JPS6152030B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6152030B2 JPS6152030B2 JP55024602A JP2460280A JPS6152030B2 JP S6152030 B2 JPS6152030 B2 JP S6152030B2 JP 55024602 A JP55024602 A JP 55024602A JP 2460280 A JP2460280 A JP 2460280A JP S6152030 B2 JPS6152030 B2 JP S6152030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- beads
- parallel
- body panel
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 61
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/005—Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/02—Side panels
- B62D25/025—Side sills thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
- B62D25/2009—Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
- B62D25/2036—Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being side panels, sills or pillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車の室内騒音の一因である車体
パネルの膜共振による室内こもり音を低減するこ
とを目的とし、そのためフロアパネル等の車体パ
ネルの剛性を高めた自動車の車体パネル構造に関
するものである。
パネルの膜共振による室内こもり音を低減するこ
とを目的とし、そのためフロアパネル等の車体パ
ネルの剛性を高めた自動車の車体パネル構造に関
するものである。
一般に、自動車の車体パネル特にフロアパネル
は、四方が剛構造体(フレーム、サイドシル、フ
ロアトンネル等)で囲まれた膜状構造に形成され
ているため、その中央部が振動の影響を受け易
く、この車体パネルが、エンジン駆動時における
固有振動と共振してその振動が車体に伝播し、不
快なこもり音を発生する問題点がある。この、こ
もり音を低減するためには、車体パネルの剛性を
高めることにより共振周波数を高める方法が効果
的であり、そのため、従来はフロアパネルにサイ
ドシルおよびフロアトンネルと平行する平行ビー
ドを設けたり、フロアパネルを曲面状に深絞りし
たり、平行ビードと深絞りを一体に形成したりし
てフロアパネルの剛性向上を図つている。それに
もかかわらず、上記構造のものは充分な効果が得
られず、とりわけ、平行ビードはその剛性が一方
向に片寄つた方向性が出るのでビードの側面
(横)方向に対する剛性が大きく低下する欠点が
ある。また、車体パネルの剛性向上のために、車
体の横方向および前後方向に平行ビードを設ける
と、車体パネルに平坦面を確保することができ
ず、水抜きがスムーズに行われない。これは、特
に生産工程における電着塗装の際に、顕著となる
欠点である。
は、四方が剛構造体(フレーム、サイドシル、フ
ロアトンネル等)で囲まれた膜状構造に形成され
ているため、その中央部が振動の影響を受け易
く、この車体パネルが、エンジン駆動時における
固有振動と共振してその振動が車体に伝播し、不
快なこもり音を発生する問題点がある。この、こ
もり音を低減するためには、車体パネルの剛性を
高めることにより共振周波数を高める方法が効果
的であり、そのため、従来はフロアパネルにサイ
ドシルおよびフロアトンネルと平行する平行ビー
ドを設けたり、フロアパネルを曲面状に深絞りし
たり、平行ビードと深絞りを一体に形成したりし
てフロアパネルの剛性向上を図つている。それに
もかかわらず、上記構造のものは充分な効果が得
られず、とりわけ、平行ビードはその剛性が一方
向に片寄つた方向性が出るのでビードの側面
(横)方向に対する剛性が大きく低下する欠点が
ある。また、車体パネルの剛性向上のために、車
体の横方向および前後方向に平行ビードを設ける
と、車体パネルに平坦面を確保することができ
ず、水抜きがスムーズに行われない。これは、特
に生産工程における電着塗装の際に、顕著となる
欠点である。
本発明はかかる欠点に鑑みなされたものであ
り、車体の前後方向に延びるサイドシルおよびフ
ロアトンネルならびに車体の左右方向に延びるフ
レームメンバにより周辺部分が剛構造体と成され
た車体パネルで車体フロアを構成し、該車体パネ
ルの剛構造体で囲まれた中央部分を彎曲面状に絞
り成形する一方、該中央部分に上記周辺部分から
彎曲面中央部に向つて、互いに直交する方向に延
びる複数の横方向平行ビードと前後方向平行ビー
ドとを形成し、これら各ビードはこれと直交する
方向の剛構造体に連続され、上記彎曲面中央部近
傍で終わるよう形成され、かつ、横方向及び前後
方向の各平行ビードは非交叉状態に配列され、上
記彎曲面中央部には水抜き孔が設けられ、さら
に、上記前後方向平行ビードのうち、上記車体パ
ネル上面に接合されたフレームメンバに連続する
平行ビードは、このフレームメンバの前もしくは
後方に位置するフロア面に形成される前後方向平
行ビードと連続するよう該フレームメンバに交叉
して配設されることを特徴として、車体パネルの
剛性を高め、室内騒音の原因となる車体パネルの
膜共振を低減させるとともに、前後および横方向
の平行ビードを上記彎曲面中央部では交叉させ
ず、該中央部に平坦面を確保して該平坦面に水抜
き孔を穿設し、もつて水抜きをスムーズに行える
ようにした車体パネル構造を提供することを目的
とする。
り、車体の前後方向に延びるサイドシルおよびフ
ロアトンネルならびに車体の左右方向に延びるフ
レームメンバにより周辺部分が剛構造体と成され
た車体パネルで車体フロアを構成し、該車体パネ
ルの剛構造体で囲まれた中央部分を彎曲面状に絞
り成形する一方、該中央部分に上記周辺部分から
彎曲面中央部に向つて、互いに直交する方向に延
びる複数の横方向平行ビードと前後方向平行ビー
ドとを形成し、これら各ビードはこれと直交する
方向の剛構造体に連続され、上記彎曲面中央部近
傍で終わるよう形成され、かつ、横方向及び前後
方向の各平行ビードは非交叉状態に配列され、上
記彎曲面中央部には水抜き孔が設けられ、さら
に、上記前後方向平行ビードのうち、上記車体パ
ネル上面に接合されたフレームメンバに連続する
平行ビードは、このフレームメンバの前もしくは
後方に位置するフロア面に形成される前後方向平
行ビードと連続するよう該フレームメンバに交叉
して配設されることを特徴として、車体パネルの
剛性を高め、室内騒音の原因となる車体パネルの
膜共振を低減させるとともに、前後および横方向
の平行ビードを上記彎曲面中央部では交叉させ
ず、該中央部に平坦面を確保して該平坦面に水抜
き孔を穿設し、もつて水抜きをスムーズに行える
ようにした車体パネル構造を提供することを目的
とする。
以下、本発明の構成を実施例につき図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
本例は第1図ないし第7図に示し、自動車の後
席フロアパネルに本発明構造を適用したものであ
る。
席フロアパネルに本発明構造を適用したものであ
る。
1は自動車のフロアパネルである。該フロアパ
ネル1は、フロントフロアパネル2およびリヤフ
ロアパネル3からなり、フロアパネル1には、剛
構造体を形成するところの前後方向に延びるフロ
アトンネル4と、該フロアトンネル4に対して直
交する横方向へ延びるフレームメンバ(クロスメ
ンバ)5,6,7が設けられ、かつフロアパネル
1の両側端部8,9が、前後方向に延びる剛構造
体のサイドシル10,10に連着されている。1
1および12は前部座席および後部座席であり、
13,13は前記サイドシル10,10とフロア
トンネル4とフレームメンバ5,6に囲まれ、後
述する複数の各平行ビード4,14……,15,
15……が形成された車体パネルである。
ネル1は、フロントフロアパネル2およびリヤフ
ロアパネル3からなり、フロアパネル1には、剛
構造体を形成するところの前後方向に延びるフロ
アトンネル4と、該フロアトンネル4に対して直
交する横方向へ延びるフレームメンバ(クロスメ
ンバ)5,6,7が設けられ、かつフロアパネル
1の両側端部8,9が、前後方向に延びる剛構造
体のサイドシル10,10に連着されている。1
1および12は前部座席および後部座席であり、
13,13は前記サイドシル10,10とフロア
トンネル4とフレームメンバ5,6に囲まれ、後
述する複数の各平行ビード4,14……,15,
15……が形成された車体パネルである。
前記車体パネル13の基本構造Aは、該車体パ
ネル13の上記剛構造体で囲まれた中央部分を横
方向および前後方向へ彎曲面R状に絞り成形(第
3図、第4図参照)するとともに、該中央部分
に、周辺のサイドシル10、フロントパネル4お
よびフレームメンバ5,6から該彎曲面Rの中央
部に向つて、互いに直交する方向に延びる複数の
横平行ビード14,14……と前後平行ビード1
5,15……とが形成されている(第2図および
第5図参照)。これら各ビード14,15は、上
記彎曲面Rの中央部近傍で終わるよう形成され、
かつ横平行ビード14と前後平行ビード15は非
交叉状態に配設されている。
ネル13の上記剛構造体で囲まれた中央部分を横
方向および前後方向へ彎曲面R状に絞り成形(第
3図、第4図参照)するとともに、該中央部分
に、周辺のサイドシル10、フロントパネル4お
よびフレームメンバ5,6から該彎曲面Rの中央
部に向つて、互いに直交する方向に延びる複数の
横平行ビード14,14……と前後平行ビード1
5,15……とが形成されている(第2図および
第5図参照)。これら各ビード14,15は、上
記彎曲面Rの中央部近傍で終わるよう形成され、
かつ横平行ビード14と前後平行ビード15は非
交叉状態に配設されている。
したがつて、上記彎曲面Rの中央部は、ビード
14,15が形成されないので平坦面となるが、
そこには水抜き孔17が穿設されている。
14,15が形成されないので平坦面となるが、
そこには水抜き孔17が穿設されている。
さらに、上記前後平行ビード15のうち、単体
パネル13の上面に接合されたフレームメンバ5
に連続するものは、該フレームメンバ5の前もし
くは後方に位置するフロア面に形成される前後平
行ビード15と連続するように、フレームメンバ
5に交叉して配設されている。
パネル13の上面に接合されたフレームメンバ5
に連続するものは、該フレームメンバ5の前もし
くは後方に位置するフロア面に形成される前後平
行ビード15と連続するように、フレームメンバ
5に交叉して配設されている。
このような構成により、次のような効果が得ら
れる。
れる。
(イ) 横および前後平行ビード14,15が、車体
パネル13の周辺部分の剛構造体から彎曲面R
の中央部まで延びているので、従来、特に剛性
の低かつた車体パネル13の中央部の剛性が向
上し、膜共振が低減する。
パネル13の周辺部分の剛構造体から彎曲面R
の中央部まで延びているので、従来、特に剛性
の低かつた車体パネル13の中央部の剛性が向
上し、膜共振が低減する。
なお、ビードによる補強効果は、ビード周縁
の折れ曲り部(絞り部)によりもたらされ、該
補強効果は、ビードの長手方向の曲げに対する
剛性を向上させるものである。したがつて、第
2図に1点鎖線で示す如く、横および前後平行
ビード14,15を交叉させると、折れ曲り部
の長さが減少するとともに、交叉部でビード1
4,15が中断されたのと同様の結果になり、
十分な補強効果が得られないという不具合が生
じる。これに対し、本実施例のように、横およ
び前後平行ビード14,15を非交叉状態に配
設すると、上記不具合は解消され、折れ曲り部
14a,15aの長さを十分に確保できるとと
もに、各ビード14,15の長手方向の曲げに
対する補強効果を十分に発揮させることができ
る。
の折れ曲り部(絞り部)によりもたらされ、該
補強効果は、ビードの長手方向の曲げに対する
剛性を向上させるものである。したがつて、第
2図に1点鎖線で示す如く、横および前後平行
ビード14,15を交叉させると、折れ曲り部
の長さが減少するとともに、交叉部でビード1
4,15が中断されたのと同様の結果になり、
十分な補強効果が得られないという不具合が生
じる。これに対し、本実施例のように、横およ
び前後平行ビード14,15を非交叉状態に配
設すると、上記不具合は解消され、折れ曲り部
14a,15aの長さを十分に確保できるとと
もに、各ビード14,15の長手方向の曲げに
対する補強効果を十分に発揮させることができ
る。
(ロ) 車体パネル13の上面に接合されたフレーム
メンバ5に連続する前後平行ビード15は、該
フレームメンバ5に交叉するように配設されて
いるので、車体パネル13のうちのフレームメ
ンバ5が接合された部分の剛性を十分に高める
とともに、前後平行ビード15のフレームメン
バ5への連続性により、車体パネル13とフレ
ームメンバ5の接合強度を向上させ、かつ彎曲
面Rの中央部の振動を防止することができる。
メンバ5に連続する前後平行ビード15は、該
フレームメンバ5に交叉するように配設されて
いるので、車体パネル13のうちのフレームメ
ンバ5が接合された部分の剛性を十分に高める
とともに、前後平行ビード15のフレームメン
バ5への連続性により、車体パネル13とフレ
ームメンバ5の接合強度を向上させ、かつ彎曲
面Rの中央部の振動を防止することができる。
(ハ) 彎曲面Rの中央部の平坦面に水抜き孔が設け
られているので、水抜きがスムーズに行われ
る。
られているので、水抜きがスムーズに行われ
る。
なお、本発明における平行ビード配列は上記
基本構造Aに限られるものではなく、例えば、
横平行ビード14,14……の数量を減少し
て、その空白部に前後平行ビード15,15を
延設した変形例B(第6図参照)や、さらに、
平行ビードの方向性をなくすために両平行ビー
ド14,14……と15,15……とに、車体
パネル13の対角線方向に沿つてのびる筋違ビ
ード16,16……を増設した変形例C(第7
図参照)に形成することもできる。なお18は
シートベルト取付座である。
基本構造Aに限られるものではなく、例えば、
横平行ビード14,14……の数量を減少し
て、その空白部に前後平行ビード15,15を
延設した変形例B(第6図参照)や、さらに、
平行ビードの方向性をなくすために両平行ビー
ド14,14……と15,15……とに、車体
パネル13の対角線方向に沿つてのびる筋違ビ
ード16,16……を増設した変形例C(第7
図参照)に形成することもできる。なお18は
シートベルト取付座である。
次に、後述の各試験片a,b,c,dについて
のパネル中央部の駆動点インピーダンスを測定し
た実験結果を示す(第8図参照)。
のパネル中央部の駆動点インピーダンスを測定し
た実験結果を示す(第8図参照)。
試験片aは絞り成形されたパネルの周囲が剛構
造体に形成され、試験片bは試験片aのパネル部
のみに平行ビードが形成され、試験片cは試験片
aのパネル部と剛構造体とに平行ビードが形成さ
れ、試験片dは試験片aの剛構造体に連続し、そ
れぞれパネル部の中央に向つて互いに直交する方
向にのびる縦平行ビード、横平行ビードと、対角
線方向に沿つてのびる筋違ビードとが形成されて
いる。第8図において、横幅は周波数、縦軸はメ
カニカルインピーダンスを示す。なお、図中、右
下がりの軸はインピーダンスを剛性をパラメータ
として表示したものであり、右上がりの軸は重量
をパラメータとして表示したものである。図に示
すように試験片dでは共振周波数が高くなり、し
たがつて他の試験片に比べ共振しにくい構造であ
ることが明らかである。なお、図中、Kは等価バ
ネ定数を表わす。
造体に形成され、試験片bは試験片aのパネル部
のみに平行ビードが形成され、試験片cは試験片
aのパネル部と剛構造体とに平行ビードが形成さ
れ、試験片dは試験片aの剛構造体に連続し、そ
れぞれパネル部の中央に向つて互いに直交する方
向にのびる縦平行ビード、横平行ビードと、対角
線方向に沿つてのびる筋違ビードとが形成されて
いる。第8図において、横幅は周波数、縦軸はメ
カニカルインピーダンスを示す。なお、図中、右
下がりの軸はインピーダンスを剛性をパラメータ
として表示したものであり、右上がりの軸は重量
をパラメータとして表示したものである。図に示
すように試験片dでは共振周波数が高くなり、し
たがつて他の試験片に比べ共振しにくい構造であ
ることが明らかである。なお、図中、Kは等価バ
ネ定数を表わす。
以上のように、本発明の自動車の車体パネル構
造によれば、次ような優れた効果を得ることがで
きる。
造によれば、次ような優れた効果を得ることがで
きる。
() 横方向平行ビードおよび前後方向平行ビー
ドが、車体パネルの周辺部分の剛構造体から該
パネルの中央部分に設けた彎曲面の中央部まで
延びているので、車体パネルの中央部の剛性が
向上し、膜共振が低減する。
ドが、車体パネルの周辺部分の剛構造体から該
パネルの中央部分に設けた彎曲面の中央部まで
延びているので、車体パネルの中央部の剛性が
向上し、膜共振が低減する。
さらに、横方向平行ビードと前後方向平行ビ
ードは、非交叉状態に配設されるので、交叉状
態に配設した場合に比べて、ビードによる補強
効果を一層よく発揮させることができる。
ードは、非交叉状態に配設されるので、交叉状
態に配設した場合に比べて、ビードによる補強
効果を一層よく発揮させることができる。
() 車体パネル上面に接合されたフレームメン
バから延びる前後方向平行ビードは、該フレー
ムメンバに交叉するように配設されているの
で、車体パネルのうちの該フレームメンバが接
合された部分の剛性を十分に高めるとともに、
前後方向平行ビードのフレームメンバへの連続
性により、車体パネルとフレームメンバの接合
強度を向上させ、かつ、彎曲面の中央部の振動
を防止することができる。
バから延びる前後方向平行ビードは、該フレー
ムメンバに交叉するように配設されているの
で、車体パネルのうちの該フレームメンバが接
合された部分の剛性を十分に高めるとともに、
前後方向平行ビードのフレームメンバへの連続
性により、車体パネルとフレームメンバの接合
強度を向上させ、かつ、彎曲面の中央部の振動
を防止することができる。
() 車体パネルの彎曲面の中央部に平坦面が確
保されるとともに、該平坦面に水抜き孔が形成
されるので、水抜きがスムーズに行われる。
保されるとともに、該平坦面に水抜き孔が形成
されるので、水抜きがスムーズに行われる。
図面は本発明構造の実施態様を例示し、第1図
はフロアパネルの外形斜視図、第2図は車体パネ
ルの基本構造の平面図、第3図は第2図の―
線における断面図、第4図は同―線における
断面図、第5図は同外形斜視図、第6図および第
7図は車体パネル構造の変形例を示す平面図、第
8図は各試験片による基礎実験の特性曲線図であ
る。 4……フロアトンネル、5,6,7……フレー
ムメンバ、10……サイドシル、13……車体パ
ネル、14……横平行ビード、15……前後平行
ビード、R……彎曲面。
はフロアパネルの外形斜視図、第2図は車体パネ
ルの基本構造の平面図、第3図は第2図の―
線における断面図、第4図は同―線における
断面図、第5図は同外形斜視図、第6図および第
7図は車体パネル構造の変形例を示す平面図、第
8図は各試験片による基礎実験の特性曲線図であ
る。 4……フロアトンネル、5,6,7……フレー
ムメンバ、10……サイドシル、13……車体パ
ネル、14……横平行ビード、15……前後平行
ビード、R……彎曲面。
Claims (1)
- 1 車体の前後方向に延びるサイドシルおよびフ
ロアトンネルならびに車体の左右方向に延びるフ
レームメンバにより周辺部分が剛構造体と成され
た車体パネルで車体フロアを構成し、該車体パネ
ルの剛構造体で囲まれた中央部分を彎曲面状に絞
り成形する一方、該中央部分に上記周辺部分から
彎曲面中央部分に向つて、互いに直交する方向に
延びる複数の横方向平行ビードと前後方向平行ビ
ードとを形成し、これら各ビードはこれと直交す
る方向の剛構造体に連続され、上記彎曲面中央部
近傍で終わるよう形成され、かつ、横方向及び前
後方向の各平行ビードは非交叉状態に配列され、
上記彎曲面中央部には水抜き孔が設けられ、さら
に、上記前後方向平行ビードのうち、上記車体パ
ネル上面に接合されたフレームメンバに連続する
平行ビードは、このフレームメンバの前もしくは
後方に位置するフロア面に形成される前後方向平
行ビードと連続するよう該フレームメンバに交叉
して配設されることを特徴とする自動車の車体パ
ネル構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2460280A JPS56120460A (en) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | Body panel structure of automobile |
US06/237,660 US4402545A (en) | 1980-02-27 | 1981-02-24 | Stiffened automobile body structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2460280A JPS56120460A (en) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | Body panel structure of automobile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56120460A JPS56120460A (en) | 1981-09-21 |
JPS6152030B2 true JPS6152030B2 (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=12142692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2460280A Granted JPS56120460A (en) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | Body panel structure of automobile |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4402545A (ja) |
JP (1) | JPS56120460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136544A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Toyota Motor Corp | 自動車のフロア構造 |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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