JPS6039214Y2 - 木質構造部材 - Google Patents

木質構造部材

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Publication number
JPS6039214Y2
JPS6039214Y2 JP4717880U JP4717880U JPS6039214Y2 JP S6039214 Y2 JPS6039214 Y2 JP S6039214Y2 JP 4717880 U JP4717880 U JP 4717880U JP 4717880 U JP4717880 U JP 4717880U JP S6039214 Y2 JPS6039214 Y2 JP S6039214Y2
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JP
Japan
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core material
plywood
wooden structural
decorative board
veneer
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Expired
Application number
JP4717880U
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JPS56146509U (ja
Inventor
和吉 味形
Original Assignee
有限会社新光銘木
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は木質心材の表面に化粧板が張られた構造部材
に於ける化粧部分の改良にかかわる。
この種の構造部材、例えば木柱は心材に集成材を使用し
てその表面に、ベニヤ合板を貼着しそれに塗装したもの
やベニヤ合板で裏打ちされた合成樹脂の化粧板を貼着し
たもの等がある。
これらはそれぞれ特長があるが、長手方向の隅角に於け
る上記化粧板の突き合わせ縁に心材との関係で隙間が生
じたり傷つき折損する欠点がある。
そこでこの出願人はこの隅角部に関し実公昭47−46
9号(名称、床柱の化粧板)、実公昭52−27.24
2号(名称、床柱)、実開昭55−27.737号(名
称、建造物用ブロック状部材)の考案により、心材の隅
角部を長手方向に沿って削除しその削除面に銘木の面皮
を貼着することにより、隅角部の保護と美感を与えるよ
うにしていた。
その隅角部を除いた心材の周囲に貼る化粧板は主として
ポリエチレン系合成樹脂板にベニヤ合板が一体に裏打ち
されていてベニヤ合板が木質の心材に貼着し、隅角部に
貼る面皮は主としてケヤキ等の銘木を年輪ごとに分離し
た幅が小さく長さは柱の長さと同じ木片を使用している
これ等先願考案にかかるものは心材の乾燥によって心材
の表面に収縮による凹部が生じ表面の化粧板と面皮との
間に隙間部が生ずることがある。
一方、化粧板にポリエチレン系合成樹脂に代えてフェノ
ール系合成樹脂を使用するものが出現した。
このものはフェノール系合成樹脂板の表面にメラミンを
塗装したもので、ポリエチレン系合成樹脂の化粧板より
硬く打撲や擦過傷痕がつき難く、ベニヤ合板の裏打ちな
くして接着剤で木質の心材に固着する。
そこでこの考案は隅角部を除いた心材の面にはベニヤ合
板を介在させることなくフェノール系合成樹脂を直接貼
着すると共に、隅角部の削除面にベニヤ合板を介して銘
木の面皮を貼着することにより、心材の収縮に影響され
ることなく耐擦傷と耐打撲性の化粧表層を維持させよう
とすものである。
実施例によりこの考案を説明すると、第1,2図に示す
ように寄せ木或いは単粗材で心材1を構威し、柱の場合
は柱として前面側となる左右両側の隅角部2の、揚がり
かまちの場合は横に置かれて角面となる隅角部2の心材
1を長さに沿って切り落して削除面3とし、削除面3に
ベニヤ合板5の接着剤で貼着し、使用された場合に露出
する心材1の面にベニヤ合板5の端縁にかけてフェノー
ル系樹脂板にメラミン層を一体とした化粧板4を貼着す
る。
この化粧板は耐熱性であるから熱圧接着が可能である。
次に銘木の面皮6をベニヤ合板5と化粧板4の端縁とに
接着剤で貼着して構成される。
心材の隅角部2を削除面3としない場合は第3,4図に
示され、心材1の一面にベニヤ合板7を貼着しその合板
7の一端縁を斜めに切り落して削除面3とし、心材1と
ベニヤ合板7面に貼着した化粧板4間の削除面3に面皮
6を貼着する。
この実施例の場合は、ベニヤ合板7の端縁を予め斜切し
て化粧板4を貼ったものを心材1の一面に貼着するから
、心材1に削除面3を形成するよりも作業が容易となり
、先の実施例の心材1とこの実施例のベニヤ合板7とは
この考案上同一視される。
上記各実施例は柱、揚がりかまちの建築部材を挙げたが
家具類にもこの考案が実施できる。
上記構成によると、心材が乾燥によりその表面に凹部が
発生するもフェノール系合成樹脂板の硬直性により陥没
する等の影響を全く受けず、したがって表面に影響なく
、面皮6はベニヤ合板5゜7の緩衝により同じく影響が
ない効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は各実施例を示し、第1図はこの考案部材の横断面
図、第2図は第1図の斜視図、第3図は他の実施例の横
断面図、第4図は第3図の斜視図。 図中、1は心材、2は隅角部、3は削除面、4は化粧板
、5,7はベニヤ合板、6は面皮。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)寄せ木状の心材1の隅角部2をその長さの方向に
    切り落して削除面3とし、削除面3にはベニヤ台板5を
    心材1の面にはフェノール系樹脂板の化粧板4を貼着し
    、前記ベニヤ合板5に面皮6を重ね貼着して成る木質構
    造部材。
  2. (2)心材1は表面にベニヤ合板7を重畳貼着して威る
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の木質構造部材
JP4717880U 1980-04-07 1980-04-07 木質構造部材 Expired JPS6039214Y2 (ja)

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JPS56146509U JPS56146509U (ja) 1981-11-05
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