JPS61283736A - 車両スリツプ制御装置 - Google Patents

車両スリツプ制御装置

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JPS61283736A
JPS61283736A JP60124894A JP12489485A JPS61283736A JP S61283736 A JPS61283736 A JP S61283736A JP 60124894 A JP60124894 A JP 60124894A JP 12489485 A JP12489485 A JP 12489485A JP S61283736 A JPS61283736 A JP S61283736A
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slip
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driven wheel
driving wheel
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Takafumi Inagaki
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両加速時の駆動輪のタイヤと路面との摩擦力
が大きくなるよう駆動輪の回転を制御する車両スリップ
制御装置に関し、特に駆動輪の回転を内燃機関の出力に
よって制御する車両スリップ制御装置に関するものであ
る。
[従来技術] 従来より、車両加速時に駆動輪のスリップ率を適正値に
することで、駆動力を最大に制御するスリップ制御装置
が用いられてきた。又、この駆動力は第2図に示すよう
にスリップ率Sが10(%)前後が最も大きな力を発生
することがしられている。
この加速時のスリップの制御方法としては、駆動輪と従
動輪の回転速度を検出し、比較することで加速時スリッ
プの発生を検出し、該スリップの発生時機関の出力を減
少制御する方法が採られている。
[発明が解決しようとする問題点コ 上記の加速時スリップの検出は駆動輪と従動輪との回転
速度を比較値として用いるため、駆動輪と従動輪との回
転速度比がスリップの発生していない定常走行状態であ
る間は一定でなければならない。しかし、実際の車両で
は、車輪の摩耗、空気圧の変動等で回転速度比が時々刻
々変化してしまうことが普通でおる。したがって、この
ような変動する値を用いてスリップの有無検出を行なう
ため高精度化できないという問題点があった。
そこで本発明は、回転速度比が変動しても、高精度に、
スリップの状態を検出することで、正確なスリップ制御
を行なうことのできる車両スリップ制御装置の提供を目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、 内燃機関M1にて駆動される駆動輪の回転速度を検出す
る駆動輪回転速度検出手段M2と、従動輪の回転速度を
検出する従動輪回転速度検出手段M3と、 上記駆動輪回転速度検出手段M2の検出結果と、上記従
動輪回転速度検出手段M3の検出結果との比を駆動輪回
転速度検出手段M2の検出結果の変化率の絶対値が所定
値以下の場合に算出する回転差係数算出手段M4と、 上記駆動輪回転速度検出手段M2の検出値を、上記回転
差係数算出手段M4の算出値で補正する駆動輪回転速度
補正手段M5と、 該駆動輪回転速度補正手段M5にて補正された駆動輪回
転速度の検出値と、上記従動輪回転速度検出手段M3の
検出値と、を比較することでスリップ判定を行なうスリ
ップ判定手段M6と、該スリップ判定手段M6の判定値
に基づいて内燃機関M1の出力を変更する出力変更手段
M7と、を備えたことを特徴とする車両スリップ制御装
置を要旨とする。
上記駆動輪回転速度検出手段M2は内燃機関M1にて駆
動される車輪の回転速度を検出する手段でおる。該手段
としては例えばスピードメーターケーブルから回転数を
検出する方法、ドライブシャフトの回転数を検出する方
法等がある。従動輪回転速度検出手段M3は、内燃機関
M1にて駆動されていない車輪の回転速度を検出する手
段である。例えば従動輪に磁石を取り付けその磁石にて
生ずる磁界の変化の回数を磁気ピックアップにて検出す
る方法がある。又、従動輪の場合は、左右の車輪の回転
速度が異なる場合に平均値を算出しなければならないた
め左右両輪の回転速度を検出する。回転差係数算出手段
M4は、上記駆動輪回転速度検出手段M2の検出値と従
動輪回転速度検出手段M3の検出値と、の比をスリップ
の発生していない定常走行時に算出する手段である。該
算出は例えば検出値の比に応じた電圧の形又はマイクロ
コンピュータを用いる場合は数値として求める。駆動輪
回転速度補正手段M5は駆動輪回転速度検出手段M2の
検出値へ回転差係数算出手段M4の算出値を掛けて補正
する手段である。該手段により補正された補正値はスリ
ップが生じていない定常走行時は従動輪回転速度検出手
段M3の検出値と同一比を保つよう補正されている。又
、スリップが発生すればこの比が異なることになる。
スリップ判定手段M6は駆動輪回転速度補正手段M5で
補正された駆動輪回転速度の検出値と従動輪回転速度検
出手段M3で検出された検出値との比から、スリップの
発生状態を判定する手段である。該判定は定常走行時の
上記検出値と補正された検出値との比と、スリップ制御
時の検出値と補正された検出値と、の比を比較すること
で行なう。
該比較の結果が異なっていればスリップが発生している
ことになる。出力変更手段M7は、上記スリップ判定手
段M6にてスリップ状態であると判定された場合に、内
燃機関M1の出力を減少する方へ変更する手段でおる。
該変更する方法としては、例えば吸気量の減少・燃料供
給量の減少、点火時期の遅角等の方法が用いられる。
[作用] 本発明は上記の手段を採ることで内燃機関M1で駆動さ
れる駆動輪の回転速度を駆動輪一回転速度検出手段M2
にて検出し、 該検出値と、従動輪の回転速度を従動輪回転速度検出手
段M3にて検出した検出値と、の比が定常走行時回転差
係数算出手段M4にて求められる。
そして該求められた定常走行時の比を用いて、上記駆動
輪回転速度検出手段M2にて検出された検出値が駆動輪
回転速度補正手段M5にて補正される。
該補正された駆動輪の回転速度の検出値と従動輪回転速
度検出手段M3にて検出された値との比がスリップ判定
手段M6にて判定される。
該判定に基づき内燃機関M1の出力が出力変更手段M7
にて変更される。
以上の構成により、例えば定常走行時に得られた補正後
の駆動輪と従動輪との回転数比が、加速時等スリップの
発生状態時に変化すればスリップ状態であ、ると判定さ
れ、 内燃機関M1の出力が減少させられる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第3図は実施例の車両スリップ制御装置が搭載され
た車両のエンジン周辺及び車輪部分を示す概略構成図で
あって、1はエンジン、2はピストン、3は点火プラグ
、4は吸気弁、5は燃料噴射弁、6はサージタンク、7
はエアフロメータ、8はエアクリーナを表わしている。
そして本実施例においてはエアフロメータ7とサージタ
ンク6との間の吸気通路に、従来より備えられている、
アクセルペダル9と連動して吸気量を調整するメインス
ロットルバルブ10の他に、DCモータ12により駆動
され上記メインスロットルバルブ10と同様に吸気量を
調整する第2スロツトルバルブ14が備えられており、
またメインスロットルバルブ10にはその開度を検出す
るメインスロットル開度センサ16、第2スロツトルバ
ルブ14には第2スロツトル開度センサ17が設けられ
ている。
一方20ないし23は当該車両の車輪を示し、20及び
21はエンジン1の動力がトランスミッション25、プ
ロペラシャフト26等を介して伝達され、当該車両を駆
動するための左・右の駆動輪を、22及び23は車両の
走行に伴い回転される左・右の従動輪を夫々表わしてい
る。そして左従動輪22及び右従動輪23には夫々その
回転速度を検出するための従動輪速度センサ27及び2
8が設けられており、またトランスミッション25には
、左駆動輪20及び右駆動輪21の平均回転速度を検出
するための駆動輪速度センサ29が設けられている。
また30は駆動制御回路を示し、上記メインスロットル
開度センサ16、第2スロツトル開度センサ17、左従
動輪速度センサ27、右従動輪速度センサ28及び駆動
輪速度センサ29からの各種検出信号を受け、車両加速
時に加速スリップが生じることなく最大の加速性が得ら
れるよう、第2スロツトルバルブ14の開度を調整する
DCモータ12に駆動信号を出力して工・ンジン出力を
制御する、スリップ制御が実行される。
ここで本実施例においては上記駆動制御回路3Oをマイ
クロコンピュータを用いて構成したものとし、説明を進
めると、駆動制御回路30の構成は、第4図に示す如く
表わすことができる。面図において31は上記各センサ
にて検出されたデータを制御プログラムに従って入力及
び演算し、DCモータ12を駆動制御するための処理を
行なうセントラルプロセシングユニツh(CPU)、3
2は上記制御プログラムやマツプ等のデータが格納され
たリードオンリメモリ(ROM> 、33は上記各セン
サからのデータや演算制御に必要なデータが一時的に読
み書きされるランダムアクセスメモリ(RAM) 、3
4は波形整形回路や各センサの出力信号をCPU31に
選択的に出力するマルチプレクサ等を僅えた入力部、3
5はDCモータ12をCPU31からの制御信号に従っ
て駆動する駆動回路を備えた出力部、36はCPU31
、ROM32等の各素子及び入力部34、出力部35を
結び、各種データの通路とされるパスライン、37は上
記各部に電源を供給する電源回路を夫々表わしている。
次に上記の如く構成された駆動制御回路30にて実行さ
れるスリップ制御について、はじめに第5図に示すスリ
ップ判定ルーチンのフローチャートから詳しく説明する
処理が開始されるとまずステップ100が実行され、各
種定数の設定、変数のクリア等の初期設定が行なわれる
。次にステップ101は駆動輪速度VRIを駆動輪速度
センサ29から読み込み、左従動輪速度VFaを左従動
輪速度センサ27から読み込み、右従動輪速度VFbを
右従動輪速度センサ28から読み込む。ステップ102
は左右の従動輪速度VFa、 VFbから平均従動輪速
度VFIをVFI=VFa+VFb/2より演算する。
ステップ103は第2スロツトル開度θ1を第2スロツ
トル開度センサ17から読み込み、メインスロットル開
度OHをメインスロットル開度センサ16から読み込む
ステップ104は、第2スロツトルバルブ14を、開弁
方向又は閉弁方向へ制御するための分岐基準となる基準
車輪速度VT計算(例えばVT=1.2VF1)を行な
う。
ステップ105は第10図に後記する定常走行判定ルー
チンで、定常走行時は定常走行フラグFSが1に、定常
走行時でない時はFSがOに設定される定常走行フラグ
FSを判定する。該判定により、定常走行時、つまりF
S=1の場合はステップ106へ移行し、FS=1でな
い場合はステップ107へ移行する。ステップ106は
定常走行時の駆動輪速度VR1と従動輪速度VFIとの
速度比である回転差補正係数KFをKF =VR1/V
F1の式を用いて計算する。
ステップ107は定常走行時の従動輪速度VF1と駆動
輪速度VRIを補正した値VR2との比をVR2/VF
1=1にするための駆動輪回転数補正値VR2の計算ス
テップである。該計算はV R2= V R1/、KF
により行なう。ステップ108は上記ステップ107で
求めたVH2が基準車輪速度VTを超えるか、超えない
かを判定する。超える場合はステップ109へ移行し、
超えない場合はステップ111へ移行する。ステップ1
09はスリップフラグFをF=1に、ステップ111は
スリップフラグFをF=Oにする。ステップ109でF
=1とした後、ステップ110へ移行し、目標第2スロ
ツ1〜ルバルブ開度θ2を第6図に示すVFIとθ2ど
の関係を示す第1マツプより求める。ステップ111で
F=Oとした後の場合はステップ112へ移行し、目標
第2スロツトルバルブ開度θ2を第7図に示すl VH
2−VT lとθ2との関係を示す第2マツプより求め
る。ステップ113はθ2とメインスロットル開度θH
とを比較し、θ2≦θHでおればステップ115へ移行
し、否であればステップ114へ移行する。ステップ1
14はθ2へθHを入れるステップである。該ステップ
により目標第2スロツトルバルブ開度θ2はメインスロ
ットルバルブ開度θHを超えることがなくなる。該ステ
ップ終了後、ステップ115へ移行する。ステップ11
5は第2スロツトルバルブ14の開弁又は閉弁速度であ
るDCモータ12のモーター速度MSを第8図に示すI
O2−021とMSとの関係を示す第3マツプより求め
設定するステップである。該ステップ終了後、本ルーチ
ンを一旦終了する。
上記に各ステップを詳記した本ルーチンは駆動輪速度V
RIと従動輪速度VFIとを用いて、駆動輪がスリップ
を起こしていない状態でおる定常走行時に回転差補正係
数KFを求め、 該回転差補正係数KFにて駆動輪速度VR1を補正し、
駆動輪回転数補正値VR2を求めている。
このVH2と基準車輪速度VTとを比較することで、駆
動輪のスリップ率を所定の設定値(例えば本実施例では
スリップ率を20%)を中心に制御している。
該制御はスリップ率が、所定率を超えればスリップフラ
グFを1に、超えなければOに設定することで、第2ス
ロツトルバルブの開閉方向を定め、かつ、ステップ11
0又はステップ112にて目標第2スロツトル開度θ2
を求め、 更に、ステップ115にて第2スロツトルバルブの開閉
速度を求める制御でおる。
次に第9図に承りスリップ制御ルーチンを示すフローチ
ャートを説明する。該ルーチンは前記第5図のスリップ
判定ルーチンで判定されたスリップフラグFを用いて第
2スロツトルバルブ14を開閉制御するルーチンである
。まず、ステップ120はスリップフラグFが1である
か否かを判定するステップである。1であればステップ
121へ移行し、1でなければステップ123へ移行す
る。ステップ121は第2スロツトルバルブ開度θ1と
目標第2スロツトルバルブ開度θ2とを比較するステッ
プである。θ1≦θ2であればステップ125へ移行し
、否であればステップ122へ移行する。
ステップ120でrNOJと判定されステップ123へ
移行した場合は、該ステップにてθ1≧θ2であるか否
かが判定される。該判定がrYES」でおればステップ
125へ移行し、rNOJであればステップ124へ移
行する。
ステラ・プ122は第2スロツトルバルブ14を閉弁さ
せる信号でおる第2スロツトルバルブ開弁信号「オフJ
及び閉弁信号「オン」ステップである。
ステップ124は第2スロツトルバルブ閉弁信号「オフ
」及び開弁信号「オン」ステップである。
ステップ125は第2スロツトルバルブ開弁信号及び閉
弁信号を「オフ」にするステップである。
上記ステップ終了後、本ルーチンは一旦終了する。
以上の本ルーチンはスリップフラグFが1である間つま
り、スリップ率が所定値以上である間は、第2スロツト
ルバルブ14の開度θ1が目標第2スロツトルバルブ開
度θ2に達するまで閉弁するよう信号を出力し、 FがOである間は、θ1が02に達するまで開弁するよ
う信号を出力する。
次に第10図に示す定常走行判定ルーチンのフローチャ
ートを説明する。
該ルーチンは回転差補正係数KFを計算してもよい状態
であるか否かの判定の基準となる定常走行フラグFSを
設定するルーチンである。
ステップ130はタイマTである。該タイマTはCPU
31等に用いられる制御クロックを分周、積算すること
で時間を得ている。ステップ131はタイマTがT≧1
00100(であるか否かを判定するステップでおる。
該100100(の値は所定値でおり、任意に設定され
る。該ステップでrYEsJと判定された場合はステッ
プ132へ移行し、rNOJの場合は一旦終了する。ス
テップ132はタイマ下のクリアである。
ステップ133は従動輪回転速度VFIを従動輪Nメモ
リV’FNへ、駆動輪回転速度VRIを駆動輪Nメモリ
VRNへ入れるステップである。
ステップ134は従動輪回転速度VFIがVFI>30
 (km/h)でおるか否かを判定するステップである
。VFI>30 (km/h)であればステップ135
へ移行し、否であればステップ139へ移行して定常走
行フラグをFS=Oとする。ステップ135は駆動輪回
転速度VRIがVRI>30(km/h>であるか否か
を判定し、VRI>30(km/h)であればステップ
136へ移行し、否であればステップ139へ移行する
。ステップ136はステップ133にて駆動輪回転速度
VR1が納められているNメモリVRNの値と、以前の
本ルーチンの実行(100(ms)以前)にTVRNを
後述するステップ141にて駆動輪PメモリVRPへ入
れた値と、所定値A(スリップが発生しない程度の速度
差を設定する)とを用いてIVRN−VRPI<Aの式
が満足されるが否かを判定するステップである。該ステ
ップにてrYESJであればステップ137へ移行し、
rNOJであればステップ139へ移行する。ステップ
137は、上記ステップ137と同様に従動輪Nメモリ
VFNと従動輪P’メ−EすVFPトヲl VFN−V
FPI <A(7)式にて判定し、IYE’SJであれ
ばステップ138へ移行し、r、NOJでおればステッ
プ139へ移行する。
ステップ138は定常走行フラグFSを1とするステッ
プである。ステップ139はFS =Oとするステップ
でおる。
上記ステップ138又は139にてFSが設定された後
、ステップ140へ移行し、本ルーチンは該ステップに
て従動輪NメモリVFNの値を従動輪PメモリVFPへ
入れる。次にステップ141にて駆動輪NメモリVRN
の値を駆動輪PメモリVRPへ入れ、本ルーチンを一旦
終了する。
以上の定常走行判定ルーチンは、100100(毎に定
常走行中であるか否かを判定する。該判定は駆動輪及び
従動輪の回転速度が30(km/b)を超えるか否かを
判定し、 かつ、100100(以前の駆動輪及び従動輪の回転速
度と、現在の駆動輪及び従動輪の回転速度とを比較し、
所定速度差A未満であるか否かを判定し、全ての条件が
満足された場合に定常走行中と判定する。該判定結果は
定常走行条件満足中であれば、定常走行フラグFSを1
に、それ以外はOに設定することで表わされる。
以上に説明した本実施例を用いれば、第2スロツトルバ
ルブ14を開閉制御することで、エンジン1の出力を制
御してスリップ制御を行なう上で、重要なスリップの有
無及び量を判定するための基準となる値を、 定常走行時の従動輪の回転速度と駆動輪の回転速度とを
用いて、回転差補正係数KFを求め、そのKFを用いて
駆動輪の回転速度を補正して得た値と、従動輪の回転速
度と、から得ることができる。上記定常走行時の判定を
本実施例では、駆動輪の回転速度の変化率の絶対値が所
定値以下でおるに加えて従動輪の回転速度の変化率の絶
対値が所定値以下で、かつ従動輪及び駆動輪の回転速度
が30.(km/h)以下であることを条件として付与
したが、必ずしも付与する必要はなく、又、付与すれば
検出及び判定精度がより向上する効果がある。
上記基準値を用いれば、スリップの発生していない゛状
態の駆動輪の回転速度と従動輪の回転速度とを車輪径の
変化などに影響されることなく、比較することが可能と
なる。従って、スリップ発生は上記駆動輪と従動輪との
回転速度の関係が変化することで検出できる。該関係変
化量は常にスリップの量に比例し、車輪径の変化には影
響されなくなり、この値を用いることで容易にかつ正確
なスリップ量を得ることが可能となる。
又、本実施例では目標第2スロットル間度をマツプによ
り求めていることから、タイヤのパンク等の異常な回転
差に対しても一定以上の補正を行なうことはない。更に
、開閉スピードもマツプにより最適に定めていることか
ら、急激な第2スロツトルバルブの変化及び開閉スピー
ドの遅れ等の問題も生ずることはない。
従って、本実施例を用いれば、車輪径の変更が生じても
常に補正されていることから、正確なスリップ量をスリ
ップ制御に用いることができ、かつ最適で精度の高いス
リップ制御が可能である。
[発明の効果] 以上に説明した本発明を用いれば、内燃機関M1で駆動
される駆動輪の回転速度を駆動輪回転速度検出手段M2
にて検出し、 該検出値と、従動輪の回転速度を従動輪回転速度検出手
段M3にて検出した検出値と、の比を定常走行時回転差
係数算出手段M4にて求めることができる。
そして、該求められた定常走行時の比を用いて上記駆動
輪回転速度検出手段M2にて検出された検出値を駆動輪
回転速度補正手段M5にて補正することができる。
該補正された駆動輪の回転速度検出値と従動輪回転速度
検出手段M3にて検出された値との比をスリップ判定手
段M6にて判定することができる。
該判定に基づき、内燃機関M1の出力を出力変更手段M
7にて変更することができる。
以上の構成により、例えば、定常走行時に得られた補正
後の駆動輪と従動輪との回転数比が、加速時等スリップ
制御を行なう状態時に変化すればスリップ状態であると
判定することができ、内燃機関M1の出力を減少するこ
とができる。
従って、上記判定が行なわれるための基準となる回転数
比の補正を定常走行時毎に行なうことができる。
ゆえに本発明を用いることで、車輪の摩耗、空気圧等の
変化による従動輪と駆動輪との回転速度比の変動が生じ
ても、 常に定常走行時毎に補正することができるため、正確な
スリップ量をスリップ制御に用いることができる車両ス
リップ制御装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両スリップ制御装置の基本的構成図
、第2図は車両制動時のスリップ率Sと摩擦力M、及び
サイドフォースFの関係を示す線図、第3図は本発明の
実施例の車両スリップ制御装置が搭載された車両のエン
ジン周辺及び車輪部分を示す概略構成図、第4図は実施
例の車両スリップ制御装置の構成を表わすブロック図、
第5図は第4図の駆動制御回路30にて実行されるスリ
ップ判定ルーチンを表わすフローチャート、第6図は第
5図のスリップ判定ルーチン中に用いる目標第2スロツ
トルバルブ開度θ2を求めるためのVFIと62との関
係を示すグラフ、第7図は同IVR2−V丁1と02と
の関係を示すグラフ、第8図は同モータ速度MSを求め
るためのIO2−621とMSとの関係を示すグラフ、
第9図は実施例のスリップ制御ルーチンを表わすフロー
チャート、第10図は実施例の定常走行判定ルーチンの
フローチャートである。 Ml・・・内燃機関 M2・・・駆動輪回転速度検出手段 M3・・・従動輪回転速度検出手段 M4・・・回転差係数算出手段 MS・・・駆動輪回転速度補正手段 M6・・・スリップ判定手段 Ml・・・出力変更手段 1・・・エンジン 10・・・メインスロットルバルブ 12・・・DCモータ 14・・・第2スロツトルバルブ 16・・・メインスロットル開度センサ17・・・第2
スロツトル開度センサ 27.28・・・従動輪速度センサ 29・・・駆動輪速度センサ 30・・・駆動輪制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関にて駆動される駆動輪の回転速度を検出する駆
    動輪回転速度検出手段と、 従動輪の回転速度を検出する従動輪回転速度検出手段と
    、 上記駆動輪回転速度検出手段の検出結果と、上記従動輪
    回転速度検出手段の検出結果との比を駆動輪回転速度検
    出手段の検出結果の変化率の絶対値が所定値以下の場合
    に算出する回転差係数算出手段と、 上記駆動輪回転速度検出手段の検出値を、上記回転差係
    数算出手段の算出値で補正する駆動輪回転速度補正手段
    と、 該駆動輪回転速度補正手段にて補正された駆動輪回転速
    度の検出値と、上記従動輪回転速度検出手段の検出値と
    、を比較することでスリップ判定を行なうスリップ判定
    手段と、 該スリップ判定手段の判定値に基づいて内燃機関の出力
    を変更する出力変更手段と、 を備えたことを特徴とする車両スリップ制御装置。
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