JPS62238823A - 芯鞘複合糸およびその加工法 - Google Patents
芯鞘複合糸およびその加工法Info
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- JPS62238823A JPS62238823A JP8044086A JP8044086A JPS62238823A JP S62238823 A JPS62238823 A JP S62238823A JP 8044086 A JP8044086 A JP 8044086A JP 8044086 A JP8044086 A JP 8044086A JP S62238823 A JPS62238823 A JP S62238823A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、芯部とこれを包みこむ鞘部とが異なる素材（
成分）で形成される芯鞘複合糸において、芯部に遠赤外
線放射特性の優れたセラミック粉末を採用するナイロン
等の合成繊維は肌着や靴下そして衣服等に広く採用され
ているが、天然繊維に較べると保温性や通気性に劣る。
成分）で形成される芯鞘複合糸において、芯部に遠赤外
線放射特性の優れたセラミック粉末を採用するナイロン
等の合成繊維は肌着や靴下そして衣服等に広く採用され
ているが、天然繊維に較べると保温性や通気性に劣る。
肉繊維をミクロ観察すると、気孔率（含気率）や熱伝導
率に顕著な差が認められる。芯鞘複合糸の芯部を遠赤外
線放射特性の優れたセラミック粉末で形成することで、
熱伝導率を向上し、併せてセラミック粉末から放射され
る遠赤外線で身体等を温める、のが本発明であり、以下
図面に基づいて詳しく説明する。
率に顕著な差が認められる。芯鞘複合糸の芯部を遠赤外
線放射特性の優れたセラミック粉末で形成することで、
熱伝導率を向上し、併せてセラミック粉末から放射され
る遠赤外線で身体等を温める、のが本発明であり、以下
図面に基づいて詳しく説明する。
同一のノズルで芯部（１１と鞘部（２）を同時に作製す
る周知の芯鞘複合糸製造装置を用いて、鞘部（２）の素
材にナイロン、ビニロン等のポリマーを採用し、芯部（
１）の素材に遠赤外線放射特性の優れたセラミック粉末
（粒径１μｍ以下）を採用し、同一のノズル孔より両者
の吐出量を制御して押し出す。ノズル孔より押し出され
た複合糸（３）は、第１図のように、芯部（１）がセラ
ミック粉末の集合体で形成され、鞘部（２）がポリマー
で形成される。遠赤外線放射特性の優れたセラミックに
は、ムライト（３Ａｔ２０３・２ Ｓ ｒ ０２ ）、
アルミナ（Ａｔ２０３）、マグネシア（ＭｒＯ）、ジル
コニア（Ｚ ｒ ０２ ）、これらの複合体等の酸化物
系セラミックや非酸化物系セラミックが採用される。遠
赤外線放射スペクトル分布を示す第２図において、曲線
（Ａ）はムライト、曲線（Ｂ）はアルミナ、曲線（Ｑは
マグネシア、曲線（Ｄ）はジルコニアを示す。いずれも
遠赤外線放射特性が優れており、深達力の強い遠赤外線
を多量に放射することが理解される。
る周知の芯鞘複合糸製造装置を用いて、鞘部（２）の素
材にナイロン、ビニロン等のポリマーを採用し、芯部（
１）の素材に遠赤外線放射特性の優れたセラミック粉末
（粒径１μｍ以下）を採用し、同一のノズル孔より両者
の吐出量を制御して押し出す。ノズル孔より押し出され
た複合糸（３）は、第１図のように、芯部（１）がセラ
ミック粉末の集合体で形成され、鞘部（２）がポリマー
で形成される。遠赤外線放射特性の優れたセラミックに
は、ムライト（３Ａｔ２０３・２ Ｓ ｒ ０２ ）、
アルミナ（Ａｔ２０３）、マグネシア（ＭｒＯ）、ジル
コニア（Ｚ ｒ ０２ ）、これらの複合体等の酸化物
系セラミックや非酸化物系セラミックが採用される。遠
赤外線放射スペクトル分布を示す第２図において、曲線
（Ａ）はムライト、曲線（Ｂ）はアルミナ、曲線（Ｑは
マグネシア、曲線（Ｄ）はジルコニアを示す。いずれも
遠赤外線放射特性が優れており、深達力の強い遠赤外線
を多量に放射することが理解される。
複合糸（３）の熱伝導率を測定すると、０．０００３６
（、、ｉｌ／ｍ・武Ｃ）であり、ナイロンの０．００
０２４、ビニロンの０．０００２５に較べて向上してい
る。芯部（１）のセラミック粉末自身の熱伝導率による
と共に、セラミック粉末から放射される遠赤外線による
熱伝達の影響も加味される。複合糸（３）の温度が３６
Ｃに達すればセラミック粉末から放射される遠赤外線の
熱量も当然多くなり、複合糸（３）の熱伝導率は更に向
上する。
（、、ｉｌ／ｍ・武Ｃ）であり、ナイロンの０．００
０２４、ビニロンの０．０００２５に較べて向上してい
る。芯部（１）のセラミック粉末自身の熱伝導率による
と共に、セラミック粉末から放射される遠赤外線による
熱伝達の影響も加味される。複合糸（３）の温度が３６
Ｃに達すればセラミック粉末から放射される遠赤外線の
熱量も当然多くなり、複合糸（３）の熱伝導率は更に向
上する。
次に作用について説明する。複合糸（３）で肌着などの
衣服を作製すると、体温によって衣服自身が体温近くま
で昇温する。３６Ｃ＠後に昇温したセラミック粉末から
は、第２図のように多量の遠赤外線が放射され、人体に
吸収される。可視光に較べて波長の長い遠赤外線は、誘
電体等への浸達力が強く、内部まで侵入するという特長
がある。人体の表面ではなく、その内部を加温する遠赤
外線照射により、人体は芯から温められる。つ１す、衣
服としての保温性は従来のものに較べて飛躍的に向上す
る。また、遠赤外線の強い深達力による血行促進や細胞
の活性化は、靴下や寝具用シーツ等に適用されて太いに
効果を発揮する。このように防寒服として利用される一
方、夏季には、その優れた熱伝導率を利用して涼しさを
呼ぶ服地素材として重用される。更に、高熱により鞘部
（２）のポリマーが焼失しても、芯部（１）のセラミッ
ク粉末は融けない（融点は平均１８００ｔｌ’以上）た
めに、セラミック粉末が保護物体にまぶされたように遮
断層を形成して、これを熱から守るという耐火作用も見
逃せない。
衣服を作製すると、体温によって衣服自身が体温近くま
で昇温する。３６Ｃ＠後に昇温したセラミック粉末から
は、第２図のように多量の遠赤外線が放射され、人体に
吸収される。可視光に較べて波長の長い遠赤外線は、誘
電体等への浸達力が強く、内部まで侵入するという特長
がある。人体の表面ではなく、その内部を加温する遠赤
外線照射により、人体は芯から温められる。つ１す、衣
服としての保温性は従来のものに較べて飛躍的に向上す
る。また、遠赤外線の強い深達力による血行促進や細胞
の活性化は、靴下や寝具用シーツ等に適用されて太いに
効果を発揮する。このように防寒服として利用される一
方、夏季には、その優れた熱伝導率を利用して涼しさを
呼ぶ服地素材として重用される。更に、高熱により鞘部
（２）のポリマーが焼失しても、芯部（１）のセラミッ
ク粉末は融けない（融点は平均１８００ｔｌ’以上）た
めに、セラミック粉末が保護物体にまぶされたように遮
断層を形成して、これを熱から守るという耐火作用も見
逃せない。
以上のように、本発明は芯部（１）の素材として遠赤外
線放射特性の優れたセラミック粉末を使用し、鞘部（２
）にはナイロン等のポリマーを使用し、同一のノズル孔
より両者の吐出量を制御して押し出すため、芯には遠赤
外線を放射するセラミック粉末を有する複合糸（３）を
作製できる。芯部（１）からの遠赤外線放射によシ複合
糸（３）の熱伝導率と、保温性の向上を図ることができ
る。
線放射特性の優れたセラミック粉末を使用し、鞘部（２
）にはナイロン等のポリマーを使用し、同一のノズル孔
より両者の吐出量を制御して押し出すため、芯には遠赤
外線を放射するセラミック粉末を有する複合糸（３）を
作製できる。芯部（１）からの遠赤外線放射によシ複合
糸（３）の熱伝導率と、保温性の向上を図ることができ
る。
図面は本発明実施の一例を示すものにして、第１図は複
合糸の拡大図、第２図はムライト等のセラミックの遠赤
外線放射特性図である。
合糸の拡大図、第２図はムライト等のセラミックの遠赤
外線放射特性図である。
Claims (3)
- （１）同一のノズルで芯と鞘を同時に作製する複合糸加
工において、芯の素材として遠赤外線放射特性の優れた
セラミック粉末を使用し、鞘にはポリマーを使用し、同
一のノズル孔より両者を押し出す芯鞘複合糸加工法。 - （２）アルミナ、ジルコニア、マグネシア、ムライト、
あるいはこれらの複合体からなるセラミックを芯の素材
に採用する、特許請求の範囲第１項記載の芯鞘複合糸加
工法。 - （３）ムライト等の遠赤外線放射特性の優れたセラミッ
ク粉末で芯を形成し、ポリマーで鞘を形成してなる、芯
鞘複合糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044086A JPS62238823A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 芯鞘複合糸およびその加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044086A JPS62238823A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 芯鞘複合糸およびその加工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62238823A true JPS62238823A (ja) | 1987-10-19 |
Family
ID=13718318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044086A Pending JPS62238823A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 芯鞘複合糸およびその加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62238823A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01153926U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-24 | ||
| JPH01306607A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Japan Exlan Co Ltd | 遠赤外線放射性アクリル系繊維 |
| JPH024134A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-09 | Kanebo Ltd | 赤外線放射体 |
| KR100494014B1 (ko) * | 2002-10-10 | 2005-06-13 | 주식회사 효성 | 제균성이 우수한 해도형 복합섬유의 제조방법 |
| WO2010004600A1 (en) * | 2008-07-11 | 2010-01-14 | Techno, Plastic S.R.L. | A wire element, a process for realizing a wire element and a device for actuating the process |
| CN103614796A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-03-05 | 紫罗兰家纺科技股份有限公司 | 一种凉感蜂窝纤维的生产方法 |
| CN109825898A (zh) * | 2019-02-03 | 2019-05-31 | 上海海春纺织科技有限公司 | 功能纤维及其制备方法和应用 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135720A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-26 | Mitsui Mining & Smelting Co | Funryutaioshinnifukumujushifuiramento oyobi seizohoho |
| JPS584819A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | 松本 啓吾 | 有芯型高比重繊維並びにその製造法 |
| JPS6112908A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-21 | Hoton Ceramic Kk | セラミツクスパウダ−を含有する繊維製品 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP8044086A patent/JPS62238823A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN109825898A (zh) * | 2019-02-03 | 2019-05-31 | 上海海春纺织科技有限公司 | 功能纤维及其制备方法和应用 |
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