JPH0333279Y2 - - Google Patents

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JPH0333279Y2
JPH0333279Y2 JP1986009186U JP918686U JPH0333279Y2 JP H0333279 Y2 JPH0333279 Y2 JP H0333279Y2 JP 1986009186 U JP1986009186 U JP 1986009186U JP 918686 U JP918686 U JP 918686U JP H0333279 Y2 JPH0333279 Y2 JP H0333279Y2
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JP
Japan
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board
kamaboko
laminate
veneer
wood
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JP1986009186U
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JPS62122588U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Fish Paste Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はロータリーレースにより針葉樹から剥
離される単板により構成された蒲鉾板に関するも
のである。
(ロ) 従来の技術及び本考案が解決しようとする問
題点。
従来、蒲鉾板は針葉樹板を所望の大きさに木取
つて使用することが一般であるが、この種のもの
は製板ロスが生じ易い為、低廉な価格で市場に提
供することが出来なかつた。
本考案はかかる問題点に鑑み、製板にロスを生
ずることがなく又、製品に悪臭をなくすと共に熱
プレスを使用して含水率を均一にして蒲鉾の板附
を良好にし、然も反りを生ずることなく外観の優
美な均一製品を量産出来る様にしたものである。
(ハ) 問題点を解決する為の手段 本考案は針葉樹からロータリーレースで剥離し
た単板を原材料として使用し、木肌の荒い木裏面
を内側に重ねた上部積層板と下部積層板との間に
中板を挾んで、夫々接着しながら熱プレスにより
加圧する様にしたものである。
(ニ) 実施例及び作用 今、本考案の実施の一例を示せば下記の通りで
ある。
図中1は針葉樹からロータリーレースで剥離した
単板を使用し、木肌の荒い木裏面を内側にして上
板aを2mm以下に、下板bを3.5mm以下にしたも
のを重ねた上部積層板。
2は木肌の荒い木裏面を内側にして上板aを
3.5mm以下に、下板bを2mm以下にしたものを重
ねた下部積層板。
3は上部積層板1と下部積層板2との間に挾ん
だ3.5mm以下の中板、4は之等上下の積層板1,
2と中板3とを接着しながら熱プレスにより加圧
した本考案に係る積層蒲鉾板である。
本考案は上記の様に構成されているから、先ず
単板の木肌の荒い木裏面を内側にして重ね合せた
上部積層板1と下部積層板2との間に、之等と繊
維を交叉させて中板3を挾んで接着しながら熱プ
レスにより加圧すれば、板厚14.5mm以下の蒲鉾板
が得られるもので、之等上下の積層板1,2は互
に木肌の荒い木裏面を内側にして接着してあるか
ら、接着が強力に行なわれ、然も反る虞を有しな
いものである。
(ホ) 考案の効果 本考案は上記の様に針葉樹からロータリーレー
スで剥離した単板を使用するものであるから、製
板にロスわ生ずることがなく又、木肌の荒い面を
内側にして重ねた上部積層板と下部積層板との間
に中板を挾んで接着しながら熱プレスで加圧乾燥
させるものであるから、乾燥が均一完全に行なわ
れるので製品にかびが発生することなく衛生面に
優れ又、反りを生ずることなく尚、含水率が均一
になるから蒲鉾の板附きが容易に行なわれると共
に蒲鉾の日保ちが良好になるものであり、然も量
産も可能であるから低廉な価格で市場に提供する
ことが出来るものである。
殊に単板を使用するものであるから森林資源を
大幅に節減することが出来る等の諸特徴を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る積層蒲鉾板の斜面図。第
2図は同上の分解正面図である。 図中、1は上部積層板、2は下部積層板、3は
中板、4は積層蒲鉾板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータリーレースにより針葉樹から剥離した単
    板の木裏面と木裏面とを接着剤により接着した上
    部積層板と、之と同一構成の下部積層板との間
    に、表裏両面に接着剤を塗布した中板を挾んで
    夫々接着し、熱プレスにより加圧してなる積層蒲
    鉾板。
JP1986009186U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0333279Y2 (ja)

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JPS62122588U JPS62122588U (ja) 1987-08-04
JPH0333279Y2 true JPH0333279Y2 (ja) 1991-07-15

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