JPS6144669B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6144669B2 JPS6144669B2 JP57102118A JP10211882A JPS6144669B2 JP S6144669 B2 JPS6144669 B2 JP S6144669B2 JP 57102118 A JP57102118 A JP 57102118A JP 10211882 A JP10211882 A JP 10211882A JP S6144669 B2 JPS6144669 B2 JP S6144669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- plywood
- curved
- decorative
- paper layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 23
- 239000011120 plywood Substances 0.000 claims description 20
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 241000208140 Acer Species 0.000 description 1
- 235000018185 Betula X alpestris Nutrition 0.000 description 1
- 235000018212 Betula X uliginosa Nutrition 0.000 description 1
- 235000017788 Cydonia oblonga Nutrition 0.000 description 1
- 240000000731 Fagus sylvatica Species 0.000 description 1
- 235000010099 Fagus sylvatica Nutrition 0.000 description 1
- 240000007049 Juglans regia Species 0.000 description 1
- 235000009496 Juglans regia Nutrition 0.000 description 1
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 1
- 240000000907 Musa textilis Species 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 1
- 241000190021 Zelkova Species 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N melamine Chemical compound NC1=NC(N)=NC(N)=N1 JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 235000020234 walnut Nutrition 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はピアノやオルガンの器枠あるいは家
具の側枠などに使用される湾曲化粧合板の製造法
に関する。
具の側枠などに使用される湾曲化粧合板の製造法
に関する。
ピアノやオルガンなどの器枠部品例えばけんば
ん蓋、奥屋根あるいはけん盤後付などには側面が
特殊形状に湾曲した化粧合板が用いられているが
この化粧合板の製造に当たつては、ラワンなどの
合板からなる芯材の表裏両面に尿素樹脂、フエノ
ール樹脂などの接着剤を塗布し、その表裏の部分
に天然銘木を0.3mm〜1.0mm厚さにスライスした化
粧用単板を重ね合せ、これらをホツトプレスによ
つて強圧して化粧用単板を芯材に貼着すると同時
に全体を所定の形状に湾曲させて一体成形してい
るのが一般である。
ん蓋、奥屋根あるいはけん盤後付などには側面が
特殊形状に湾曲した化粧合板が用いられているが
この化粧合板の製造に当たつては、ラワンなどの
合板からなる芯材の表裏両面に尿素樹脂、フエノ
ール樹脂などの接着剤を塗布し、その表裏の部分
に天然銘木を0.3mm〜1.0mm厚さにスライスした化
粧用単板を重ね合せ、これらをホツトプレスによ
つて強圧して化粧用単板を芯材に貼着すると同時
に全体を所定の形状に湾曲させて一体成形してい
るのが一般である。
ところで、この一体成形加工法によれば、プレ
ス中に接着剤中の水分が芯材中へ一部浸透し且つ
湾曲部に圧力が強くかかるなど、合板全体に均一
に圧力がかからないなどの理由で、合板中の含水
状態にバラツキが生じ、特に圧力の強くかかつた
部分は強化木となつて水抜けが悪く、合板全体の
含水率が均一化し所望の含水率に到達するまでに
は相当長期(約1ケ月程度)のシーズニングを必
要としており、これは他の器枠部品である屋根
板、上前板、下前板などに用いられる平面合板の
シーズニング期間(約6日ぐらい)に比べかなり
の隔たりがあつて、加工ラインの進度が揃わず製
造管理面のネツクになつている。また、銘木の天
然木目を現出するために表面に透明塗装を施すも
のでは、器枠部品のすべては同一の木目を持ち表
面が平滑美麗であることが要求されており、一つ
の部品でもその条件に欠けていれば高級商品とし
ての価値が失われるために、各部品の変形には充
分留意していかなければならない。
ス中に接着剤中の水分が芯材中へ一部浸透し且つ
湾曲部に圧力が強くかかるなど、合板全体に均一
に圧力がかからないなどの理由で、合板中の含水
状態にバラツキが生じ、特に圧力の強くかかつた
部分は強化木となつて水抜けが悪く、合板全体の
含水率が均一化し所望の含水率に到達するまでに
は相当長期(約1ケ月程度)のシーズニングを必
要としており、これは他の器枠部品である屋根
板、上前板、下前板などに用いられる平面合板の
シーズニング期間(約6日ぐらい)に比べかなり
の隔たりがあつて、加工ラインの進度が揃わず製
造管理面のネツクになつている。また、銘木の天
然木目を現出するために表面に透明塗装を施すも
のでは、器枠部品のすべては同一の木目を持ち表
面が平滑美麗であることが要求されており、一つ
の部品でもその条件に欠けていれば高級商品とし
ての価値が失われるために、各部品の変形には充
分留意していかなければならない。
そこで、この発明は、湾曲化粧合板が平面化粧
合板の生産ラインに合せて同時加工が可能であ
り、しかも芯材が安定し表面変形の少ない湾曲化
粧合板を得ることを目的とするもので、芯材の湾
曲加工を合板の湾曲加工に先行させて芯材中の含
水率を均一化し、次いでその芯材の表裏に熱硬化
性樹脂含浸紙層および化粧用単板を積層してこれ
を芯材上に加熱加圧接着することを特徴とする。
合板の生産ラインに合せて同時加工が可能であ
り、しかも芯材が安定し表面変形の少ない湾曲化
粧合板を得ることを目的とするもので、芯材の湾
曲加工を合板の湾曲加工に先行させて芯材中の含
水率を均一化し、次いでその芯材の表裏に熱硬化
性樹脂含浸紙層および化粧用単板を積層してこれ
を芯材上に加熱加圧接着することを特徴とする。
すなわち、この発明は、ラワンなどの合板から
なる芯材をホツトプレスによつて所要の湾曲形状
に圧搾成形し、これをシーズニングして所定の含
水率に維持し、その芯材の表裏の面に熱硬化性樹
脂含浸紙層および化粧用単板を積層し、これを金
型内で加熱加圧して芯材上に接着するものであ
る。
なる芯材をホツトプレスによつて所要の湾曲形状
に圧搾成形し、これをシーズニングして所定の含
水率に維持し、その芯材の表裏の面に熱硬化性樹
脂含浸紙層および化粧用単板を積層し、これを金
型内で加熱加圧して芯材上に接着するものであ
る。
そして、芯材としてはラワン、かば、なら、ぶ
ななどの単板を適宜枚数積層した合板が用いられ
熱硬化性樹脂含浸紙層としてはマニラ麻をベース
とした0.05mm〜0.1mm厚さの不織紙にフエノー
ル、メラミンなどの熱硬化性の樹脂を含浸硬化さ
せたものが用いられ、また化粧用単板としては、
かりん、けやき、かえで、ローズ、ウオールナツ
トなどの銘木を0.3mm〜1.0mmの厚さにスライスし
たものが用いられる。
ななどの単板を適宜枚数積層した合板が用いられ
熱硬化性樹脂含浸紙層としてはマニラ麻をベース
とした0.05mm〜0.1mm厚さの不織紙にフエノー
ル、メラミンなどの熱硬化性の樹脂を含浸硬化さ
せたものが用いられ、また化粧用単板としては、
かりん、けやき、かえで、ローズ、ウオールナツ
トなどの銘木を0.3mm〜1.0mmの厚さにスライスし
たものが用いられる。
なお、紙層と化粧用単板を芯材に接着するに当
たつては、湾曲した芯材の表裏の面に紙層を貼着
してから化粧用単板を接着するようにしてもよい
し、予め紙層と化粧用単板とを貼り合せておき、
これを金型内で芯材の表裏の面に重合し、仮圧締
してから後加熱加圧接着するようにしてもよい。
たつては、湾曲した芯材の表裏の面に紙層を貼着
してから化粧用単板を接着するようにしてもよい
し、予め紙層と化粧用単板とを貼り合せておき、
これを金型内で芯材の表裏の面に重合し、仮圧締
してから後加熱加圧接着するようにしてもよい。
ピアノのけんばん蓋に係る実施例について図面
参照の上説明すれば、11プライの合板からなる
芯材1を、先ずホツトプレスにより所望の湾曲形
成に圧搾成形し、これを約20日間シーズニングし
て含水率14%以下に調整し、次いで例えば、0.6
mm厚さの化粧用単板3と熱硬化性樹脂含浸紙層2
を貼り合せ、これを先の芯材1の表裏に順次に積
層し、仮圧締を行い図のような見かけの形を形成
し、しかる後に金型中に入れ、加熱加圧すること
により一つの湾曲化粧合板を得る。
参照の上説明すれば、11プライの合板からなる
芯材1を、先ずホツトプレスにより所望の湾曲形
成に圧搾成形し、これを約20日間シーズニングし
て含水率14%以下に調整し、次いで例えば、0.6
mm厚さの化粧用単板3と熱硬化性樹脂含浸紙層2
を貼り合せ、これを先の芯材1の表裏に順次に積
層し、仮圧締を行い図のような見かけの形を形成
し、しかる後に金型中に入れ、加熱加圧すること
により一つの湾曲化粧合板を得る。
以上のようにこの発明では、芯材のみの湾曲成
形を先行的に行い、これをシーズニングし、その
後において化粧用単板を接着するようにしたの
で、芯材中に水分がとじ込もることなく拡散し、
平面化粧合板と同様早期に所定の含水率に達する
ことができ、平面化粧合板の生産ラインに合せて
同時加工が可能となり、また、透明塗装を施す場
合にも湾曲化粧合板の部品と平面化粧合板の部品
とを同時に塗装することができ、さらに芯材と化
粧用単板との間に熱硬化性樹脂含浸紙層を介在さ
せたので、温度変化による芯材の動きを抑えるこ
とができて芯材が安定し、透明塗装を施した際に
は化粧用単板の木目を美しく表現することができ
る。
形を先行的に行い、これをシーズニングし、その
後において化粧用単板を接着するようにしたの
で、芯材中に水分がとじ込もることなく拡散し、
平面化粧合板と同様早期に所定の含水率に達する
ことができ、平面化粧合板の生産ラインに合せて
同時加工が可能となり、また、透明塗装を施す場
合にも湾曲化粧合板の部品と平面化粧合板の部品
とを同時に塗装することができ、さらに芯材と化
粧用単板との間に熱硬化性樹脂含浸紙層を介在さ
せたので、温度変化による芯材の動きを抑えるこ
とができて芯材が安定し、透明塗装を施した際に
は化粧用単板の木目を美しく表現することができ
る。
図面は本発明の湾曲化粧合板の一例を示し、1
は芯材、2は熱硬化性樹脂含浸紙層、3は化粧用
単板。
は芯材、2は熱硬化性樹脂含浸紙層、3は化粧用
単板。
Claims (1)
- 1 合板からなる芯材を所要の湾曲形状に圧搾成
形し、これをシーズニングして所定の含水率に維
持し、その後において上記湾曲芯材の表裏両面
に、熱硬化性樹脂含浸紙層を内側にして該樹脂含
浸紙層と化粧用単板を積層して仮圧締し、該積層
物を金型に収容し該積層物を加熱加圧して接着す
ることを特徴とする湾曲化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102118A JPS585248A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 湾曲化粧合板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102118A JPS585248A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 湾曲化粧合板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS585248A JPS585248A (ja) | 1983-01-12 |
JPS6144669B2 true JPS6144669B2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=14318878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57102118A Granted JPS585248A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 湾曲化粧合板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585248A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016190494A (ja) * | 2016-06-28 | 2016-11-10 | 株式会社岡村製作所 | 防虫合板 |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP57102118A patent/JPS585248A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS585248A (ja) | 1983-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5496648A (en) | Formable composite laminates with cellulose-containing polymer resin sheets | |
CA2720236C (en) | Manufacturing process for a laminated structure | |
JP3903401B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPS6144669B2 (ja) | ||
US20040231265A1 (en) | Method of forming a molded plywood door skin, molded plywood door skin, and door manufactured therewith | |
JP3442212B2 (ja) | 木質繊維板の製造方法 | |
JP2526444B2 (ja) | 木質化粧板の成形方法 | |
JP3933782B2 (ja) | 木質系基板 | |
JPS6178606A (ja) | 化粧単板の製法 | |
JP2002331501A (ja) | 人工杢単板または人工杢板の製造方法 | |
JP2003033902A (ja) | 折り曲げ成形パネルの製造方法 | |
GB1202161A (en) | Improved process for edging laminated panels | |
JPS5912463B2 (ja) | 突板化粧板の製造方法 | |
JPH0333279Y2 (ja) | ||
JP2525856B2 (ja) | 木質単板の製造方法 | |
JPS6121241Y2 (ja) | ||
JPS61102211A (ja) | パ−テイクルボ−ドの製造方法 | |
JPS5847347B2 (ja) | 化粧合板の製法 | |
JPH08174784A (ja) | 木材化粧パネル | |
JPH03239543A (ja) | 木質化粧板およびその製法 | |
CN118219629A (zh) | 一种预饰面的轻质竹铝蜂窝夹芯板及其制造方法 | |
JPS59390B2 (ja) | 曲げ加工性に適した突板化粧板の製造方法 | |
JPH0440883Y2 (ja) | ||
JPH0134791B2 (ja) | ||
JPH02289341A (ja) | 立体形状を有する化粧合板 |