JP3464567B2 - 溶接熱影響部靱性の優れた溶接構造用鋼材 - Google Patents

溶接熱影響部靱性の優れた溶接構造用鋼材

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昭 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海洋構造物、船舶、貯
蔵漕、中高層ビル等に使用される溶接熱影響部(以下H
AZと称す)の靱性に優れた溶接構造用鋼材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、海洋構造物、貯蔵漕、船舶など
の、低温で用いられる大型構造物に使用される溶接構造
用鋼の材質特性に対する要望は厳しさを増しており、破
壊がもたらす被害の大きさ、および社会不安の大きさか
ら、鋼材自身の靱性と同様に、HAZの靱性への要求も
厳しさを増している。
【0003】さらにそのような構造物を建造する際、溶
接の効率化を促進するため、フラックス−銅バッキング
溶接法、エレクトロガスアーク溶接法などに代表される
ような大入熱溶接法の適用が進められている。
【0004】これを受け、大入熱溶接時の鋼材のHAZ
靱性に注目した提案は従来から数多くある。
【0005】例えば、特公昭55−26164号公報等
に開示されるように、微細なTi窒化物を鋼中に確保す
ることによって、HAZのオーステナイト粒を小さく
し、靱性を向上させる方法がある。また、特開平3−2
64614号公報ではTi窒化物とMnSとの複合析出
物をフェライトの変態核として活用し、HAZの靱性を
向上させる方法が提案されている。
【0006】しかしながら、Ti窒化物は、HAZのう
ち最高到達温度が1400℃を超える溶接金属との境界
(溶接ボンド部と称する)近傍ではほとんど固溶してし
まうので靱性劣化抑制効果が低下してしまうという問題
があり、近年の厳しい鋼材特性への要求を達成すること
が困難である。
【0007】この溶接ボンド部近傍の靱性を改善する方
法として、Ti酸化物を含有した鋼が厚板、形鋼などの
様々な分野で使用されている。例えば厚板分野では特開
昭61−79745号公報や特開昭62−103344
号公報に例示されているように、Ti酸化物を含有した
鋼が大入熱溶接部靱性向上に非常に有効であり、低温靱
性を要求される高張力鋼への適用が有望である。この原
理は、Ti酸化物およびTi窒化物、MnS等の析出物
を核として微細フェライトが生成し、その結果靱性に有
害な粗大フェライトの生成が抑制され、靱性の劣化が防
止できるというものである。しかしながら、このような
Ti酸化物は鋼中へ分散される個数をあまり多くするこ
とができない。その原因はTi酸化物の粗大化や凝集合
体であり、Ti窒化物の個数を増加させようとすれば、
5μm以上の粗大なTi酸化物、いわゆる介在物が増加
してしまう。この5μm以上の介在物は構造物の破壊の
起点となって有害であり、靱性の低下を引き起こす。し
たがって、さらなるHAZ靱性の向上を達成するために
は、粗大化や凝集合体が起こりにくく、Ti酸化物より
も微細に分散する酸化物を活用する必要がある。
【0008】さらに、上記特開昭61−79745号公
報などの方法では、Ti酸化物を生成しやすくするため
に、Al量の上限を、0.007%という非常に少ない
量で制限している。
【0009】鋼材中のAl量が少ない場合、上記した酸
化物系介在物の粗大化やAlN析出物量の不足などの原
因により、母材の靱性が低下する場合がある。また、通
常使用されている溶接材料を用いてAl量の少ない鋼板
を溶接した場合、溶接金属の靱性が低下する場合があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来手法より一層のH
AZ特性を向上させられるために、Ti酸化物のごとく
粗大化せず、したがって破壊の起点にならず、さらには
Ti窒化物、MnS等の析出物の核サイトとなってオー
ステナイト粒細粒化や微細フェライト生成によって優れ
たHAZ靱性を実現可能な酸化物を分散することを課題
とした。
【0011】本発明は、前述の課題を解決するために、
重量%で、 C:0.10〜0.20%、 Si:≦0.50%、 Mn:0.50〜1.7%、 P:≦0.02%、 S:0.002〜0.010%、 Al:0.005〜0.020%、 Ti:0.005〜0.020%、 N:0.0020〜0.0060%、 Mg:≦0.0010% を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、か
つ粒子径が0.01〜1.0μmであるAl−Ti−M
g複合酸化物を1×104〜2×105個/mm2含有す
ることを特徴とする溶接熱影響部靱性の優れた溶接構造
用鋼材を第1の手段とし、重量%で、 C:0.10〜0.20%、 Si:≦0.50%、 Mn:0.50〜1.7%、 P:≦0.02%、 S:0.002〜0.010%、 Al:0.005〜0.020%、 Ti:0.005〜0.020%、 N:0.0020〜0.0060%、 Mg:≦0.0010% を基本成分とし、さらに Cu:≦0.8%、 Ni:≦1.0%、 Nb:≦0.030%、 V:≦0.1%、 Cr:≦0.6%、 Mo:≦0.6%、 B:0.0005〜0.0020% の1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可
避不純物からなり、かつ粒子径が0.01〜1.0μm
であるAl−Ti−Mg複合酸化物を1×104〜2×
105個/mm2を含有することを特徴とする溶接熱影響
部靱性の優れた溶接構造用鋼材を第2の手段とする。
【0012】
【作用】以下、本発明について詳細に説明する。本発明
者らはHAZ靱性を向上させる金属組織要因として、1
400℃未満に加熱される領域のオーステナイト細粒
化、および溶接ボンド部近傍で1400℃以上に加熱さ
れる領域の粒内フェライト生成、を同時に、酸化物を利
用して達成することを検討し、これら2つの項目ににつ
いて、Al−Ti−Mgを主体とした複合酸化物が有効
であることを知見した。
【0013】オーステナイトを細粒化するためには高温
でのオーステナイト粒成長を抑制することが必要であ
る。その手段として、析出物によりオーステナイトの粒
界をピンニングし、粒界の移動を止める方法が考えられ
る。そのような作用をする析出物の一つとしては、一般
にTi窒化物が有効であると考えられる。また、析出物
個数が多いほどオーステナイト結晶粒径が小さくなるこ
とはよく知られている事実である。したがって、オース
テナイトを細粒化するためには、Ti窒化物を多数析出
させることが有効である。Al−Ti−Mgを主体とし
た複合酸化物はTi窒化物の核生成サイトとなり、Ti
窒化物が多数析出することに寄与する。
【0014】粒内フェライト生成について、本発明者ら
は、オーステナイト粒内で生成する粒内フェライトの組
織を観察し、粒内フェライト中に含まれる粒子を調査し
た。その結果、粒内フェライトの生成サイトとして、A
l−Ti−Mgを主体とした複合酸化物と、その上に析
出したTi窒化物+MnSとの複合体が有効に作用する
ことを見いだした。酸化物は高温に加熱したときにおい
ても安定であり、1400℃以上でも変化することなく
安定して鋼中に存在する。また、Ti窒化物+MnSは
その後の冷却過程で、Al−Ti−Mgを主体とした酸
化物を生成サイトとして析出するため、溶接ボンド部近
傍での粒内フェライト生成が可能となる。
【0015】以上の金属組織的効果を得るためには、酸
化物の粒子径は、0.01〜1.0μmあでることが必
要である。本発明者らの知見によれば、該粒子径が0.
01μm未満ではTi窒化物析出核としての効果は弱
く、また1.0μmを超えると、その酸化物が破壊の起
点となる可能性が高くなり、HAZ靱性の低下を招くこ
とになる。
【0016】つぎに複合酸化物の個数に関して記す。酸
化物個数が少なすぎると溶接時に充分なTi窒化物およ
び粒内フェライトの生成核が得られないので、1×10
4個/mm2以上の酸化物を存在させることが必要であ
る。酸化物個数が多くなるにしたがってTi窒化物およ
び粒内フェライトの個数は増加しHAZ靱性は向上する
が、2×105個/mm2を超える過剰な酸化物が存在す
るとHAZ部および母材の靱性低下を招くことになるの
で、酸化物個数の上限は2×105個/mm2でなければ
ならない。
【0017】該酸化物の大きさおよび個数の測定は以下
の要領で行なう。母材となる鋼板から抽出レプリカを作
製し、それを電子顕微鏡にて10000倍で20視野以
上、観察面積にして1000μm2以上を観察すること
で該酸化物の大きさおよび個数を測定する。このとき鋼
板の表層部から中心部までどの部位から採取した抽出レ
プリカでもよい。
【0018】鋼材を製造するプロセスとして、通常圧延
のまま、制御圧延、さらにこれと制御冷却と焼もどしの
組合せ、および焼入れ・焼もどしの組合せなどであって
も酸化物の効果は影響を受けない。
【0019】つぎに本発明の基本成分範囲の限定理由に
付いて述べる。
【0020】Cは鋼の強度を向上させる有効な成分とし
て下限を0.10%とし、また0.20%を越える過剰
の添加は、鋼材の溶接性やHAZ靱性などを著しく低下
させるので、上限を0.20%とした。
【0021】Siは母材の強度確保、予備脱酸などに必
要な成分であるが、HAZの硬化により靱性が低下する
のを防止するため上限を0.5%とした。
【0022】Mnは母材の強度、靱性の確保、および粒
内フェライトの変態核を生成させる成分として0.5%
以上の添加が必要であるが、溶接部の靱性、割れ性など
の許容できる範囲で上限を1.7%とした。
【0023】Pは含有量が少ないほど望ましいが、これ
を工業的に低減させるためには多大なコストががかるこ
とから、0.020%を上限とした。
【0024】SはMnSを生成する元素として0.00
2%が必要であるが、溶接部の靱性、割れ性などの許容
できる範囲で上限を0.01%とした。
【0025】Alは酸化物個数を増加させること、およ
び溶接金属の靱性低下を制御するため、下限値を0.0
05%とした。また、Alが多量に存在すると、酸化物
がすべてアルミナとなり、Al−Ti−Mgを主体とし
た複合酸化物が生成しなくなるため、上限を0.020
%とした。
【0026】TiはAl−Ti−Mg複合酸化物、Ti
窒化物を形成させるために0.005%以上添加する。
しかし、固溶Ti量が増加するとHAZ靱性が低下する
ため、0.020%を上限とした。
【0027】NはTi窒化物の析出には極めて重要な元
素であり、0.002%未満ではTi窒化物の析出量が
不足し、フェライト組織の充分な生成量が得られない。
また、固溶Nの増大はHAZ靱性の低下を招くことから
0.006%を上限とした。
【0028】Mgは本発明で特に重要な役割を持つ。特
開昭61−79745号公報に記載されるように、溶鋼
中のAl量が増加すると酸化物は主としてアルミナにな
るため、Ti系酸化物は生成しにくくなる。しかし、本
発明者らの知見により、溶鋼中にMgが存在すると、A
l量が多くてもアルミナが減少してTi系酸化物が増
え、Al−Ti−Mg複合酸化物が生成することが明ら
かとなった。しかし、Mg量が多すぎるとTi系酸化物
がMgによって還元され、Al−Ti−Mg複合酸化物
が生成しにくくなるため、上限を10ppm(0.00
10%)とした。
【0029】Cuは鋼材の強度を向上させるために有効
であるが、0.8%を越えるとHAZ靱性を低下させる
ことから、0.8%を上限とした。
【0030】Niは鋼材の強度および靱性を向上させる
ために有効であるが、Ni量の増加は製造コストを上昇
させるので、1.5%を上限とした。
【0031】Nbは焼き入れ性を向上させることにより
母材の強度および靱性を向上させるために有効な元素で
あるが、HAZ部においては過剰な添加は靱性を著しく
低下させるため0.03%を上限とした。
【0032】V、Cr、MoについてもNbと同様な効
果を有することから、それぞれ0.1%、0.6%、
0.6%を上限とした。
【0033】BはHAZ靱性に有害な粒界フェライト、
フェライトサイドプレートの成長抑制と、BNの析出に
よるHAZの固溶Nの固定から0.0005%以上0.
002%以下とした。
【0034】
【実施例】表1に示した化学成分で、50キロ鋼を試作
した。1〜16が本発明鋼、17〜22が比較鋼であ
る。試作鋼は転炉溶製し、真空脱ガス処理時に脱酸を行
っている。Ti投入前に溶鋼の溶存酸素をSiで調整
し、その後Ti、Alを順に添加し脱酸を行ない、さら
にMgを添加した後、連続鋳造により280mm厚鋳片
に鋳造し、加熱圧延を経て、板厚32mmの鋼板として
製造した。得られた鋼板をlパスのフラックスー銅バッ
キング溶接(FCB溶接)した。
【0035】表1には、母材の化学成分を示す。表2に
酸化物の粒子数および母材特性とHAZ靱性とを示す。
HAZ靱性評価のためのシャルピー値は、−20℃およ
び−40℃において、フュージョンラインからHAZ5
mmの部位で9本の試験を行ない、その平均値である。
【0036】
【表1】 表2から明らかなように、1〜16の本発明鋼は比較鋼
と比べて優れたHAZ靱性を有することが判る。すなわ
ち、粒子径が0.01〜1.0μmのAl−Ti−Mg
複合酸化物が、粒子数が1×104〜2×105個/mm
2の範囲にあるとき、−20℃および−40℃の靱性が
極めて優れている。一方、比較鋼において、17、18
は酸化物の個数が少ないことにより、19、20は酸化
物の個数が範囲を超えて多すぎることによりHAZ靱性
は劣っている。21はAlの添加量が多すぎて酸化物が
Al−Ti−Mg複合酸化物とならず、Ti窒化物の核
生成サイトとはならずにTi窒化物数が不足し、オース
テナイト粒径が粗大化してしまいHAZ靱性が低下した
例である。22は酸化物個数は1×104〜2×105
/mm2の範囲にあるものの、Al量が少なく、その大
きさが粗大になったためHAZ靱性が低下した例であ
る。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明は、低温で使用する、海洋構造
物、貯漕、船舶等の破壊に対する厳しい靱性要求を満足
する鋼板を供給するものであり、この種の産業分野にも
たらす効果は極めて大きく、さらに構造物の安全性の意
味から社会に対する貢献も非常に大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 潤 大分市大字西ノ州1番地 新日本製鐵株 式会社 大分製鐵所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C:0.10〜0.20%、 Si:≦0.50%、 Mn:0.50〜1.7%、 P:≦0.02%、 S:0.002〜0.010%、 Al:0.005〜0.020%、 Ti:0.005〜0.020%、 N:0.0020〜0.0060%、 Mg:≦0.0010% を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、か
    つ粒子径が0.01〜1.0μmであるAl−Ti−M
    g複合酸化物を1×104〜2×105個/mm2含有す
    ることを特徴とする溶接熱影響部靱性の優れた溶接構造
    用鋼材
  2. 【請求項2】 重量%で、 C:0.10〜0.20%、 Si:≦0.50%、 Mn:0.50〜1.7%、 P:≦0.02%、 S:0.002〜0.010%、 Al:0.005〜0.020%、 Ti:0.005〜0.020%、 N:0.0020〜0.0060%、 Mg:≦0.0010% を基本成分とし、さらに Cu:≦0.8%、 Ni:≦1.0%、 Nb:≦0.030%、 V:≦0.1%、 Cr:≦0.6%、 Mo:≦0.6%、 B:0.0005〜0.0020% の1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可
    避不純物からなり、かつ粒子径が0.01〜1.0μm
    であるAl−Ti−Mg複合酸化物を1×104〜2×
    105個/mm2を含有することを特徴とする溶接熱影響
    部靱性の優れた溶接構造用鋼材。
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