JPH01128947A - パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法 - Google Patents

パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法

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JPH01128947A
JPH01128947A JP62284308A JP28430887A JPH01128947A JP H01128947 A JPH01128947 A JP H01128947A JP 62284308 A JP62284308 A JP 62284308A JP 28430887 A JP28430887 A JP 28430887A JP H01128947 A JPH01128947 A JP H01128947A
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JP
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reaction
para
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halogenated benzene
catalyst
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JP62284308A
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Toshio Hironaka
弘中 敏夫
Takanori Miyake
孝典 三宅
Kazuhiko Sekizawa
関沢 和彦
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Tosoh Corp
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Tosoh Corp
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はベンゼン及び/又はベンゼン誘導体(本明細書
では、以下これらを原料ベンゼン誘導体と総称する)を
ハロゲン化してパラ置換ノ10ゲン化ベンゼン誘導体を
高選択的に製造する方法に関するものである。
更に詳しくは、触媒として白榴石を用い、原料ベンゼン
誘導体をハロゲン化して、オルソ置換ノ10ゲン化ベン
ゼン誘導体等の副生を少なくして、パラ置換ハロゲン化
ベンゼン誘導体を高選択的に製造する方法に関するもの
である。
[従来の技術] ハロゲン化ベンゼン誘導体、中でも二置換ハロゲン化ベ
ンゼン誘導体は多くの化合物の原料゛中間体として工業
的に重要な化合物であり、一般には、塩化第二鉄、塩化
アンチモン等のルイス酸を触媒として、原料ベンゼン誘
導体を液相ハロゲン化して製造されている。
二置換ハロゲン化ベンゼン誘導体には、オルソ。
メタ、パラの三種類の異性体が存在するが、特にパラ置
換ハロゲン化ベンゼン誘導体は各種の有機化合物の原料
として重要である。例えば、パラ置換ハロゲン化ベンゼ
ン誘導体の一つであるパラジクロロベンゼン(以下PD
CBと略称する)は、医薬、農薬の原料として、またそ
れ自体が殺虫剤、防虫剤として用いられ工業的価値の極
めて高いものである。
現在、ジクロロベンゼン(以下DCBと略称する)は、
塩化第二鉄等のルイス酸触媒の存在下で、ベンゼン又は
モノクロロベンゼン(以下MCBと略称する)と塩素を
接触させることにより製造されている。
しかしながら、この方法により製造されるDCB異性体
の生成割合は、オルソ体30〜40%、メタ体O〜5%
、パラ体60〜70%であり、これらの生成割合を大き
く変化させることは困難であった。加えてオルソ置換ハ
ロゲン化ベンゼン誘導体からパラ置換ハロゲン化ベンゼ
ン誘導体への異性化反応は非常に困難であった。
その為、工業的価値の高いパラ体を収率良く得ることを
目的として多くの研究が行なわれている。
例えば、米国特許箱3,226.447号公報にはMC
B等の塩素化反応において、塩化第二鉄等のルイス酸触
媒に2価の硫黄を含む有機硫黄化合物を助触媒として加
えたものを用いるとパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
への選択率が向上することが開示されている。
又、これらの反応に於いて触媒としてゼオライトを用い
る方法も報告されている。
例えば、ジャーナル・オブ・キャタリシス(Journ
al orCatalysis)第60巻110〜12
0頁(1979年発行)には、ハロゲン化ベンゼンの液
相臭素化触媒として各種の、イオン交換したX型、Y型
ゼオライトを使用す°ることにより、ルイス酸を触媒と
して用いる従来の方法よりも高い選択率でパラ体が生成
することが示されている。
また、特開昭59−163329号公報にはベンゼンの
液相ハロゲン化においてL型ゼオライトを使用すること
により、選択性良くパラ置換ハロゲン化ベンゼンが製造
できることが開示されている。
更に、気相ハロゲン化反応の例としては、触媒として5
オングストロ一ム以上、■3オングストローム以下の細
孔を有するゼオライト、例えば、モレキュラーシーブ5
A、 13X或いはHY型ゼオライトを使用してMCB
の塩素化により従来の方法に比べ高い選択率でPDCB
が取得されることが特開昭57−77631号公報に示
されている。
[発明が解決しようとする問題点コ 現在、また将来においても二置換ハロゲン化ベンゼン誘
導体中のパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の需要はま
すます増加するものと考えられるので、原料ハロゲン化
ベンゼン誘導体のハロゲン化反応において副生ずるオル
ソ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体、メタ置換ハロゲン化
ベンゼン誘導体などを可能な限り少なくしてパラ置換ハ
ロゲン化ベンゼン誘導体を選択的に製造することは工業
的に極めて重要である。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、このような現状に鑑み原料ベンゼン誘導
体のハロゲン化反応によるパラ置換ハロゲン化ベンゼン
誘導体の選択的製造触媒を種々検討した結果、白榴石を
触媒として用いることにより、従来技術に比べ、オルソ
置換ハロゲン化ベンゼン誘導体等の副生を著しく低下さ
せ、高い選択率及び収率で、パラ置換ハロゲン化ベンゼ
ン誘導体が製造できることを見出し本発明を完成した。
即ち本発明は、ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体のハ
ロゲン化反応により、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導
体を高選択的に製造するにあたり、触媒として白榴石を
使用することを特徴とするパラ置換ハロゲン化ベンゼン
誘導体の製造法に関するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の方法において、触媒として用いる白榴石(Le
uelte )は三次限骨格構造を持つケイ酸塩の1つ
である。
5IO4四面体とALO4四面体が各頂点の酸素原子を
共有して、三次限的に連なった骨格構造を持つ一連のケ
イ酸塩は、大きく別けて次の三つに分類される。即ち、
長石類(長石(Pelspar)及び准長石(Fels
pathold )) 、ゼオライト(Zeolite
) 、ウルトラマリン(Ultramarine)であ
る。
更に准長石は、霞石(Nephel 1 ne)カルシ
ライト(Kalsllite) 、カリフォライト(K
alipholite) 、ボルサイト(Pol 1u
c1te>等に分類することができる。
これらの分類については、例えば、r HYDRO−T
HERMAL CHEMISTRY OF ZEOLI
TEJ  (R,M、BarrerACADEMICP
RESSSLONDON、 1982年発行)に詳しく
論じられている。
即ち、ゼオライトは、骨格が開いた構造になっており、
水あるいはその他の分子を可逆的に吸脱着できるのに対
し、長石類は水さえも吸着できる空間を持っていない。
一方、ウルトラマリンは本質的にはゼオライトと同じ骨
格構造を持っているが、ゼオライトと違って構造中にN
a2Sなどの金属塩が包含されているものとして理解で
きる。
本発明の方法においては、この准長石の中でも典型的な
組成として、MALS1206(M:アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属)として表わされ、Mがカリウムである
白榴石を触媒として用いる。
この白榴石はX線回折により同定することが可能である
。例えば、rJourr+al of The Che
micalSoclety J  (Barrer a
nd Baynham 2882〜2891ページ19
56年発行)の表−4に記載の回折パターンにより識別
することができる。この白榴石の典型的な粉末X線回折
パターンを表−1に示す。
白榴石は天然にも存在するが、公知の方法により合成す
ることも可能である。例えば、前出のrJ。
urnal of The Chemical 5oc
iety J 2882〜2891ページには、水酸化
カリウム、アルミニウム片、二酸化ケイ素を用いてこれ
らを400 ’Cに加熱することにより白榴石が合成で
きることが示されている。
本発明の方法においては、より不純物の少ない合成白榴
石を用いることが好ましい。
第−表 格子面間隔      相対強度 d(A)(±0.LA) 9.5        11 9.6v 5.54         m 5.39        8 4.75         m 4J4         w 3.78         v 3.811         m 3.52         v 3.44         s 3.27         vs 3.22             vw3、lB  
           vw3.09        
    ν 3.04             m2.92   
          m2.84          
   m2.81             m2.6
9             vw2.64     
        [112,60m 2.49             m2J7    
        ttr2.33          
   m2.31            ν 2.27             vv2.19  
           vν2.16        
     m2゜13             m2
.07             vvv:非常に弱い
 w:弱い l:中程度S:強い vs:非常に強い 本発明の方法においては、用いる触媒の形状については
特に制限はなく、合成されたものをそのまま用いること
もまた成型して用いることも可能である。通常、合成で
得られるものは、粉末状で得られるが、これを後述の方
法で成形するなどして触媒に供する。この際の触媒の粒
径は特に制限されず、天然物も含めて、使用形態、例え
ば@温床、固定床等によっても異なるが(1,01μa
がら10μam程度である。
成型方法は通常の方法で良く、例えば、圧縮成型法、押
出成型法、噴霧乾燥造粒法等を挙げることができる。成
型する場合には、その機械的陣皮を高める等の目的で白
榴石の性能、特にパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体へ
の選択性に悪影響を及ぼさない物資を粘結剤あるいは成
型助剤として添加しても良い。例えば、シリカ、粘土類
、グラファイト、ステアリン酸、澱粉、ポリビニルアル
コ−ル等を触媒に対して0〜80重量26好ましくは2
〜30重量%の範囲で添加できる。
触媒として用いる白榴石は、必要に応じて、乾燥処理を
行った後、空気流通下あるいは窒素、ヘリウム等の不活
性ガス流通下で109〜24時間焼成処理を行い、ハロ
ゲン化反応に供する。この際の焼成温度は白榴石が完全
には構造破壊を起こさない範囲であれば特に制限はなく
、例えば、300〜600℃の温度範囲を挙げることが
できる。
本発明の方法において、原料ベンゼン誘導体とは、前述
のようにベンゼン又はハロゲン化ベンゼン、アルキルベ
ンゼンの水素がハロゲンあるいはアルキル基等で置換さ
れた化合物を意味し、例えば、ベンゼン、MCB 、モ
ノブロモベンゼン、モノフルオロベンゼン、モノヨード
ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン等を挙げることが
でき、これらの単独又は混合物である。又、ハロゲン化
剤としては単体のハロゲンでよく、塩素、臭素、ヨウ素
を挙げることができる。
本発明の方法において反応装置9反応方法及び反応条件
は原料ベンゼン誘導体とハロゲン化剤とが触媒上で効率
よく接触する限り何ら制限はない。
ハロゲン化反応は気相で行なっても、あるいは液相で行
なってもよいが、゛生産性を考慮すると液相で行なうこ
とが好ましい。
本発明の反応装置は回分式、半回分式、あるいは連続式
のいずれであっても好い。ここで用いる触媒は、例えば
固定床、懸濁床の形で用いればよい。
反応が液相反応の場合には、液状の原料ベンゼン誘導体
自身を液相媒体とするか、又は、/XXロジン反応に関
与しない溶媒の存在下で行ってもよい。
溶媒を用いる場合には、原料ベンゼン誘導体の濃度は5
〜99重量%が良く、20〜99重量%が更に好ましい
。前記濃度が5重量%未満では、原料が触媒と接触する
機会が少なくなり充分な転化率が得られない。ハロゲン
化剤を連続的に供給する場合には、窒素、ヘリウム等の
本反応に対して不活性なガスを希釈剤として用いてもよ
い。その際、ノ10ゲン化剤の濃度は5〜99容量%が
良く、20〜99容量%が更に好ましい。
回分式、半回分式反応装置を用いた場合、触媒は主に反
応液に懸濁させた形で用いるが、単位反応容積当りの触
媒量(kg/L )は0.001〜1kg / Lが良
く、0.005〜0.1 kg/Lが更に好ましい。触
媒量が0.001 kg/L未満では触媒の負荷が大き
く十分な転化率が得られず、また1kg/Lを超えると
触媒量を増加させることの効果は相対的に小さくなる。
本発明の反応においてハロゲン化剤を連続的に供給する
場合、ハロゲン化剤の供給量は触媒重量に対する単位時
間当たりのハロゲン化剤の量で表わすことができ、1〜
150QmoL /kg−eat−hrが良< 10〜
800moL/ kg−cat−hrが更に好ましい。
ハロゲン化剤の供給量が1moL/ kg−eat・h
r未満では十分なハロゲン化ベンゼン誘導体生成速度が
得られず、1500moL / kg−cat ψhr
を超える場合には、未反応のハロゲン化剤が増加し経済
的でない。
また、連続式反応装置を用いた場合、液体原料の供給量
は、使用する触媒重量に対する単位時間当たりの口で表
わすことができ、0.5〜300 /kg−cat−h
rで良く、2〜100 /kg−eat φhrが更に
好ましい。
その他の反応条件は回分式、半回分式反応装置を用いた
場合と同様である。
本発明の方法において、液相で反応を行なう場合、反応
温度及び反応圧力は原料ベンゼン誘導体が液相である限
り、何ら制限はない。反応温度が原料ベンゼン誘導体の
沸点より高い場合には、圧力を高めることにより液相で
のハロゲン化反応を行うことができるが、反応温度は0
〜200℃が好ましく、20〜150℃が更に好ましい
。反応温度が0℃未満では十分な反応速度が得られず、
200℃を超えるとパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
の選択率が低下する。気相で反応を行なう場合には原料
ベンゼン誘導体が気化した状態で触媒と接触させれば良
いが反応温度が400℃を越えるとパラ置換ハロゲン化
ベンゼン誘導体の選択率が低下する。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、原料ベンゼン誘導体のハロゲン
化反応において、オルソ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体
等の副生を少なくし、工業的に価値の高いパラ置換ハロ
ゲン化ベンゼン誘導体を公知の方法に比べて、より高い
選択率で製造することができる。
置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造方法において、オ
ルソ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体からパラ置換ハロゲ
ン化ベンゼン誘導体への異性化反応は非常に困難である
為、通常工業的には行なわれていない。
従って、原料ベンゼン誘導体のハロゲン化反応において
パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の選択率がわずかで
も上昇すれば、副生する工業的価値の低いオルソ置換ハ
ロゲン化ベンゼン誘導体の生成量を大幅に減少させるこ
とができ、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の分離精
製も容易となり、結果的にパラ置換ハロゲン化ベンゼン
誘導体のコストを低下させることができるので、本発明
は工業的にも有利な製造方法である。
[実施例] 以下に実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本
発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない
なお、実施例中に示される転化率及び選択率とは以下の
式により計算された値を表わす。
転化率(%)− 選択率(%)一 実施例1 rJournal of The CheIIlica
l 5ociety J  (2882〜2891ペ一
ジ1956年発行)の記載を参考にして触媒を調製した
。即ち、市販の水酸化カリウム(関東化学社製純度85
.5%>  4.61gを市販の水酸化アルミニウム(
和光紬薬工業社製)  4.57g、シリカゾル(触媒
化成社a!! 5l−350)  23.48g、 及
ヒ水367gを混合し、酸化物モル比として表わしたと
きに次の組成を有するスラリーを調製した。
K O/AL203 mm1.2 S、10 /AL203■4 HO/AL203 m−733 この400gをステンレススチール製の500mLオー
トクレーブに入れ、400℃で16時間保った。生成物
をろ過2洗浄し、さらに乾燥して次の化学組成を有する
粉末を得た。
K 0−AL203・4 、 6 S t O2この粉
末を銅のにα二重線を用いて粉末X線回折スペクトルを
測定したところ、第1表と同様なパターンが得られ、白
榴石であることが確認された。
得られた粉末を空気流通下540℃で3時間焼成処理し
、これを触媒としてMCBの液相塩素化反応を実施した
反応は通常の半回分式反応装置を用いて行った。
ガス吹込み管、冷却管を装着した容積的100a+Lの
パイレックス製反応器(内径40mm、高さ100 m
m)に、40gのMCBと1gの上記の粉末触媒を加え
て懸濁液とした。反応混合物をマグネチック・スターシ
ーで十分に撹拌しながら、60fllL/winの供給
速度で塩素及び窒素混合ガス(CL 2: N2−1:
1 )を吹込んだ。反応温度は反応器の周囲をオイルバ
スによりコントロールし100℃とした。ガスを吹込み
はじめてから3時間経過後、生成物をガスクロマトグラ
フィーにより分析した。その結果を第2表に示す。
実施例2 市販のカオリン(Georgla Kaolin Co
、製)から誘導したメタカオリン45.1gと、市販の
ケイ酸カリウム(和光紬薬工業社製) 120.5g、
市販の水酸化カリウム(関東化学社製純度85,5%)
  23g、水304.7gとを混合して、酸化物のモ
ル比として表わしたときに、次の組成を有するスラリー
を調製した。
K O/AL203−1.4 S L O/ A L 20 a −4H20/AL2
03−110 このスラリーをステンレススチール製の500mLオー
トクレーブに入れ、300℃で72時間保った。
生成物をろ過、洗浄し、乾燥して次の化学組成ををする
純粋な粉末を得た。。
0.994K  0−Al103 ・4.35S l 
02この粉末を銅のにα二重線を用いて粉末X線回折ス
ペクトルを測定したところ、第1表と同様なパターンが
得られ、白榴石であることが確認された。得られた粉末
を、空気流通下540℃で3時間焼成処理し、実施例1
と同様にして、MCBの液相塩素化反応を実施した。結
果を第2表に示す。
実施例3 反応温度を70℃とした以外は実施例1と同様にして、
MCBの液相塩素化反応を実施した。結果を第2表に示
す。
第2表 MCB転化率  選 択 率 (%) (%)   PDCB  0DCB氷■ その他*2実
施例1  57.4  92.3 6.9   0.8
実施例2  50.8  92.2 7.0   0.
8実施例3  5B、1  92.9  B、5   
0.6(*1)オルソジクロロベンゼン (*2)メタジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン類 実施例4 MCBをトルエンに変えた以外は実施例■と同様にして
トルエンの液相塩素化反応を行なった。塩素ガスを吹き
込みはじめてから3時間経過後、トルエン転化率は50
.5%、パラクロロトルエン選択率は64.8%であっ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベンゼン及び/又はベンゼン誘導体のハロゲン化反応に
    より、パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体を高選択的に
    製造するにあたり、触媒として白榴石を使用することを
    特徴とするパラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法
JP62284308A 1987-11-12 1987-11-12 パラ置換ハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法 Pending JPH01128947A (ja)

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