JPH0319594Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319594Y2 JPH0319594Y2 JP1984152353U JP15235384U JPH0319594Y2 JP H0319594 Y2 JPH0319594 Y2 JP H0319594Y2 JP 1984152353 U JP1984152353 U JP 1984152353U JP 15235384 U JP15235384 U JP 15235384U JP H0319594 Y2 JPH0319594 Y2 JP H0319594Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- substrate
- thin
- decorative
- recess
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は住宅などの室内外に使用される木製
の扉に関する。
の扉に関する。
[従来技術]
従来、住宅などに使用される立体感を有する高
級な木製扉は、厚い無垢板からなる框材の内側に
無垢板を面取状に切削加工して凹凸を付与した鏡
板を落し込むように固着した構成が一般的であつ
た。
級な木製扉は、厚い無垢板からなる框材の内側に
無垢板を面取状に切削加工して凹凸を付与した鏡
板を落し込むように固着した構成が一般的であつ
た。
[考案が解決しようとする問題点]
所で、上記の様な高級な扉は鏡板に厚い無垢板
を用いているため、木材の乾燥割れや反りが発生
しやすく、また木材の枯渇からも非常に高価であ
つた。
を用いているため、木材の乾燥割れや反りが発生
しやすく、また木材の枯渇からも非常に高価であ
つた。
そこで、この考案では従来の無垢板を鏡板とし
て用いたと同様の豪華な見掛けを有し、かつ鏡板
に割れや反りが生じない扉の構成を提供すること
を目的としてなされたのもである。
て用いたと同様の豪華な見掛けを有し、かつ鏡板
に割れや反りが生じない扉の構成を提供すること
を目的としてなされたのもである。
[問題点を解決するための構成及び作用]
上記の目的を達成するため、この考案では表面
に、断面形状が緩やかな曲面となる溝状の凹部を
有する基板の凹部内で薄単板がはぎ合わされて一
体的に貼着された鏡板の周縁部に枠材が固着され
た化粧単板貼り扉の構成を提供する。
に、断面形状が緩やかな曲面となる溝状の凹部を
有する基板の凹部内で薄単板がはぎ合わされて一
体的に貼着された鏡板の周縁部に枠材が固着され
た化粧単板貼り扉の構成を提供する。
以下、図面を参照しながらこの考案を詳述す
る。第1図はこの考案の実施例となる扉の正面図
で第2図はそのA−A′断面図である。
る。第1図はこの考案の実施例となる扉の正面図
で第2図はそのA−A′断面図である。
扉の鏡板1は厚さが5〜20mm程度の合板、
LVL、パーテイクルボード、ハードボード、
MDFなどの木質系の基板2の片面又は両面にエ
ンボス板等で型押ししたり、ルーター等により切
削して溝状の凹部が形成されおり、その表面には
基板2の表面形状にそつて薄単板3が一体的に貼
着された化粧板から成つている。なお、片面のみ
に化粧加工された化粧板の場合は2枚の化粧板の
裏面同志を貼り合せて鏡板1として用いる。
LVL、パーテイクルボード、ハードボード、
MDFなどの木質系の基板2の片面又は両面にエ
ンボス板等で型押ししたり、ルーター等により切
削して溝状の凹部が形成されおり、その表面には
基板2の表面形状にそつて薄単板3が一体的に貼
着された化粧板から成つている。なお、片面のみ
に化粧加工された化粧板の場合は2枚の化粧板の
裏面同志を貼り合せて鏡板1として用いる。
基板2に形成される溝状の凹部形状としてはそ
の上面に貼着される薄単板3の厚さや可撓性にも
よるが、断面形状は100mmR程度以上のなめらか
な曲面を有する凹部で、貼着される薄単板3の繊
維方向に平行な溝状の凹部が好ましい。なお、貼
着される薄単板3の繊維方向と直行方向に形成さ
れる凹部は断面形状の曲率半径が100mmR以上の
出来るだけ大きな方が好ましいことは言うまでも
ない。基板2の表面に貼着される薄単板3は厚さ
が0.1〜0.7mm程度の薄い化粧単板でケヤキ、シオ
ジ、セン、チイークなどの天然木化粧単板や人工
木化粧単板など、常用の化粧単板が使用される。
なお、薄単板3の厚さは0.7mm以上になると単板
の剛性増て基板2の表面形状にそつて一体的に貼
着しにくくなる。そこで、アンモニヤやアミン類
などの薬剤で軟化処理を施こすと薄単板のみなら
ず、0.7mm以上の厚い単板も使用可能となり、好
ましい。
の上面に貼着される薄単板3の厚さや可撓性にも
よるが、断面形状は100mmR程度以上のなめらか
な曲面を有する凹部で、貼着される薄単板3の繊
維方向に平行な溝状の凹部が好ましい。なお、貼
着される薄単板3の繊維方向と直行方向に形成さ
れる凹部は断面形状の曲率半径が100mmR以上の
出来るだけ大きな方が好ましいことは言うまでも
ない。基板2の表面に貼着される薄単板3は厚さ
が0.1〜0.7mm程度の薄い化粧単板でケヤキ、シオ
ジ、セン、チイークなどの天然木化粧単板や人工
木化粧単板など、常用の化粧単板が使用される。
なお、薄単板3の厚さは0.7mm以上になると単板
の剛性増て基板2の表面形状にそつて一体的に貼
着しにくくなる。そこで、アンモニヤやアミン類
などの薬剤で軟化処理を施こすと薄単板のみなら
ず、0.7mm以上の厚い単板も使用可能となり、好
ましい。
これらの薄単板3は基板2表面の凹凸形状にそ
つて一体的に貼着される。
つて一体的に貼着される。
薄単板3は基板2に形成された溝状の凹部内で
はぎ合わせるので、鏡板1は無垢板の感覚を有し
ている。又、薄単板3の裏面に薄い和紙や不織
布、布などを貼着しておくと厚さが0.1〜0.3mm程
度の非常に薄い単板も基板への貼着時や取り扱い
時、さらには鏡板1とした後も割れたり裂けたり
することがなく好ましい。
はぎ合わせるので、鏡板1は無垢板の感覚を有し
ている。又、薄単板3の裏面に薄い和紙や不織
布、布などを貼着しておくと厚さが0.1〜0.3mm程
度の非常に薄い単板も基板への貼着時や取り扱い
時、さらには鏡板1とした後も割れたり裂けたり
することがなく好ましい。
化粧単板3を貼着する方法例をあげると、基板
2表面に酢酸ビニール接着剤や尿素樹脂接着剤な
どの各種常用の接着剤などを介して薄単板3を重
ね、真空プレスによつて基板2表面に圧着した
り、型押しロールで押圧して圧着するなどの方法
が採用される。
2表面に酢酸ビニール接着剤や尿素樹脂接着剤な
どの各種常用の接着剤などを介して薄単板3を重
ね、真空プレスによつて基板2表面に圧着した
り、型押しロールで押圧して圧着するなどの方法
が採用される。
鏡板1の外周辺部は常用の框材(図示せず)や
鏡板1の外周形状と同一形状の空間部を中央部に
切り抜いて形成したフラツシユ構造の枠材4など
に化粧縁5などにより固着して扉を構成してい
る。
鏡板1の外周形状と同一形状の空間部を中央部に
切り抜いて形成したフラツシユ構造の枠材4など
に化粧縁5などにより固着して扉を構成してい
る。
[考案の効果]
この考案の扉は上記のように凹凸を有する基板
の上面に薄単板が凹部内ではぎ合わせるように一
体的に貼着された鏡板が用いられているため、鏡
板の凹凸部は木目模様が連続し、あたかも一枚の
無垢板を切削して凹凸部を形成しているかの様に
豪華な見掛けを有し、かつ鏡板部は合板、ハード
ボード、MDF、LVLなどの均質な基板の上面に
薄単板が貼着された構成であるため反りや割れが
生じない扉を提供できるなどの効果を有してい
る。
の上面に薄単板が凹部内ではぎ合わせるように一
体的に貼着された鏡板が用いられているため、鏡
板の凹凸部は木目模様が連続し、あたかも一枚の
無垢板を切削して凹凸部を形成しているかの様に
豪華な見掛けを有し、かつ鏡板部は合板、ハード
ボード、MDF、LVLなどの均質な基板の上面に
薄単板が貼着された構成であるため反りや割れが
生じない扉を提供できるなどの効果を有してい
る。
第1図はこの考案の実施例になる扉の正面図で
第2図はそのA−A′断面図。 1……鏡板、2……基板、3……薄単板、4…
…枠材、5……化粧縁。
第2図はそのA−A′断面図。 1……鏡板、2……基板、3……薄単板、4…
…枠材、5……化粧縁。
Claims (1)
- 表面に、断面形状が緩やかな曲面となる溝状の
凹部を有する基板2の凹部内で薄単板3がはぎ合
わされて一体的に貼着された鏡板1の周縁部に枠
材4が固着されたことを特徴とする化粧単板貼り
扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984152353U JPH0319594Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984152353U JPH0319594Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167384U JPS6167384U (ja) | 1986-05-08 |
JPH0319594Y2 true JPH0319594Y2 (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=30710415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984152353U Expired JPH0319594Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319594Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59102793U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 朝日工業株式会社 | 扉用鏡板 |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP1984152353U patent/JPH0319594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6167384U (ja) | 1986-05-08 |
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