JPS6127379Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6127379Y2 JPS6127379Y2 JP7943880U JP7943880U JPS6127379Y2 JP S6127379 Y2 JPS6127379 Y2 JP S6127379Y2 JP 7943880 U JP7943880 U JP 7943880U JP 7943880 U JP7943880 U JP 7943880U JP S6127379 Y2 JPS6127379 Y2 JP S6127379Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- adhesive
- decorative board
- edge
- laminated wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は主として、さお縁天井構成用の回り
縁とさお縁との改良にかかわる。
縁とさお縁との改良にかかわる。
さお縁天井は和風の天井のなかでも最も広く用
いられているもので、天井周縁に固着された回り
縁aにさお縁bを30〜60cm間隔にかけ渡して構成
される。この回り縁a及びさお縁b共に木材が使
用される関係から材質上の構成に種々工夫されて
いる。この考案はその構成にかかわるものであ
る。
いられているもので、天井周縁に固着された回り
縁aにさお縁bを30〜60cm間隔にかけ渡して構成
される。この回り縁a及びさお縁b共に木材が使
用される関係から材質上の構成に種々工夫されて
いる。この考案はその構成にかかわるものであ
る。
この考案を実施例によつて説明すると、回り縁
aにおいては、長尺の集成材1と商品名スターウ
ツド(後記)の補強材2(以下、補強材2とい
う。)とを接着した心材は補強材2の前面の下部
一角が面取り縁3に面取りされ、かつ補強材2に
前面側から内部にさるほうめんのさお縁b挿入用
孔4が設けられ、補強材2の上面から前面と底面
及び集成材1の底面と背面にかけて一体に、両面
接着テープ(後記)の接着剤5を介して薄単板又
はプリント紙の化粧板6を貼着して成つている。
さお縁bにおいては、長尺の集成材1と補強材2
との心材は補強材2の両下側縁が面取り縁3′に
面取りされてさるほうめんを形成し、その周面に
接着剤5を介して化粧板6を貼着して成つてい
る。この回り縁aとさお縁bとは通常のとおりに
組み合わされて天井を構成する。
aにおいては、長尺の集成材1と商品名スターウ
ツド(後記)の補強材2(以下、補強材2とい
う。)とを接着した心材は補強材2の前面の下部
一角が面取り縁3に面取りされ、かつ補強材2に
前面側から内部にさるほうめんのさお縁b挿入用
孔4が設けられ、補強材2の上面から前面と底面
及び集成材1の底面と背面にかけて一体に、両面
接着テープ(後記)の接着剤5を介して薄単板又
はプリント紙の化粧板6を貼着して成つている。
さお縁bにおいては、長尺の集成材1と補強材2
との心材は補強材2の両下側縁が面取り縁3′に
面取りされてさるほうめんを形成し、その周面に
接着剤5を介して化粧板6を貼着して成つてい
る。この回り縁aとさお縁bとは通常のとおりに
組み合わされて天井を構成する。
上記において、補強材2の材質は、ハードボー
ドと同様に木材繊維を接着剤で固めたものである
が、ハードボードに比して木材繊維をはるかに細
かく均一に接着剤で固めたもので、ハードボード
に比較して軽量、曲げ強度、ヤング率、剥離強
度、水分に対する安定度等に優れた物理的特性を
もつている。次に両面接着テープの接着剤5の材
質は、微粘着型熱活性接着テープに属し両面のフ
イルムを微粘着性で保持し、使用時には両面のフ
イルムを剥いで集成材1及び補強材2の心材に一
面を添着し他の一面上に化粧板6を貼着し、同板
6から熱圧すると化粧板6を心材に強力に貼着す
るものである。図中、7は接手部である。
ドと同様に木材繊維を接着剤で固めたものである
が、ハードボードに比して木材繊維をはるかに細
かく均一に接着剤で固めたもので、ハードボード
に比較して軽量、曲げ強度、ヤング率、剥離強
度、水分に対する安定度等に優れた物理的特性を
もつている。次に両面接着テープの接着剤5の材
質は、微粘着型熱活性接着テープに属し両面のフ
イルムを微粘着性で保持し、使用時には両面のフ
イルムを剥いで集成材1及び補強材2の心材に一
面を添着し他の一面上に化粧板6を貼着し、同板
6から熱圧すると化粧板6を心材に強力に貼着す
るものである。図中、7は接手部である。
在来この種の回り縁a、さお縁bにおいても心
材に集成材1が使用されるものがあるが、化粧板
6と心材間にはベニヤ合板が介在される。これは
集成材1に化粧板6を直接貼着し難く貼着しても
化粧板6に基材の悪影響を与えるからであり、合
板を介することによりこれ等を防止している。し
かしながら、合板には割れ曲がり剥離、湿気によ
る変形などがあり、それが化粧板6に影響を与え
ている。この考案はベニヤ合板に代えて前記特性
をもつ補強材2を使用し、更に前記特性をもつ接
着剤5をもつて貼着することをその特徴としてい
る。すなわち、補強材2を集成材1に重畳貼着す
ることにより集成材1にベニヤ合板を重畳した場
合における合板の割れ乃至変形や集成材1の構成
不均等による集成材1自体に生ずる割れによる化
粧板6に与える影響が、集成材1と化粧板6に介
在する補強材2の物性によつて全く発生しない。
更に、補強材2を集成材1に重畳貼着することに
より集成材1自体に生ずる割れは補強材2によつ
て抑制されて集成材1に化粧板6を直接貼着した
場合でも、上記集成材1にベニヤ合板を介して化
粧板6を貼着する場合よりも前記影響が少ない。
更に又、さお縁bにおいて特に生ずる垂れ下がり
状の変形が補強材2によつて防止される。したが
つて、在来の両縁a,bに於ける化粧板6の表面
のひずみ等が生じない。更に又、補強材2は熱圧
加工により表面が平滑であるために貼着した化粧
板6が平滑面となり、化粧板6がまさ目であると
まさ目が乱れない。両面接着剤5は貼着作業時に
熱圧型で熱乾燥型でないため浸透性があると共に
乾燥を要せず接着作業が簡単になる。
材に集成材1が使用されるものがあるが、化粧板
6と心材間にはベニヤ合板が介在される。これは
集成材1に化粧板6を直接貼着し難く貼着しても
化粧板6に基材の悪影響を与えるからであり、合
板を介することによりこれ等を防止している。し
かしながら、合板には割れ曲がり剥離、湿気によ
る変形などがあり、それが化粧板6に影響を与え
ている。この考案はベニヤ合板に代えて前記特性
をもつ補強材2を使用し、更に前記特性をもつ接
着剤5をもつて貼着することをその特徴としてい
る。すなわち、補強材2を集成材1に重畳貼着す
ることにより集成材1にベニヤ合板を重畳した場
合における合板の割れ乃至変形や集成材1の構成
不均等による集成材1自体に生ずる割れによる化
粧板6に与える影響が、集成材1と化粧板6に介
在する補強材2の物性によつて全く発生しない。
更に、補強材2を集成材1に重畳貼着することに
より集成材1自体に生ずる割れは補強材2によつ
て抑制されて集成材1に化粧板6を直接貼着した
場合でも、上記集成材1にベニヤ合板を介して化
粧板6を貼着する場合よりも前記影響が少ない。
更に又、さお縁bにおいて特に生ずる垂れ下がり
状の変形が補強材2によつて防止される。したが
つて、在来の両縁a,bに於ける化粧板6の表面
のひずみ等が生じない。更に又、補強材2は熱圧
加工により表面が平滑であるために貼着した化粧
板6が平滑面となり、化粧板6がまさ目であると
まさ目が乱れない。両面接着剤5は貼着作業時に
熱圧型で熱乾燥型でないため浸透性があると共に
乾燥を要せず接着作業が簡単になる。
上記のようにこの考案は、変形のない平滑面の
心材に化粧板6を熱活性の接着剤5で貼着するか
ら、在来の天井構成部材のみならず装飾材等にお
ける変形を補う効果がある。
心材に化粧板6を熱活性の接着剤5で貼着するか
ら、在来の天井構成部材のみならず装飾材等にお
ける変形を補う効果がある。
第1図はこの考案の実施例を示し、さお縁と同
縁に組み合わす回り縁との斜視図、第2図は第1
図A−A′矢視断面図。 図中、aは回り縁、bはさお縁、1は集成材、
2は補強材、3は面取り縁、4は挿入孔、5は接
着剤、6は化粧板。
縁に組み合わす回り縁との斜視図、第2図は第1
図A−A′矢視断面図。 図中、aは回り縁、bはさお縁、1は集成材、
2は補強材、3は面取り縁、4は挿入孔、5は接
着剤、6は化粧板。
Claims (1)
- 木材繊維を細かく均一に混合し接着剤で固めた
補強材2と集成材1とを貼着した心材に、微粘着
型熱活性両面接着テープの接着剤5により化粧板
6を被覆貼着して成る天井構成部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7943880U JPS6127379Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7943880U JPS6127379Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572916U JPS572916U (ja) | 1982-01-08 |
JPS6127379Y2 true JPS6127379Y2 (ja) | 1986-08-15 |
Family
ID=29441920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7943880U Expired JPS6127379Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127379Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-06 JP JP7943880U patent/JPS6127379Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572916U (ja) | 1982-01-08 |
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