JPS596202B2 - 化粧板の製造法 - Google Patents

化粧板の製造法

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Publication number
JPS596202B2
JPS596202B2 JP13289878A JP13289878A JPS596202B2 JP S596202 B2 JPS596202 B2 JP S596202B2 JP 13289878 A JP13289878 A JP 13289878A JP 13289878 A JP13289878 A JP 13289878A JP S596202 B2 JPS596202 B2 JP S596202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
veneers
flitch
sliced
decorative board
Prior art date
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Expired
Application number
JP13289878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5559906A (en
Inventor
達雄 井東
俊雄 中西
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13289878A priority Critical patent/JPS596202B2/ja
Publication of JPS5559906A publication Critical patent/JPS5559906A/ja
Publication of JPS596202B2 publication Critical patent/JPS596202B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はうずくり化した化粧板の製造法に関するもので
あって、熱硬化性樹脂を含浸させた複数の単板1を圧締
積層してフリッチを形成した後、単板1間の接合面を切
断する方向にフリッチを切断して複数のスライス単板2
を形成し、次いでスライス単板2をブラッシングするこ
とを特徴とする化粧板の製造法に係るものである。
従来、一表面が凹凸してうずくり化した板材を形成する
に当って、軟質材と硬質材を組合せていたが、軟質材と
硬質材では樹種が異なるのでプレス条件や研磨量が変化
して天然木蓮みのうずくりを形成することができなかっ
た。
本発明は上述した欠点を解消するものであり、その目的
とするところは単板間の接合面を切断する方向にフリッ
チを切断して形成したスライス単板をブラッシングする
ことにより、熱硬化性樹脂で強化された単板間の接合部
を浮き立たせることができてスライス単板の表面を天然
木蓮みにうずくり化できるようにした化粧板の製造法を
提供するにある。
本発明を以下、図示した実施例により詳述する。
木材を切削して形成したロータリー単板やスライス単板
のような複数の単板1を秋材色または春材色に染色した
後、単板1に熱硬化性樹脂を含浸させる。
熱硬化性樹脂を含浸させるに当っては、不飽和ポリエス
テル68%と硬化剤としてスチレンを32%の割合で配
合した含浸液中に単板1を浸漬し、20mrttHグに
減圧′して単板1に含浸液を1時間含浸させ、次いで常
圧に戻して2時間放置した後、単板1をロールで絞る。
ロールで絞った複数の単板1を斜め方向に重ね合せた後
単板1間を圧締し、不飽和ポリエステルをスチレンで硬
化させて複数の単板1がスカーフ・ジヨイントで一体に
積層したフリッチを形成する。
このフリッチを形成する各単板1間の接合面は不飽和ポ
リエステルで強固に一体化され、しかも単板1内に浸透
した不飽和ポリエステルは単板1のセルロースと共重合
して各単板1間の接合部4はいわゆるWF6化されてい
る。
このフリッチを単板1間の接合部3を切削する方向に切
削して厚みが0.3乃至0.5mmのスライス単板2を
形成し、接合部3がスカーフジヨイントになったこのス
ライス単板2の裏面に第1図のように別の単板4を取着
した後、スライス単板2の表面をブラシで研−磨する。
スライス単板2の表面をブラッシングすると第2図のよ
う2こWF6化した接合部3は硬いので磨耗することが
なく、一方接合部3間の中央部はWF6化されてなくて
柔かいので磨耗して凹み、接合部3はあたかも天然木の
夏材部のように浮き立つので、スライス単板2の表面を
天然木蓮みにうずくり化できる。
上記の実施例にあってはスライス単板2に単板4を取着
した化粧板を形成したが、スライス単板2に単板4を取
着しないと化粧単板となる。
また単板1を脱色した後熱硬化性樹脂を含浸させ、次い
でフリッチを形成すればミ明るい色調の化粧板を製造す
ることができる。
更に複数の単板1を上下に積層してフリッチを形成し、
このフリッチを斜めに切断してスカーフジヨイントを有
するスライス単板2を形成してもよい。
本発明は上記のような構成を有するので、熱硬化性樹脂
で強化された単板間の接合部を浮き立たせろことができ
、スライス単板の表面を天然木蓮みにうずくり化できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブラッシング前の化粧板の
正面図、第2図は同上のブラッシング後の化粧板の正面
図であり、1は単板、2はスライス単板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性樹脂を含浸させた複数の単板を圧締積層し
    てフリッチを形成した後、単板間の接合面を切断する方
    向にフリッチを切断して複数のスライス単板を形成し、
    次いでスライス単板をブラッシングすることを特徴とす
    る化粧板の製造法。 2 染色した単板でフリッチを形成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の化粧板の製造法。 3 脱色した単板でフリッチを形成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の化粧板の製−造法。
JP13289878A 1978-10-28 1978-10-28 化粧板の製造法 Expired JPS596202B2 (ja)

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JP13289878A JPS596202B2 (ja) 1978-10-28 1978-10-28 化粧板の製造法

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JPS5559906A JPS5559906A (en) 1980-05-06
JPS596202B2 true JPS596202B2 (ja) 1984-02-09

Family

ID=15092119

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293705A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 Fuji Electric Co Ltd プログラマブルコントロ−ラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6293705A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 Fuji Electric Co Ltd プログラマブルコントロ−ラ

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JPS5559906A (en) 1980-05-06

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