JPS6018305B2 - 人工木質単板化粧板とその製法 - Google Patents
人工木質単板化粧板とその製法Info
- Publication number
- JPS6018305B2 JPS6018305B2 JP6427177A JP6427177A JPS6018305B2 JP S6018305 B2 JPS6018305 B2 JP S6018305B2 JP 6427177 A JP6427177 A JP 6427177A JP 6427177 A JP6427177 A JP 6427177A JP S6018305 B2 JPS6018305 B2 JP S6018305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood veneer
- artificial wood
- decorative board
- conduit
- artificial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人工木質単板貼り化粧板とその製法に関するも
のであり、その目的とするところは、天然木より直接得
られる木質単板を使用した化粧板の導管と酷似の擬似導
管を現出した人工木質単板を使用した化粧板とその製法
を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、天然木より直接得
られる木質単板を使用した化粧板の導管と酷似の擬似導
管を現出した人工木質単板を使用した化粧板とその製法
を提供することにある。
人工木質単板貼り化粧板は、従来はホワイトセラャ、ジ
ェルトン等の比較的安価な広葉樹をロータリー切削加工
して得られる木質単板を染色した後、多数枚の該大賀単
板をそれぞれ接着剤を介して積層し、上下方向より凹凸
のある型板で圧縮して凹凸フリッチを形成し、該フリッ
チをスライス切削加工して得られる人工木質単板イを第
１図に示すように接着剤を介して基板口上に貼着して得
ていた。
ェルトン等の比較的安価な広葉樹をロータリー切削加工
して得られる木質単板を染色した後、多数枚の該大賀単
板をそれぞれ接着剤を介して積層し、上下方向より凹凸
のある型板で圧縮して凹凸フリッチを形成し、該フリッ
チをスライス切削加工して得られる人工木質単板イを第
１図に示すように接着剤を介して基板口上に貼着して得
ていた。
しかしながら上記従来の人工大賀単板鮎り化粧板におい
ては、導管二が同一方向には配置しておらず、人工木質
単板イの年輪該当部である接着剤層ハを境にして導管二
方向が異ることがいまいま発生し、その為に天然木より
得られる木質単板使用の木質単板貼り化粧板と比較して
、外観上不自然さを見る人に与えるという欠点を有して
いた。
ては、導管二が同一方向には配置しておらず、人工木質
単板イの年輪該当部である接着剤層ハを境にして導管二
方向が異ることがいまいま発生し、その為に天然木より
得られる木質単板使用の木質単板貼り化粧板と比較して
、外観上不自然さを見る人に与えるという欠点を有して
いた。
本発明は上記従来の人工木質単板貼り化粧板のかかる欠
点を改善する目的でなされたものである。以下、本発明
は図面の実施例に基例に基づいて詳細に説明する。
点を改善する目的でなされたものである。以下、本発明
は図面の実施例に基例に基づいて詳細に説明する。
本発明はシナ材、アガチス山等の導管径１５０〆以下の
樹種をロータリー切削加工して得られる厚み０．５肌乃
至２．仇舷の木質単板１を第２図に示すように１０の女
乃至１５の女、それぞれ接着剤を介して積層し、上下方
向より凹凸の型板で圧縮して凹凸のフリッチ２を形成し
た後、該フリッチ２をスライス切削加工して、第３図に
示すように、年輪該当部が接着剤層３である、厚み０．
２肋乃至０．４肌の人工木質単板４を形成し、・次に第
４図に示すように、該人工木質単板４を接着剤を介して
、積層合板、チップボード、ィンシュレーションボード
等の厚み４肋乃至１５肋の基板５上に貼着した後談人工
木質単板４の表面に、全周面に凹凸を有するェンボスロ
ール６を用いて、第５図に示すように、深さ５叫乃至５
０岬、中２０呼乃至１肌、長さ２側乃至１仇舷の凹部の
ェンボスを附与して略同一方に位置する擬似導管７を有
する人工木質単板貼り化粧板を得るものである。
樹種をロータリー切削加工して得られる厚み０．５肌乃
至２．仇舷の木質単板１を第２図に示すように１０の女
乃至１５の女、それぞれ接着剤を介して積層し、上下方
向より凹凸の型板で圧縮して凹凸のフリッチ２を形成し
た後、該フリッチ２をスライス切削加工して、第３図に
示すように、年輪該当部が接着剤層３である、厚み０．
２肋乃至０．４肌の人工木質単板４を形成し、・次に第
４図に示すように、該人工木質単板４を接着剤を介して
、積層合板、チップボード、ィンシュレーションボード
等の厚み４肋乃至１５肋の基板５上に貼着した後談人工
木質単板４の表面に、全周面に凹凸を有するェンボスロ
ール６を用いて、第５図に示すように、深さ５叫乃至５
０岬、中２０呼乃至１肌、長さ２側乃至１仇舷の凹部の
ェンボスを附与して略同一方に位置する擬似導管７を有
する人工木質単板貼り化粧板を得るものである。
尚、本発明に用いる樹種は１凧乃至２凧の至近距離から
は人間の目では判別出来ない導管径である１５０心以下
の導管を有するもので良いが、特に望ましくは導管径１
０岬以下であれば、擬似導管７と混同することはほとん
どない。
は人間の目では判別出来ない導管径である１５０心以下
の導管を有するもので良いが、特に望ましくは導管径１
０岬以下であれば、擬似導管７と混同することはほとん
どない。
本発明は上記の如く構成されており、本発明による人工
木質単板貼り化粧板の擬似導管７は同一方向に位置して
りおり、且つ元の樹種の導管はその径が１５叫以下であ
るので、通常の人工木質単板化粧板の使用状態、例えば
室内の壁材、床材、天井材として使用する際には人間の
目では判別出来ないので擬似導管と混同することもなく
、天然木より得られた木質単板を使用した化粧板に酷似
の導管を現出することが出来る効果を有している。
木質単板貼り化粧板の擬似導管７は同一方向に位置して
りおり、且つ元の樹種の導管はその径が１５叫以下であ
るので、通常の人工木質単板化粧板の使用状態、例えば
室内の壁材、床材、天井材として使用する際には人間の
目では判別出来ないので擬似導管と混同することもなく
、天然木より得られた木質単板を使用した化粧板に酷似
の導管を現出することが出来る効果を有している。
図面の簡単な説暖
第１図は従釆の人工木質単板貼り化粧板の斜視図、第２
図は本発明に係るフリッチの斜視図、第３図は同上の人
工木質単板の平面図、第４図は同上の人工木質単板貼り
化粧板表面にェンボスを附与している状態を示す斜視図
、第５図は同上の人工木質単板粘り化粧板の平面図であ
る。
図は本発明に係るフリッチの斜視図、第３図は同上の人
工木質単板の平面図、第４図は同上の人工木質単板貼り
化粧板表面にェンボスを附与している状態を示す斜視図
、第５図は同上の人工木質単板粘り化粧板の平面図であ
る。
１・・・・・・木質単板、２・・・・・・フリッチ、４
・・・・・・人工木質単板、５・・・・・・基板。
・・・・・・人工木質単板、５・・・・・・基板。
第１図
第２図
第３図
第４図
第５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 導管径１５０μ以下の樹種を用いて得られた人工木
質単板の表面に凹凸のエンボスを附与して擬似導管を形
成したことを特徴とする人工木質単板貼り化粧板。 ２ 導管径１５０μ以下の樹種より得られる木質単板を
それぞれ接着剤を介して多数枚積層して凹凸のフリツチ
を形成した後、該フリツチを切削加工して人工木質単板
を形成し、次に該人工木質単板を接着剤を介して基板上
に貼着した後、該人工木質単板表面に凹凸のエンボスを
附与して擬似導管を形成する人工木質単板貼り化粧板の
製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6427177A JPS6018305B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 人工木質単板化粧板とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6427177A JPS6018305B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 人工木質単板化粧板とその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53148509A JPS53148509A (en) | 1978-12-25 |
| JPS6018305B2 true JPS6018305B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=13253370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6427177A Expired JPS6018305B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 人工木質単板化粧板とその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018305B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0613209B2 (ja) * | 1984-06-30 | 1994-02-23 | 段谷産業株式会社 | 化粧板の製造方法 |
| JPH0613211B2 (ja) * | 1984-06-30 | 1994-02-23 | 段谷産業株式会社 | 突板貼り化粧板の製造方法 |
| JP6331806B2 (ja) * | 2014-07-16 | 2018-05-30 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧板 |
-
1977
- 1977-05-31 JP JP6427177A patent/JPS6018305B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53148509A (en) | 1978-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0139618A1 (en) | Method of producing common wood veneers whose surface imitates that of prized woods, and veneer obtained by said method | |
| JPS6034480B2 (ja) | 人工木質単板とその製法 | |
| JPS6018305B2 (ja) | 人工木質単板化粧板とその製法 | |
| JPH0413303U (ja) | ||
| JP2001018205A (ja) | 化粧板 | |
| JPH0170939U (ja) | ||
| JPS62115419U (ja) | ||
| TWI756062B (zh) | 實木紋皮膜基材之製備方法 | |
| JPS6218456Y2 (ja) | ||
| JPH0447043U (ja) | ||
| JPS627520Y2 (ja) | ||
| JPS6246725Y2 (ja) | ||
| JPS6018342A (ja) | 化粧板の製法 | |
| JPS60248304A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPH025163B2 (ja) | ||
| JPH0364283B2 (ja) | ||
| JPS63151646U (ja) | ||
| JPS5857908A (ja) | 人工杢目化粧単板の製造方法 | |
| JPS5971806A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPH0248617Y2 (ja) | ||
| JPS58188604A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS6211607U (ja) | ||
| JPH0623706A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPH0267102A (ja) | 化粧板とその製造方法 | |
| JPS596202B2 (ja) | 化粧板の製造法 |