JPS6112908A - セラミツクスパウダ−を含有する繊維製品 - Google Patents

セラミツクスパウダ−を含有する繊維製品

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JPS6112908A
JPS6112908A JP59134418A JP13441884A JPS6112908A JP S6112908 A JPS6112908 A JP S6112908A JP 59134418 A JP59134418 A JP 59134418A JP 13441884 A JP13441884 A JP 13441884A JP S6112908 A JPS6112908 A JP S6112908A
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JP
Japan
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ceramic powder
textile product
zircon
product containing
fiber material
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JP59134418A
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English (en)
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Kotaro Ono
光太郎 小野
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HOTON CERAMIC KK
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HOTON CERAMIC KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセラミックスパウダーを含有する繊維製品に関
する。
従来、ジルコン(ZrO□.SiO.)を主体としてマ
ンガン酸化物と鉄,ニッケル,コバルト,クロム等の酸
化物の一種又は二種以上含有する粘土質物を1100℃
〜1700℃の範囲にて焼結して得られるセラミックス
は、一般に遠赤外線ヒーターの発熱部材等に使用されて
いるが、このセラミックスを微粉化したセラミックスパ
ウダーは、太陽光線の中で特に紫外線を良く吸収し、そ
の吸収されたエネルギーを赤外,遠赤外線として放出す
る機能を有していることがわかった。本発明者は,上記
機能について着目し、前記セラミックスパウダーよりな
る染色原料相当品を、水を連続相として乳化剤の存在下
マ、水に不溶な有機溶剤及び樹脂を乳化させ、水中に分
散させたいわゆるO/Wエマルジョン型(oil in
 water)として繊維素材に染着することによって
、特殊機能を有する繊維製品を提供せんとしたものであ
る。
実施例として、ナイロン等の合成繊維に染着の場合、繊
維原液溶媒分散型9重縮合成分散型2重合体分散型等の
顔料に相当するものとして原液着色により行ない、該着
色した合成繊維素材を使用して布帛を編織した場合、有
害な紫外線による日焼は防止用衣料が得られる。又、冬
期あるいは梅雨時において湿気を吸収してじめじめした
布団は健康に悪く安眠を阻害するが、本発明の繊維素材
をこの布団の化学綿材に用いた場合、太陽光あるいは乾
燥機による乾燥は、短時間にて行なえ、かう簿カ性を回
復してふかふか状態を保ち、就寝時には体温の保温効果
により、暖かさを持続でき特に冬期においては、薄めの
布団でも十分な断熱効果がある。更に防寒衣料の素材と
して、他の保温材料と併用して縫製すれば、小量の保温
材料でも十分な断熱保温効果が得られる。
以上のように本発明は、湿式法により焼結体となしたジ
ルコン系又はチタン系セラミックスを、粒子の大きさが
0.1μ〜10μに微粉化して染色原料相当品となし、
これを溶着した繊維素材により繊維製品を構成したので
1例えば、布帛として実施したときは、適宜の用途に応
じ日焼は防止用衣料としであるいは発汗用の断熱保温衣
料として好適なものを提供でき、更に他の保温材を併用
すれば薄手でしかも保温断熱効果のある防寒衣料が得ら
れ、又、布団の化学綿材として用いたときは、乾燥及び
弾力性の回復が早く、薄手で軽量なもので十分な断熱保
温効果が得られる寝具を提供できる等の画期的効果を奏
するものである。
手続補正書 1 事件の表示 昭和59年特許願第134418号 2 発明の名称 繊維素材 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 氏名(名称)ホトンセラミックス株式会礼4 代理人 
  〒920 80762−31−36006 補正の
対象 明細書の「発明の名称」の欄、「特許請求の範囲」の欄
および「発明の詳細な説明」の欄明細書 1、発明の名称 繊維素材 2、特許請求の範囲 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、赤外線を輻射するセラミックスの微粉を含
有せ゛しめてなる、Vfr規の繊維素材に関する。
従来技術 ジルコン(Zr02 ・S!02>またはチタニア(T
i02)を主成分とし、これに、必要に応じて、マンガ
ン酸化物と、鉄・コバルト・ニッケル・クロム等の酸化
物の一種または二種以上を適宜添加して焼成したセラミ
ックスは、黒体に近い赤外線輻射特性を有していること
は知られているが、かかる特異な性質を有するセラミッ
クスを繊維産業の分野で利用する技術は、まだ開発され
ていない。
発明の目的 そこでこの発明の目的は、かかるセラミックスの赤外線
輻射能を有効に利用することによって、保温効果の優れ
た新規の繊維素材を提供することにある。
発明の構成 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、ジルコ
ンまたはチタニアを主成分とし、これに、必要に応じて
マンカン酸化物と、酸化鉄・酸化コバル1〜・酸化ニッ
ケル・酸化クロムのうちの一種または二種以上とを適宜
添加して1100〜1700’Cで焼成し、必要に応じ
て粉砕したセラミックスの微粉を繊維基材に含有せしめ
たもので必って、繊維基材への含有の仕方については、
たとえば、染液にセラミックス微粉を添加して染色する
、あるいは、合成繊維の場合には紡糸液へ該微粉を添加
して紡糸する、などの公知の方法が使用できる。
このときの、セラミックス微粉の粒度としては、添加の
方法にもよるが、概ね10μ以下、特に0.1〜1μ程
度が好ましい。
発明の効果 而して、この発明によれば、繊維素材に含有せしめたセ
ラミックス微粉が、よく太陽光線中の熱エネルギを吸収
し、吸収した熱エネルギを赤外線として再放出したり、
または、人間の体温によって暖められたセラミックスか
それなりの赤外線を輻射したりするので、この繊維素材
を以って綿材・布帛を構成するとき、通常の断熱による
保温のみでなく、いわば自己発熱的な効果も加わるので
、一層保温効果の優れたふとん綿・防寒衣料等を得るこ
とができる。
実施例1 ジルコンを主成分とし、これに酸化マンガンと酸化ニッ
ケルとを添加して1400’Cにおいて焼成したセラミ
ックスの微粉(平均粒度0.5μ)をO/W型エマルジ
ョン染液に混入分散せしめ、該染液によってナイロン糸
を染色した。得られた繊維素材は、ふとん綿材として使
用するとき、太陽光または乾燥機による乾燥時間が短く
、しかも、弾力性の回復特性に優れ、且つ、保温効果に
おいても、従来の合成繊維綿材より格段の優秀性があり
、殊に、就寝時における暖かさの持続窓に差が認められ
た。
実施例2 実施例1と同じセラミックス微粉を、ナイロンの紡糸原
液に分散せしめ、紡糸した。得られた繊維素材は、編織
して布帛としたとき、防寒衣料素材として特に優れた保
温効果を示した。
実施例3 実施例1.2において、主成分をジルコンに代えて、チ
タニアとしたセラミックス微粉を使用したときも、はぼ
同等の優れた保温効果が認められlこ。
また、繊維原料を、ナイロンに代えて、ポリエステル等
の他の合成繊維としたときも、同様に、優れた保温効果
が得られた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、湿式法により焼結体となしたジルコン系又はチ
    タン系セラミックスを、粒子の大きさが0.1μ〜10
    μに微粉化して染色原料相当品となし、これを含有した
    繊維素材により繊維製品を構成したことを特徴とするセ
    ラミックスパウダーを含有する繊維製品。
  2. (2)、繊維素材への含有を紡糸用原液への混入により
    なしたことを特徴とする上記特許請求の範囲第(1)項
    記載のセラミックスパウダーを含有する繊維製品。
  3. (3)、繊維素材への含有を染色用染料への混入により
    なしたことを特徴とする上記特許請求の範囲第(1)項
    記載のセラミックスパウダーを含有する繊維製品。
  4. (4)、繊維素材への含有を各種仕上加工剤への混入に
    よりなしたことを特徴とする上記特許請求の範囲第(1
    )項記載のセラミックスパウダーを含有する繊維製品。
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