JP2592077Y2 - 複合化粧床材 - Google Patents
複合化粧床材Info
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Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、床仕上げに使用され
る複合化粧床材に関する。
る複合化粧床材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の天然木材資源の枯渇化、自然保護
の社会的要請の影響により、木材、その中でも特に高品
位ラワン材等の高品位木材の消費が制限される傾向にあ
り、建築用木材の分野においても、ラワン代替材の使用
による床材の提供、いわゆる省ラワン化が強く求められ
ている。
の社会的要請の影響により、木材、その中でも特に高品
位ラワン材等の高品位木材の消費が制限される傾向にあ
り、建築用木材の分野においても、ラワン代替材の使用
による床材の提供、いわゆる省ラワン化が強く求められ
ている。
【0003】省ラワン化の手段として、例えば実開昭6
3−76142号公報には、表面材の両側縁下部にスペ
ーサ部材を取り付け、そのスペーサ部材間に異質材を配
置してなる床材が開示されている。
3−76142号公報には、表面材の両側縁下部にスペ
ーサ部材を取り付け、そのスペーサ部材間に異質材を配
置してなる床材が開示されている。
【0004】この床材は、異質材として発泡スチロール
等の軽量材、またはハニカムコア、パーティクルボー
ド、ファイバーボード等のラワン代替材料を使用して、
省ラワン化を図っているものである。
等の軽量材、またはハニカムコア、パーティクルボー
ド、ファイバーボード等のラワン代替材料を使用して、
省ラワン化を図っているものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記床
材において、異質材として発泡スチロール等の軽量材を
使用したものでは、強度低下を防止するために、表面材
の合板として、厚くて高強度の材料を使用する必要があ
る。すなわち、表面材として、高品位ラワン材合板等を
多量に使用せざるを得ず、省ラワン化の要請にそぐわな
いばかりか、コストの上昇も来す恐れがある。
材において、異質材として発泡スチロール等の軽量材を
使用したものでは、強度低下を防止するために、表面材
の合板として、厚くて高強度の材料を使用する必要があ
る。すなわち、表面材として、高品位ラワン材合板等を
多量に使用せざるを得ず、省ラワン化の要請にそぐわな
いばかりか、コストの上昇も来す恐れがある。
【0006】また、異質材として、比較的高強度のパー
ティクルボード等を使用したものでは、表面材の合板を
薄く仕上げることができ、省ラワン化を図ることができ
る。しかしながら、吸放湿時の含水率1%の変化に対す
る長さ方向、幅方向の寸法変化率(線伸縮率)は、平均
的に見ると、合板が0.015%程度であるのに対し、
パーティクルボードが0.045%程度であり、また2
5℃の水に24時間浸漬時の吸水率1%あたりの長さ方
向、幅方向の線膨張率は、合板が0.0025〜0.0
053%で平均的には0.0033%程度であるのに対
し、パーティクルボードが0.010〜0.060%で
平均的には0.0175%程度である。このように線伸
縮率または線膨張率等で示される膨張率が合板およびパ
ーティクルボード間で大きく相違し、伸縮度合が大きく
異なるため、床材幅方向もしくは長さ方向において中央
部が凹んで施工時有害な谷反りが発生することが多く、
未だ実用化に至っていないのが現状である。
ティクルボード等を使用したものでは、表面材の合板を
薄く仕上げることができ、省ラワン化を図ることができ
る。しかしながら、吸放湿時の含水率1%の変化に対す
る長さ方向、幅方向の寸法変化率(線伸縮率)は、平均
的に見ると、合板が0.015%程度であるのに対し、
パーティクルボードが0.045%程度であり、また2
5℃の水に24時間浸漬時の吸水率1%あたりの長さ方
向、幅方向の線膨張率は、合板が0.0025〜0.0
053%で平均的には0.0033%程度であるのに対
し、パーティクルボードが0.010〜0.060%で
平均的には0.0175%程度である。このように線伸
縮率または線膨張率等で示される膨張率が合板およびパ
ーティクルボード間で大きく相違し、伸縮度合が大きく
異なるため、床材幅方向もしくは長さ方向において中央
部が凹んで施工時有害な谷反りが発生することが多く、
未だ実用化に至っていないのが現状である。
【0007】この考案は、上記従来技術の問題を解消
し、有害な谷反りの発生を防止できるとともに、高品位
木材の節減を図って天然木材資源の枯渇化に対処し、さ
らにコストの低減も期待できる複合化粧床材を提供する
ことを目的とする。
し、有害な谷反りの発生を防止できるとともに、高品位
木材の節減を図って天然木材資源の枯渇化に対処し、さ
らにコストの低減も期待できる複合化粧床材を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、板状芯材の長さ方向における両側縁部
と、少なくともいずれか一方の端部に沿ってそれぞれ端
材が貼着された台板の上面に、表面基材が貼着されると
ともに、その表面基材上に表面化粧材が設けられた複合
材をもって構成されてなり、その複合材の前記端材が配
置された辺部のうち隣り合う2辺に接合用雄ざね部が形
成され、残り2辺に前記雄ざね部に対応する雌ざね部が
形成された複合化粧床材であって、前記芯材が、パーテ
ィクルボードによって構成され、前記端材が、前記芯材
よりも機械的強度が高く、釘保持可能な材料によって構
成され、前記表面基材が、パーティクルボードと膨張率
が近似し、かつ中質繊維板、パーティクルボード、ハー
ドボード、ウェハーボード、オリエンテッドストランド
ボード等の再構成材料から選択された1種または2種以
上のものによって構成され、前記台板の下面における少
なくとも前記芯材が配置される領域に、抗張性を有する
裏打ち材が貼着されてなることを要旨とするものであ
る。
め、この考案は、板状芯材の長さ方向における両側縁部
と、少なくともいずれか一方の端部に沿ってそれぞれ端
材が貼着された台板の上面に、表面基材が貼着されると
ともに、その表面基材上に表面化粧材が設けられた複合
材をもって構成されてなり、その複合材の前記端材が配
置された辺部のうち隣り合う2辺に接合用雄ざね部が形
成され、残り2辺に前記雄ざね部に対応する雌ざね部が
形成された複合化粧床材であって、前記芯材が、パーテ
ィクルボードによって構成され、前記端材が、前記芯材
よりも機械的強度が高く、釘保持可能な材料によって構
成され、前記表面基材が、パーティクルボードと膨張率
が近似し、かつ中質繊維板、パーティクルボード、ハー
ドボード、ウェハーボード、オリエンテッドストランド
ボード等の再構成材料から選択された1種または2種以
上のものによって構成され、前記台板の下面における少
なくとも前記芯材が配置される領域に、抗張性を有する
裏打ち材が貼着されてなることを要旨とするものであ
る。
【0009】この考案においては、前記裏打ち材を、防
湿材料によって構成して、前記台板の下面側全域に貼着
することが好ましい。
湿材料によって構成して、前記台板の下面側全域に貼着
することが好ましい。
【0010】
【作用】この考案の複合化粧床材においては、台板の芯
材としてパーティクルボードからなるものを使用すると
ともに、台板上に貼着される表面基材としてパーティク
ルボードと膨張率が近似する再構成材料からなるものを
使用しているため、芯材および表面基材の伸縮度合に整
合性が得られて、両者の伸縮に対するバランスが良好に
保たれる。しかも、台板の下面に抗張性を有する裏打ち
材を貼着しているため、床材下層部の伸びが抑制され
る。
材としてパーティクルボードからなるものを使用すると
ともに、台板上に貼着される表面基材としてパーティク
ルボードと膨張率が近似する再構成材料からなるものを
使用しているため、芯材および表面基材の伸縮度合に整
合性が得られて、両者の伸縮に対するバランスが良好に
保たれる。しかも、台板の下面に抗張性を有する裏打ち
材を貼着しているため、床材下層部の伸びが抑制され
る。
【0011】また、芯材および表面基材として、ラワン
代替材料となる再構成材料を使用することによって、高
品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材のみに限られ
ることとなる。
代替材料となる再構成材料を使用することによって、高
品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材のみに限られ
ることとなる。
【0012】なお、雄ざね部は、高強度で釘打ち可能な
端材に形成されるため、床材施工において、打ち込まれ
た釘は、端材によって強く保持されて、釘打ちによる床
材固定を確実に行うことができる。
端材に形成されるため、床材施工において、打ち込まれ
た釘は、端材によって強く保持されて、釘打ちによる床
材固定を確実に行うことができる。
【0013】また、本考案において、防湿材料からなる
裏打ち材を台板の下面全域に貼着する場合には、床材下
面側からの床材内部への吸湿を防止することができる。
裏打ち材を台板の下面全域に貼着する場合には、床材下
面側からの床材内部への吸湿を防止することができる。
【0014】
【実施例】図1はこの考案の一実施例である複合化粧床
材を示す一部切欠斜視図、図2は図1のII−II線断面
図、図3は図1のIII-III 線断面図である。なお、これ
らの図および以下の図面においては、考案の理解を容易
にする目的で、厚さ方向の寸法を実際のものより大きく
示している。
材を示す一部切欠斜視図、図2は図1のII−II線断面
図、図3は図1のIII-III 線断面図である。なお、これ
らの図および以下の図面においては、考案の理解を容易
にする目的で、厚さ方向の寸法を実際のものより大きく
示している。
【0015】図1ないし図3に示すように、この床材
は、板状芯材(1)の長さ方向における両側縁部と、一
端部に沿って端材(2)(2)(2)が貼着されてなる
台板(3)の上面に、表面基材(4)および表面化粧材
(5)が貼着されるとともに、下面全域に裏打ち材
(8)が貼着された裏打ち付き複合材をもって構成され
ており、その複合材の、端材(2)が配置された辺部の
うちの隣り合う2辺に接合用雄ざね部(6)が形成され
るとともに、その2辺を除く他の2辺に前記雄ざね部
(6)に対応する雌ざね部(7)が形成されたものであ
る。
は、板状芯材(1)の長さ方向における両側縁部と、一
端部に沿って端材(2)(2)(2)が貼着されてなる
台板(3)の上面に、表面基材(4)および表面化粧材
(5)が貼着されるとともに、下面全域に裏打ち材
(8)が貼着された裏打ち付き複合材をもって構成され
ており、その複合材の、端材(2)が配置された辺部の
うちの隣り合う2辺に接合用雄ざね部(6)が形成され
るとともに、その2辺を除く他の2辺に前記雄ざね部
(6)に対応する雌ざね部(7)が形成されたものであ
る。
【0016】この床材において、芯材(1)としては、
パーティクルボードからなるものが使用される。また、
芯材(1)は厚さが5mm以上のものを好適に使用する
ことができ、中でも6〜12mmのものを使用するのが
良い。厚さが5mmに満たないものでは、後述する有害
な谷反りの発生を有効に防止することや、必要な強度等
を確保させることが困難となる。
パーティクルボードからなるものが使用される。また、
芯材(1)は厚さが5mm以上のものを好適に使用する
ことができ、中でも6〜12mmのものを使用するのが
良い。厚さが5mmに満たないものでは、後述する有害
な谷反りの発生を有効に防止することや、必要な強度等
を確保させることが困難となる。
【0017】端材(2)は、芯材(1)よりも機械的強
度が高く、かつ釘保持可能な材料で構成する必要があ
る。具体的には、合板、集成材、単板積層材(LV
L)、むく材等の木質板からものや、合成木材、合成ゴ
ム等の樹脂材料からなるものを好適に使用することがで
きるが、もとよりその材料は限定されるものではない。
度が高く、かつ釘保持可能な材料で構成する必要があ
る。具体的には、合板、集成材、単板積層材(LV
L)、むく材等の木質板からものや、合成木材、合成ゴ
ム等の樹脂材料からなるものを好適に使用することがで
きるが、もとよりその材料は限定されるものではない。
【0018】また、端材(2)は厚さが上記芯材(1)
の厚さと同程度のものを好適に使用することができる。
の厚さと同程度のものを好適に使用することができる。
【0019】表面基材(4)としては、パーティクルボ
ードと線伸縮率または線膨張率が近似し、すなわちパー
ティクルボードの線伸縮率または線膨張率に対し、0.
5〜1.7倍、好適には0.6〜1.4倍の線伸縮率ま
たは線膨張率を有し、かつ木質繊維あるいは木材削片を
接着剤、結合剤等を用いて圧縮成形してなる再構成材料
が使用される。具体的には、線伸縮率が0.020〜
0.070%(%/%)、好適には0.030〜0.0
60%(%/%)、または線膨張率が0.010〜0.
060%(%/%)、好適には0.010〜0.040
%(%/%)であるもの、例えば比重0.4〜0.8の
中質繊維板(MDF)、パーティクルボード(PB)、
ハードボード(HB)、ウェハーボード(WB)、オリ
エンテッドストランドボード(OSB)等を使用するこ
とができ、この中でも表面平滑性の観点から、PB、M
DF、HBを好適に使用することができる。
ードと線伸縮率または線膨張率が近似し、すなわちパー
ティクルボードの線伸縮率または線膨張率に対し、0.
5〜1.7倍、好適には0.6〜1.4倍の線伸縮率ま
たは線膨張率を有し、かつ木質繊維あるいは木材削片を
接着剤、結合剤等を用いて圧縮成形してなる再構成材料
が使用される。具体的には、線伸縮率が0.020〜
0.070%(%/%)、好適には0.030〜0.0
60%(%/%)、または線膨張率が0.010〜0.
060%(%/%)、好適には0.010〜0.040
%(%/%)であるもの、例えば比重0.4〜0.8の
中質繊維板(MDF)、パーティクルボード(PB)、
ハードボード(HB)、ウェハーボード(WB)、オリ
エンテッドストランドボード(OSB)等を使用するこ
とができ、この中でも表面平滑性の観点から、PB、M
DF、HBを好適に使用することができる。
【0020】表面基材(4)は、必ずしも1種の材料か
らなるものを使用する必要はなく、2種以上の材料から
なるものを使用することもできる。
らなるものを使用する必要はなく、2種以上の材料から
なるものを使用することもできる。
【0021】また、表面基材(4)には、必要に応じ
て、その表面、裏面または両面に、紙、不織布、布等の
シート材を貼着したり、樹脂含浸処理、樹脂塗布処理を
施してもよい。
て、その表面、裏面または両面に、紙、不織布、布等の
シート材を貼着したり、樹脂含浸処理、樹脂塗布処理を
施してもよい。
【0022】表面化粧材(5)としては、木質単板のほ
か、模様印刷紙、模様塩化ビニール等の公知のものを使
用することができるが、公知の塗装処理によって化粧材
を形成することもできる。
か、模様印刷紙、模様塩化ビニール等の公知のものを使
用することができるが、公知の塗装処理によって化粧材
を形成することもできる。
【0023】また、表面基材(4)および表面化粧材
(5)からなる表面材は、その厚さを上記端材(2)よ
りも薄く設定するのがよく、具体的には2mm〜7mm
の範囲、特に3mm〜5.5mmに設定するのがよい。
(5)からなる表面材は、その厚さを上記端材(2)よ
りも薄く設定するのがよく、具体的には2mm〜7mm
の範囲、特に3mm〜5.5mmに設定するのがよい。
【0024】裏打ち材(8)としては、抗張力が幅15
mmあたり39.2N(4kgf)以上の材料からなる
ものを好適に使用することができ、より好ましくは5
8.8(6kgf)以上の材料からなるものを使用する
のが良い。具体的には、紙、不織布、布、木材単板、樹
脂含浸紙、バルカナイズドファイバー紙、合成樹脂シー
トないしはフィルム等からなるもの、およびこれらを組
み合わせたものを使用することができる。
mmあたり39.2N(4kgf)以上の材料からなる
ものを好適に使用することができ、より好ましくは5
8.8(6kgf)以上の材料からなるものを使用する
のが良い。具体的には、紙、不織布、布、木材単板、樹
脂含浸紙、バルカナイズドファイバー紙、合成樹脂シー
トないしはフィルム等からなるもの、およびこれらを組
み合わせたものを使用することができる。
【0025】この構成の複合化粧床材を製造する場合、
例えば芯材(1)の所定の周縁部に沿って端材(2)
(2)(2)を貼着して台板(3)を形成し、台板
(3)の上面側に表面基材(4)および表面化粧材
(5)を貼着するとととに、下面側に裏打ち材(8)を
貼着して裏打ち付き複合材を形成し、その複合材にさね
加工を施して、雄ざね部(6)および雌ざね部(7)を
形成することによって行われる。もっとも、床材の製法
は、これだけに限られるものではない。
例えば芯材(1)の所定の周縁部に沿って端材(2)
(2)(2)を貼着して台板(3)を形成し、台板
(3)の上面側に表面基材(4)および表面化粧材
(5)を貼着するとととに、下面側に裏打ち材(8)を
貼着して裏打ち付き複合材を形成し、その複合材にさね
加工を施して、雄ざね部(6)および雌ざね部(7)を
形成することによって行われる。もっとも、床材の製法
は、これだけに限られるものではない。
【0026】この床材による施工は、合板、パーティク
ルボード等で形成される床下地の上に、床材を接着剤を
用いて貼着するとともに、釘を雄ざね部(6)の基端部
分に貫通するように打ち込んで、床下地に固定すること
によって行われる。なお、2枚目以降の施工は、すでに
床下地に固定された床材のさね部に、次に施工する床材
のさね部を雄雌嵌合するとともに、上記と同様に床下地
に固定することとなる。
ルボード等で形成される床下地の上に、床材を接着剤を
用いて貼着するとともに、釘を雄ざね部(6)の基端部
分に貫通するように打ち込んで、床下地に固定すること
によって行われる。なお、2枚目以降の施工は、すでに
床下地に固定された床材のさね部に、次に施工する床材
のさね部を雄雌嵌合するとともに、上記と同様に床下地
に固定することとなる。
【0027】この床材によれば、台板(3)の芯材
(1)としてパーティクルボードからなるものを使用す
るとともに、台板(3)上に貼着される表面基材(4)
としてパーティクルボードと膨張率が近似する再構成材
料からなるものを使用しているため、芯材(1)および
表面基材(4)の伸縮度合に整合性が得られて、両者の
伸縮に対するバランスが良好に保たれる。したがって、
反りの発生、中でも有害な谷反りの発生を防止すること
ができる。しかも、台板(3)の下面に抗張性を有する
裏打ち材を貼着しているため、床材下層部の伸びが抑制
され、この点からも、有害な谷反りの発生を防止するこ
とができる。
(1)としてパーティクルボードからなるものを使用す
るとともに、台板(3)上に貼着される表面基材(4)
としてパーティクルボードと膨張率が近似する再構成材
料からなるものを使用しているため、芯材(1)および
表面基材(4)の伸縮度合に整合性が得られて、両者の
伸縮に対するバランスが良好に保たれる。したがって、
反りの発生、中でも有害な谷反りの発生を防止すること
ができる。しかも、台板(3)の下面に抗張性を有する
裏打ち材を貼着しているため、床材下層部の伸びが抑制
され、この点からも、有害な谷反りの発生を防止するこ
とができる。
【0028】また、雄ざね部(6)は、高強度で釘打ち
可能な端材(2)に形成されるため、打ち込まれた釘
は、端材(2)によって強く保持されて、釘打ちによる
床材固定を確実に行うことができる。
可能な端材(2)に形成されるため、打ち込まれた釘
は、端材(2)によって強く保持されて、釘打ちによる
床材固定を確実に行うことができる。
【0029】さらに、芯材(1)および表面基材(4)
として、ラワン代替材料の再構材料を使用することによ
って、高品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材
(2)のみに限られるため、高品位木材の節減が図られ
て、天然木材資源の枯渇化に対処することができる。
として、ラワン代替材料の再構材料を使用することによ
って、高品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材
(2)のみに限られるため、高品位木材の節減が図られ
て、天然木材資源の枯渇化に対処することができる。
【0030】また、この実施例のように台板(3)の裏
面側全域に裏打ち材(8)を貼着する場合には、裏打ち
材(8)として不透水性材料等の防湿材料を使用してお
くと、床下地に結露等が発生したとしても、床材の内部
への吸湿を防止することができ、谷反り、表面化粧材の
汚染、層間剥離の発生等、吸湿による悪影響が及ぶのを
防止できる。
面側全域に裏打ち材(8)を貼着する場合には、裏打ち
材(8)として不透水性材料等の防湿材料を使用してお
くと、床下地に結露等が発生したとしても、床材の内部
への吸湿を防止することができ、谷反り、表面化粧材の
汚染、層間剥離の発生等、吸湿による悪影響が及ぶのを
防止できる。
【0031】なお、裏打ち材(8)自体が吸湿性の材料
であっても、その材料に防湿シート等を貼着したり、防
湿塗料を塗布する等、防湿処理を施しておけば、上記と
同様な効果を得ることができる。
であっても、その材料に防湿シート等を貼着したり、防
湿塗料を塗布する等、防湿処理を施しておけば、上記と
同様な効果を得ることができる。
【0032】ところで、上記実施例においては、裏打ち
材(8)を台板(3)の下面側全域に貼着するようにし
ているが、本考案においては、図4に示すように台板
(3)の下面における少なくとも芯材(1)が配置され
る領域に、裏打ち材(8)が設けられていれば良い。
材(8)を台板(3)の下面側全域に貼着するようにし
ているが、本考案においては、図4に示すように台板
(3)の下面における少なくとも芯材(1)が配置され
る領域に、裏打ち材(8)が設けられていれば良い。
【0033】また、上記実施例では、端材(2)を、台
板(3)の周囲4辺のうち3辺に配置するようにしてい
るが、それだけに限られず、端材(2)を、台板(3)
の周囲4辺すべてに配置するようにしても良い。
板(3)の周囲4辺のうち3辺に配置するようにしてい
るが、それだけに限られず、端材(2)を、台板(3)
の周囲4辺すべてに配置するようにしても良い。
【0034】また、本考案においては、床材内部の適所
に、例えば図5(a)に示すように芯材(1)の内部
に、床材強度を高めるために補強材(9)を介在させた
り、図5(b)に示すように、表面基材(4)の裏面側
に、反り発生防止用の溝(10)を形成したりしても良
い。
に、例えば図5(a)に示すように芯材(1)の内部
に、床材強度を高めるために補強材(9)を介在させた
り、図5(b)に示すように、表面基材(4)の裏面側
に、反り発生防止用の溝(10)を形成したりしても良
い。
【0035】
【考案の効果】以上のように、この考案の複合化粧床材
によれば、台板の芯材としてパーティクルボードからな
るものを使用するとともに、台板上に貼着される表面基
材としてパーティクルボードと膨張率が近似する再構成
材料からなるものを使用しているため、芯材および表面
基材の伸縮度合に整合性が得られて、両者の伸縮に対す
るバランスが良好に保たれる。したがって、反りの発
生、中でも有害な谷反りの発生を防止することができ
る。しかも、台板の下面に抗張性を有する裏打ち材を貼
着しているため、床材下層部の伸びが抑制され、この点
からも、有害な谷反りの発生を防止することができる。
によれば、台板の芯材としてパーティクルボードからな
るものを使用するとともに、台板上に貼着される表面基
材としてパーティクルボードと膨張率が近似する再構成
材料からなるものを使用しているため、芯材および表面
基材の伸縮度合に整合性が得られて、両者の伸縮に対す
るバランスが良好に保たれる。したがって、反りの発
生、中でも有害な谷反りの発生を防止することができ
る。しかも、台板の下面に抗張性を有する裏打ち材を貼
着しているため、床材下層部の伸びが抑制され、この点
からも、有害な谷反りの発生を防止することができる。
【0036】また、芯材および表面基材として、ラワン
代替材料となる再構成材料を使用することによって、高
品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材のみに限られ
るため、高品位木材の節減が図られて、天然木材資源の
枯渇化に対処することができる。さらに、表面基材の材
料選択によってはコストの低減を図ることができる。
代替材料となる再構成材料を使用することによって、高
品位ラワン材等の高品位木材の使用が端材のみに限られ
るため、高品位木材の節減が図られて、天然木材資源の
枯渇化に対処することができる。さらに、表面基材の材
料選択によってはコストの低減を図ることができる。
【0037】なお、雄ざね部は、高強度で釘打ち可能な
端材に形成されるため、床材施工において、打ち込まれ
た釘は、端材によって強く保持されて、釘打ちによる床
材固定を確実に行うことができる。
端材に形成されるため、床材施工において、打ち込まれ
た釘は、端材によって強く保持されて、釘打ちによる床
材固定を確実に行うことができる。
【0038】また、本考案において、防湿材料からなる
裏打ち材を台板の下面全域に貼着する場合には、床材下
面側からの床材内部への吸湿を防止でき、谷反り、表面
化粧材の汚染、層間剥離の発生等、吸湿による悪影響が
及ぶのを防止できるという利点がある。
裏打ち材を台板の下面全域に貼着する場合には、床材下
面側からの床材内部への吸湿を防止でき、谷反り、表面
化粧材の汚染、層間剥離の発生等、吸湿による悪影響が
及ぶのを防止できるという利点がある。
【図1】この考案の一実施例である複合化粧床材を示す
一部切欠斜視図である。
一部切欠斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII-III 線断面図である。
【図4】この考案の変形例を示す断面図である。
【図5】この考案の他の変形例を示す断面図である。
1…芯材 2…端材 3…台板 4…表面基材 5…表面化粧材 6…雄ざね部 7…雌ざね部 8…裏打ち材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04F 15/18 E04F 15/18 A
Claims (2)
- 【請求項1】 板状芯材の長さ方向における両側縁部
と、少なくともいずれか一方の端部に沿ってそれぞれ端
材が貼着された台板の上面に、表面基材が貼着されると
ともに、その表面基材上に表面化粧材が設けられた複合
材をもって構成されてなり、その複合材の前記端材が配
置された辺部のうち隣り合う2辺に接合用雄ざね部が形
成され、残りの2辺に前記雄ざね部に対応する雌ざね部
が形成された複合化粧床材であって、 前記芯材が、パーティクルボードによって構成され、 前記端材が、前記芯材よりも機械的強度が高く、釘保持
可能な材料によって構成され、 前記表面基材が、パーティクルボードと膨張率が近似
し、かつ中質繊維板、パーティクルボード、ハードボー
ド、ウェハーボード、オリエンテッドストランドボード
等の再構成材料から選択された1種または2種以上のも
のによって構成され、 前記台板の下面における少なくとも前記芯材が配置され
る領域に、抗張性を有する裏打ち材が貼着されてなるこ
とを特徴とする複合化粧床材。 - 【請求項2】 前記裏打ち材は、防湿材料によって構成
され、前記台板の下面側全域に貼着されてなる請求項
(1)に記載の複合化粧床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993029081U JP2592077Y2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 複合化粧床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993029081U JP2592077Y2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 複合化粧床材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687543U JPH0687543U (ja) | 1994-12-22 |
| JP2592077Y2 true JP2592077Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12266397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993029081U Expired - Lifetime JP2592077Y2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 複合化粧床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592077Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3169468B2 (ja) * | 1992-03-27 | 2001-05-28 | 竹本油脂株式会社 | 炭素繊維のサイジング方法 |
| JP3023652B2 (ja) * | 1995-08-28 | 2000-03-21 | 株式会社ノダ | 積層板 |
| JPH11172904A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-06-29 | Eidai Co Ltd | 建築用化粧板 |
| JP2010137404A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ブロックボード及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP1993029081U patent/JP2592077Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0687543U (ja) | 1994-12-22 |
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