JPS60193935A - ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造方法

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JPS60193935A
JPS60193935A JP59049194A JP4919484A JPS60193935A JP S60193935 A JPS60193935 A JP S60193935A JP 59049194 A JP59049194 A JP 59049194A JP 4919484 A JP4919484 A JP 4919484A JP S60193935 A JPS60193935 A JP S60193935A
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zeolite
benzene
reaction
catalyst
offretite
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関沢 和彦
Toshio Hironaka
弘中 敏夫
Masao Nakano
中野 雅雄
Yukihiro Tsutsumi
堤 幸弘
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  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及び/又はベンゼン誘導体をハロゲン化して、ハロゲン
化ベンゼン誘導体を製造する方法に関するものである。
更に詳しくは、オフレタイトーエリオナイト系ゼオライ
トを触媒として、ベンゼン及び/又はベンゼン誘、導体
を気相ハロゲン化して、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘
導体を製造する方法に関するものである。
ハロゲン化ベンゼンは、工業的に重要な化合物であり、
特にジクロロベンゼン(以下、DOBと略称)は顔料等
、多くの有用な化合物の原料中間体として用いられる。
DOBICは、オルソ異性体.メタ異性体,パラ異性体
の三種類の異性体が存在するが、パラジクロロベンゼン
(以下、PDOBと略称)は、種々の化合物の原料とし
て使用されるばかりでなく’,FDOB自身、殺虫剤,
防臭剤として使用され、工業的に特に重要である。
DCBは、ベンゼンあるいはモノクロロベンゼン(以下
、MC!Bと略称)を塩化第二鉄等のルイス酸の存在下
、塩素を吹き込むことによって、液相で塩素化され、製
造されている。MOBの塩素化反応は、配向性の強い反
応であるため、ルイス酸を使用する液相塩素化法では、
オルソジクロロベンセン(以下、0DCBと略称)及び
FDCBのみが生成することは良く知られており、また
、その生成割合は、それぞれOD(!B:30〜40%
、PDOB : 60〜70%である。一般にり。
Bの需要量はその生成割合と異なり、現在、PDOBを
選択的に製造する方法の開発が切望されている。
ゼオライトを触媒として使用し、芳香族化合物を気相ハ
ロゲン化する方法については、幾つかの報告がある。例
えば、特開昭57−77651号公報には、ベンゼン誘
導体の気相/’%ロゲン化触媒としてゼオライトの使用
が開示されている。
本引例によれば、高活性及び高選択性、特にバラ−i換
体への高選択性を達成するためには、触媒として使用す
るゼオライトの平均細孔径が極めて重要であり、該細孔
径が5X以上、15久以下であることが必須条件とされ
ている。具体的には、ゼオライトとしてモレキュラー・
シープ5A。
10X、11x及びHYを使用しMCHの気相塩素化に
より、従来の液相塩素化法に比して高い選択率でPDO
Bが取得できるとされている。
また、テトラヘドロン レタース(Tetrahedr
onLetterθ)第21巻、5809〜4812貞
(1980年発行)には、各種イオン交換ZSM−5ゼ
オライト、モルデナイト、L型ゼ第2イト、希土類金属
イオン交換Y型ゼオライト等を触媒とするべ/センの気
相塩素化反応が報告されている。
この報告では、大部分のゼオライト触媒がベンゼンの親
電子置換反応に対して活性を示さず、付加反応が進行す
るとされている。
本発明者らは、ゼオライト触媒を使用するベンゼン及び
/又はベンゼン誘導体の気相ハロゲン化反応を詳細に検
討した結果、ゼオライト触媒の活性及び選択性、特にパ
ラ−置換体への選択性は該ゼオライトの平均細孔径によ
らず、ゼオライトの種類及び細孔内に存在するカチオン
種に著しく依存するという新たな事実を見い出し、本発
明を完成するに至った。
具体的には、本発明は、限定された金属カチオンを含む
特定な構造を有するゼオライトを触媒として用いると、
パラー置換ノ・ロゲン化ベンゼン誘導体、特に1,4−
ジノ・ロゲン化ベンゼンを選択的に製造し得るという新
たな事実に基づくものである。
すなわち、本発明は、ベンゼン及び/又はベンゼン誘導
体の気相ノ・ログン化反応により、ノ・ログン化ベンセ
ン醪導体を製造するにあたり、触媒として、 a)酸化物のモル比で表わして αM、/r10拳At、O8・b Sin。
の組成を有し、 1))第1表に示すようブよ粉末X線回折パターンを有
し、 c) Mがカリクム、ルビジウム、セシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム及びバリウムの金属カチオンの一種
以上からなる、 ゼオライトを用いることを特徴とするハロゲン化ベンゼ
ン誘導体の製造方法を提供するものである。
限定された金属カチオンを有する特定な構造のゼオライ
トが、ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体の気相ハロゲ
ン化反応に対して、高い触媒性能を示す理由は、明確で
はない。しかし、芳香族化合物のハロゲン化において、
触媒が異なると、生成物中の異性体分布が変化すること
は良く知られている。したがって、本発明において、例
えば、1.4−ジハロゲン化ベンゼンが高選択率で得ら
れるのは、ゼオライトの平均細孔径によるものではなく
、本発明におけるゼオライト触媒が、限定さtた金属カ
チオンを含む特定な構造を有することにより、その静電
的性質が変化し、その結果として1,4−ジハロゲン化
ベンゼンが高選択率で生成するに至ったと考えられる。
本発明の方法は、公知の方法に比べて、特に工業的価値
の高い1,4−ジノ・ロゲン化ベンゼンな高収率で製造
することができ、工業的に極めて有意義である。
以下に、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の方法においては、ゼオライトが触媒として用い
られるが、ゼオライトとは、通常、結晶性アルミノシリ
ケートと呼ばれるものである。ゼオライトはSin、四
面体及びA to4四面体から構成されているが、各四
面体の結合株式の相違により多くの種類が知らnており
、本発明の方法において触媒として使用されるものは、
オフレタイトーエリオナイト系のゼオライトである。該
ゼオライトとしては、オフレタイト、テトラメチルアン
モニウムーオフレタイト(以下、TMA−オフレタイト
と略称)−オフレタイト、エリオナイト、更にオフレタ
イト構造及びエリオナイト構造が混在するゼオライト、
例えば、特願昭57−176078号において、ゼオラ
イ)OBと略称される新規ゼオライト、上第2イトT、
ZSM−54ゼ第2イトなどを挙げることができる。該
ゼオライトは、その構造に特徴的な粉末X線回折パター
ンを有し、そのパターンにより他の種類のゼオライトと
区別することが可能である。第1表には、本発明におい
て触媒として使用されるゼオライトの粉末Xi回折パタ
ーンを示す。
第 1 表 7.7 11.5 100 9.6 920〜10 11.7 7.6 1 0〜40 1五4 6.6 40〜90 14.1 6.5 10〜40 15.4 5.7 10〜40 116 5.3 0〜10 19.4 4.6 10〜60 20.5 45 40〜80 21、+ 4.2 0〜10 2五5 1 20〜70 247 1 100〜160 248 五650〜120 2&1 五45〜30 26.9 &310〜40 27.6 、!L2 0〜10 2EL1 3.2 10〜40 2a3 K2 20〜60 3Q、5 2.9 5〜20 3t2 2.9 50〜120 31.4 2.8 50〜130 31.9 2.8 0〜10 3五4 2.7 10〜50 35.9 2.5 0〜30 36.2 2.5 5〜30 これらのゼオライトの中には、天然に存在するものもあ
るが、合成することが可能であり、その合成方法は公知
である。本発明の方法において触媒として使用されるゼ
オライトは、不純物が少なり、結晶化波の高い合成ゼオ
ライトが好適である。
TMA−オフレタイトの合成方法については、例えば、
特開昭58−135123号公報を羊げろごとができる
。すなわち、シリカ源、アルミナ源、ナトリウム源、カ
リウム源、TMA源を用いて、 n、o/5iot= 1o 〜zomox/mo1(T
MA)20/5i02 − al108〜[LO4mo
l/molのような組成の反応混合物を調製し、自生圧
下、130〜180℃の温度で、周速α3ル’s e 
c以上で該反応混合物を攪拌しながら結晶化させること
により、TMA−オフレタイトが得られる。
また、オフレタイト構造及びエリオナイト構造が混在し
ているオフレタイトーエリオナイト系ゼオライトの合成
方法の例として、特願昭57−176078号を挙げる
ことができる。すなわち、シリカ源、アルミナ源、ナト
リウム源、カリウム源及び純水とからなり、モル比で表
わして、次の条件、 slo、 /At、o、= b〜40 0H/5ins #(L 5〜I VK+Na ÷cL1〜α9 a、o/5to2− i o 〜y 。
を満足する組成の反応混合物を攪拌しながら、120〜
200℃で結晶化させることにより、オフレタイト構造
及びエリオナイト構造が混在している、オフレタイトー
エリオナイト系の新規なゼ第2イト、すなわち、ゼオラ
イ)ORが得られる。
さらに、エリオナイトの合成方法の例として、特公昭5
0−25400号、ゼオライ)Tの合成方法の例として
特公昭36−12569号、ZSM−64ゼオライトの
合成方法の例として特開昭53−58499号を挙げる
ことができる。
ゼオライトは、合成されたままの状態では、金属カチオ
ンとして、通常、Naイオン等の陽イオンを含有するが
、これらの金属カチオンは、イオン交換処理により容易
に他の金属カチオンに交換できることは公知である。不
発明の方法においては、交換可能な陽イオンをカリウム
、ルビジウム。
セシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの
中から選ばれる金属カチオンに交換することが必要であ
る。該金属カチオンのうち、一種類だけゼオライトに存
在すれば良い力へ二種沖以上、同時にゼオライト中に存
在しても差し支えない。
また、該金属カチオンのゼオライト中の含肩°量は重要
である。該金属カチオンのイオン交換率、すなわち、交
換可能な陽イオンの該金属カチオンへのイオン交換の割
合は70%以上が良く、90%以上が好ましい。該金属
カチオンがゼオライト中に二種類以上存在する場合には
、そnらのイオン交換率の和が70%以上であれば良く
、好ましくは90%以上である。該金属カチオンのイオ
ン交換率が70%未満であると、充分なバラ−置換体へ
の選択率が得られない。該金属カチオンは公知のイオン
交換処理によって容易にゼオライトに導入することがで
きる。すなわち、該金属カチオンの水に可溶な塩酸塩、
硝酸塩等の無機酸塩、あるいは酢酸塩、シュウ酸塩等の
有機酸塩を用いて、0.01〜s mox/Aの水浴液
を調製し、その中に、オフレタイトーエリオナイト系ゼ
オライトを加え20〜100℃の温度で05〜24時間
、イオン交換処理を行えば良い。その後、スラリーを沖
過し、得られた固体を80〜150℃で1〜24時間乾
燥する。以上の操作を数回繰り返して行っても良い。
イオン交換処理は、他の方法、例えば、オフレタイトー
エリオナイト系ゼオライトからなる固定床に当該金属カ
チオンを含む水溶液を循環して接触させる方法等で実施
しても差し支えない。
なお、合成さ扛たオフレタイトーエリオナイト系ゼオラ
イトがTMAのような有機カチオンを含む場合には、交
換する金属カチオンのイオン交換率を扁めるために該有
機カチオンを予め除去するのが良い。したがって、イオ
ン交換処理の前処理として、予備焼成処理を実施するの
が良い。この予備焼成処理は、空気流通下、400〜7
00℃の温度で、1〜10時間行えば良い。
本発明の方法において、触媒の形状に特に制限はなく、
成型したものを使用すれば良いが、粉末のまま用いても
差し支えない。
成域方法は、通常の方法で良く、例えば、圧縮成型法、
押出成型法、噴)4乾燥造粒法等を挙げることができる
。成型する場合、その機械的強度を高める等の目的で、
本反応に対して不活性な物質を、粘結剤あるいは成型助
剤として添加しても良い。
例えば、シリカ、粘土類、グヲファイト、ステアリン酸
、殿粉、ポリビニルアルコール等をD〜8゜%、好まし
くは2〜30%の範囲で添加できる。
以上のようにして得られた触媒は、焼成処理をして使用
する。焼成処理は、空気流通下、400〜700℃で1
〜10時間行えば良い。
本発明の方法において、ハロゲン化反応は触媒にベンゼ
ン及び/又はベンゼン誘導体及びハロゲン化剤を供給し
、気相で実施される。
原料ベンゼン誘導体は、ハロゲン化べ/セン。
アルキルベンゼンである。本発明の好ましい実施態様と
しては、ハロゲン化ベンゼンのハロゲン化であり、特に
好ましくはモノハロゲン化ベンゼンのハロゲン化である
。モノハロゲン化ベンゼンとしては、モノフルオロベン
ゼン、MC!B、モノブロモベンゼン(以下、MBBと
略称)及びモノヨードベンゼンを挙げることができる。
また、ハロゲン化剤とは、単体のハロゲンをさし、例え
ば、塩素、臭素、ヨウ素を挙げることができる。
ベンゼン誘導体に対するハロゲン化剤のモル比は・αO
r= a Omol/n+olが良く、好ましくは01
〜2.0 mob/molである。ベンゼン誘導体に対
するハロゲン化剤のモル比がα01 mo’l/mo1
未満では、パラ−置換ハロゲン化ベンゼンの収率が低く
、また、該モル比が5. Omox/mo1を越えると
、多ハロゲン化ベンゼンの副生量が増加する。
反応は、ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体及びハロゲ
ン化剤の両者のみで実施しても良く、また、希釈ガスを
混合してもよい。希釈ガスとしては、本反応に対して不
活性であれば特に制限はなり、鴛素、ヘリウム、水素等
を例として挙げることができる。その際、供給原料の濃
度は、1〜100%、好ましくは1〜50%の範囲であ
る。
原料混付物の供給は、接触時間W/F(r Cat−h
r/mO1、W(r):触媒重量、 F(mol/hr
) :ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体とハロゲン化
剤の供給量)で表わして5〜500 t−catahr
/molの範囲で行えば良く、好ましくは1o 〜1o
 o y−cat−hr/n1o1である。接触時間が
5 r−cat*hr/mo1未満では充分なベンゼン
誘導体の転化率が得られず、500ff Oat”hr
/molを越える場合には、多ハロゲン化ベンゼンの副
生量が増加する。
反応温度は1QO〜400℃が良く、好ましくは150
〜500℃である。反応温度が100℃未満では充分な
MOB転化率を得ることができず、また、400℃を越
えるとパラー置換ノーロゲン化ベンゼンの選択率が低下
する。
反応圧力は特に制限はなく反応が気相で行われる圧力条
件であれば良い。
本発明の実施に当っては、用いられる装置の形式につい
ては何ら制限はなく、通常の圓定床で良いが、流動床あ
るいは移動床であっても実施可能である。
以下に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない
。なお、実施例中に示される転化率及び選択率とは、以
下の式により計算された数値を表わす。
×100 実施例1 特願昭57−176078号に基づいて、オフレタイト
ーエリオナイト系ゼオライト、ゼオライ)OFiを合成
した。純水701.2 fに固型水酸化ナトリウム(N
aOH: 95 wt%)2&6r、固型水酸化カリウ
ム(KOH: 85 it%)2&8f、アルミン酸ソ
ーダ水溶液(Na、 O: 19.2 vt%、 ht
、o3:2α66wt%) 51.4 Fを加え均一な
溶液とし、次いでよく攪拌しながら非晶質固体シリカ(
日本シリカニ業社製ホワイトカーボン)142.9rを
加え、酸化物のモル比で次の組成の反応混合物を得た。
19 Ha、Os 1.83 K、OsAL、 O8e
 Ha851i0. *382H20この混合物は、 8102 /A40s ”” 1 & 8on/sto
、 = CL61 い+Na =αβ2 n、o/s1o、 = 2 a 5 である。これをオートクレーブに仕込み、250rpm
で攪拌しながら150℃で40時間加熱した。
得られたスラリーを固液分離し、充分水洗後、150℃
で5時間乾燥し、次の組成の粉末を得た。
0.21 Ha、06 [L76に、 0aAL、 O
,@ 7.4 Sin。
このものの粉末X線回折パターンは、第2表に示すとお
り、オフレタイトーエリオナイト系の新規なゼオライト
、ゼオライトOEであった。
なお、粉末X線回折は、銅のにα二重線を用いて測定し
た。
第2表 7.7 11.5 100 9、5 9.3 8 11.6 Z6 27 1に2 6.7 B5 13.9 6.4 17 15.2 5.8 15 16.4 5.4. 7 19、!+ 4.6 15 2α5 4.4 73 21.2 4.2 9 2&1 1 55 2L5 5.8 140 24.7 !1.6 87 26.0 3jt 7 2 B8 B3 33 2aOB2 26 2 B2 B2 57 3a4 2.9 14 31.1 2.9 83 51.5 2.9 117 5!L2 2.7 27 36.0 2.5 28 このゼ第2イトOEについて、Kイオン交換処理を実施
した。
ゼオライ)OK35Fを塩化カリウム水溶液(1mo1
/l) 2 s o tに加え、90℃で5時間イオン
交換処理した。その後スーラリーを濾過し、得られた固
体を充分に水洗したのち、120℃で16時間乾燥した
。このにイオン交換ゼオライ)OJCの粉末X線回折パ
ターンはほとんど変化せず、また組成は [1,01NatCue O,98KtO*At20.
 a 7.I E!io。
であった。
Kイオン交換ゼオライ)OFに粘結剤としてシリカゾル
(Sin、 :30wt%)を加え蒸発乾固し、粉砕後
、グラファイトを5wt%になるように添加し5關φx
5mmLに圧縮成減した。この触媒を空気流通下、54
0℃で3時間焼成処理した。
ベンゼン誘導体の気相ハ四ゲン化反応として、MCBの
塩素化反応を実施した。反応は通常の固定床反応装置を
用い、反応管(パイレックス製=20mxφX500m
L)に触媒5fを充填し、McB:ot、:Nt=4 
:2 :94の原料混合物を、接触時間83ターcat
−hr’/molで供給し、反応温度200℃で行った
。反応が定常に達したのち、生成物を採取し、ガスクロ
マトグラフィーにより定量した。その結果を第6表に示
す。
実施例2〜6 実施例1において合成したゼオライ)OKを用いて実施
例1と同様な?A製製法法より、Rbイオン。
Cθイオン、Caイオン、Srイオン、 Baイオン等
をイオン交換した触媒を得た。これらの触媒52を反応
管に充填し、実施例1と同様な反応条件でMCBの塩素
化反応を実施した。
その結果を第3表に示す。
比較例1〜4 市販のモレキュラーシーブSA、モレキュラー〇シーブ
15X9Ymゼ第2イト及びL型ゼオライトを触媒とし
て用いてMOBの塩素化反応を実施した。反応条件は実
施例1と全く同様である。
その結果を第4表に示す。
なお、使用したゼオライトは以下のようなものである。
モレキュラー・シープ5A:ゼオラムA−5(東洋曹達
工業製) モレキュラー・シーブ15X:15X (西尾工業社製) Y型ゼオライ):5K−40(西尾工業社製)L型ゼ第
2イト:特願昭57−181408号に従い、合成 ((L99に206(101Na20eAA、O8@6
.08iO,)第 4 表 実施例7 実施例1において調製した触媒を使用してMCBの塩素
化反応を実施した。供給原料として、MaB:c4 :
N、−18:9ニア5の混合物を用い接触時間は18 
t−cat@hr/molであった。
その他の反応条件は実施例1と全く同様である。
その結果、 MOB転化率 :4&8% FDOB選択率 二89.2% であった。
実施例8 実施例1において調製した触媒を使用してyaBの塩素
化反応を実施した。反応温度を150℃に低下させたほ
かは実施例1と全く同様な反応条件である。その結果、 MOB転化率: 45.1% FDOB選択率: 91.1% であった。
実施例9 実施例1で合成したゼオライ)OKをイオン交換処理を
行わずに成型し、焼成処理後、触媒として使用した。実
施例1と同様な反応条件下でMeBの塩素化反応を実施
した結果、 MCB転化率=4a9% PDOB選択率: 8 t 9% であった。
実施例10 実施例1において調製した触媒を使用してべ/センの塩
素化反応を実施した。反応条件は供給原料として、ベン
ゼン: Ct2: N、 =4.6二4,6:9Q、8
の混合物を用い、接触時間54 t−cat*hr/m
obとしたほかは実施例1と全く同様である。
その結果、 ペンゼ/転化率 =7五8% MOB+DOB選択率 : 99.8%DOB中のFD
OBの割合:9α3% であった。
実施例11 実施例1において調製した触媒を用いてMBBの塩素化
反応を実施した。反応条件はMCHの代わりにMBBを
供給したほかは実施例1と全く同様である。その結果、 MBB転化率: 47.0% POBB”選択率=8a4% (*paBB:パ2り四ロブロモベンゼン)であった。
実施例12 実施例1において調製した触媒を用いてMCHの臭素化
反応を実施した。反応条件は塩素の代わりに臭素を供給
したほかは実施例1と全く同様である。その結果、 MCB転化率 :3Q、4% POBB選択率 : 95.4% であった。
実施例16 特開昭58−135123号にしたがい、TMA−オフ
レタイトを合成した。非晶質固体シリカ(日本シリカニ
業社製ホワイトカーボン)、アルミン咳ソーダ水浴液(
Na、 O:1a8wt%、 At、O,:2t8wt
%)、固型水酸化ナトリウム(NaOH:93wt%)
固型水酸化カリウム(KOH: 85wt%)、ナト2
メチルアンモニウムヒドロキシド及び純水から次式で表
わさnる反応混合物を調製した。
(L59(TMA)、0.5.75Na、O−1,15
に、0−AA、0s−17,68io、 −525H,
0 この反応混合物を攪拌器付オートクレーブに入れ周速1
rV/BeCで攪拌しながら、170℃で5分間結晶化
を行った。生成したスラリーを濾過し、得られた粉末を
充分水洗後、110℃で2時間乾燥した。この粉末は α55 (TMA)、O・Q、27Na!0−cL40
に、o@Az、01−7.4SiO2の組成を有し、粉
末X線回折の測定の結果は第1表ツバターンに一致し、
TMA−オフレタイトであることが確認された。
有機カチオンであるTMAイオンを除去するため、空気
流通下、540℃で5時間予備焼成処理を行った後、実
施例1と同様ににイオン交換処理を行りた。その結果次
式のような組成を有するオフレタイトを得た。
0.01 Na、 Oa O,8B’JK20 *At
、 O,@ 7.2SiO。
このにイオン交換オフレタイトを実施例1に示した方法
により、成鳳、焼成処理し、MOBの塩素化反応の触媒
として使用した。反応条件は、実施例1と全く同様であ
る。その結果は、 MOB転化率 :44.4% PD(!B選択率 : 88.4% であった。
実施例14 実施例12において調製された触媒を使用してベンゼン
の塩素化反応を実施した。反応条件は実施例10と全く
同様である。その結果は、ベンゼン転化率 =815% MOB+DOB選択率 : 99.5%DOB中のPD
C!Bの割合 : 90.7%であった。
実施例15 特公昭50−23,400号にしたがい、エリオナイト
を合成した。アルミン酸ソーダ水溶液(Na20 : 
1 a8wt%t AA201 :21.8wt%)、
固を水酸化ナトリウム(NaOH:95wt%)、置屋
水酸化カリウム(KOH:85wt%)、塩化ベンジル
トリメチルアンモニウム水溶液(塩化ベンジルトリメチ
ルアンモニウム:6θvt%)lコロイド状シリカゲル
(Sing :50wt%)及び純水から次式で示され
る反応混合物を調製した。
[L8R,O−1α5Na、O*t2に、0−AA、O
,*2a6SiO,−465H,0この反応混合物を約
5時間かきまぜたのち、オートクレーブに仕込み、10
0℃で13日間加熱した。生成したスラリーを濾過し、
得られた粉末を充分に水洗後、110℃で2時間乾燥し
た。この粉末は酸化物のモル比で表わして、 [L04R10*(L52NalO拳(L44に、0a
Az、O,−&9SiO。
(ここで、Rはベンジルトリメチルアンモニウムカチオ
ンを表わす。) の組成を有し、粉末X線回折パターンは第1表に一致し
、エリオナイトであることが確認された。
ベンジルトリメチルアンモニウムカチオンを除去するた
め、空気流通下、540℃で5時間予備焼成処理を行っ
た後、実施例1と同様にXイオン交換処理を行った。そ
の結果次式のような組成を有するエリオナイトを得た。
α01 Na、 Oa 0.98に20 #AL、 O
,m &9SiO。
このXイオン交換エリオナイトを実施例1に示した方法
により、成型、焼成処理し、MC!Bの塩素化反応の触
媒として使用した。反応条件は実施例1と全く同様であ
る。その結果は、 MOB転化率 :36.1% FDCB選択率 二895% であった。
比較例5〜8 実施例1において合成したゼオライ)OFiを用いて実
施例1と同様な方法により、水嵩イオン型及びL1イオ
/、Naイオン、Mgイオン等の金属カチオンを含む触
媒を調製した。これらの触媒52を反応管に充填し実施
例1と全く同様な反応条件下でMCHの塩素化反応を実
施した。
その結果を第5表に示す。
手続補正書 昭和59年5月30日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和59年特許願第 49194 号 2発明の名称 ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造方法 6補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7補正の内容 (1) 明細書第7頁、15行目の[イトと略称)−オ
フレタイト、エリオナイト・・・」の「−オフレタイト
」を削除する。
(2) 明細書第8頁、4行目の「ゼオライトの粉末X
線・・・」を「ゼオライトの銅Xα二重線による粉末X
線・・・」と補正する。
(3)明細書第22頁、第5表、実施例1のゼオライト
組成の欄「α? a zo−hzo、−7,1sso、
」をl’−(L 01 Na1O−(L9811,0−
Al、0.−7.1SiO,Jと補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体の気相ハロゲン化反
    応により、・・ロタン化ベンゼン誘導体を製造するにあ
    たり、触媒として a)酸化物のモル比で表わして αMVnO・At、o3拳bsio。 の組成を有し、 b)第1表に示すような粉末X=回折パターンを有し、 c) Mが、カリウム、ルビジウム、セシウム。 カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの金属カチオ
    ンの一種以上からなる、 ゼオライトを用いることを特徴とするハロゲン化ベンゼ
    ン誘導体の製造方法。
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