JPS5823634Y2 - 框材 - Google Patents

框材

Info

Publication number
JPS5823634Y2
JPS5823634Y2 JP9090778U JP9090778U JPS5823634Y2 JP S5823634 Y2 JPS5823634 Y2 JP S5823634Y2 JP 9090778 U JP9090778 U JP 9090778U JP 9090778 U JP9090778 U JP 9090778U JP S5823634 Y2 JPS5823634 Y2 JP S5823634Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame material
adhesive
back side
veneer
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9090778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS558157U (ja
Inventor
則夫 笹部
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP9090778U priority Critical patent/JPS5823634Y2/ja
Publication of JPS558157U publication Critical patent/JPS558157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5823634Y2 publication Critical patent/JPS5823634Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具など木質の框材にあって、水分の吸脱湿に
よる反りを防止する為に、表面側に突板を接着剤を介し
て貼合せた框材の芯材の裏面側に接着剤を介して被覆シ
ートを貼合せてなる框材に関する。
従来の框材は、框材の表面側のみに、例えば酢酸ビニル
系の接着剤を介して突板を貼合せした後、アミノアルキ
ッド樹脂塗料や、ウレタン樹脂塗料などの塗料を塗装し
ており、裏面側には突板の貼合せや、樹脂塗料による塗
装は行っていなかった。
その為に突板の接着及びそれへの塗装が行われる表面側
は、接着剤の水分や溶剤等が、初期に於ては裏面側にく
らべ過多となり、その面が伸長して初期反りが発生して
いた。
また裏面側には突板の接着や塗装を行わない為に、完成
品に於ては湿度など環境の変化があると、この面より容
易に水分等の吸脱湿を行ない框材の反りが発生しまずい
欠点があった。
本考案はかかる欠点に鑑み、框材の裏面側に被覆シート
を接着剤を介して接着することにより、初期の反り発生
及び湿度の変化による水分の吸脱湿を起さない框材を得
る目的でなされたものである。
以下本考案を実施例として示した図面に基いて更に詳細
に説明する。
本考案の框材は、反り防止用に框材裏面に撥水剤つき被
覆シートを貼合せしたものであり、第1図及び第2図は
本考案実施例に係る框材の断面図である。
第1図で1は框材の芯材、2は接着剤層、3は突板、4
は塗料塗膜層、5は被覆シート、6は撥水剤層であり、
A及びB、C面は框材の表面側であり、D面は框材の裏
面側である。
框材の芯材1は、断面が略四角形の角材である。
これは合板に接着剤を塗布し、複数枚積層して加圧、接
着を行い積層合板を作威し、この積層合板を積層面に直
角に切断して角材をつくるか、または木材単体を断面が
略四角形に切断した角材でもよい。
この角材はA及びB、C面が表面側であり、Dは裏面側
である。
接着剤層2はA、B、C,Dの四辺の表面にたとえば酢
酸ビニル系などの接着剤を塗布し形成したものであり、
A、B、C面は突板を接着する接着面となる。
D面が被覆シートを接着する接着面である。
突板3は、原木を略Q、2mm程度にスライスしたもの
であり、原木の樹種により、各種異った木目模様を形成
させることができる。
塗料塗膜層4は、例えば反応型のアクリル−ウレタン系
の透明又は半透明の塗料で、スプレ一方式で塗装後、加
熱硬化を行って塗膜層を形成させたものである。
被膜シート5は、例えばクラフトパルプを主体としたも
ので、米坪量が15〜50g/m2程度の原紙でありキ
ャレンダー等をかけて、紙の多産をO080〜0.90
程度に高めたものであり、これを貼合せることにより特
に合板の場合は外観欠点が外に見えない利点がある。
色つき、模様つき原紙であれば、意匠効果は一層大きい
その他被覆シートとして、たとえばポリエチレンフィル
ムなど、通気性のないシートを使用してもよい。
この場合は必ずしも撥水剤の塗布を必要としない。
撥水剤層6は、たとえば紙の場合は、上記被覆シート5
の表面に、片面コーティング方式により、シリコーン樹
脂やワックスなどを塗布したものであり、好ましい結果
が得られる。
シリコーン樹脂やワックスは撥水性があり、水分の付着
を防止し、框材内部への水分の出入を防止する効果があ
るので、湿度の変化等によってA。
B、C面と同様にD面からの水分の吸湿が防止できて、
框材の反りは発生しない。
第2図は、本考案実施例に係る框材の断面図であり、框
材の芯材1の断面が、半円形のかまぼこ型をした異る実
施例である。
半円弧の面が表面側Aであり、直線部分が裏面側りであ
る。
上記のように本考案の框材は、表面側に突板を接着剤を
介して貼合せた框材の裏面側に接着剤を介して被覆シー
トを貼合せたので、接着剤の水分による表裏のバランス
が取れて框材の初期反りの発生がない。
また水分はこの撥水剤層にてはじかれて、框材の芯材へ
の水分の吸脱湿がないので、環境の変化による框材の反
りは発生しない。
さらに裏面側への被覆シートの貼合せにより裏面側の框
材の外観品質を向上させる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1面及び第2図は、本考案の実施例を示す断面図であ
り、1は框材の芯材、2は接着剤層、5は被覆シート、
Dは框材の裏面側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面側に突板を接着剤を介して貼合せた框材の芯材の裏
    面側に接着剤を介して被覆シートを貼り合せてなる框材
JP9090778U 1978-06-30 1978-06-30 框材 Expired JPS5823634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090778U JPS5823634Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 框材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090778U JPS5823634Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 框材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS558157U JPS558157U (ja) 1980-01-19
JPS5823634Y2 true JPS5823634Y2 (ja) 1983-05-20

Family

ID=29019687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9090778U Expired JPS5823634Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 框材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5823634Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028946A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 Kao Corp テルペンアルコ−ルのジグリセリンアルキルエ−テル及びこれを含有する化粧料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028946A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 Kao Corp テルペンアルコ−ルのジグリセリンアルキルエ−テル及びこれを含有する化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS558157U (ja) 1980-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5823634Y2 (ja) 框材
US3582426A (en) Method of providing the surface of an object with an artificial wood grain pattern
JP3200729B2 (ja) 框 材
JPH048240Y2 (ja)
JPS6028609Y2 (ja) 心材に貼る化粧材
JPS6226896B2 (ja)
JPH0211125Y2 (ja)
JPS5847347B2 (ja) 化粧合板の製法
JPH053318Y2 (ja)
TWM638952U (zh) 側邊封邊用之側封飾板結構改良
JPS6246725Y2 (ja)
JPH064787Y2 (ja) 木製浴槽
JP2589435Y2 (ja) 造作材
JPH0694761B2 (ja) 戸ぶすま
JPH1177902A (ja) 木質建材
JPH049125Y2 (ja)
JPS5828808Y2 (ja) 天然銘木単板ばり化粧板材
JPS6321542Y2 (ja)
JPH01118541U (ja)
JPS6147250A (ja) 天然銘木化粧シ−トおよびそれを貼着してなる天然銘木化粧板
JPS6039214Y2 (ja) 木質構造部材
JP2667443B2 (ja) 化粧単板
JPS6354202A (ja) 化粧単板の製造方法
JP2557546Y2 (ja) 木製素材
JPS6037942Y2 (ja) 壁材