の代りに、実施例2〜5
で得た合成紙を用いる他は応用例1と同様にして画像受
容シートを得た。これら熱転写用画像受容シートを次の
方法で評価した。結果を表1に示す。
画像の判定方法: (1)各実施例、比較例で作成した画像受容シートと昇
華性染料(商品名、Kayaset Bluee  1
3 6。
日本化薬製)を塗布乾燥した転写紙を重ね合せ、熱傾斜
試験機(東洋精機製Type−Hc−100)を使用し
、熱板を100℃より10℃がんかくで5点熱傾斜させ
o.s kg/−の圧力で5秒間加熱し、画像を得る。
(2)得られた画像のe度と白抜は程度を下記の5段階
で評価した。
(3)評価基準 5 大変良い 4 良い 3 実用上支障は無い 2 実用上間項有る 1 悪い (以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は、転写感熱記録装置の平面図、第2図は支持体
の断面図である。 図中、1は熱転写記録用画像受容シート、11は画像受
容層、12け支持体、2は転写体、14は突出物である
。AFi芯材層、Bは表面層、cVi裏面層である。 特許出願人 王子油化合成紙株式会社 代理人 弁理士 長 谷 正 久 代理人 弁理士 山 本 隆 也 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、無機微細粉末を0〜25wt%含有する熱可塑性
    樹脂フィルムを表面層とし、比表面積が10,000c
    m^3/g以上の無機微細粉末を、表面層の含有量より
    多く含み、延伸により生じるミクロボイドを多数含有す
    る中芯層よりなる多層樹脂延伸フィルムであつて、その
    表面層は、平担面より突出した突出物の最長長さが50
    ミクロン以上のものが0.1m^2当り10個以下であ
    り、多層樹脂延伸フィルムの32kg/cm^3応力に
    対する圧縮率が20%〜40%であることを特徴とする
    多層樹脂延伸フィルム。 2)、中芯層と表面層が1軸方向に同時延伸されて得ら
    れた配向フィルムであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の多層樹脂延伸フィルム。 3)、中芯層が2軸方向に延伸され、表面層が一軸方向
    に延伸されて得られた配向フィルムであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の多層樹脂延伸フィルム
    。 4)、中芯層の無機微細粉末含有量が10〜25wt%
    であり、表面層の無機微細粉末含有量が10wt%未満
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多
    層樹脂延伸フィルム。 5)、中芯層の無機微細粉末含有量が10〜25wt%
    であり、片側の表面層の無機微細粉末の含有量が10w
    t%未満であり、反対側の裏面層の無機微細粉末の含有
    量が25〜70wt%であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の多層樹脂延伸フィルム。 6)、表面層の肉厚が1〜15ミクロンであり反対側の
    裏面層の肉厚が1〜35ミクロンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の多層樹脂延伸フィルム。
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