JPS6160797B2 - - Google Patents

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JPS6160797B2
JPS6160797B2 JP54067210A JP6721079A JPS6160797B2 JP S6160797 B2 JPS6160797 B2 JP S6160797B2 JP 54067210 A JP54067210 A JP 54067210A JP 6721079 A JP6721079 A JP 6721079A JP S6160797 B2 JPS6160797 B2 JP S6160797B2
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JP
Japan
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voltage
acid
aluminum plate
aluminum
plate
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JP54067210A
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English (en)
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JPS55158298A (en
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Hisao Ooba
Kazutaka Oda
Yukio Yabuta
Azusa Oohashi
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB8016967A priority patent/GB2053272B/en
Priority to DE19803020420 priority patent/DE3020420A1/de
Priority to US06/154,665 priority patent/US4294672A/en
Publication of JPS55158298A publication Critical patent/JPS55158298A/ja
Publication of JPS6160797B2 publication Critical patent/JPS6160797B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25FPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
    • C25F3/00Electrolytic etching or polishing
    • C25F3/02Etching
    • C25F3/04Etching of light metals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/03Chemical or electrical pretreatment
    • B41N3/034Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/382Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the metal
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/44Manufacturing insulated metal core circuits or other insulated electrically conductive core circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S204/00Chemistry: electrical and wave energy
    • Y10S204/09Wave forms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、平版印刷版用支持体の製造方法に関
するものであり、特に制御された交流を用いてア
ルミニウム板の表面を電解粗面化処理することよ
りなる平版印刷版用支持体の製造方法に関するも
のである。 従来、平版印刷版用支持体としてアルミニウム
板が広く使用されているが、その上に設けられる
感光層との密着性を向上させること、及び良好な
保水性を付与させること等を目的として、アルミ
ニウム板の表面は粗面化されるのが通例である。
かかる粗面化方法としては、種々の方法が知られ
ているが、中でも近年アルミニウム板の表面を電
気化学的にエツチングする電解粗面化方法が注目
されている。この電解粗面化方法は、一般に酸性
電解液を満たした電解槽内で、例えば黒鉛材、ア
ルミニウム板などのような適当な対極とアルミニ
ウム板との間の交流電流を流すことにより行なわ
れるものである。 しかし乍ら、従来より知られている電解粗面化
方法には電解条件と電解液の組成との間に強い相
関性があることが知られており、平版印刷版用支
持体の表面として優れた均一な粗面が安定して得
られるような電解条件に対して適応する電解液の
組成は極めて限られた範囲のものであつた。その
為に所望の粗面化表面を与えるような実用的な電
解液組成と電解条件との組合せを見い出し得なり
場合が多かつた。 このような従来技術に見られた欠点を少なくと
も一部解消し得る電解粗面化方法として、米国特
許第4087341号明細書には、アルミニウム板を塩
酸または硝酸を電解質とする水溶液中で陽極時の
ピーク電圧が陰極時のピーク電圧よりも大きくな
るような電圧を印加し、且つ陽極時電気量が陰極
時電気量よりも大きくなるように当該アルミニウ
ム板に交番波形電流を流すことにより、アルミニ
ウム板の表面を電解エツチングする方法が教示さ
れている。この方法により電解粗面化処理された
アルミニウム板は二重ピツト構造を有する粗面化
表面を有しており、この上に感光性印刷版(プレ
センシタイズド(Presensitized Plate)と呼ば
れ、PS版と略称されている。)を作成するのに適
した感光液を塗布したPS版を製版処理して得ら
れた平版印刷版は、優れた性能を有している。 しかし乍ら、この方法により優れた平版印刷版
用支持体を得るためには、一般に入手し得る交流
電源をそのまま使用することができず。特別な装
置により上記のように電解条件に適合するような
交番波形電流を改めて作り直さなければならない
という欠点があつた。 本発明は、上記のような欠点を解消することを
目的としてなされたものであつて、アルミニウム
板を酸性電解液中で電解して、その表面を粗面化
処理することからなる平版印刷版用支持体の製造
方法において、該電解は、該アルミニウム板に陽
極時時間および陰極時時間の内の少なくとも一方
の各周期内に電圧が0となるような休止時間を有
する交番波形電圧を印加し、且つ陽極時電気量が
陰極時電気量よりも大きくなるように該アルミニ
ウム板に電流を流すことにより行なわれることを
特徴とする製造方法である。 本発明に使用し得る酸性電解液としては、従来
より知られているもの、即ち、アルミニウムを侵
すような性質を有するハロゲンイオンまたは硝酸
イオンを含む酸性水溶液が利用できる。特に好ま
しい酸性水溶液の具体例には、塩酸、硝酸または
これらの混合物を電解質として含む水溶液が含ま
れ、いづれの場合についてもその電解質の濃度は
約0.5重量%から約5重量%、より好ましくは0.8
〜3重量%の範囲から選ばれる。これらの水溶液
には、更に腐触抑制剤(または安定剤)を含有さ
せておくことができる。例えば、塩酸電解浴の場
合には塩化亜鉛、塩化アンモニウム、塩化ナトリ
ウム、塩化アルミニウムなどの塩化物、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン、
ジエチルアミン、メチルアミン、エチルアミン、
カルバミン酸、トリエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、モノエタノールアミンなどのアミン
類、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
などのジアミン類、ホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、n―ヘキシルアルデヒドなどのアルデ
ヒド類、燐酸、クロム酸、硝酸などの酸が挙げら
れ、硝酸電解浴の場合には、硝酸亜鉛、硝酸アン
モニウム、硝酸ナトリウムなどの硝酸塩、上記の
ようなモノアミン類、ジアミン類およびアルデヒ
ド類、並びに燐酸、クロム酸、スルホサリチル酸
などが挙げられる。これらの腐触抑制剤の電解液
への添加量は約0.05重量%〜約3重量%の範囲か
ら選ばれることが好ましい。 また、電解液の温度は、好ましくは20℃から40
℃の範囲とされる。 本発明においては、上記のような酸性水溶液中
においてアルミニウム板の表面が電解粗面化処理
されるが、その際にアルミニウム板に印加される
電圧は陽極時時間および陰極時時間の内の少なく
とも一方、より好ましくはこれらの両方の各周期
内に電圧が0となるような休止時間を有する交番
波形電圧である。ここで、交番波形電圧とは正負
の極性を交互に変換させて得られる波形の電圧で
あつて、例えば第1図aの電圧波形図で表わされ
るような陽極時のピーク電圧VAと陰極時のピー
ク電圧VCが等しく且つ陽極時時間tAと陰極時時
間tCが等しい(即ち、デユーテイー・サイクル
が1:1のもの。)正弦波形電圧、第2図aのよ
うな電圧波形図で表わされるVA>VCでtA>tC
である交直重畳波形の電圧、および第3図aの電
圧波形図で示されるようなVA>VCでtA=tC
ある電圧が含まれるが、tA=tCのものが入手し
易いので有利である。これらの交番波形電圧は、
いづれも電圧が0となるように休止時間を有して
いないが、これら第1図a、第2図aおよび第3
図aの各交番波形電圧に、陽極時時間に電圧が0
となるように休止時間xA、および陰極時時間に
電圧が0となるような休止時間xCを付与するよ
うに制御した電圧波形図が、それぞれ、第1図
b、第2図bおよび第3図bの太い実線で示され
ている電圧波形図であり、かかる休止時間を有す
る交番波形電圧が、本発明における好ましい実施
態様において使用されるアルミニウム板に印加さ
れる電圧である。これらの電圧は、いづれも陽極
時時間および陰極時時間の両各サイクルにおいて
休止時間xAおよびxCを有するものであつて、本
発明に使用される、特に好ましい電圧波形である
が、一方の極性の時間、即ちxAのみまたはxC
みの休止時間を付与した交番波形電圧も本発明に
おいて使用することができる。更に、休止時間x
Aおよび/またはxCを付与する部分は、各サイク
ルの頭でも末尾でも可能であるが、好ましくは第
1図b、第2図bおよび第3図bの各電圧波形図
で示されているように、頭に付与される。 本発明においては、上記のような休止時間を有
する交番波形電圧を酸性電解液中のアルミニウム
板に印加し、且つ陽極時電気量(QA)が陰極時
電気量(QC)よりも大きくなるようにアルミニ
ウム板に電流を流すことによつて、アルミニウム
板の表面が電解粗面化処理される。好適なQC
Aの比率は0.3〜0.8であり、最み好ましくは、
0.6〜0.7の範囲である。 上記の交番波形電圧のVAおよびVCは、いづれ
も10〜50ボルトの範囲が好ましい。また休止時間
Aは、tA(休止時間を付与する前の陽極時時
間)を1として、約0.05から約0.4が好ましく、
0.1〜0.3の範囲が最も好ましい。また休止時間x
C(休止時間を付与する前の陰極時時間)を1と
して、約0.05から約0.4が好ましく、0.1〜0.3の範
囲が最も好ましい。また、休止時間を有する交番
波形電圧における陽極時時間および陰極時時間
(即ち、第1図b、第2図bおよび第3図bにお
けるtA′およびtC′)の関係は前者が後者よりも
短い方がより均一性に優れた粗面が得られるので
有利である。更に本発明に使用される、休止時間
を有する交番波形電圧の周波数は通常の交流周波
数の範囲、すなわち50ヘルツまたは60ヘルツを使
用することができるが、これらに限定されない。
一般に、周波数を高くする程、アルミニウム板の
表面に付与される粗面のピツトが細密化する傾向
にある。 本発明に使用される、休止時間を有する交番波
形電圧は、第1図a、第2図a、または第3図a
で示される交番波形電圧を位相制御することによ
り得られる。 この位相制御方式は整流器によく用いられ、一
般的に良く知られている技術である。本発明によ
るときは交流電圧の陽極時及び陰極時のそれぞれ
の少なくとも1方において休止時間をもうける必
要があり、陽極側、陰極側に順方向となるように
サイリスタを設置し、交流電圧の陽極時、陰極時
において適当な位相でサイリスタをオンすること
により容易に行なうことができる。第4図は、本
発明に使用される休止時間を有する交番波形電圧
を得る為の代表的な回路図であり、第1図aで示
される電圧波形図を有する単相210ボルトの交流
を誘導電圧調整器(IVR)で必要な電圧に調整
し、トランスを通して減圧された交流電圧を陽極
時はサイリスタ(SCR)およびを陰極時は
SCおよびをSCR位相制御器(SPC)で作ら
れるゲートパルスによりサイリスタをオンさせる
時間を変化させ第1図bの様な波形を得ることが
できる。なおVaとVCの電圧調整は陽極側を担う
サイリスタと陰極側を担うサイリスタとの間でト
ランスの結線比を第5図の回路図で示される如く
変えることにより任意に得ることができ、これに
より第3図bで示されるような電圧波形を得るこ
とができる。 一方、本発明においてアルミニウム板に流され
る電流の電流密度は陽極時で約10から約70アンペ
ア/dm2が好ましく、最も好ましくは12〜36アン
ペア/dm2であり、陰極時では約5〜約50アンペ
ア/dm2が好ましく、7〜21アンペア/dm2が最
も好ましい。更にまた、アルミニウム板に流され
る電気量は総量で約100から約4000クローン/
dm2の範囲が適当であり、好ましくは400〜2400
クーロン/dm2の範囲から選ばれる。 以上説明したように、休止時間を有する交番波
形電圧を用いて、陽極時電気量が陰極時電気量よ
りも大きくなるように、酸性電解液中でアルミニ
ウム板に電流を流すことにより、その表面に微細
な凹凸からなる均一な粗面を付与するこてがで
き、しかもQC/QAの比率を変化させることによ
つて、アルミニウム板の表面に付与される粗面の
ピツトの径および深さを所望のものとすることが
できる。 更に、本発明に使用される。休止時間を有する
交番波形電圧は、一般に入手し得る交流電源を単
に位相制御すれば得ることができるので、米国特
許第4087341号明細書に具体的に記載されている
ような電圧波形を得る場合に比して簡単な装置と
することができ、工業的に実施する場合には、格
段に有利である。 上記の如き電解粗面化処理が施されるアルミニ
ウム板には純アルミニウム及びアルミニウム合金
板が含まれる。アルミニウム合金としては種々の
ものが使用でき、例えばけい素、銅、マンガン、
マグネシウム、クロム、亜鉛、鉛、ビスマス、ニ
ツケルなどの金属とアルミニウムの合金が用いら
れる。具体的なアルミニウム合金の例を下表に示
す。表中の数字の単位は重量%であり、残余がア
ルミニウムである。
【表】 これらの組成物には、いくらかの鉄およびチタ
ンに加えることができ、その他掲示しなかつた無
視し得る程度の不純物をも含むことができる。 上記のようなアルミニウム板は、直ちに電解粗
面化処理することができるが、必要に応じてその
前に、アルミニウム板の表面に付着している油
脂、さび、ごみなどを除去することを目的として
清浄化処理が施される。この清浄化処理として
は、例えば金属表面技術便覧(日刊工業新聞社)
第186〜210頁に記されているように例えばトリク
レンなどによる溶剤脱脂、例えば苛性ソーダなど
によるアルカリ脱脂等化学的清浄が含まれる。苛
性ソーダのようなアルカリ脱脂をした場合にはス
マツトが発生するので、これを除去するため10〜
30%の硝酸に浸漬する処理が更に施される。 アルミニウム板は、次いで必要に応じてその表
面が機械的に粗面化される。機械的に粗面化する
方法としては、従来公知の種々の方法を使用する
ことができる。例えば、サンド・ブラスト、ボー
ルグレイン、ワイヤーグレイン、ブラシグレイン
などの方法が含まれ、これらの内でも、特にブラ
シグレインが好ましい。ブラシグレイン方法の更
なる詳細は、特公昭51―46003号公報(または米
国特許第3891516号明細書)および特公昭50−
40047号公報に記載されている。機械的な粗面化
は、本発明の方法により得られる平版印刷版用支
持体の中心線平均あらさ(Ra)が0.4〜1.0μとな
る様に施されることが好ましい。ここで、砂目の
中心線平均あらさ(Ra)とはJIS―B0601―1970
に示されているようにあらさ曲線から、その中心
線の方向に測定長さlの部分を抜き取り、この抜
き取り部分の中心線をX軸、縦の方向をY軸と
し、あらさ曲線をy=f(x)で表わしたとき下
記(I)式であたえられるRaを値をミクロン単
位で表わしたものである。 Ra=1/L∫ lf(x) dx ……() このようなRaの範囲となる様にする為の機械
的な粗面化の程度は、後に施される電気化学的な
粗面化の条件、および必要に応じて施される付加
的な処理が決定されれば、当業者が容易に決定す
ることができる。 機械的に粗面化されたアルミニウム板は、次い
で電解粗面化されるが、その前に、アルミニウム
板の表面を化学的にエツチングしておくことが好
ましい。この化学的エツチング処理は、機械的粗
面化されたアルミニウム板の表面に食い込んだ研
摩剤、アルミニウム屑などを取り除く作用を有
し、その後に施される電気化学的な粗面化をより
均一に、しかも効果的に達成させることができ
る。かかる化学的エツチング方法の詳細は、米国
特許第3834998号明細書に記されている。より具
体的に説明すると、アルミニウム溶解し得る溶
液、より具体的には酸または塩基の水溶液へ浸漬
する方法である。上記の酸としては、例えば硫
酸、過硫酸、塩酸などが含まれ、上記の塩基とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、第三
燐酸ナトリウム、第二燐酸ナトリウム、第三燐酸
カリウム、第二燐酸カリウム、アルミン酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウムなどが含まれる。これらの
内でも特に後者の塩基の水溶液を使用する方がエ
ツチング速度が早いので好ましい。エツチングの
量は0.5〜30g/m2の範囲から適宜選択される。 上記化学的エツチングを、塩基の水溶液を用い
て行なつた場合には、一般にはアルミニウムの表
面にスマツトが生成するので、この場合には、燐
酸、硝酸、硫酸、クロム酸またはこれらの内の2
以上の酸を含む混液で処理する、所謂デスマツト
処理を施すことが好ましい。 以上のようにして処理されたアルミニウム板
は、前記の如く、電解粗面化処理される。 以上のようにして処理されたアルミニウム板
は、平版印刷版用支持体として、使用することが
できるが、更に、陽極酸化処理、化成処理などの
処理を施すことができる。 陽極酸化処理は、上記の如く処理されたアルミ
ニウム板を水洗したのちに直ちに施してもよい
が、一般に電解粗面化処理されたアルミニウム板
の表面にはスマツトが生じるので、これを取り除
く為のデスマツト処理を施すことが好ましい。こ
のようなデスマツト処理には、酸またはアルカリ
の水溶液とアルミニウム板の表面を、例えば浸漬
処理などの方法で接触させることにより行なわれ
る。上記の酸としては、燐酸、硫酸、クロム酸な
どが含まれ、アルカリとしては、先に説明した機
械的な粗面化ののちに施し得る化学的エツチング
処理の場合と同様のものを使用することができ
る。これらの内、特に好ましいデスマツト処理
は、特開昭53―12739号公報に記されているよう
な50〜90℃の温度の15〜65重量%の硫酸と接触さ
せる方法及び特公昭48―28123号公報に記されて
いるアルカリエツチする方法である。 陽極酸化処理は、この分野で従来より行なわれ
ている方法で行なうことができる。具体的には、
硫酸、りん酸、クロム酸、蓚酸、スルフアミン
酸、ベンゼンスルホン酸等あるいはこれらの二種
類以上を組み合せた水溶液又は非水溶液中でアル
ミニウムに直流または交流の電流を流すと、アル
ミニウム支持体表面に陽極酸化被膜を形成させる
ことができる。 陽極酸化の処理条件は使用される電解液によつ
て種々変化するので一概には決定され得ないが一
般的には電解液の濃度が1〜80重量%、液温5〜
70℃、電流密度0.5〜60アンペア/dm2、電圧1
〜100V、電解時間30秒〜50分の範囲が適当であ
る。 これらの陽極酸化処理の内でも、特に英国特許
第1412768号明細書に記載されている発明で使用
されている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化する
方法および米国特許第3511661号明細書に記載さ
れている燐酸を電解浴として陽極酸化する方法が
好ましい。 陽極酸化されたアルミニウム板は、更に米国特
許第2714066号および同第3181461号の各明細書に
記されている様にアルカリ金属シリケート、例え
ば珪酸ナトリウムの水溶液で浸漬などの方法によ
り処理したり、米国特許第3860426号明細書に記
載されているように、水溶性金属塩(例えば酢酸
亜鉛など)を含む親水性セルロース(例えば、カ
ルボキシメチルセルロースなど)の下塗り層を設
けることもできる。 本発明による平版印刷版用支持体の上には、
PS版の感光層として、従来よる知られている感
光層を設けて、感光性平版印刷版を得ることがで
き、これを製版処理して得た平版印刷版は、優れ
た性能を有している。 上記の感光層の組成物としては、次のようなも
のが含まれる。 ジアゾ樹脂バインダーとからなる感光層 ネガ作用型感光性ジアゾ化合物として米国特許
第2063631号及び同第2667415号の各明細書に開示
されているジアゾニウム塩とアルドールやアセタ
ールのような反応性カルボニル基を含有する有機
縮合剤との反応生成物であるジフエニルアミン―
p―ジアゾニウム塩とフオルムアルデヒドとの縮
合生成物(所謂感光性ジアゾ樹脂)が好適に用い
られる。この他の有用な縮合ジアゾ化合物は特公
昭49―48001号、同49―45322号、同49―45323号
の各公報等に開示されている。これらの型の感光
性ジアゾ化合物は通常水溶性無機塩の形で得ら
れ、従つて水溶液から塗布することができる。
又、これらの水溶性ジアゾ化合物を特公昭47―
1167号公報に開示された方法により1個又はそれ
以上のフエノール性水酸基、スルホン酸基又はそ
の両者を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応さ
せ、その反応生成物である実質的に水不溶性の感
光性ジアゾ樹脂を使用することもできる。 フエノール性水酸基を有する反応物の例として
は、ヒドロキシベンゾフエノン、4,4―ビス
(4′―ヒドロキシフエニル)ペンタン酸、レゾル
シノール、又はジレゾルシノールのようなジフエ
ノール酸であつて、これらは更に置換基を有して
いてもよい。ヒドロキシベンゾフエノンには2,
4―ジヒドロキシベンゾフエノン、2―ヒドロキ
シ―4―メトキシベンゾフエノン、2,2′―ジヒ
ドロキシ―4,4′―ジメトキシベンゾフエノン又
は2,2′,4,4′―テトラヒドロキシベンゾフエ
ノンが含まれる。好ましいスルホン酸としては、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ナフタリ
ン、フエノール、ナフトールおよびベンゾフエノ
ン等のスルホン酸のような芳香族スルホン酸、又
はそれ等の可溶性塩類、例えば、アンモニウム及
びアルカリ金属塩が例示できる。スルホン酸基含
有化合物は、一般に低級アルキル、ニトロ基、ハ
ロ基、及び/又はもう一つのスルホン酸基で置換
されていてもよい。このような化合物の好ましい
そのとしては、ベンゼンスルホン酸、トルエンス
ルホン酸、ナフタリンスルホン酸、2,5―ジメ
チルベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ナフタリン―2―スルホン酸、1―ナ
フトール―2(又は4)―スルホン酸、2,4―
ジニトロ―1―ナフトール―7−スルホン酸、2
−ヒドロキシ―4―メトキシベンゾフエノン―5
―スルホン酸、m―(p′―アニリノフエニルア
ゾ)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、アリザリン
スルホン酸、o―トルイジン―m―スルホン酸及
びエタンスルホン酸等があげられる。アルコール
のスルホン酸エステルとその塩類も又有用であ
る。このような化合物は通常アニオン性界面活性
剤として容易に入手できる。その例としてはラウ
リルサルフエート、アルキルアリールサルフエー
ト、p―ノニルフエニルサルフエート、2―フエ
ニルエチルサルフエート、イソオクチルフエノキ
シジエトキシエチルサルフエート等のアンモニウ
ム又はアルカリ金属塩があげられる。 これ等の実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂
は水溶性の感光性ジアゾ樹脂と前記の芳香族又は
脂肪族化合物の水溶液を好ましくはほぼ等量とな
る量で混合することによつて沈澱として単離され
る。 また、英国特許第1312925号明細書に記載され
ているジアゾ樹脂も好ましい。 もつとも好適なるジアゾ樹脂はp―ジアゾジフ
エニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物の2
―メトキシ―4―ヒドロオキシ―5―ベンゾイル
ベンゼンスルホン酸塩である。 ジアゾ樹脂の含有量は、感光層中に5〜50重量
%含まれているのが適当である。ジアゾ樹脂の量
が少なくなれば感光性は当然大になるが、経時安
定性が低下する。最適のジアゾ樹脂の量は約8〜
20重量%である。 一方、バインダーとしては、種々の高分子化合
物が使用され得るが、本発明においては、ヒドロ
キシ、アミノ、カルボン酸、アミド、スルホンア
ミド、活性メチレン、チオアルコール、エポキシ
等の基を含むものが望ましい。このような好まし
いバインダーには、英国特許第1350521号明細書
に記されているシエラツク、英国特許第1460978
号および米国特許第4123276号の各明細書に記さ
れているようなヒドロキシエチルアクリレート単
位またはヒドロキシエチルメタクリレート単位を
主なる繰り返し単位として含むポリマー、米国特
許第3751257号明細書に記されているポリアミド
樹脂、英国特許第1074392号明細書に記されてい
るフエノール樹脂および例えばポリビニルフオル
マール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂のような
ポリビニルアセタール樹脂、米国特許第3660097
号明細書に記されている線状ポリウレタン樹脂、
ポリビニルアルコールのフタレート化樹脂、ビス
フエノールAとエピクロルヒドリンから縮合され
たエポキシ樹脂、ポリアミノスチレンがポリアル
ミルアミノ(メタ)アクリレートのようなアミノ
基を含むポリマー、酢酸セルロース、セルロース
アルキルエーテル、セルロースアセテートフタレ
ート等のセルロース誘導体等が包含される。 ジアゾ樹脂とバインダーからなる組成物には、
更に、英国特許第1041463号明細書に記されてい
るようなpH指示薬、米国特許第3236646号明細書
に記載されている燐酸、染料などの添加剤を加え
ることができる。 o―キノンジアゾ化合物からなる感光層 特に好ましいo―キノンジジドゾ化合物はo―
ナフトキノンジアジド化合物であり、例えば米国
特許第2766118号、同第2767092号、同第2772972
号、同第2859112号、同第2907665号、同第
3046110号、同第3046111号、同第30461155号、同
第3046118号、同第3046119号、同第3046120号、
同第3046121号、同第3046122号、同第3046123
号、同第3061430号、同第3102809号、同第
3106465号、同第3635709号、同第3647443号の各
明細書をはじめ、多数の刊行物に記されており、
これらは好適に使用することができる。これらの
内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合物のo―ナフ
トキノンジアジドスルホン酸エステルまたはo―
ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、およ
び芳香族アミノ化合物のo―ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸アミドまたはo―ナフトキノンジア
ジドカルボン酸アミドが好ましく、特に米国特許
第3635709号明細書に記されているピロガロール
とアセトンとの縮合物にo―ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸をエステル反応させたもの、米国特
許第4028111号明細書に記されている末端にヒド
ロキシ基を有するポリエステルにo―ナフトキノ
ンジアジドスルホン酸、またはo―ナフトキノン
ジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの、
英国特許第1494043号明細書に記されているよう
なp―ヒドロキシスチレンのホモポリマーまたは
これと他の共重合し得るモノマーとの共重合体に
o―ナフトキノンジアジドスルホン酸またはo―
ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステル反応
させたも米国特許第3759711号明細書に記されて
いるようなp―アミノスチレンと他の共重合しう
るモノマーとの共重合体にo―ナフトキノンジア
ジドスルホン酸またはo―ナフトキノンジアジド
カルボン酸をアミド反応させたものは非常にすぐ
れている。 これらのo―キノンジアジド化合物は、単独で
使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と
混合して用いた方が好ましい。好適なアルカリ可
溶性樹脂には、ノボラツク型フエノール樹脂が含
まれ、具体的には、フエノールホルムアルデヒド
樹脂、o―クレゾールホルムアルデヒド樹脂、m
―クレゾールホルムアルデヒド樹脂などが含まれ
る。更に米国特許第4123279号明細書に記されて
いる様に上記のようなフエノール樹脂と共に、t
―ブチルフエノールホルムアルデヒド樹脂のよう
な炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフエノ
ールまたはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮
合物とを併用すると、より一層好ましい。アルカ
リ可溶性樹脂は、感光層を構成する組成物の全重
量を基準として中に約50〜約85重量、より好まし
くは60〜50重量%、含有させられる。 o―キノンジアゾ化合物からなる感光性組成物
には、必要に応じて更に染料、可塑剤、例えば英
国特許第1041463号、同第10394775号、米国特許
第3969118号の各明細書に記されているようなプ
リントアウト性能を与える成分などの添加物を加
えることができる。 アジド化合物とバインダー(高分子化合物か
らなる感光層) 例えば英国特許第1235281号、同第1495861号の
各明細書および特開昭51―32331号、同51―36128
号公報などに記されているアジド化合物と水溶性
またはアルカリ可溶性高分子化合物からなる組成
物の他、特開昭50―5102号、同50―84302号、同
50―84303号、同53―12984号の各公報などに記さ
れているアジド基を含むポリマーとババインダー
としての高分子化合物からなる組成物が含まれ
る。 その他の感光性樹脂層 例えば特開昭52―96696号証に開示されている
ポリエステル化合物、英国特許第1112277号、同
第1313390号、同第1341004号、同第1377747号等
の各明細書に記載のポリビニルシンナメート系樹
脂、米国特許第4072528号および同第4072527号の
各明細書などに記されている光重合型フオトポリ
マー組成物が含まれる。 支持体上に設けられる感光層の量は、約0.1〜
約7g/m2、好ましくは0.5〜4g/m2の範囲であ
る。 PS版は、画像露光されたのち、常法により現
像を含む処理によつて樹脂画像が形成される。例
えばジアゾ樹脂とバインダーとからなる前記感光
層1を有するPS版の場合には、画像露光後、未
露光部分の感光層が現像により除去されて平版印
刷版が得られる。また感光層2を有するPS版の
場合には、画像露光後、アルカリ水溶液で現像す
ることにより露光部分が除去されて、平版印刷版
が得られる。 以下、実施例に基づいて更に詳細に説明する。
なお%は重量%を示すものとする。 実施例 純度99.5%のアルミニウム板を10%の水酸化ナ
トリウム水溶液に50℃で60秒間浸漬して脱脂した
のち、流水で水洗し、次いで20%の硝酸でデスマ
ツトし、水洗したのち、7g/の硝酸水溶液
(液温20℃)中で、第1表に示されているような
条件で電解粗面化処理した。かくして得られたア
ルミニウム板の表面の粗面の均一性および粗さ
(Ra)を第1表に示す。表中の均一性の評価は次
のような基準で行なつた。 ◎……全面的に均一で二重構造のもの。 〇……ピツト構造が均一なもの。 △……ピツト構造がやや均一に欠けるもの。 ×……ピツト構造が不均一なもの。
【表】 第1表に示された結果から、QAがQCよりも大
きくなるように電解粗面化処理されたアルミニウ
ム板の表面は、いづれも均一な粗面となつてお
り、良好な平版印刷版用支持体であることが判明
した。中でもQC/QAの比率が0.3〜0.8のものは
良好であることが判る。これに加えてtA−xA
C−xCの比が1以下のものはより一層均一な粗
面化表面が得られていることが判る。一方、休止
時間を全く設けない交番波形電圧を用いた比較例
No.16(従来法)では、均一性が著しく不良であ
り、アラサも向上していないことが明らかであ
る。 上記のようにして得られたアルミニウム板の
内、No.6およびNo.10を15%の硫酸中で陽極酸化し
て3g/m2の酸化皮膜を設けた。 以上のようにして調製された2種の支持体上
に、下記組成の感光液を塗布し、乾燥して、感光
層を設けた。感光層の厚さは、乾燥後の重量で
2.5g/m2であつた。 アセトン―ピロガロール樹脂のナフトキノン―
1,2―ジアジド(2)―5―スルホン酸エステル
(合成法は米国特許第3635709号明細書実施例1
の方法による) 5g PR―50530(住友ジユレーズ(株)製ターシヤリー
ブチルフエノール―ホルムアルデヒド樹脂)
5g ヒタノール#3110(日立化成工業(株)製クレゾー
ルーホルムアルデヒド樹脂) 5g メチルエチルケトン 50g シクロヘキサノン 40g このようにして作られた感光性平版印刷版は真
空焼枠中で、透明ポジテイブフイルムを通して、
1mの距離から富士フイルムPSライト(東芝メタ
ルハライドランプMU2000―2―OL型3kWの光
源を有し、富士写真フイルム(株)より販売されてい
るもの)により、30秒間露光を行つた後、
SiO2/Na2O=1.74のケイ酸ナトリウムの5.26%
水溶液(pH=12.7)で現像し、14゜Be´のアラビ
アガム水溶液でガム引きした。 かくして製版された2種の平版印刷版を用い
て、オフセツト印刷を行なつたところ従来法の硝
酸系浴を用いて交流により電解粗面化処理を行な
い以後同様に陽極酸化および製版処理を施こした
ものに較べて湿し水の管理が容易で刷り易く、画
線細部の表現がすぐれた印刷物が得られ、耐刷性
を良好であつて5万部の印刷を行なつても何ら変
化なく良好な印刷物が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図a、第2図aおよび第3図aは、いづれ
も休止時間を有さない交番波形電圧の波形図であ
る。第1図b、第2図bおよび第3図bは、それ
ぞれ第1図a、第2図aおよび第3図aの波形図
で示される交番波形電圧に休止時間を付与した交
番波形電圧の波形図である。第4図および第5図
は、それぞれ第1図bおよび第3図bの波形図で
示される。休止時間を有する交番波形電圧を得る
為の電気回路図であり、IVRは誘導電圧調整器、
Trはトランス、SCRはサイリスター、SPCはサ
イリスター位相制御器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム板を酸性電解液中で電解して、
    その表面を粗面化処理することからなる平版印刷
    版用支持体の製造方法において、該電解は、該ア
    ルミニウム板に陽極時時間および陰極時時間の内
    の少なくとも一方の各周期内に電圧が0となるよ
    うな休止時間を有する交番波形電圧を印加し、且
    つ陽極時電気量が陰極時電気量よりも大きくなる
    ように該アルミニウム板に電流を流すことにより
    行なわれることを特徴とする製造方法。
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