JPS61238940A - 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 - Google Patents
溶接部靭性の優れた低温強靭鋼Info
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- JPS61238940A JPS61238940A JP7819285A JP7819285A JPS61238940A JP S61238940 A JPS61238940 A JP S61238940A JP 7819285 A JP7819285 A JP 7819285A JP 7819285 A JP7819285 A JP 7819285A JP S61238940 A JPS61238940 A JP S61238940A
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- Japan
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- less
- toughness
- steel
- ferrite
- deoxidation products
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、溶接性の優れ次低温強靭鋼に係わり、特に、
溶接熱影響部の低温切欠靭性の優れた鋼材に関するもの
である。
溶接熱影響部の低温切欠靭性の優れた鋼材に関するもの
である。
(従来の技術および問題点)
近年海洋構造物、船舶、貯槽など、大型鋼構造物の材質
特性に対する要求は厳しさを増しておシ、特に溶接部に
おける低温靭性の抜本的改善が望まれている。一般に鋼
材にサブマージアーク溶接、エレクトロガス溶接、ある
いはエレクトロスラグ溶接などの自動溶接を行なうと、
オースブナイト結晶粒の粗大化にエフ溶接熱影響部(以
THAZJと称する)の靭性が著るしく低下する。そこ
で、従来、HAZ靭性の向上策として、HAZ組織を微
細化する方法が各種提案されている1、例えば、昭和5
4年6月発行の「鉄と鋼」第65巻第8号工232頁に
おいては、TiNfr微細析出させ、50 Kv/mm
2高張力鋼の大入熱溶接時のHAZ靭性を改善する手段
が開示されているが、これらの析出物は、大入熱溶接時
に大部分が溶解し、ゼンド部における粗粒化と固溶Nの
増加とによりHA、 Z靭性の劣化が避けられないとい
う欠点が存在する。
特性に対する要求は厳しさを増しておシ、特に溶接部に
おける低温靭性の抜本的改善が望まれている。一般に鋼
材にサブマージアーク溶接、エレクトロガス溶接、ある
いはエレクトロスラグ溶接などの自動溶接を行なうと、
オースブナイト結晶粒の粗大化にエフ溶接熱影響部(以
THAZJと称する)の靭性が著るしく低下する。そこ
で、従来、HAZ靭性の向上策として、HAZ組織を微
細化する方法が各種提案されている1、例えば、昭和5
4年6月発行の「鉄と鋼」第65巻第8号工232頁に
おいては、TiNfr微細析出させ、50 Kv/mm
2高張力鋼の大入熱溶接時のHAZ靭性を改善する手段
が開示されているが、これらの析出物は、大入熱溶接時
に大部分が溶解し、ゼンド部における粗粒化と固溶Nの
増加とによりHA、 Z靭性の劣化が避けられないとい
う欠点が存在する。
−また、昭和58年2月発行の「溶接学会誌」第52巻
第2号49頁には、OaOによ、9HAZ組織に粒内フ
エライトヲ生成し、結晶粒を実効的に微細化する方法が
、また、特公昭55−31389公報には、希土類元素
(REM)の酸化物により同様に結晶粒を微細化する方
法が記載されているが、OaO% FLFiM酸化物は
鋼中において微細分散させることが極めてむずかしく、
粒内フェライトの生成に必要か核生成サイ)l十分に提
供することができない。
第2号49頁には、OaOによ、9HAZ組織に粒内フ
エライトヲ生成し、結晶粒を実効的に微細化する方法が
、また、特公昭55−31389公報には、希土類元素
(REM)の酸化物により同様に結晶粒を微細化する方
法が記載されているが、OaO% FLFiM酸化物は
鋼中において微細分散させることが極めてむずかしく、
粒内フェライトの生成に必要か核生成サイ)l十分に提
供することができない。
一方、本発明者らの一部は、溶鋼の AJ脱酸に替るT
i単独脱酸により鋼中にTi酸化物を微細分散させ、溶
接時の冷却過程において粒内変態を促進させることに工
5HAZ靭性を著るしく改善できることを特願昭59−
101732号、特願昭59−203099号、特願昭
59−237798号において示した。しかし、その後
の検討にニジ、Ti単独脱酸鋼は低入熱多層溶接継手の
HAZ靭性は極めて優れているが、大入熱1〜2層溶接
溶接継手のHAZ靭性にばらつきが生じ、北海あるいは
北極海など厳寒地域で使用される海構材の低温大入熱溶
接部靭性を保証するためにはばらつきの原因究明とそれ
を制御する新しい技術思想の導入が必要であることが判
明した。
i単独脱酸により鋼中にTi酸化物を微細分散させ、溶
接時の冷却過程において粒内変態を促進させることに工
5HAZ靭性を著るしく改善できることを特願昭59−
101732号、特願昭59−203099号、特願昭
59−237798号において示した。しかし、その後
の検討にニジ、Ti単独脱酸鋼は低入熱多層溶接継手の
HAZ靭性は極めて優れているが、大入熱1〜2層溶接
溶接継手のHAZ靭性にばらつきが生じ、北海あるいは
北極海など厳寒地域で使用される海構材の低温大入熱溶
接部靭性を保証するためにはばらつきの原因究明とそれ
を制御する新しい技術思想の導入が必要であることが判
明した。
(問題点を解決するための手段、作用〕本発明の要旨は
、重量%で、a : o、oz〜0.工8チ、Si :
0.5%以下、Mn : 0−4 = 1.8%、T
i二0.030%以下、P : 0.015%以下、N
:0−004チ以下、S:0.005%以下を基本成分
とし、またはこれにさらにNi : 3.0%以下、C
u : 1.5 %以下、Nb : 0.05 %以下
、v: 0.1 %以下、Ta: O,OS%以下、C
r : 1.0%以下、Mo : 0.5 %以下、B
:0.002%以下の1種または2種以上金含有し、残
部は Feおよび不可避不純物からなシ、1次脱酸生成
物を実質的に含まず、2次脱酸生成物として粒子径が0
.1〜3.0μmの粒子5×104〜1×106個/
ff1ln3金含有することを特徴とする溶接部靭性の
優れた低温強靭鋼である。
、重量%で、a : o、oz〜0.工8チ、Si :
0.5%以下、Mn : 0−4 = 1.8%、T
i二0.030%以下、P : 0.015%以下、N
:0−004チ以下、S:0.005%以下を基本成分
とし、またはこれにさらにNi : 3.0%以下、C
u : 1.5 %以下、Nb : 0.05 %以下
、v: 0.1 %以下、Ta: O,OS%以下、C
r : 1.0%以下、Mo : 0.5 %以下、B
:0.002%以下の1種または2種以上金含有し、残
部は Feおよび不可避不純物からなシ、1次脱酸生成
物を実質的に含まず、2次脱酸生成物として粒子径が0
.1〜3.0μmの粒子5×104〜1×106個/
ff1ln3金含有することを特徴とする溶接部靭性の
優れた低温強靭鋼である。
本発明者らは、前述の現状を踏まえ、大入熱HAZ靭性
のばらつき原因とその制御法について鋭意検討を加え、
以下の結果を得九〇 まず、第1図は Ti単独脱酸鋼の大入熱溶接時のHA
Z組織における各種フェライトの形態を示す模式図であ
って、図面において(ALU粒界フェライト、(B)は
フェライトサイドプレー) 、(0)は粒内フェライト
全示す。なお、フェライトサイドプレート(B)トは、
旧オーステナイト粒内に向って、鋸歯状に発達しtフェ
ライトを指す。同図にみられるように%HAZ組織に粒
内フェライト(C)が多数存在する場合においても、1
00%粒内フェライト(C)にすることは不可能であう
、必ず粒界フェライト(A)およびフェライトサイドプ
レート(Blが存在する。
のばらつき原因とその制御法について鋭意検討を加え、
以下の結果を得九〇 まず、第1図は Ti単独脱酸鋼の大入熱溶接時のHA
Z組織における各種フェライトの形態を示す模式図であ
って、図面において(ALU粒界フェライト、(B)は
フェライトサイドプレー) 、(0)は粒内フェライト
全示す。なお、フェライトサイドプレート(B)トは、
旧オーステナイト粒内に向って、鋸歯状に発達しtフェ
ライトを指す。同図にみられるように%HAZ組織に粒
内フェライト(C)が多数存在する場合においても、1
00%粒内フェライト(C)にすることは不可能であう
、必ず粒界フェライト(A)およびフェライトサイドプ
レート(Blが存在する。
つぎに、HAZ組織における脆性破壊形態について詳細
に調べたところ、脆性破壊は必ず粒界フェライト囚ある
いはフェライトサイドプレート(B)から発生しておシ
、発生点を含む脆性破面の大きさは伝播部の破面の大き
さく粒内フェライト組織部の破面〕に比べてかな抄大き
いことが判つt。
に調べたところ、脆性破壊は必ず粒界フェライト囚ある
いはフェライトサイドプレート(B)から発生しておシ
、発生点を含む脆性破面の大きさは伝播部の破面の大き
さく粒内フェライト組織部の破面〕に比べてかな抄大き
いことが判つt。
この場合、)TAZ靭性は発生点を含む脆性破面の大き
さのマイナス2分の1乗と比例関係にあるので、混粒組
織の靭性は粗粒、すなわち粒界フェライトおよびサイド
プレート組織の大きさで支配されることを意味している
。特にHAZ靭件のばらつきの中で、靭性の悪い集団に
属する試料には粒界フェライト(A)、サイドプレート
(刑が極めて多いことが認められた。
さのマイナス2分の1乗と比例関係にあるので、混粒組
織の靭性は粗粒、すなわち粒界フェライトおよびサイド
プレート組織の大きさで支配されることを意味している
。特にHAZ靭件のばらつきの中で、靭性の悪い集団に
属する試料には粒界フェライト(A)、サイドプレート
(刑が極めて多いことが認められた。
さらに、 Ti酸化物の分散形態を調べると、1(AZ
組織に粒界フェライト(A)およびフェライトサイドプ
レート(Blが多い場合にFi微細な Ti酸化物が少
なく、粗大なT5酸化物が存在するが、それに対して粒
界フェライト(A)、フェライトサイドプレート(B)
が少ない場合には粗大な Ti酸化物は存在せず、微細
な介在物が数多く存在することが認められた、したがっ
て、HAZ靭性の改善をはかるためには酸化物を微細か
つ均一に分散させることが必要であることがわかる。
組織に粒界フェライト(A)およびフェライトサイドプ
レート(Blが多い場合にFi微細な Ti酸化物が少
なく、粗大なT5酸化物が存在するが、それに対して粒
界フェライト(A)、フェライトサイドプレート(B)
が少ない場合には粗大な Ti酸化物は存在せず、微細
な介在物が数多く存在することが認められた、したがっ
て、HAZ靭性の改善をはかるためには酸化物を微細か
つ均一に分散させることが必要であることがわかる。
つぎに、 Ti酸化物の虫取過程を詳細に調べると、粗
大な酸化物はすべて1次脱酸生成物(溶鋼中で生成〕で
、溶鋼中における衝突、凝集に2って粗大化したもので
あるのに対し、微細な酸化物は溶鋼の凝固過稈において
固相/液相界面で生成し穴2次脱酸生成物であることが
認められた。また、工次脱酸生敬物が溶鋼中で完全に浮
上分離されない場合には、2次脱酸生成物が1次脱酸生
成物を核にして生成する究め、微細化が極めてむずかし
くなることもわかつt。
大な酸化物はすべて1次脱酸生成物(溶鋼中で生成〕で
、溶鋼中における衝突、凝集に2って粗大化したもので
あるのに対し、微細な酸化物は溶鋼の凝固過稈において
固相/液相界面で生成し穴2次脱酸生成物であることが
認められた。また、工次脱酸生敬物が溶鋼中で完全に浮
上分離されない場合には、2次脱酸生成物が1次脱酸生
成物を核にして生成する究め、微細化が極めてむずかし
くなることもわかつt。
上記の結4に基づき、1次脱酸生成物を実質的に含まず
、Ti 、 Siなど弱脱酸元素の使用により2次脱酸
生成物を鋼中に微細分散させた儒材について、HAZ組
織を調べてみると、第1図に示したような粒内フェライ
ト(0が著るしく発達し、粒界フェライト(A)、フェ
ライトサイドプレート(B)の生FM、は非常に少なく
なることが明らかになった。
、Ti 、 Siなど弱脱酸元素の使用により2次脱酸
生成物を鋼中に微細分散させた儒材について、HAZ組
織を調べてみると、第1図に示したような粒内フェライ
ト(0が著るしく発達し、粒界フェライト(A)、フェ
ライトサイドプレート(B)の生FM、は非常に少なく
なることが明らかになった。
そこで、本発明者らは、これらの検討結果に基づいて適
正な合金設計を行なった鋼について、1次脱酸生成物を
実質的に含まず、所定の寸法の2次脱酸生成物を適量存
在させるならば、小入熱から大入熱の全入熱領域にわす
る鋼の溶接に際し、HAZの低温靭性が著るしく改善さ
れ、溶接性の優れ之海洋構造物、船舶、貯槽など大型構
造用鋼の開発が可能であるとの結論に達し、前述の本発
明fjr:成し比。
正な合金設計を行なった鋼について、1次脱酸生成物を
実質的に含まず、所定の寸法の2次脱酸生成物を適量存
在させるならば、小入熱から大入熱の全入熱領域にわす
る鋼の溶接に際し、HAZの低温靭性が著るしく改善さ
れ、溶接性の優れ之海洋構造物、船舶、貯槽など大型構
造用鋼の開発が可能であるとの結論に達し、前述の本発
明fjr:成し比。
以下、本発明について詳細に説明する。
まず最初に、本発明鋼の基本成分の限定理由について述
べる。
べる。
Cは鋼の強度全向上させる有効な成分として添加するも
ので、 0.02%未満では溶接構造用鋼として必要な
強度が得られず、また0、18 %を超える過剰の添加
は溶接割れ性などを著るしく低下させるので、0.02
〜0.18%とした。
ので、 0.02%未満では溶接構造用鋼として必要な
強度が得られず、また0、18 %を超える過剰の添加
は溶接割れ性などを著るしく低下させるので、0.02
〜0.18%とした。
Sif’i母材の強度確保、溶鋼の予備脱酸および2次
脱酸生成物の形成などに必要であるが、0,5%を超え
る過剰の添加はI(AZに高炭素マルテンサイトを生成
し、靭性を低下させるため、上限を0.5%とした。
脱酸生成物の形成などに必要であるが、0,5%を超え
る過剰の添加はI(AZに高炭素マルテンサイトを生成
し、靭性を低下させるため、上限を0.5%とした。
MnFi 母材の強度、靭性の確保のために0.4%以
上添加する必要があるが、溶接部の靭性、割れ性など許
容できる範囲で上限を1.8チとした。
上添加する必要があるが、溶接部の靭性、割れ性など許
容できる範囲で上限を1.8チとした。
TiFi 弱脱酸元素のうち2次脱酸生成物の形成に最
も有効な元素であるが、0.030%超の過剰の添加は
粗大な1次脱酸生成物を杉皮し、それが靭性に極めて有
害となるため0.030 %以下とした。
も有効な元素であるが、0.030%超の過剰の添加は
粗大な1次脱酸生成物を杉皮し、それが靭性に極めて有
害となるため0.030 %以下とした。
Pはミクロ偏析による溶接部靭性、割れ性などの低下を
防止する上から極力低減すべきであシ。
防止する上から極力低減すべきであシ。
上限を0.015%とした。
Nは母材、溶接部の地の靭性とHAZにおける高炭素マ
ルテンサイトの生成抑制という点から低い方が望ましい
ため、上限を0.004%とした。
ルテンサイトの生成抑制という点から低い方が望ましい
ため、上限を0.004%とした。
SKついては、過剰の添加は粗大な硫化物系介在物を形
成し、母材の延性低下と異方性の増加を招く上から避け
るべきであり、シ九がって上限をo、o o s%とじ
九〇 以上が本発明鋼の基本取分であるが、母材強度の上昇、
および母材、HAZの靭性向上の目的で、Ni 、 C
u 、 Nb 、 V 、 Ta 、 Cr 、 Mo
、 Hの1種または2種以上を含有することができる
。
成し、母材の延性低下と異方性の増加を招く上から避け
るべきであり、シ九がって上限をo、o o s%とじ
九〇 以上が本発明鋼の基本取分であるが、母材強度の上昇、
および母材、HAZの靭性向上の目的で、Ni 、 C
u 、 Nb 、 V 、 Ta 、 Cr 、 Mo
、 Hの1種または2種以上を含有することができる
。
Niは母材の強度、靭性とHAZの靭性を同時に高める
極めて有効な元素であるが、3.0’fiを超す過剰の
添加は焼入性の増加によシ本発明鋼に必須の粒内フェラ
イトの形成が抑制されるため、上限を3.0%とした。
極めて有効な元素であるが、3.0’fiを超す過剰の
添加は焼入性の増加によシ本発明鋼に必須の粒内フェラ
イトの形成が抑制されるため、上限を3.0%とした。
Cuは母材強度を高めるわりにHAZの硬さ上昇が少な
く、有効な元素であるが、応力除去焼鈍によるHAZの
硬化性の増加などを考慮して上限を1.5%とした。
く、有効な元素であるが、応力除去焼鈍によるHAZの
硬化性の増加などを考慮して上限を1.5%とした。
Nb 、 V 、 Taは2次脱酸生成物の形成、焼入
性の向上および析出硬化などにエフ、母材強度の上昇、
HAZ靭性の改善などに有効であるが、各成分の上限を
超える過剰の添加はHAZ靭性および硬化性の観点から
有害となるため、Nb 、 V 、 Taのそれぞれに
ついて上限eo、05%、0.1%、0.05%とした
。
性の向上および析出硬化などにエフ、母材強度の上昇、
HAZ靭性の改善などに有効であるが、各成分の上限を
超える過剰の添加はHAZ靭性および硬化性の観点から
有害となるため、Nb 、 V 、 Taのそれぞれに
ついて上限eo、05%、0.1%、0.05%とした
。
C!r 、 Moは焼入性の向上と析出硬化とにニジ、
母材の強度を高め%また、適切な製造プロセスを付すこ
とにより母材の低温靭性の向上も期待される。しかし、
各取分の上限値を超える過剰の添加はHAZ靭性および
硬化性の観点から極めて有害となるため、Cr 、 M
oのそれぞれについて上限を1.0%、0.5%とし友
。
母材の強度を高め%また、適切な製造プロセスを付すこ
とにより母材の低温靭性の向上も期待される。しかし、
各取分の上限値を超える過剰の添加はHAZ靭性および
硬化性の観点から極めて有害となるため、Cr 、 M
oのそれぞれについて上限を1.0%、0.5%とし友
。
Bは焼入性の向上による母材強度の上昇と粒界フェライ
トおよびフェライトサイドプレートの抑制によるHAZ
靭性の向上が期待されるが、(LOOZチを超える過剰
の添加はFe 230B6の析出による靭性低下とHA
Zの硬化性の増加を招く九め、上限を0.002%とし
た。
トおよびフェライトサイドプレートの抑制によるHAZ
靭性の向上が期待されるが、(LOOZチを超える過剰
の添加はFe 230B6の析出による靭性低下とHA
Zの硬化性の増加を招く九め、上限を0.002%とし
た。
つぎに、本発明鋼は前述の通シ、HkZの粗粒域におい
て、その冷却時におけるオーステナイト→フェライト変
態を制御し、粒界フェライトとフェライトサイドプレー
トの抑制と粒内フェライトの生成促進とにニジ、たとえ
HAZのオーステナイト粒径が大きくても、オーステナ
イト→フェライト変態後のフェライト粒径を実効的に微
細化することができる。
て、その冷却時におけるオーステナイト→フェライト変
態を制御し、粒界フェライトとフェライトサイドプレー
トの抑制と粒内フェライトの生成促進とにニジ、たとえ
HAZのオーステナイト粒径が大きくても、オーステナ
イト→フェライト変態後のフェライト粒径を実効的に微
細化することができる。
而して、このような粒界フェライト、フェライトサイド
プレートの抑制と粒内フェライトの生成促進とを計る九
めにVi、)J 、 Ce 、 OaおよびMfのよう
な強脱酸元素の添加にニジ形成される1次脱酸生成物を
実質的に含まないようにする必要がある。その理由は、
1次脱酸生成物は寸法が大き(,3,0μm超が圧倒的
に多く、なおかつ1次脱酸生成物の存在は2次脱酸生成
物の粗大化を招くためである。
プレートの抑制と粒内フェライトの生成促進とを計る九
めにVi、)J 、 Ce 、 OaおよびMfのよう
な強脱酸元素の添加にニジ形成される1次脱酸生成物を
実質的に含まないようにする必要がある。その理由は、
1次脱酸生成物は寸法が大き(,3,0μm超が圧倒的
に多く、なおかつ1次脱酸生成物の存在は2次脱酸生成
物の粗大化を招くためである。
つぎに、弱脱酸元素Ti 、 8i 、 Nb 、 V
、 Taのみを溶鋼中に溶存させることによって形成
される2次脱酸生成物の粒子径Fi0.1〜3.0μm
の範囲にあることが必要である。本発明者らの知見によ
れば、該粒子径が0.1μm未満では粒内フェライトの
核生成効果は極めて弱く、また3、0μm超になるとフ
ェライト生成能は有するものの、それ自身が破壊の発生
箇所となり易くなシ、HAZ靭性が著るしく低下する。
、 Taのみを溶鋼中に溶存させることによって形成
される2次脱酸生成物の粒子径Fi0.1〜3.0μm
の範囲にあることが必要である。本発明者らの知見によ
れば、該粒子径が0.1μm未満では粒内フェライトの
核生成効果は極めて弱く、また3、0μm超になるとフ
ェライト生成能は有するものの、それ自身が破壊の発生
箇所となり易くなシ、HAZ靭性が著るしく低下する。
つぎに、該粒子径については、2次脱酸生成物の粒子数
があまシにも少なすぎると溶接時に十分なフェライト生
収核が得られないので、5X104個/ fflln以
上の該粒子径の粒子を存在させることが必要である。該
粒子径の粒子数が増加するにし九がって粒内フェライト
の個数も増え、有効結晶粒も細かくなるが、lXl0
個/ mnl を超える過剰な存在は母材および溶
接部の延性低下を招く傾向があるので、該粒子径の粒子
数の上限はlXl06個/mm3でなければならない。
があまシにも少なすぎると溶接時に十分なフェライト生
収核が得られないので、5X104個/ fflln以
上の該粒子径の粒子を存在させることが必要である。該
粒子径の粒子数が増加するにし九がって粒内フェライト
の個数も増え、有効結晶粒も細かくなるが、lXl0
個/ mnl を超える過剰な存在は母材および溶
接部の延性低下を招く傾向があるので、該粒子径の粒子
数の上限はlXl06個/mm3でなければならない。
Z vc脱e生生成は、例えばTi 、 Si 、 N
b 、 V。
b 、 V。
Taなどの弱脱酸元素のみ全添加し、鋳込み前の溶存酸
素濃度5〜60 ppm 、かつ1次脱酸生成物を実質
的に含まない溶鋼を、凝固時の冷却速度20〜400℃
/minで鋳造することによシ得られる。
素濃度5〜60 ppm 、かつ1次脱酸生成物を実質
的に含まない溶鋼を、凝固時の冷却速度20〜400℃
/minで鋳造することによシ得られる。
また、鋼材は通常の圧延ままのもの、制御圧延したもの
、さらにこれに制御冷却と焼もどしを組合せたもの、お
よび焼入れ焼もどし、ま念は焼型、および両者を組合せ
たものであっても、該生成物の効果は何ら影響を受ける
ことがない。
、さらにこれに制御冷却と焼もどしを組合せたもの、お
よび焼入れ焼もどし、ま念は焼型、および両者を組合せ
たものであっても、該生成物の効果は何ら影響を受ける
ことがない。
つぎに、本発明の効果全実施例によってさらに具体的に
述べる。
述べる。
(実施例〕
第1表は試作鋼の化学底分全示す表であシ、40キロか
ら80キロ級鋼まで試作した。ここで、1〜23が本発
明鋼、24〜36が比較鋼であり、このうち工〜8.2
4〜28は40キロ級鋼、9〜16.29〜3工は50
キロ級鋼、■7〜2工、32〜34は60キロ級鋼、2
2,23.35゜36は80キロ級鋼である。いずれの
試作材も圧延に工F) 30 mm鋼板とし、それぞれ
X開先により、電流1000A(L極)、950人(T
極)、電圧36 V(L極)、40 V(T極ン、溶接
速度44cm/m i n、入熱100kJ、cm
の2電極潜弧溶接音行ない、第2図に試験片採取位置を
示すように、鋼材5.5を溶接して溶接金属工を形成さ
せた後、切欠位置4t−溶接ゼンド部6から)(AZ
Z側に2mm入った所とし、シャシぎ一衝撃試験片3を
採取した。試験は一40’C1−60℃で実施し九。
ら80キロ級鋼まで試作した。ここで、1〜23が本発
明鋼、24〜36が比較鋼であり、このうち工〜8.2
4〜28は40キロ級鋼、9〜16.29〜3工は50
キロ級鋼、■7〜2工、32〜34は60キロ級鋼、2
2,23.35゜36は80キロ級鋼である。いずれの
試作材も圧延に工F) 30 mm鋼板とし、それぞれ
X開先により、電流1000A(L極)、950人(T
極)、電圧36 V(L極)、40 V(T極ン、溶接
速度44cm/m i n、入熱100kJ、cm
の2電極潜弧溶接音行ない、第2図に試験片採取位置を
示すように、鋼材5.5を溶接して溶接金属工を形成さ
せた後、切欠位置4t−溶接ゼンド部6から)(AZ
Z側に2mm入った所とし、シャシぎ一衝撃試験片3を
採取した。試験は一40’C1−60℃で実施し九。
第1表には脱酸生成物の種類とその粒子径および粒子数
も併せて示した。ま交、第2表には母材特性とあわせて
HAZ靭性も示した。
も併せて示した。ま交、第2表には母材特性とあわせて
HAZ靭性も示した。
第2茂から明らかなように、本発明鋼は比較鋼に比し優
れ九HAZ靭性を有することがわかる1゜40キロ級鋼
のうち本発明鋼1〜8は1次脱酸生成物は存在せず、ま
t2次脱酸生成物においても3.0μm超の粗大なもの
はなく、0.1〜3.0μm範囲のものが5×10〜工
刈06個/ mm3の範囲にあり、−40℃、−60℃
の靭性は極めて優れている。一方、比較鋼において、2
4.25はそれぞれSおよびNが本発明の要件とする範
囲外にあシ、2次脱酸生成物は微細に分散しているにも
拘らずHAZ靭性は悪い。また26.27は0.1〜3
.0μm範囲にある2次脱酸生成物の不足、過剰、28
は強脱酸元素人lの存在による3、0μm超の1次脱酸
生成物の存在と0.1〜3.0μmの微細な2次脱酸生
成物の不足とにより、本発明鋼に比べてHAZ靭性は著
るしく低下する。
れ九HAZ靭性を有することがわかる1゜40キロ級鋼
のうち本発明鋼1〜8は1次脱酸生成物は存在せず、ま
t2次脱酸生成物においても3.0μm超の粗大なもの
はなく、0.1〜3.0μm範囲のものが5×10〜工
刈06個/ mm3の範囲にあり、−40℃、−60℃
の靭性は極めて優れている。一方、比較鋼において、2
4.25はそれぞれSおよびNが本発明の要件とする範
囲外にあシ、2次脱酸生成物は微細に分散しているにも
拘らずHAZ靭性は悪い。また26.27は0.1〜3
.0μm範囲にある2次脱酸生成物の不足、過剰、28
は強脱酸元素人lの存在による3、0μm超の1次脱酸
生成物の存在と0.1〜3.0μmの微細な2次脱酸生
成物の不足とにより、本発明鋼に比べてHAZ靭性は著
るしく低下する。
50キロ級鋼のうち、本発明鋼9〜16も40キロ級鋼
と同様に、1次脱酸生成物は存在せず、微細な2次脱酸
生成物の粒子数は本発明の要件とする範囲にあり、靭性
も優れている。一方、比較鋼において、29.30はそ
れぞれ強脱酸元素Oe。
と同様に、1次脱酸生成物は存在せず、微細な2次脱酸
生成物の粒子数は本発明の要件とする範囲にあり、靭性
も優れている。一方、比較鋼において、29.30はそ
れぞれ強脱酸元素Oe。
Oaの存在、31はTt過剰とMl の存在による粗大
な1次脱酸生成物の存在と微細な2次脱酸生成物の不足
とにニジ、本発明鋼に比較して靭性は低下する。
な1次脱酸生成物の存在と微細な2次脱酸生成物の不足
とにニジ、本発明鋼に比較して靭性は低下する。
60キロ級鋼のうち、本発明鋼17〜2工は40.50
キロ級鋼と同様に1次脱酸生成物は存在せず、O01〜
3.0μmの微細な2次脱酸生成物が本発明の要件とす
る範囲の5×10〜■X106個/ rnrn’にあシ
、いずれの試験温度においても靭性は優れている。一方
、比較鋼において、3z。
キロ級鋼と同様に1次脱酸生成物は存在せず、O01〜
3.0μmの微細な2次脱酸生成物が本発明の要件とす
る範囲の5×10〜■X106個/ rnrn’にあシ
、いずれの試験温度においても靭性は優れている。一方
、比較鋼において、3z。
33はそれぞれ強脱酸元素Al+Oe%Oa+MPの存
在、34(l″t、 ’rt過剰および、強脱酸元素
Oe+M2の存在゛による粗大な1次脱酸生成物の形成
と微細な2次脱酸生成物の不足とにより、HAZ靭性は
本発明鋼に比べて著るしく低下する。
在、34(l″t、 ’rt過剰および、強脱酸元素
Oe+M2の存在゛による粗大な1次脱酸生成物の形成
と微細な2次脱酸生成物の不足とにより、HAZ靭性は
本発明鋼に比べて著るしく低下する。
物は存在せず、0.1〜3.0μmの微細な2次脱酸生
成物が本発明の要件とする範囲にあり、靭性は優れてい
る。一方、比較鋼において35.36はそれぞれ強脱酸
元素kl + Oe + Oa %Oe+Ca+ Ml
の存在による粗大な1次脱酸生成物の形成と微細な2次
脱酸生成物の不足とによp HA Z靭性は本発明鋼に
比べて低下する。
成物が本発明の要件とする範囲にあり、靭性は優れてい
る。一方、比較鋼において35.36はそれぞれ強脱酸
元素kl + Oe + Oa %Oe+Ca+ Ml
の存在による粗大な1次脱酸生成物の形成と微細な2次
脱酸生成物の不足とによp HA Z靭性は本発明鋼に
比べて低下する。
(発明の効果)
以上の実施例からも明らかなごとく、本発明によれば、
鋼材の溶接に際し、各種の溶接施工を必要とする海洋構
造物、船舶、貯槽など、大型溶接構造物に使用される鋼
を提供することが可能となり、産業上の効iは極めて顕
著なものがある。
鋼材の溶接に際し、各種の溶接施工を必要とする海洋構
造物、船舶、貯槽など、大型溶接構造物に使用される鋼
を提供することが可能となり、産業上の効iは極めて顕
著なものがある。
第1図は各種フェライトの形態を示す模式図、第2図は
衝撃試験片の採取位置を示す図である。 工・・・溶接金属、2・・・HAZ、3・・・衝撃試験
片、4・・・切欠位置、5・・・鋼材、6・・・溶接ヂ
ンド部。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 信2名 弁1図 井2図 自発手続補正書 昭和60年5月29日 特Slr庁艮′自′殿 1゜事件の表示 特願昭60 ’−78192号 2、発明の名称 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 住 所 東京都千代田区大手町2丁目6番3号名
称 (665)新日本製鐵株式会社4゜代理人 居 所 東京都中央区日本橋兜町12番1号゛〈
τ\4・b/ 補正の内容 1、明細書第4頁第18行の「特願昭59−23779
8Jとあるのを「特願昭59−237784Jに改める
。
衝撃試験片の採取位置を示す図である。 工・・・溶接金属、2・・・HAZ、3・・・衝撃試験
片、4・・・切欠位置、5・・・鋼材、6・・・溶接ヂ
ンド部。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 信2名 弁1図 井2図 自発手続補正書 昭和60年5月29日 特Slr庁艮′自′殿 1゜事件の表示 特願昭60 ’−78192号 2、発明の名称 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 住 所 東京都千代田区大手町2丁目6番3号名
称 (665)新日本製鐵株式会社4゜代理人 居 所 東京都中央区日本橋兜町12番1号゛〈
τ\4・b/ 補正の内容 1、明細書第4頁第18行の「特願昭59−23779
8Jとあるのを「特願昭59−237784Jに改める
。
Claims (2)
- (1)重量%で、C:0.02〜0.18%、Si:0
.5%以下、 Mn:0.4〜1.8、 Ti:0.030%以下、 P:0.015%以下、 N:0.004%以下、 S:0.005%以下 を基本成分とし、残部はFeおよび不可避不純物からな
り、1次脱酸生成物を実質的に含まず、2次脱酸生成物
として粒子径が0.1〜3.0μmの粒子5×10^4
〜1×10^6個/mm^3を含有することを特徴とす
る溶接部靭性の優れた低温強靭鋼。 - (2)重量%で、C:0.02〜0.18%、Si:0
.5%以下、 Mn:0.4〜1.8%、 Ti:0.030%以下、 P:0.015%以下、 N:0.004%以下、 S:0.005%以下 を基本成分とし、これに、 Ni:3.0%以下、 Cu:1.5%以下、 Nb:0.05%以下、 V:0.1%以下、 Ta:0.05%以下、 Cr:1.0%以下、 Mo:0.5%以下、 B:0.002%以下 の1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可
避不純物からなり、1次脱酸生成物を実質的に含まず、
2次脱酸生成物として粒子径が0.1〜3.0μmの粒
子5×10^4〜1×10^6個/mm^3を含有する
ことを特徴とする溶接部靭性の優れた低温強靭鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7819285A JPS61238940A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7819285A JPS61238940A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238940A true JPS61238940A (ja) | 1986-10-24 |
JPH0359134B2 JPH0359134B2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=13655128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7819285A Granted JPS61238940A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 溶接部靭性の優れた低温強靭鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61238940A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01188652A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-27 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 低温靭性にすぐれた溶接用鋼とその製造方法 |
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KR20210079691A (ko) * | 2019-12-20 | 2021-06-30 | 주식회사 포스코 | 저온 충격인성 및 내균열성이 우수한 용접이음부 |
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-
1985
- 1985-04-12 JP JP7819285A patent/JPS61238940A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359134B2 (ja) | 1991-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |