JPS61189236A - ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法 - Google Patents
ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法Info
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- JPS61189236A JPS61189236A JP60028466A JP2846685A JPS61189236A JP S61189236 A JPS61189236 A JP S61189236A JP 60028466 A JP60028466 A JP 60028466A JP 2846685 A JP2846685 A JP 2846685A JP S61189236 A JPS61189236 A JP S61189236A
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- catalyst
- benzene
- chloride
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/10—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
- C07C17/12—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はゼオライトを触媒としてベンゼン及び/又はベ
ンゼン誘導体をハロゲン化してハロゲン化ベンゼン誘導
体を製造する方法に閃する。更に詳しくは、触媒として
各種の金属塩により修飾されたゼオライトを使用するこ
とを特徴とするベンゼン及び/又はベンゼン誘導体をハ
ロゲン化してバラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を選択
的に製造する方法に関する。
ンゼン誘導体をハロゲン化してハロゲン化ベンゼン誘導
体を製造する方法に閃する。更に詳しくは、触媒として
各種の金属塩により修飾されたゼオライトを使用するこ
とを特徴とするベンゼン及び/又はベンゼン誘導体をハ
ロゲン化してバラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を選択
的に製造する方法に関する。
ハロゲン化ベンゼン誘導体、中でも二置換ハロゲン化ベ
ンゼン誘導体は多くの化合物の原料中間体として工業的
に重要な化合物である。二置換ハロゲン化ベンゼン誘導
体には、オルソ、メタ、パラの三種類の異性体が存在す
るが、とくにパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体は各種
の有機化合物の原料として重要である。パラ置換ハロゲ
ン化べンイン誘導体の1つであるバラジクロロベンゼン
(以下PDOBと略称)は、医薬、農薬の原料として、
またそれ自体が殺虫剤、防臭剤として用いられ工業的価
値のきわめて高いものである。
ンゼン誘導体は多くの化合物の原料中間体として工業的
に重要な化合物である。二置換ハロゲン化ベンゼン誘導
体には、オルソ、メタ、パラの三種類の異性体が存在す
るが、とくにパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体は各種
の有機化合物の原料として重要である。パラ置換ハロゲ
ン化べンイン誘導体の1つであるバラジクロロベンゼン
(以下PDOBと略称)は、医薬、農薬の原料として、
またそれ自体が殺虫剤、防臭剤として用いられ工業的価
値のきわめて高いものである。
現在、ジクロロベンゼン(以下DaBと略称)は、塩化
第二鉄、塩化アルミニウム等のルイス酸触媒の存在下で
、ベンゼン又はモノクロルベンゼン(以下MOBと略称
)に塩素を吹き込むことによって塩素化し、工業的に製
造されている。しかしながら、この方法により製造され
るDOB異性体の生成割合は、オルソ体30〜40%、
メタ体約5%、パラ体60〜70%となっており、これ
らの生成割合を大きく変化させることは困難であった。
第二鉄、塩化アルミニウム等のルイス酸触媒の存在下で
、ベンゼン又はモノクロルベンゼン(以下MOBと略称
)に塩素を吹き込むことによって塩素化し、工業的に製
造されている。しかしながら、この方法により製造され
るDOB異性体の生成割合は、オルソ体30〜40%、
メタ体約5%、パラ体60〜70%となっており、これ
らの生成割合を大きく変化させることは困難であった。
そのため、パラ選択性向上を目的として多くの研究が行
われてきているが、触媒としてゼオライトを用いること
もそのうちの1つである。
われてきているが、触媒としてゼオライトを用いること
もそのうちの1つである。
たとえば、ジャーナル・オブ・キャタリシス(Jour
nal、 of 0atalysis)第60巻110
〜120頁(1979年発刊)には、ハロゲン化ベンゼ
ンの液相臭素化触媒として各種のイオン交換したX型、
Y型ゼオライトを使用することにより、ルイス酸を触媒
として用いる従来の方法よりも高い選択率でパラ体が生
成することが示されている。
nal、 of 0atalysis)第60巻110
〜120頁(1979年発刊)には、ハロゲン化ベンゼ
ンの液相臭素化触媒として各種のイオン交換したX型、
Y型ゼオライトを使用することにより、ルイス酸を触媒
として用いる従来の方法よりも高い選択率でパラ体が生
成することが示されている。
また、特開昭59−165529号公報にはベンゼン類
の液相核ハロゲン化においてL型ゼオライトを使用する
ことにより、選択性よくパラジハロゲン化ベンゼンが製
造できることが開示されている。さらに、気相ハロゲン
化方法の例としては、ゼオライト、たとえばモレキュラ
ーシーブ5A。
の液相核ハロゲン化においてL型ゼオライトを使用する
ことにより、選択性よくパラジハロゲン化ベンゼンが製
造できることが開示されている。さらに、気相ハロゲン
化方法の例としては、ゼオライト、たとえばモレキュラ
ーシーブ5A。
10X、13XあるいはHY型ゼオライトを使用してM
OBの塩素化により従来の方法に比べ高い選択率でFD
OBが取得できることが示されている(特開昭57−7
7661号公報)。
OBの塩素化により従来の方法に比べ高い選択率でFD
OBが取得できることが示されている(特開昭57−7
7661号公報)。
〔発明が解決しようとしている問題点〕現在、また将来
において二置換ハロゲン化ベンゼン誘導体中のパラ置換
ハロゲン化ベンゼン誘導体の需要はますます増加してい
くものと考えられるので、副生ずるオルソ置換ハロゲン
化ベンゼ2誌導体、メタ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
などを可能な限り少なくしてパラ置換ハロゲン化ベンゼ
ン誘導体を選択的に製造することは工業的に極めて重要
である。
において二置換ハロゲン化ベンゼン誘導体中のパラ置換
ハロゲン化ベンゼン誘導体の需要はますます増加してい
くものと考えられるので、副生ずるオルソ置換ハロゲン
化ベンゼ2誌導体、メタ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
などを可能な限り少なくしてパラ置換ハロゲン化ベンゼ
ン誘導体を選択的に製造することは工業的に極めて重要
である。
先に述べたように、ベンゼンまたはベンゼン誘導体のハ
ロゲン化によりパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を選
択的に製造する方法においてゼオライトを触媒として用
いることが従来の方法に比べて極めて有効な手段となり
うることは明らかである。しかしながら、いずれの方法
においても工業的見地からして選択性よく二置換ハロゲ
ン化ベンゼン誘導体を製造するには充分とは言えなかっ
た。
ロゲン化によりパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を選
択的に製造する方法においてゼオライトを触媒として用
いることが従来の方法に比べて極めて有効な手段となり
うることは明らかである。しかしながら、いずれの方法
においても工業的見地からして選択性よく二置換ハロゲ
ン化ベンゼン誘導体を製造するには充分とは言えなかっ
た。
本発明者らは、このような現状に鑑み、ゼオライト触媒
を使用するベンゼン及び/又はベンゼン誘導体のハロゲ
ン化反応を詳細に検討した結果、意外にも各種金属塩な
用いて修飾したゼオライト触媒を用いることにより高い
活性で、加えて従来の方法に比べ優れた選択率でパラ置
換ハロゲン化ベンゼン誘導体が製造できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
を使用するベンゼン及び/又はベンゼン誘導体のハロゲ
ン化反応を詳細に検討した結果、意外にも各種金属塩な
用いて修飾したゼオライト触媒を用いることにより高い
活性で、加えて従来の方法に比べ優れた選択率でパラ置
換ハロゲン化ベンゼン誘導体が製造できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はベンゼン及び/又はベンゼン誘導体
をハロゲン化し、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を
製造するにあたり、金属塩により修飾されたゼオライト
を触媒として用いることを特徴とするパラ置換ハロゲン
化ベンゼン誘導体の製造方法を提供するものである。
をハロゲン化し、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を
製造するにあたり、金属塩により修飾されたゼオライト
を触媒として用いることを特徴とするパラ置換ハロゲン
化ベンゼン誘導体の製造方法を提供するものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明の方法においては、ゼオライトが触媒として用い
られるが、ゼオライトとは通常メタロシリケートと呼ば
れるものである。最も一般的なゼオライトであるアルミ
ノシリケートはSiO4四面体およびAIQ、四面体か
ら構成されているが、各四面体の結合様式の相違により
多くの種類が知られている。ゼオライトには天然品及び
合成品があるが、本発明の方法において触媒原料として
使用するゼオライトとしては、どちらを用いてもよいが
、不純物が少なく結晶化度の高い合成ゼオライトが好ま
しい。合成ゼオライトは周知の方法で調製されるもので
、調製方法に何ら制限はない。好適なゼオライトとして
はY型ゼオライト、L型ゼオライト、X型ゼオライト、
ダメリナイト、オフレタイト−エリオナイト系ゼオライ
ト、モルデナイト。
られるが、ゼオライトとは通常メタロシリケートと呼ば
れるものである。最も一般的なゼオライトであるアルミ
ノシリケートはSiO4四面体およびAIQ、四面体か
ら構成されているが、各四面体の結合様式の相違により
多くの種類が知られている。ゼオライトには天然品及び
合成品があるが、本発明の方法において触媒原料として
使用するゼオライトとしては、どちらを用いてもよいが
、不純物が少なく結晶化度の高い合成ゼオライトが好ま
しい。合成ゼオライトは周知の方法で調製されるもので
、調製方法に何ら制限はない。好適なゼオライトとして
はY型ゼオライト、L型ゼオライト、X型ゼオライト、
ダメリナイト、オフレタイト−エリオナイト系ゼオライ
ト、モルデナイト。
ZSM−5型ゼオライト等をあげることができる。
工業的見地からは、Y型ゼオライト及びL型ゼオライト
がより好ましい。通常ゼオライトはそれ自身の電荷を中
和するためにプロトン及び/又は種々のカチオンを含ん
でいるが、本発明に用いられるゼオライトではカチオン
に何ら制限はなく、たとえば合成したゼオライトをイオ
ン交換等の処理をすることなく、そのまま使用してもか
まわない。
がより好ましい。通常ゼオライトはそれ自身の電荷を中
和するためにプロトン及び/又は種々のカチオンを含ん
でいるが、本発明に用いられるゼオライトではカチオン
に何ら制限はなく、たとえば合成したゼオライトをイオ
ン交換等の処理をすることなく、そのまま使用してもか
まわない。
また、ゼオライトは合成されたままのものを用いること
も可能である。
も可能である。
本発明の方法においては、触媒として金属塩により修飾
したゼオライトを用いる。本発明における金属塩による
ゼオライトの修飾とは、ゼオライトと金属塩を均密に接
触させることを意味する。
したゼオライトを用いる。本発明における金属塩による
ゼオライトの修飾とは、ゼオライトと金属塩を均密に接
触させることを意味する。
従って、金属塩がゼオライトの粒子外表面にあっても、
あるいはゼオライトの細孔内にあっても、また、両方に
存在する状態であっても本発明で言う金属塩によるゼオ
ライトの修飾に相当する。
あるいはゼオライトの細孔内にあっても、また、両方に
存在する状態であっても本発明で言う金属塩によるゼオ
ライトの修飾に相当する。
さらには、ゼオライトの骨格構造の中に金属塩の一部が
とりこまれた形になっていても本発明の趣旨に反するも
のではない。金属塩によるゼオライトの修飾方法にとく
に制限はないが、たとえば、通常の含浸法、混合法、混
練法などをあげることができる。
とりこまれた形になっていても本発明の趣旨に反するも
のではない。金属塩によるゼオライトの修飾方法にとく
に制限はないが、たとえば、通常の含浸法、混合法、混
練法などをあげることができる。
ゼオライトの粒子外表面のみならず、細孔内をも均密に
修飾することができること、また簡便であることから金
属塩を所望の溶媒に溶かし、これをゼオライトに含浸さ
せる通常の含浸法が好適である。
修飾することができること、また簡便であることから金
属塩を所望の溶媒に溶かし、これをゼオライトに含浸さ
せる通常の含浸法が好適である。
金属塩としては、ハロゲン化反応中にハロゲン化剤に対
して不活性なものであればとくに制限はなく、修飾した
触媒はそのまま用いてもよい。また、ハロゲン化反応中
にハロゲン化剤と反応するような金属塩を用いる場合に
は、あらかじめハロゲン化剤で前処理した後、触媒とし
て用いることもできる。用いられる金属塩としては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属などのハロ
ゲン化物、硝酸塩、炭酸塩、硫m塩などがあげられる。
して不活性なものであればとくに制限はなく、修飾した
触媒はそのまま用いてもよい。また、ハロゲン化反応中
にハロゲン化剤と反応するような金属塩を用いる場合に
は、あらかじめハロゲン化剤で前処理した後、触媒とし
て用いることもできる。用いられる金属塩としては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属などのハロ
ゲン化物、硝酸塩、炭酸塩、硫m塩などがあげられる。
たとえば、塩化リチウム、塩化ナトリウム。
塩化カリウム、塩化ルビジウム、塩化セシウム。
m化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストpンチウ
ム、塩化バリウム、塩化ランタン、塩化セリウム、塩化
プラセオジウム、塩化ネオジウム。
ム、塩化バリウム、塩化ランタン、塩化セリウム、塩化
プラセオジウム、塩化ネオジウム。
塩化トリウム等の塩化物、硝酸リチウム、硝酸ナトリウ
ム、硝酸カリウム、硝酸ルビジウム、硝酸セシウム、硝
酸マグネシウム、硝酸カルシウム。
ム、硝酸カリウム、硝酸ルビジウム、硝酸セシウム、硝
酸マグネシウム、硝酸カルシウム。
硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸ランタン、硝
龜セリウム、硝酸ネオジウム、硝酸トリウム等の硝11
!塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム。
龜セリウム、硝酸ネオジウム、硝酸トリウム等の硝11
!塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム。
炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウム。
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウ
ム、炭酸バリウム、炭酸ランタン等の炭酸塩、硫酸リチ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸ルビジウム
、硫酸セシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
硫酸ストロンチウム。
ム、炭酸バリウム、炭酸ランタン等の炭酸塩、硫酸リチ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸ルビジウム
、硫酸セシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
硫酸ストロンチウム。
硫酸バリウム、硫酸ランタンなどの硫酸塩を挙げること
ができる。好ましくは、塩化リチウム、塩化ナトリウム
、塩化カリウム、塩化ルビジウム。
ができる。好ましくは、塩化リチウム、塩化ナトリウム
、塩化カリウム、塩化ルビジウム。
塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウ
ム、塩化バリウム、塩化ランタン、硝酸ナトリウム、硝
酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸
ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸ランタン、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カル
シウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、炭酸ラン
タン、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウ
ム。
ム、塩化バリウム、塩化ランタン、硝酸ナトリウム、硝
酸カリウム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸
ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸ランタン、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カル
シウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、炭酸ラン
タン、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウ
ム。
硫酸カルシウム、硫酸ストロンチウム、硫酸バリウム、
硫酸ランタンである。さらに好ましくは、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ストロンチウム
、炭酸バリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸
ストロンチウム。
硫酸ランタンである。さらに好ましくは、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ストロンチウム
、炭酸バリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸
ストロンチウム。
硫酸バリウムである。好ましい金属塩の量は使用するゼ
オライトの種類によって当然変わりうるが、修飾させる
金属塩の量は、触媒に対する重垣バーセントで0.1〜
90%で良く、好ましくは10〜80%である。金属塩
の量が少なすぎると充分な効果が得られず、逆に多すぎ
ると触媒の活性が低下してしまう。たとえば、含浸法に
より金属塩を用いて修飾する際の溶媒としては、所定量
の金属塩を溶解しうるものであればよく、実用上好まし
くは水である。用いられる溶媒の量は溶液がゼオライト
全体に均一に行き渡る量以上であればとくに制限はない
。溶媒の除去はゼオライトと金属塩を含むスラリー溶液
を充分攪拌しながら、大気圧下あるいは減圧下に溶媒を
蒸発させることにより達成される。このような含浸法に
よる修飾では、使用するゼオライトおよび修飾させる金
属塩の組み合わせによっては、ゼオライト骨格中のカチ
オンと、修飾させる金属塩中の金属がイオン交換するこ
とも考えられるが、その際に生成する金属塩が結果とし
てゼオライトを修飾することになるため、いっこうにさ
しつかえない。このようにして得られた金属塩修飾ゼオ
ライトを8a1〜150°Cで1〜24時間乾燥し、そ
のまま、あるいはさらに空気流通下あるいは窒素、ヘリ
ウムなどの不活性ガス流通下で、10分〜24時間焼成
した後、触媒として用いる。焼成温度は金属塩修飾ゼオ
ライトの構造破壊が起こる温度より低くなければならな
いことは言うまでもない。好ましくは、200〜900
℃の温度範囲で、さらに好ましくは300〜850℃で
焼成するのが良い。先の金属塩の中には、この焼成を行
う段階で熱分解してしまうものもあるが、分解生成物が
ハロゲン化剤に対して極めて安定であるため何らさしつ
がえない。金N塩を用いて修飾する操作は、先にその一
例を示したが、1回で所望の重量パーセントとなるよう
に行ってもさしつかえないし、また、溶液を含浸し、こ
れを乾燥した後で、この操作をくり返し行っても、さら
には、金属塩で修飾したゼオライトを所望温度で焼成し
た後、再び溶液の含浸からの操作をくり返し行ってもい
っこうにさしつかえない。
オライトの種類によって当然変わりうるが、修飾させる
金属塩の量は、触媒に対する重垣バーセントで0.1〜
90%で良く、好ましくは10〜80%である。金属塩
の量が少なすぎると充分な効果が得られず、逆に多すぎ
ると触媒の活性が低下してしまう。たとえば、含浸法に
より金属塩を用いて修飾する際の溶媒としては、所定量
の金属塩を溶解しうるものであればよく、実用上好まし
くは水である。用いられる溶媒の量は溶液がゼオライト
全体に均一に行き渡る量以上であればとくに制限はない
。溶媒の除去はゼオライトと金属塩を含むスラリー溶液
を充分攪拌しながら、大気圧下あるいは減圧下に溶媒を
蒸発させることにより達成される。このような含浸法に
よる修飾では、使用するゼオライトおよび修飾させる金
属塩の組み合わせによっては、ゼオライト骨格中のカチ
オンと、修飾させる金属塩中の金属がイオン交換するこ
とも考えられるが、その際に生成する金属塩が結果とし
てゼオライトを修飾することになるため、いっこうにさ
しつかえない。このようにして得られた金属塩修飾ゼオ
ライトを8a1〜150°Cで1〜24時間乾燥し、そ
のまま、あるいはさらに空気流通下あるいは窒素、ヘリ
ウムなどの不活性ガス流通下で、10分〜24時間焼成
した後、触媒として用いる。焼成温度は金属塩修飾ゼオ
ライトの構造破壊が起こる温度より低くなければならな
いことは言うまでもない。好ましくは、200〜900
℃の温度範囲で、さらに好ましくは300〜850℃で
焼成するのが良い。先の金属塩の中には、この焼成を行
う段階で熱分解してしまうものもあるが、分解生成物が
ハロゲン化剤に対して極めて安定であるため何らさしつ
がえない。金N塩を用いて修飾する操作は、先にその一
例を示したが、1回で所望の重量パーセントとなるよう
に行ってもさしつかえないし、また、溶液を含浸し、こ
れを乾燥した後で、この操作をくり返し行っても、さら
には、金属塩で修飾したゼオライトを所望温度で焼成し
た後、再び溶液の含浸からの操作をくり返し行ってもい
っこうにさしつかえない。
あらかじめ乾燥したゼオライトと金属塩を磁製乳鉢など
を用いて混ぜ合わせる物理的な混合法によっても修飾効
果が認められるが、ゼオライト重量に対して(11%以
上、さらに好適にはα5%以上の通常は水とゼオライト
自体が含んでいる状態で物理的に混合する方がより好ま
しい。なお、ここでゼオライトに含まれる水分量は熱天
秤を用いて室温から500℃まで昇温した際の脱水によ
る重量減少として測定される水分量である。また、通常
の混線法によって金属塩修飾ゼオライト触媒を調製して
もさしつかえない。このようにして調製された修飾ゼオ
ライトは通常は含浸法の場合と同様な方法で乾燥、焼成
を行った後、触媒として用いる。
を用いて混ぜ合わせる物理的な混合法によっても修飾効
果が認められるが、ゼオライト重量に対して(11%以
上、さらに好適にはα5%以上の通常は水とゼオライト
自体が含んでいる状態で物理的に混合する方がより好ま
しい。なお、ここでゼオライトに含まれる水分量は熱天
秤を用いて室温から500℃まで昇温した際の脱水によ
る重量減少として測定される水分量である。また、通常
の混線法によって金属塩修飾ゼオライト触媒を調製して
もさしつかえない。このようにして調製された修飾ゼオ
ライトは通常は含浸法の場合と同様な方法で乾燥、焼成
を行った後、触媒として用いる。
本発明の方法においてベンゼン誘導体とは、ハロゲン化
ベンゼン、アルキルベンゼン等のようにベンゼンの水素
がハロゲンあるいはアルキル基等の置換基で置換された
化合物を意味し、たとえば、MOB、モノブロモベンゼ
ン、モノフルオルベンゼン、モノミードベンゼン、トル
エン、エチルベンゼン等をあげることができる。また、
ハロゲン化剤としては単体のハロゲンで良く、塩素、臭
素。
ベンゼン、アルキルベンゼン等のようにベンゼンの水素
がハロゲンあるいはアルキル基等の置換基で置換された
化合物を意味し、たとえば、MOB、モノブロモベンゼ
ン、モノフルオルベンゼン、モノミードベンゼン、トル
エン、エチルベンゼン等をあげることができる。また、
ハロゲン化剤としては単体のハロゲンで良く、塩素、臭
素。
ヨウ素をあげることができる。
本発明の方法において反応装置9反応方法および反応条
件はベンゼン及び/又はベンゼン誘導体とハロゲン化剤
が触媒上で効率よく接触する限り何ら制限はない。ハロ
ゲン化反応は気相で行っても、あるいは液相で行っても
かまわないが、液相で行う方が好ましい。反応装置は、
たとえば回分式、半回分式あるいは連続式のいずれであ
ってもかまわない。触媒は、たとえば固定床、懸濁床の
形で用いればよい。希釈剤として、ハロゲン化反応に対
して不活性な溶媒を用いて本反応を行ってもさしつかえ
ない。溶媒を用いる場合には、ベンゼン及び/又はベン
ゼン誘導体の濃度は5〜100%が好ましく、10〜1
00%がさらに好ましい。5%以下では触媒と原料の接
触が不充分となり効率的でない。ハロゲン化剤を連続的
に供給する場合には窒素、ヘリウムなどの本反応に対し
て不活性なガスを希釈剤として用いてもよい。
件はベンゼン及び/又はベンゼン誘導体とハロゲン化剤
が触媒上で効率よく接触する限り何ら制限はない。ハロ
ゲン化反応は気相で行っても、あるいは液相で行っても
かまわないが、液相で行う方が好ましい。反応装置は、
たとえば回分式、半回分式あるいは連続式のいずれであ
ってもかまわない。触媒は、たとえば固定床、懸濁床の
形で用いればよい。希釈剤として、ハロゲン化反応に対
して不活性な溶媒を用いて本反応を行ってもさしつかえ
ない。溶媒を用いる場合には、ベンゼン及び/又はベン
ゼン誘導体の濃度は5〜100%が好ましく、10〜1
00%がさらに好ましい。5%以下では触媒と原料の接
触が不充分となり効率的でない。ハロゲン化剤を連続的
に供給する場合には窒素、ヘリウムなどの本反応に対し
て不活性なガスを希釈剤として用いてもよい。
その際、ハロゲン化剤の濃度は5〜100%が好ましく
、10〜100%がさらに好ましい。ベンイン及び/又
はベンゼン誘導体に対するハロゲン化剤のモル比はα0
1〜5 mol/mol が良く、好ましくはEl
1〜2− Omol / molである。
、10〜100%がさらに好ましい。ベンイン及び/又
はベンゼン誘導体に対するハロゲン化剤のモル比はα0
1〜5 mol/mol が良く、好ましくはEl
1〜2− Omol / molである。
回分式、半回分式反応装置を用いた場合、触媒はおもに
反応液に懸濁させた形で用いるが、単位反応液容積あた
りの触媒量(ky/l)は、0、0001〜1が好まし
く、0.001〜0.1がさらに好ましい。α0001
以下では触媒の負荷が大きく充分な転化率が得られず、
また1以上では触媒を増してもその効果が小さい。ハロ
ゲン化剤を連続的に供給する場合、ハロゲン化剤の供給
速度(単位反応液容積あたりのハロゲン化剤供給速度1
/l@br)は、1〜1000が好ましく、5〜500
がさらに好ましい。1以下では充分な反応速度が得られ
ず、1000以上では拡散律速となり供給速度を大きく
した効果は小さくなる。
反応液に懸濁させた形で用いるが、単位反応液容積あた
りの触媒量(ky/l)は、0、0001〜1が好まし
く、0.001〜0.1がさらに好ましい。α0001
以下では触媒の負荷が大きく充分な転化率が得られず、
また1以上では触媒を増してもその効果が小さい。ハロ
ゲン化剤を連続的に供給する場合、ハロゲン化剤の供給
速度(単位反応液容積あたりのハロゲン化剤供給速度1
/l@br)は、1〜1000が好ましく、5〜500
がさらに好ましい。1以下では充分な反応速度が得られ
ず、1000以上では拡散律速となり供給速度を大きく
した効果は小さくなる。
反応温度および反応圧力も、ベンゼン及び/又はベンゼ
ン誘導体が液相である限り何ら制限はない。反応温度が
ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体の沸点より高い場合
には、圧力を高めることにより液相でのハロゲン化反応
を行うことができる。
ン誘導体が液相である限り何ら制限はない。反応温度が
ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体の沸点より高い場合
には、圧力を高めることにより液相でのハロゲン化反応
を行うことができる。
反応温度は0〜400℃が鼾ましく、20〜300℃が
さらに好ましい。0℃未満では充分な反応速度が得られ
ず、400℃を越えるとパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘
導体の選択率が低下する。
さらに好ましい。0℃未満では充分な反応速度が得られ
ず、400℃を越えるとパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘
導体の選択率が低下する。
本発明は公知の方法に比べ、工業的価値の著しく高いパ
ラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を高収率で製造するこ
とを可能にし、工業的に極めて有意義である。
ラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を高収率で製造するこ
とを可能にし、工業的に極めて有意義である。
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明がこれらの実施例のみに限定されるものでないこと
は言うまでもない。なお、実施例および比較例中に示さ
れる転化率および選択率は、以下の式により計算された
数値を表わす。
発明がこれらの実施例のみに限定されるものでないこと
は言うまでもない。なお、実施例および比較例中に示さ
れる転化率および選択率は、以下の式により計算された
数値を表わす。
また、触媒の表示方法は次のとおりである。
実施例1
1ノの磁製ビーカーに4.299の塩化ナトリウムを入
れ、これを150m7!の蒸留水に溶解させた。
れ、これを150m7!の蒸留水に溶解させた。
温浴を用いてこの溶液を95℃に保ち、ガラス製の攪拌
羽根で充分にかきまぜながら、ここに1゜りのNa−Y
型ゼオライトを加えた。温浴上で水分がなくなるまで蒸
発乾固し、130℃に保った乾燥器中で15時間乾燥し
た後、空気流通下540℃で6時間焼成してNa−Y−
50wt%Na0lゼオライト触媒を得た。
羽根で充分にかきまぜながら、ここに1゜りのNa−Y
型ゼオライトを加えた。温浴上で水分がなくなるまで蒸
発乾固し、130℃に保った乾燥器中で15時間乾燥し
た後、空気流通下540℃で6時間焼成してNa−Y−
50wt%Na0lゼオライト触媒を得た。
この触媒を用いてMOBの塩素化反応を実施した。反応
は通常の半回分式反応装置を用いて行った。容積126
dのパイレックス製反応器(内径40+ms、高さ10
omJ)に409のMOBと1、4289 (19のゼ
オライト含有)の上記ゼオライト触媒を入れ、マグネチ
ックスターラーで充分攪拌しながら80 mmol/h
r の供給速度で塩素ガス(等量の窒素ガスを含む)を
吹き込んだ。反応温度は100℃とした。塩素ガスを吹
き込み始めて6時間目の生成物組成をガスクロマトグラ
フィーにより分析した。その結果を第1表に示す。
は通常の半回分式反応装置を用いて行った。容積126
dのパイレックス製反応器(内径40+ms、高さ10
omJ)に409のMOBと1、4289 (19のゼ
オライト含有)の上記ゼオライト触媒を入れ、マグネチ
ックスターラーで充分攪拌しながら80 mmol/h
r の供給速度で塩素ガス(等量の窒素ガスを含む)を
吹き込んだ。反応温度は100℃とした。塩素ガスを吹
き込み始めて6時間目の生成物組成をガスクロマトグラ
フィーにより分析した。その結果を第1表に示す。
比較例1
空気流通下、540°C6時間焼成したHa−Y型ゼオ
ライトを触媒として用いた以外は実施例1と全く同様の
方法でMOBの塩素化反応を行った。
ライトを触媒として用いた以外は実施例1と全く同様の
方法でMOBの塩素化反応を行った。
結果を第1表に示す。
実施例2〜7
実施例1における塩化ナトリウムの含有率を10 wt
%、20wt%、40wt%、50wt%、60wt%
、80wt%となるように塩化ナトリウムの重量を変え
て触媒を調製し、これらの触媒を用いて実施例1と同様
な方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第1表に
示す。ゼオライトに塩化ナトリウムを含有させる効果は
著しく、バラ選択率が実に7%近くも向上していること
が容易に理解できる。
%、20wt%、40wt%、50wt%、60wt%
、80wt%となるように塩化ナトリウムの重量を変え
て触媒を調製し、これらの触媒を用いて実施例1と同様
な方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第1表に
示す。ゼオライトに塩化ナトリウムを含有させる効果は
著しく、バラ選択率が実に7%近くも向上していること
が容易に理解できる。
第1表
実施例I Na−Y−30wt%Na1l 6z
5 85.1実施例2 Na−Y−10wt%N
a1l 6a9 82.7実施例3 Ha−
Y−20wt%Na1l 6&5 8五5実施
例4 Na−Y−40wt%Na01− 69.0
84.8実施例5 Na−Y−50wt%Na
1l 69.7 85.1実施例6 Na−
Y−60yt%Na1l 7α2 85.4実
施例7 Na−Y−80wt%Na1l 69.
8 84.6比較例INa−Y6ス6 7a7 実施例8〜12 実施例1の塩化ナトリウムのかわりに塩化カリウム、塩
化セシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩
化バリウムを用いて触媒を調製し、さらに実施例1と同
様の方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第2表
に示す。
5 85.1実施例2 Na−Y−10wt%N
a1l 6a9 82.7実施例3 Ha−
Y−20wt%Na1l 6&5 8五5実施
例4 Na−Y−40wt%Na01− 69.0
84.8実施例5 Na−Y−50wt%Na
1l 69.7 85.1実施例6 Na−
Y−60yt%Na1l 7α2 85.4実
施例7 Na−Y−80wt%Na1l 69.
8 84.6比較例INa−Y6ス6 7a7 実施例8〜12 実施例1の塩化ナトリウムのかわりに塩化カリウム、塩
化セシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩
化バリウムを用いて触媒を調製し、さらに実施例1と同
様の方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第2表
に示す。
比較例2
109ONa−Y型ゼオライトに含まれるNaイオンの
20倍に相当する量のにイオンを含む2N塩化カリウム
水溶液を調製し、これをマントルヒーターを用いて90
℃に保った。ここに10シのHa−Y型ゼオライトを加
え、5時間ガラス製攪拌羽根で充分攪拌した。得られた
スラリーをろ過し、10I!の蒸留水を用いて洗浄した
。160℃の乾燥器中で15時間乾燥した後、空気流通
下540℃で5時間焼成して、K−Y型ゼオライト触媒
1Qを用いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反
応を行った。結果を第2表に示す。
20倍に相当する量のにイオンを含む2N塩化カリウム
水溶液を調製し、これをマントルヒーターを用いて90
℃に保った。ここに10シのHa−Y型ゼオライトを加
え、5時間ガラス製攪拌羽根で充分攪拌した。得られた
スラリーをろ過し、10I!の蒸留水を用いて洗浄した
。160℃の乾燥器中で15時間乾燥した後、空気流通
下540℃で5時間焼成して、K−Y型ゼオライト触媒
1Qを用いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反
応を行った。結果を第2表に示す。
比較例6〜6
比較例2と同様な方法でOs−Y、 Oa−Y、 S
r−Y 及びBa−Y型ゼオライト触媒を調製し、実施
例1と同様な方法でMOBの塩素化反応を行った。結果
を第2表に示す。
r−Y 及びBa−Y型ゼオライト触媒を調製し、実施
例1と同様な方法でMOBの塩素化反応を行った。結果
を第2表に示す。
実施例13
比較例5で調製したBr−Y型ゼオライトに実施例1と
同様な方法で50 wt%となる量の塩化ストロンチウ
ムで修飾した触媒を調製し、さらに、この触媒を用いて
実施例1と同様な方法でMOBの塩素化反応を行った。
同様な方法で50 wt%となる量の塩化ストロンチウ
ムで修飾した触媒を調製し、さらに、この触媒を用いて
実施例1と同様な方法でMOBの塩素化反応を行った。
結果を第2表に示す。
第2表
MOB FDOB
″ “ @郵)1期
比較例 2 K−Y 57.8
67.2実施例 8 Na−Y−30wt%KOI
56.5 71.2比較例 5 0ttz−Y
22.4 7a6実施例 9 Na−
Y−50vt%0s01 61.6 75.!11比
較 4 0a−Y 615 69.9
実施例10 Ha−Y−1wt%0aO1,69,2
72,2比較例 5 5r−Y 64.
9 72.8実施例11 Na−Y−30wt%5
rO1,71,68[L55実施15 Sr−Y−J
Owt%5r01.641 71−9比較例 6
Ba−Y 67.8 7a1実施例1
2Na−Y−30wt%Ba1l、 6a1 B
[L5実施例14.15 実施例1の塩化ナトリウムのかわりに炭酸ナトリウム、
硫酸ナトリウムを用いて触媒を調製し、実施例1と同様
な方法で反応を行った。結果を第3表に示す。
67.2実施例 8 Na−Y−30wt%KOI
56.5 71.2比較例 5 0ttz−Y
22.4 7a6実施例 9 Na−
Y−50vt%0s01 61.6 75.!11比
較 4 0a−Y 615 69.9
実施例10 Ha−Y−1wt%0aO1,69,2
72,2比較例 5 5r−Y 64.
9 72.8実施例11 Na−Y−30wt%5
rO1,71,68[L55実施15 Sr−Y−J
Owt%5r01.641 71−9比較例 6
Ba−Y 67.8 7a1実施例1
2Na−Y−30wt%Ba1l、 6a1 B
[L5実施例14.15 実施例1の塩化ナトリウムのかわりに炭酸ナトリウム、
硫酸ナトリウムを用いて触媒を調製し、実施例1と同様
な方法で反応を行った。結果を第3表に示す。
第3表
MOB FDOB
″ ′ 1轄)彫障)
実施例14 Na−Y−30wt%Ha200. 6
4.8 80.7実施例15 Na−Y−30wt
%Na、SQ、 6a5 811実施例16 内径17關、内容積17.1dの触媒分離器を備えた連
続式反応器にMOB169を入れ、これに実施例4で調
製したNa−Y−40wt%N&旧触媒1、679を加
えた。ここに、MOBを155 mmol/hr 、
塩素を9 !5.8 mmol/hrでそれぞれ供給し
、MOBの連続塩素化反応を100℃で行った。オーバ
ーフローしてきた生成物をガスクルマドグラフィーによ
り分析した結果、MOB転化率6a9%、DOB選択率
〉99%、FDOB選択率84.6%であった。経時変
化はとくに認められず、塩化ナトリウムを含有させたゼ
オライト触媒を用いれば連続反応においても高いパラ置
換ハロゲン化ベンゼン誘導体を製造しうろことが明らか
とな ゛った。
4.8 80.7実施例15 Na−Y−30wt
%Na、SQ、 6a5 811実施例16 内径17關、内容積17.1dの触媒分離器を備えた連
続式反応器にMOB169を入れ、これに実施例4で調
製したNa−Y−40wt%N&旧触媒1、679を加
えた。ここに、MOBを155 mmol/hr 、
塩素を9 !5.8 mmol/hrでそれぞれ供給し
、MOBの連続塩素化反応を100℃で行った。オーバ
ーフローしてきた生成物をガスクルマドグラフィーによ
り分析した結果、MOB転化率6a9%、DOB選択率
〉99%、FDOB選択率84.6%であった。経時変
化はとくに認められず、塩化ナトリウムを含有させたゼ
オライト触媒を用いれば連続反応においても高いパラ置
換ハロゲン化ベンゼン誘導体を製造しうろことが明らか
とな ゛った。
実施例17
11!の磁製ビーカーに1119の塩化カリウムを入れ
、これを1somzの蒸留水に溶解させた。
、これを1somzの蒸留水に溶解させた。
温浴を用いてこの溶液を95℃に保ち、ガラス製の攪拌
羽根で充分にかきまぜながら、ここに10Qのに−L型
ゼオライトを加えた。温浴上で水分がなくなるまで蒸発
乾固し、130℃に保った乾燥器中で15時間乾燥した
後、空気流通下540℃で6時間焼成して、K−L−1
0wt%KOIゼオライト触媒を得た。この触媒1.1
19を用いて実施例1と全く同様な方法でMOBの塩素
化反応を行った。結果を第4表に示す。
羽根で充分にかきまぜながら、ここに10Qのに−L型
ゼオライトを加えた。温浴上で水分がなくなるまで蒸発
乾固し、130℃に保った乾燥器中で15時間乾燥した
後、空気流通下540℃で6時間焼成して、K−L−1
0wt%KOIゼオライト触媒を得た。この触媒1.1
19を用いて実施例1と全く同様な方法でMOBの塩素
化反応を行った。結果を第4表に示す。
実施例18.19
実施例17の塩化カリウムのかわりに塩化ストロンチウ
ム、塩化ランタンを用いた以外は同様の方法で触媒を調
製し、さらにこれらの触媒1.119を用いて、実施例
1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を
第4表に示す。
ム、塩化ランタンを用いた以外は同様の方法で触媒を調
製し、さらにこれらの触媒1.119を用いて、実施例
1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を
第4表に示す。
比較例7
空気流通下540℃で6時間焼成したに−L型ゼオライ
ト19を用いて実施例1と同様な方法でMOBの塩素化
反応を行った。結果を第4表に示す。
ト19を用いて実施例1と同様な方法でMOBの塩素化
反応を行った。結果を第4表に示す。
比較例8,9
比較例2に示したイオン交換法と同様なイオン交換法に
より調製したE3r−L、 La−L型ゼオライト触媒
を用いて、実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応
を行った。結果を第4表に示す。
より調製したE3r−L、 La−L型ゼオライト触媒
を用いて、実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応
を行った。結果を第4表に示す。
比較例10
10gのに−L型ゼオライトに含まれるにイオンの20
倍に相当する量のNa イオンを含む2N塩化ナトリウ
ム水溶液を調製し、これをマントルヒーターを用いて9
0℃に保った。ここに1090に−L型ゼオライトを加
え、5時間ガラス製攪拌羽根で充分攪拌した。得られた
スラリーをろ過し、10/の蒸留水を用いて洗浄した。
倍に相当する量のNa イオンを含む2N塩化ナトリウ
ム水溶液を調製し、これをマントルヒーターを用いて9
0℃に保った。ここに1090に−L型ゼオライトを加
え、5時間ガラス製攪拌羽根で充分攪拌した。得られた
スラリーをろ過し、10/の蒸留水を用いて洗浄した。
この操作を5回くり返し、得られた固形物を150℃の
乾燥器中で15時間乾燥した後、空気流通下540℃で
6時間焼成してNa−L型ゼオ曵イトを得た。
乾燥器中で15時間乾燥した後、空気流通下540℃で
6時間焼成してNa−L型ゼオ曵イトを得た。
N&イオンの交換率は46%であった。この触媒1gを
用いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行
った。結果を第4表に示す。
用いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行
った。結果を第4表に示す。
実施例20
11!の磁製ビーカーに1.119の塩化ナトリウムを
入れ、これを150−の蒸留水に溶解させた。
入れ、これを150−の蒸留水に溶解させた。
温浴を用いてこの溶液を95℃に保ち、ガラス製の攪拌
羽根で充分にかきまぜながら、ここに比較例10で得ら
れたNa−L型ゼオライ)10&を加えた。温浴上で水
分がなくなるまで蒸発乾固し、130℃に保った乾燥器
中で15時間乾燥した後、空気流通下540℃で6時間
焼成して、Na−L−10wt%Na01 ゼオライ
ト触媒を得た。このゼオライト触媒1.119を用いて
実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行った。
羽根で充分にかきまぜながら、ここに比較例10で得ら
れたNa−L型ゼオライ)10&を加えた。温浴上で水
分がなくなるまで蒸発乾固し、130℃に保った乾燥器
中で15時間乾燥した後、空気流通下540℃で6時間
焼成して、Na−L−10wt%Na01 ゼオライ
ト触媒を得た。このゼオライト触媒1.119を用いて
実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行った。
結果を第4表に示す。
MOB PDOB
触 媒 転化率(鉤 選択率(4)比較例 7
K−L 62.6 87.7実施例
17 K−L−10wt%KOI 60.5 9
1.5比較例 8 S r−L 67
.8 87.2実施例18 K□Iw10wt%S
rO% 72.5 8a1比較例 9 La−
L 68.5 84.5実施例19 K
−I、−10wt%La01.66.2 87.6比
較例10 Na−L 67.3 8
9.2実施例20 Na−Ir−10yt%Mail
7 (L7 91.1実施例21 実施例1のNa−Y型ゼオライトのかわりにNa−X型
ゼオライトを用いた以外は全く同様の方法で触媒を調製
し、この触媒1.4829を用いて実施例1と同様の方
法でMOBの塩素化反応を行った。
K−L 62.6 87.7実施例
17 K−L−10wt%KOI 60.5 9
1.5比較例 8 S r−L 67
.8 87.2実施例18 K□Iw10wt%S
rO% 72.5 8a1比較例 9 La−
L 68.5 84.5実施例19 K
−I、−10wt%La01.66.2 87.6比
較例10 Na−L 67.3 8
9.2実施例20 Na−Ir−10yt%Mail
7 (L7 91.1実施例21 実施例1のNa−Y型ゼオライトのかわりにNa−X型
ゼオライトを用いた以外は全く同様の方法で触媒を調製
し、この触媒1.4829を用いて実施例1と同様の方
法でMOBの塩素化反応を行った。
結果を第5表に示す。
実施例22
実施例170に−L型ゼオライトのかわりにNa−ZS
M−5型ゼオライトを用いた以外は同様の方法で触媒を
調製し、この触媒1.119を用いて実施例1と同様の
方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第5表に示
す。
M−5型ゼオライトを用いた以外は同様の方法で触媒を
調製し、この触媒1.119を用いて実施例1と同様の
方法でMOBの塩素化反応を行った。結果を第5表に示
す。
実施例23
実施例170に−L型ゼオライトのかわりに、X型ゼオ
ライ)OKを用いた以外は同様の方法で触媒を調製し、
この触媒1.119を用いて実施例1と同様の方法でM
OBの塩素化反応を行った。
ライ)OKを用いた以外は同様の方法で触媒を調製し、
この触媒1.119を用いて実施例1と同様の方法でM
OBの塩素化反応を行った。
結果を第5表に示す。なお、ここで用いたに型ゼオライ
トOEはオフレタイト−エリオナイト系ゼオライトのう
ちの1つで、その合成方法は特開昭59−69420号
公報に示されている。
トOEはオフレタイト−エリオナイト系ゼオライトのう
ちの1つで、その合成方法は特開昭59−69420号
公報に示されている。
比較例11
空気流通下、540℃で3時間焼成したNa−X型ゼオ
ライト触媒19を用いて実施例1と同様の方法でMOB
の塩素化反応を行った。結果を第5表に示す。
ライト触媒19を用いて実施例1と同様の方法でMOB
の塩素化反応を行った。結果を第5表に示す。
比較例12
比較例2に示したイオン交換法と同様のイオン交換法に
より調製したに−ZsM−5型ゼオライト触媒1gを用
いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行っ
た。結果を第5表に示す。
より調製したに−ZsM−5型ゼオライト触媒1gを用
いて実施例1と同様の方法でMOBの塩素化反応を行っ
た。結果を第5表に示す。
比較例16
空気流通下、540℃で6時間焼成したX型ゼオライ)
OK触媒19を用いて実施例1と同様の方法でMOBの
塩素化反応を行った。結果を第5表に示す。
OK触媒19を用いて実施例1と同様の方法でMOBの
塩素化反応を行った。結果を第5表に示す。
第5表
触 媒 MOB PDOB転化率(2
))選択率(4) 比較例11 Na−X 57.2
710#J21 N&−X−30vrb%Ma
il 24.5 75.2
比較例12 K−ZSM−525,279,1実施
例22NalSM−5−10wt%KO114,479
,8封オ剋列i5 x四史ビオライトOE
S6.9 7&Og列26 N@!
ゼオライト011)−10wt%KO12[197FL
7実施例24 実施例1で得たNa−Y−50yt%Na1l触媒1、
4289を用いてトルエンの塩素化反応を行った。トル
エンの塩素化反応は、実施例10M0Bのかわりにトル
エンを用いた以外は全く同様の方法で行った。結果を第
6表に示す。
))選択率(4) 比較例11 Na−X 57.2
710#J21 N&−X−30vrb%Ma
il 24.5 75.2
比較例12 K−ZSM−525,279,1実施
例22NalSM−5−10wt%KO114,479
,8封オ剋列i5 x四史ビオライトOE
S6.9 7&Og列26 N@!
ゼオライト011)−10wt%KO12[197FL
7実施例24 実施例1で得たNa−Y−50yt%Na1l触媒1、
4289を用いてトルエンの塩素化反応を行った。トル
エンの塩素化反応は、実施例10M0Bのかわりにトル
エンを用いた以外は全く同様の方法で行った。結果を第
6表に示す。
比較例14
空気流通下、540℃で3時間焼成したNa−Y型ゼオ
ライト19を用いトルエンの塩素化反応を行った。トル
エンの塩素化反応は、実施例1のMOBのかわりにトル
エンを用いた以外は全く同様の方法で行った。結果を第
6表に示す。
ライト19を用いトルエンの塩素化反応を行った。トル
エンの塩素化反応は、実施例1のMOBのかわりにトル
エンを用いた以外は全く同様の方法で行った。結果を第
6表に示す。
巖超14 Na−Y 6&4 56
.5泥紹24 N a−Y−30vr t%Na1l
6a4 6α0実施例25 119のNa−Y型ゼオライト(10vrt%吸着水含
有)と4.299の塩化ナトリウムを磁製乳鉢を用いて
物理混合した後、これを空気流通下540℃で6時間焼
成してHa−Y −S D vyt%Na1lゼオライ
ト触媒を得た。この触媒1.4289を用いて実施例1
と同様の方法でMOBの塩素化反応を行ったところ、M
OB転化率6a2%、FDOB選択率82.1%であっ
た。ここで、ゼオライトに含まれる吸着水の量は熱天秤
を用いて室温から500°Cまで昇温した時の脱水によ
る重量減少より算出された数値である。
.5泥紹24 N a−Y−30vr t%Na1l
6a4 6α0実施例25 119のNa−Y型ゼオライト(10vrt%吸着水含
有)と4.299の塩化ナトリウムを磁製乳鉢を用いて
物理混合した後、これを空気流通下540℃で6時間焼
成してHa−Y −S D vyt%Na1lゼオライ
ト触媒を得た。この触媒1.4289を用いて実施例1
と同様の方法でMOBの塩素化反応を行ったところ、M
OB転化率6a2%、FDOB選択率82.1%であっ
た。ここで、ゼオライトに含まれる吸着水の量は熱天秤
を用いて室温から500°Cまで昇温した時の脱水によ
る重量減少より算出された数値である。
特許出願人 東洋曹達工業株式会社
手続補正書
昭和60年6月26日
Claims (3)
- (1)ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体をハロゲン化
し、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を製造するにあ
たり、金属塩により修飾されたゼオライト触媒を使用す
ることを特徴とするパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
の製造法。 - (2)ゼオライトが、Y型ゼオライト、L型ゼオライト
、X型ゼオライト、グメリナイト、 ZSM−5型ゼオライト、オフレタイト−エリオナイト
系ゼオライト又はモルデナイトである特許請求の範囲第
(1)項記載の製造法。 - (3)ゼオライトの修飾金属塩が、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、希土類金属のハロゲン化物、硝酸塩、炭
酸塩又は硫酸塩である特許請求の範囲第(1)項又は第
(2)項記載の製造法。
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