JPS6241801Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6241801Y2
JPS6241801Y2 JP9652479U JP9652479U JPS6241801Y2 JP S6241801 Y2 JPS6241801 Y2 JP S6241801Y2 JP 9652479 U JP9652479 U JP 9652479U JP 9652479 U JP9652479 U JP 9652479U JP S6241801 Y2 JPS6241801 Y2 JP S6241801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated
core material
strips
decorative
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9652479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5614028U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9652479U priority Critical patent/JPS6241801Y2/ja
Publication of JPS5614028U publication Critical patent/JPS5614028U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6241801Y2 publication Critical patent/JPS6241801Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は化粧集成材、特に階段用側板等に使
われる比較的厚物の化粧集成材用芯材に関するも
のである。
従来、このような化粧集成材としては、一般的
に第3図に示すように多数のストリツプ11aの
積層により所要幅に形成した集成芯材11の両面
に、薄いベニヤ等の添芯板12,12を介して厚
さ0.6〜1.0mm程度の化粧単板13,13を貼着
し、かつ木口を形成する側端面にも同様に薄い化
粧単板14,14を貼着したものが用いられてい
た。かかる化粧集成材の場合、その表裏両面は、
芯材11の強い乾燥収縮やクラツクの発生に対し
添芯板12が強度を補い、凹凸を生じるのを防止
するから何ら問題を生じないが、木口面すなわち
材の幅W方向の側端面においては、ストリツプ1
1a面に薄い化粧単板14が直貼りされているた
め、ストリツプ11aの乾燥収縮に伴つて化粧単
板14が彎曲し、該面に凹み15を生じるという
ような欠点があつた。
このような凹みの発生を防止するための一方法
として、第4図に示すように該面の化粧単板1
4′を厚さ3.0〜5.0mm程度の厚いものとすると
か、あるいは合板を貼ることも考慮されるが、か
かる場合には、ストリツプ11aの強い乾燥収縮
によつて化粧単板14′との剥離を生じ易く、化
粧面が不安定になるというような欠陥の発生を否
み得ない。
このために実際上、木口面、即ち集成材の幅方
向の端面の化粧単板14には0.6〜1.0mm程度の薄
物しか使用することができず、前記のような欠点
に加えて、化粧集成材の角に十分な面取りを施す
ことができない(添芯板12が露出してしまうた
め)というような欠点も余儀なくされていた。
この考案は、集成芯材の改良により、上記のよ
うな欠点の解消をはかつたものである。
即ち、この考案は、第1図に示す実施例のよう
に、芯材の幅W方向に多数のストリツプ1aが積
層されて所定幅の板状芯材主体1が形成され、か
つこの芯材主体1の前記幅方向の側端面に、当該
芯材主体1の厚さT方向に複数個に分割されたス
トリツプ2aの積層からなる安定用集成板2が接
着一体化されてなる集成芯材を要旨とするもので
ある。
各安定用集成板2において、そのストリツプ2
aの分割個数は、集成芯材の厚さとの相対関係に
よつて適宜に選ばれるものであるが、厚さ50〜
100mm程度の階段側板として用いられるような化
粧集成材用の芯板の場合で、厚さ方向に3〜10程
度に分割するのが普通である。
上記集成芯板は、従来同様に両面にベニヤ等の
添芯板3,3を介して薄物化粧単板4,4が貼着
される一方、木口面即ち安定用集成板2,2の存
する側端面には所要厚さの化粧単板5,5が貼着
されて階段側板用等の化粧集成材Aとなされるも
のである。ここに、側端面に貼着する化粧板5,
5は、安定用集成板2の表面のフインガージヨイ
ント等に基づく凹凸の生ずるのを防ぐため、比較
的厚物の単板を用いるのが望ましい。
また、上記のようなこの考案に係る集成芯板の
製作は、第2図に示すように多数の挽板6の積層
の上下に、別途に用意した所要厚さの集成板2を
重ねて接着一体化し、これを積層面に対して直角
に鋸断線7で一定の厚さに挽くことによつて簡単
に行いうるものである。
この考案は上述のような構成を有するものであ
つて、添芯板3,3の貼着されない板状芯材主体
1の側端面に貼着された安定用集成板2が、芯材
の厚さ方向に複数個のストリツプ2aに分割され
たものとなされ、該ストリツプ2a,2a相互の
接合面及び繊維方向が芯材主体1のストリツプ1
aの繊維方向と平行するものとなされているか
ら、芯材主体1の乾燥収縮により、その表面に凹
状変形を生じることがあつても、安定用集成板2
がそれに良く追従して変形を吸収し、芯材主体1
と安定用集成板2との間での剥離を防止する。従
つて安定用集成板2の表面に貼られる化粧単板5
を安定に保ちうる。加えて、芯材の全体としての
乾燥収縮により、厳密に見れば集成板2の各スト
リツプ2aも、その表面が個々的に内方へ彎曲を
生じようとすることになるが、該層が従来のよう
に単一のストリツプで形成されている場合に較べ
ると、その個々の彎曲に基く矢高はストリツプの
分割数に応じて従来の何分の1かに減少され極く
僅かなものとなる。このため、各ストリツプ2a
の表面においては、通常の場合、その彎入変形力
よりもその表面に貼られた化粧単板5の接着力の
方が上まわり、結果的に有害な化粧単板の剥離現
象を生じるのが防止されると共に、それに外観上
遜色となる凹み変形を生じるのが防止される。ま
た、このように木口面の化粧単板に剥離のおそれ
が生じないことにより、その材料として任意に厚
物の化粧単板を用いうる。従つて、製品としての
化粧集成材において、第1図に示すように添芯板
3を露出せしめることなしに角部に充分な面取り
8を施すことも可能となり、従来品より品質にお
いて一層卓越した化粧集成材の提供を可能とする
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す一部省略断面
図、第2図はその製作状態の一例を示すブロツク
積層の一部省略斜視図、第3図及び第4図はいず
れも従来品の断面図である。 1……芯材主体、1a……ストリツプ、2……
安定用集成板、2a……ストリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯材の幅W方向に多数のストリツプ1aが積層
    されて所定幅の板状の芯材主体1が形成され、か
    つこの芯材主体1の前記幅W方向の側端面に、該
    芯材の厚さT方向に複数個に分割されたストリツ
    プ2aの積層からなり、芯材主体面の繊維方向と
    平行する方向に上記ストリツプ2a,2a相互の
    接合面とストリツプ2aの繊維方向を有する安定
    用集成板2が貼着一体化されてなることを特徴と
    する化粧集成材用芯材。
JP9652479U 1979-07-12 1979-07-12 Expired JPS6241801Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9652479U JPS6241801Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9652479U JPS6241801Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5614028U JPS5614028U (ja) 1981-02-06
JPS6241801Y2 true JPS6241801Y2 (ja) 1987-10-26

Family

ID=29329345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9652479U Expired JPS6241801Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6241801Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132000A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Yoshimoto Sangyo Kk 人工大理石天板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5614028U (ja) 1981-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6241801Y2 (ja)
JPS61137961A (ja) 突板乱尺模様貼り化粧板
JPH0351459Y2 (ja)
JPH0228018Y2 (ja)
JPH049124Y2 (ja)
JPS5882705A (ja) 合板家具本体の立体成形法
JPH0230243Y2 (ja)
JP3400268B2 (ja) グランドピアノの曲げ成形品
JPS6239249Y2 (ja)
JPS5810837Y2 (ja) 階段用化粧段板
JPS6236888Y2 (ja)
JPH1136509A (ja) パネル
JP4241271B2 (ja) 面皮柱
JPS59118402A (ja) 反りのない化粧ばり合板の製造方法
JPS6039214Y2 (ja) 木質構造部材
JPS5850974Y2 (ja) 化粧合板用長尺基材
JP3081829B2 (ja) 床 板
JP2884214B2 (ja) 化粧パネルの製法
JPH0355685Y2 (ja)
JPS6127379Y2 (ja)
JPS6056504A (ja) 集成板の製造方法
JPS59158204A (ja) 集成化粧単板の製法
JPH0852702A (ja) 合板の製造方法および合板
JPH0523751Y2 (ja)
JPH0211124Y2 (ja)