JPS6139785Y2 - - Google Patents

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JPS6139785Y2
JPS6139785Y2 JP1981185408U JP18540881U JPS6139785Y2 JP S6139785 Y2 JPS6139785 Y2 JP S6139785Y2 JP 1981185408 U JP1981185408 U JP 1981185408U JP 18540881 U JP18540881 U JP 18540881U JP S6139785 Y2 JPS6139785 Y2 JP S6139785Y2
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JP
Japan
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board
plate
recess
fitting groove
fitted
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JP1981185408U
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JPS5889529U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は木質板材で構成される階段の構造に
関する。
従来の階段にあつては、段板にかかる荷重を段
板のそれ自体で支承せしめることを構造上の基本
的な考え方としており、而して第4図イ,ロに示
すように、段板11の前端部下面にけこみ板12
の上端部をはめ込み、かつ該けこみ板12の下端
部を、下位の段板11の後端に単に釘止めした
り、あるいは垂直荷重を下位の段板に伝えうるよ
うに切落し段部13を形成してこれに担持状態に
して釘止めする等の構造が採用されていた。然る
にいずれの場合も、荷重を支承する強度部材とし
ての作用はこれを段板が負担するものであるた
め、該段板11に相当厚手の材料(例えば厚さ30
mm程度)を用いることが必要であり、コスト高の
要因となるのみならず、側板に厚手の段板用と薄
いけこみ板用との2種類の幅の異なる嵌合溝を形
成しなければならないため、その切削加工が面倒
であり、生産性ないしは施工性が悪いというよう
な問題点があつた。
この考案は上記のような問題点の解決をはかつ
た階段を提供しようとするものである。
而して、この考案は、平板状の木質板材からな
る段板の前端部が、同じく平板状の木質板材から
なる下位のけこみ板上に載置状態に固定されると
共に、上記けこみ板の下部前面に段板嵌合溝が設
けられ、該段板嵌合溝に下位の段板の後端部が嵌
合支承されてなる木質階段を要旨とする。
以下、この考案の構成を第1図ないし第3図に
示す実施例について説明する。
図において、1は段板、2はけこみ板であり、
これらは例えば厚さ15mm程度の同じ厚さの木質材
料からなる所要の一面のみに化粧の施された化粧
板によつて構成されている。而して各段板1はそ
の前端部が下位のけこみ板2上に載置状態にして
釘打ち3、その他嵌合等の適宜手段により固定さ
れると共に、各けこみ板2の下部前面には段板嵌
合溝4が設けられ、これに下位の段板1の後端部
が緊密に嵌合支承されて釘打ち5等により固定さ
れたものとなされている。段板1は第2図に示す
ようにその前端の鼻段部の木口面6を下位のけこ
み板2の前面とほぼ面一の状態にして取付けても
良いし、あるいはまた第3図に示すように鼻段部
をけこみ板2の前方に突出させて、見返し部7を
形成するようにして取付けるものとしても良い。
かつ段板1の鼻段部には、上面に適宜見付材嵌合
溝8を形成するか又はしないで、これに木製ある
いは合成樹脂製等の見付材9が取付けられ、これ
によつて前記木口面6および見返し部7が存する
場合には該部の下面が被覆されたものとなされて
いる。見付材9によつて鼻段部をかかる被覆状態
にすることは、これによつて各段板1の木口面6
および見返し部7下面の化粧が不要のものとな
り、従つて片面のみに化粧材10を施した木質板
を以つてこれを単に所要寸法に切断していくだけ
で段板1を簡単に製作できる利点がある。
この考案は上述のように、段板1およびけこみ
板2のいずれも平板状の木質板材を用いるもので
ありながら、段板1の前端部は下位のけこみ板2
上に載置されてそれに支持されるのはもとより、
後端部も、上位のけこみ板2の下部前面に設けら
れた段板嵌合溝4に嵌合固定されて吊持状態に支
持されたものとなる。従つて、けこみ板2も重要
な荷重支持用の強度部材として段板の強度を補う
役目を果すこととなり、ひいては段板1に比較的
薄手の材料を使うことが可能となり、けこみ板2
の厚さを従来よりやや厚手のものとしながらもそ
れらの綜合的な材料の使用量を節減して、コスト
の低減をはかることができる。このことは更に、
段板1とけこみ板2に同じ厚さの材料を用いるこ
とを可能にするので、資材管理面での有利性を増
大しうるのみならず、それらの両端部をはめ込む
べき側板の溝加工を同一のルーターで同時に彫込
み作出することができるので、加工性および現場
施工性を向上して愈々製作組立コストの低減化を
実現することができる多大の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は斜視図、第2図はその要部の断
面図、第3図は変形例の断面図、第4図イ,ロは
従来品の断面図である。 1……段板、2……けこみ板、3……釘、4…
…段板嵌合溝、5……釘、6…木口面、7……見
返し部、9……見付材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平板状の木質板材からなる段板の前端部が、
    同じく平板状の木質板材からなる下位のけこみ
    板上に載置状態に固定されると共に、上記けこ
    み板の下部前面に段板嵌合溝が設けられ、該段
    板嵌合溝に下位の段板の後端部が嵌合支承され
    てなる木質階段。 (2) 段板とけこみ板とが略同じ厚さの木質板から
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の木質
    階段。
JP18540881U 1981-12-11 1981-12-11 木質階段 Granted JPS5889529U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18540881U JPS5889529U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 木質階段

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JP18540881U JPS5889529U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 木質階段

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Publication Number Publication Date
JPS5889529U JPS5889529U (ja) 1983-06-17
JPS6139785Y2 true JPS6139785Y2 (ja) 1986-11-14

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ID=29986430

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JP18540881U Granted JPS5889529U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 木質階段

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6349122B2 (ja) * 2014-03-28 2018-06-27 トヨタホーム株式会社 建物の階段構造及びこの階段構造の製造方法
JP6580388B2 (ja) * 2015-06-22 2019-09-25 朝日ウッドテック株式会社 安全施工階段

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JPS534624B2 (ja) * 1972-11-25 1978-02-18

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JPS534624U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17
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JPS5889529U (ja) 1983-06-17

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