JPS6321542Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321542Y2 JPS6321542Y2 JP628383U JP628383U JPS6321542Y2 JP S6321542 Y2 JPS6321542 Y2 JP S6321542Y2 JP 628383 U JP628383 U JP 628383U JP 628383 U JP628383 U JP 628383U JP S6321542 Y2 JPS6321542 Y2 JP S6321542Y2
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- decorative
- groove
- gypsum
- panel
- grooved
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- Expired
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は建材等に用いられる溝付化粧石膏パ
ネルに関する。
ネルに関する。
従来、石膏ボードを基材とし、これに複数の化
粧溝を設けた溝付化粧石溝パネルとしてこれら化
粧溝に着色剤を施したものが知られている。この
従来の溝付化粧石膏パネルの化粧溝に着色剤を施
す方法としては、化粧溝に着色剤を滴下し、はみ
出た部分をローラ等で拭き払う方法がとられてい
る。しかし、この場合、第1図に示すように石膏
ボード1の被覆材料である厚紙2、又はその表面
に貼付された化粧紙3の接着層4等の溝部5の切
断面より滴下された着色剤6が浸透し、溝部5に
沿うパネル上面に不規則なにじみ7が発生すると
いう問題があつた。これは特に隠蔽性の乏しい薄
い化粧紙を用いた場合に、このにじみ7が化粧紙
を通して見えることになり、商品として不体裁と
なり、商品価値を低下させるので好ましくない。
粧溝を設けた溝付化粧石溝パネルとしてこれら化
粧溝に着色剤を施したものが知られている。この
従来の溝付化粧石膏パネルの化粧溝に着色剤を施
す方法としては、化粧溝に着色剤を滴下し、はみ
出た部分をローラ等で拭き払う方法がとられてい
る。しかし、この場合、第1図に示すように石膏
ボード1の被覆材料である厚紙2、又はその表面
に貼付された化粧紙3の接着層4等の溝部5の切
断面より滴下された着色剤6が浸透し、溝部5に
沿うパネル上面に不規則なにじみ7が発生すると
いう問題があつた。これは特に隠蔽性の乏しい薄
い化粧紙を用いた場合に、このにじみ7が化粧紙
を通して見えることになり、商品として不体裁と
なり、商品価値を低下させるので好ましくない。
さらに溝付化粧石膏パネルは化粧溝の存在によ
り抗折強度が著るしく減少するなどの問題もあつ
た。
り抗折強度が著るしく減少するなどの問題もあつ
た。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、従来の如き化粧溝の着色剤のにじみがな
く、かつ抗折強度の向上を図ることができる溝付
化粧石膏パネル提供することを目的とする。
つて、従来の如き化粧溝の着色剤のにじみがな
く、かつ抗折強度の向上を図ることができる溝付
化粧石膏パネル提供することを目的とする。
すなわち、この考案は石膏ボードと、その表面
に接着剤を介して貼着された化粧紙と、該化粧紙
および石膏ボードの表層部を切断するようにして
形成されて複数の化粧溝と、該化粧溝内に選択的
に塗布された着色層とを具備してなる溝付き化粧
石膏パネルにおいて、該着色層は上記化粧溝に塗
布された透明シーラ層を介して施されていること
を特徴とする溝付化粧石膏パネルを提供すること
を目的とする。
に接着剤を介して貼着された化粧紙と、該化粧紙
および石膏ボードの表層部を切断するようにして
形成されて複数の化粧溝と、該化粧溝内に選択的
に塗布された着色層とを具備してなる溝付き化粧
石膏パネルにおいて、該着色層は上記化粧溝に塗
布された透明シーラ層を介して施されていること
を特徴とする溝付化粧石膏パネルを提供すること
を目的とする。
以下、この考案を第2ないし第5図に示す実施
例を参照して説明する。
例を参照して説明する。
第2図中、11は石膏ボードであつて、その上
下面に厚紙12,13がそれぞれ石膏ボード11
と一体的に接着されている。この一方の厚紙12
上にはさらに接着層14を介して所望の模様等を
付した化粧紙15が貼着されている。さらに、こ
の石膏ボード11の上面には上記化粧紙15、接
着層14および厚紙12を切断するようにして複
数条のU溝16が穿設されている。これらU溝1
6内面には液体の浸透を防止するための透明なシ
ーラ層17が塗布されている。このシーラ層17
塗布面上にはさらに着色剤(たとえばインキ、ペ
イント等)18が塗布されている。
下面に厚紙12,13がそれぞれ石膏ボード11
と一体的に接着されている。この一方の厚紙12
上にはさらに接着層14を介して所望の模様等を
付した化粧紙15が貼着されている。さらに、こ
の石膏ボード11の上面には上記化粧紙15、接
着層14および厚紙12を切断するようにして複
数条のU溝16が穿設されている。これらU溝1
6内面には液体の浸透を防止するための透明なシ
ーラ層17が塗布されている。このシーラ層17
塗布面上にはさらに着色剤(たとえばインキ、ペ
イント等)18が塗布されている。
この着色剤18の塗布層は下地のシーラ層17
の含浸層によつて石膏11、厚紙12、接着層1
4、化粧紙15又はこれらの層間へ浸透が完全に
防止されている。このように、上記シーラ層17
は溝16内に塗布される着色剤18の浸透を防止
し、従来の如き着色剤のにじみ発生を防止すると
いう目的のほかに、着色剤の付着性を向上させ、
かつ溝16部分の強度を向上させる効果を奏する
ものであることが好ましい。したがつて、このシ
ーラ層17として好ましくはアクリル樹脂、エチ
レン−酢酸ビニルコポリマー、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂等の合成樹脂が用い
られる。
の含浸層によつて石膏11、厚紙12、接着層1
4、化粧紙15又はこれらの層間へ浸透が完全に
防止されている。このように、上記シーラ層17
は溝16内に塗布される着色剤18の浸透を防止
し、従来の如き着色剤のにじみ発生を防止すると
いう目的のほかに、着色剤の付着性を向上させ、
かつ溝16部分の強度を向上させる効果を奏する
ものであることが好ましい。したがつて、このシ
ーラ層17として好ましくはアクリル樹脂、エチ
レン−酢酸ビニルコポリマー、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂等の合成樹脂が用い
られる。
この溝付化粧石膏パネルの製造方法としては特
に制限はなく、たとえば第3図に示す如く、石膏
ボードに化粧紙等を貼着した状態で電動カツター
ソー等でU溝を切削した石膏パネル19を多数の
ローラ20を介してシーラ剤塗布工程へ導き、こ
こで石膏パネル19上にシーラ剤溶液21を滴下
させてU溝内面にシーラ剤溶液21を含浸させ
(第4図参照)、ついで、加熱乾燥室22を通過さ
せシーラ剤を固化させたのち、たとえば塗布ロー
ラ23によりU溝内面にのみ着色剤18を塗布し
たのち乾燥させる。この塗布ローラ23はたとえ
ば第5図に示すように石膏パネル19の断面形状
に対応する形状の溝付ローラからなるものであ
る。このほか、U溝内に着色剤を施す方法として
着色剤溶液をU溝内に滴下し、ついで余分の着色
剤溶液をローラ等を用いて拭き取るようにしても
よい。
に制限はなく、たとえば第3図に示す如く、石膏
ボードに化粧紙等を貼着した状態で電動カツター
ソー等でU溝を切削した石膏パネル19を多数の
ローラ20を介してシーラ剤塗布工程へ導き、こ
こで石膏パネル19上にシーラ剤溶液21を滴下
させてU溝内面にシーラ剤溶液21を含浸させ
(第4図参照)、ついで、加熱乾燥室22を通過さ
せシーラ剤を固化させたのち、たとえば塗布ロー
ラ23によりU溝内面にのみ着色剤18を塗布し
たのち乾燥させる。この塗布ローラ23はたとえ
ば第5図に示すように石膏パネル19の断面形状
に対応する形状の溝付ローラからなるものであ
る。このほか、U溝内に着色剤を施す方法として
着色剤溶液をU溝内に滴下し、ついで余分の着色
剤溶液をローラ等を用いて拭き取るようにしても
よい。
本考案によれば化粧溝内の着色が合成樹脂等か
らなるシーラ層を介して施されているので着色剤
のにじみが全くなく、かつ、化粧溝の存在による
石膏ボードの抗折強度の低下がシーラ層によつて
補われているので機械的強度が大きく、かつ意匠
的効果の大きい溝付化粧石膏パネルを提供するこ
とができる。また前述の如く着色剤のにじみが完
全に防止されるので、表面の化粧紙として、通常
の薄葉紙のように隠蔽性の乏しいものも適宜用い
ることができる。
らなるシーラ層を介して施されているので着色剤
のにじみが全くなく、かつ、化粧溝の存在による
石膏ボードの抗折強度の低下がシーラ層によつて
補われているので機械的強度が大きく、かつ意匠
的効果の大きい溝付化粧石膏パネルを提供するこ
とができる。また前述の如く着色剤のにじみが完
全に防止されるので、表面の化粧紙として、通常
の薄葉紙のように隠蔽性の乏しいものも適宜用い
ることができる。
なお、本考案における化粧紙としては天然紙又
は人工紙に任意の着色、模様を付したものを適宜
用いることができ、特に制限はない。さらに、石
膏ボードとしても特に制限はない。
は人工紙に任意の着色、模様を付したものを適宜
用いることができ、特に制限はない。さらに、石
膏ボードとしても特に制限はない。
第1図は従来の溝付化粧石膏パネルの斜視図、
第2図は本考案に係わる溝付化粧石膏パネルの断
面図、第3図は本考案の石膏パネルの製造例を示
す模式図、第4図は本考案の化粧石膏パネルの製
造課程を示す断面図、第5図は塗布ローラの一例
を示す一部断面図である。 3……化粧紙、4……接着層、5……溝部、6
……着色剤、7……にじみ、11……石膏ボー
ド、12,13……厚紙、14……接着層、15
……化粧紙、16……U溝、17……シーラ層、
18……着色剤、19……石膏パネル、20……
ローラ、21……シーラ剤溶液、22……乾燥
室、23……塗布ローラ。
第2図は本考案に係わる溝付化粧石膏パネルの断
面図、第3図は本考案の石膏パネルの製造例を示
す模式図、第4図は本考案の化粧石膏パネルの製
造課程を示す断面図、第5図は塗布ローラの一例
を示す一部断面図である。 3……化粧紙、4……接着層、5……溝部、6
……着色剤、7……にじみ、11……石膏ボー
ド、12,13……厚紙、14……接着層、15
……化粧紙、16……U溝、17……シーラ層、
18……着色剤、19……石膏パネル、20……
ローラ、21……シーラ剤溶液、22……乾燥
室、23……塗布ローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 石膏ボードと、その表面に接着剤を介して貼
着された化粧紙と、該化粧紙および石膏ボード
の表層部を切断するようにして形成された複数
の化粧溝と、該化粧溝内に選択的に塗布された
着色層とを具備してなる溝付き化粧石膏パネル
において、該着色層は上記化粧溝に塗布された
透明シーラ層を介して施されていることを特徴
とする溝付化粧石膏パネル。 (2) シーラ剤が透明合成樹脂からなる実用新案登
録請求の範囲第1項記載の溝付化粧石膏パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP628383U JPS59113333U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 溝付化粧石膏パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP628383U JPS59113333U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 溝付化粧石膏パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113333U JPS59113333U (ja) | 1984-07-31 |
JPS6321542Y2 true JPS6321542Y2 (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=30137840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP628383U Granted JPS59113333U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 溝付化粧石膏パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113333U (ja) |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP628383U patent/JPS59113333U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113333U (ja) | 1984-07-31 |
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