JPS5810837Y2 - 階段用化粧段板 - Google Patents

階段用化粧段板

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Publication number
JPS5810837Y2
JPS5810837Y2 JP16542777U JP16542777U JPS5810837Y2 JP S5810837 Y2 JPS5810837 Y2 JP S5810837Y2 JP 16542777 U JP16542777 U JP 16542777U JP 16542777 U JP16542777 U JP 16542777U JP S5810837 Y2 JPS5810837 Y2 JP S5810837Y2
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JP
Japan
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decorative
veneer
core material
lauan
core
Prior art date
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Expired
Application number
JP16542777U
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English (en)
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JPS5489111U (ja
Inventor
五郎 山本
Original Assignee
朝日特殊合板株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ランバーコア又は集成板等よりなる芯材、該
芯材に貼着するラワン単板、見付けを化粧する化粧材及
び上面を化粧する化粧単板等の複数材料によって構成さ
れる階段用化粧段板の改良に関する。
従来の階段用化粧段板は、第5図に示すように、ランバ
ーコア又は集成板等を芯材1とし、その両面にラワン単
板4 a 、4 bをこれらの繊維方向が芯材1の繊維
方向と直交するようにクロス貼し、見付けとなる端面に
厚手の化粧材2を、また、上面には化粧単板5を夫々接
着して構成されていたため、製造上ならびに外観上、次
のような欠点があったO 第一に、化粧材2の接着は、芯材1にラワン単板4a、
4bを貼着した後、これらの端面に、予め、該端面に対
応する寸法に切断された化粧材2を当て付け、ポットプ
レスで側圧をかけて1枚ずつ熱圧接着することによって
行なわれていたも・のであり、各段板ごとに上記の木端
貼工程を要しミしかも、化粧材2としては通常5mm程
度の厚手のものが使用されるため、各木端貼工程におけ
る熱圧には5分程度の時間が必要である。
このため、製造能率が悪く、量産性に欠けていたのであ
る。
勿論、このような量産性の問題は、芯材の製造段階で予
め化粧材2を貼着しておくことによって解決できるが、
このようにした場合、ラワン単板4 a 、4 bの端
面が見付けに露出することにより、階段用化粧段板とし
て要求される外観が得られないのである。
第二に、階段を昇降する際の安全性を確保するためには
、段板の見付は近くに、滑止め溝を形成することが望ま
しいのであるが、上述の如き従来構造では、化粧単板5
に長溝を刻設した場合、溝底にラワン単板4aあるいは
芯材1が露出することを免れ得ないのである。
本考案は、これらの従来欠点を一掃し得る階段用化粧段
板を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は本考案に係る階段用化粧段板を示し、
第3図は段板構成部材を示す。
図において、1はランバーコア又は集成板等よりなる芯
材、2は芯材1の見付は側の端面に予め接着された厚手
の化粧材であり、該化粧材2としては、マツ、ナラ、ケ
ヤキ等の銘木が使用されている。
これら両者1.2は、繊維方向を段板の横幅方向に向け
て接着されている。
3 a 、3 bは、前記化粧材2と同−又は外観上似
かまった銘木を使用した下地化粧単板であり、該単板3
a、3bの繊維方向を芯材1、化粧材2の繊維方向と平
行にして、化粧材2の上下両面とこれに連なる芯材1の
化粧材2寄り部分とに接着されている。
4a、4bは、下地化粧単板3a、3bの貼着部分を除
く芯材1部分の上下両面に接着したラワン単板であり、
各ラワン単板4 a 、4 bの繊維方向は、芯材1の
繊維方向と直交している(所謂クロス貼である)。
5は、下地化粧単板3a及びラワン単板4aの上面に接
着した化粧単板であり、前記下地化粧単板3aと同一の
銘木が使用されている。
6は下地化粧単板3aと重合する化粧単板5に長溝状に
刻設して形成した滑止め溝であり、該溝6の底面には、
下地化粧単板3aが見えている。
図中、1□乃至1□は各部の寸法を示す。
1□は750mm、12は230 mm、13は3Qm
m、14は3〜5mm、1゜は20mm、16はQ、5
〜1.5mm、17は9.3〜1.5 mm。
滑止め溝6は長さ450 mm、幅15mm、深さ2m
mに設定されているが、これらの寸法は適宜に設定され
るべき事項である。
前記芯材1及び化粧材2は、通常の集成板製造方法と同
様な方法によって製造されたものである。
即ち、第4図に示すように、複数枚の板1a・・・・・
・を積層状態に接着し、これら積層板1a・・・・・・
の上面に銘木の板2aを接着し、しかる後、前述した芯
材1の肉厚13に相当する幅に切断することによって、
端面に化粧材2の接着された芯材1を製造したものであ
り、化粧材2の接着が芯材1の製造時に行なわれるため
、各段板ごとの木端貼工程は不要である。
また、下地化粧単板3a、3bとラワン単板4a、4b
との芯材1への接着は各別に行なってもよいが、第3図
に示す如く、接着テープ7・・・・・・等によって両者
3aと4 a 、3 bと4bを仮止めしておくことが
望ましい。
尚、上記の実施例では、段板の見返しを化粧し、かつ、
芯材1のそりを防止することを目的として、芯材1の下
面にも下地化粧単板3b、ラワン単板4bを貼着しであ
るが、これら3b、4bを省略して実施することも可能
である。
また、上記実施例の段板は、所謂箱型階段に適した段板
であり、左右の木口は階段両側の桁で覆われ、裏面の大
部分、蹴こみ板によって隠蔽されるため、これらの各部
に化粧を施していないが、例えば、ストリップ階段の場
合など用途によっては、裏面、両木口、後木端も適宜化
粧されるものであることは勿論である。
図示しないが滑止め溝6は、化粧単板5を圧力すること
により溝状に陥没させて形成してもよい。
以上の構成よりなる本考案の階段用化粧段板は、芯材に
ラワン単板が貼着されているが、芯材の化粧材寄り部分
に下地化粧単板が貼着され、その上面に、化粧単板が貼
着されているため、ラワン単板が見付けに露出せず、し
かも、滑止め溝を、化粧単板への刻設によって形成して
も、下地化粧単板が溝底となり、ラワン単板が露出しな
い。
従って、滑止め溝が形成されているにも拘わらず、あた
かも一段板の如き美麗な外観が得られるのである。
殊に、化粧材の接着を、芯材の製造時に行なえるので、
芯材ごとに化粧材を1枚ずつ貼着するといった煩雑かつ
非能率な木端貼作業が不要になり、量産性に優れ、量産
によるコストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る階段用化粧段板の実施の態様を
例示する斜視図、第2図は要部の拡大縦断面図、第3図
は段板構成部材を示す斜視図、第4図は芯材及び化粧材
の製造方法を示す概略側面図、第5図は従来例を示す縦
断面図である。 1・・・・・・芯材、2・・・・・・化粧材、3a・・
・・・・下地化粧単板、4a・・・・・・ラワン単板、
5・・・・・・化粧単板、6・・・・・・滑止め溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端面に化粧材を接着したランバーコア又は集成板等を芯
    材とし、該芯材の前記化粧材寄り部分の上面に下地化粧
    単板をその繊維方向が芯材の繊維方向と平行になるよう
    に貼着すると共に、他の部分の上面にはラワン単板をそ
    の繊維方向が芯材の繊維方向と直交するように貼着し、
    これら両単板の上面に化粧単板を貼着し、該化粧単板と
    前記下地化粧単板との重合部分に滑止め溝を形成してな
    る階段用化粧段板。
JP16542777U 1977-12-08 1977-12-08 階段用化粧段板 Expired JPS5810837Y2 (ja)

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JP16542777U JPS5810837Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 階段用化粧段板

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JP16542777U JPS5810837Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 階段用化粧段板

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Publication Number Publication Date
JPS5489111U JPS5489111U (ja) 1979-06-23
JPS5810837Y2 true JPS5810837Y2 (ja) 1983-02-28

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ID=29163807

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JP16542777U Expired JPS5810837Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 階段用化粧段板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975039U (ja) * 1982-11-11 1984-05-22 株式会社住建産業 合成樹脂注入化粧材
JPH0355685Y2 (ja) * 1985-06-26 1991-12-12

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Publication number Publication date
JPS5489111U (ja) 1979-06-23

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