JPS61103823A - 静脈投与用一液栄養輸液の製造法 - Google Patents
静脈投与用一液栄養輸液の製造法Info
- Publication number
- JPS61103823A JPS61103823A JP59224388A JP22438884A JPS61103823A JP S61103823 A JPS61103823 A JP S61103823A JP 59224388 A JP59224388 A JP 59224388A JP 22438884 A JP22438884 A JP 22438884A JP S61103823 A JPS61103823 A JP S61103823A
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- JP
- Japan
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- solutions
- solution
- glucose
- amino acids
- chambers
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は静脈投与用一液栄養輸液の製造法、特にぶどう
糖、アミノ酸および電解質を含有する静脈投与用一液栄
養輸液の製造法に関する。
糖、アミノ酸および電解質を含有する静脈投与用一液栄
養輸液の製造法に関する。
従来の技術
従来食事等経口的に栄養を摂取できぬ患者または栄養摂
取不充分−な患者に対する栄養補給のため、ぶどう糖、
アミノ酸および電解質を含有する栄養輸液を静脈に投与
することが行なわれている。
取不充分−な患者に対する栄養補給のため、ぶどう糖、
アミノ酸および電解質を含有する栄養輸液を静脈に投与
することが行なわれている。
静脈投与される栄養輸液の主要成分であるアミノ酸とし
てはインロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルア
ラニン、トレオニン、ノコリン、トリプトファン、リジ
ン、アルギニン、ヒスチジンの如き必須アミノ酸の外に
アスパラギ、ン酸、グルタミン酸、アラニン、シスチン
、アラニン、シスチン、アミノ酢酸、プロリン、セリン
、チロシン等が適宜配合、使用されている。
てはインロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルア
ラニン、トレオニン、ノコリン、トリプトファン、リジ
ン、アルギニン、ヒスチジンの如き必須アミノ酸の外に
アスパラギ、ン酸、グルタミン酸、アラニン、シスチン
、アラニン、シスチン、アミノ酢酸、プロリン、セリン
、チロシン等が適宜配合、使用されている。
また電解質としてはカリウム、ナトリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、リン、クロール等の各イオンを供給す
る塩が使用されているが、これらは一般的には塩化物、
硫酸塩、リン酸塩および有機酸塩の形で用いられ、具体
的には例えば塩化ナトリウム、グルコン酸カルシウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、乳酸ナトリウム、リン
酸水−二カリウム、@酸マグネシウム、流酸亜鉛等の形
で配合使用されている。
ム、カルシウム、リン、クロール等の各イオンを供給す
る塩が使用されているが、これらは一般的には塩化物、
硫酸塩、リン酸塩および有機酸塩の形で用いられ、具体
的には例えば塩化ナトリウム、グルコン酸カルシウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、乳酸ナトリウム、リン
酸水−二カリウム、@酸マグネシウム、流酸亜鉛等の形
で配合使用されている。
これらの主要成分、即ちぶどう糖、アミノ酸および電解
質を共に含有する一液栄養輸液は、配合に伴う安定性の
問題、例えば着色する傾向があるため未だに製造されて
おらず、現在のところは別個に製造されたぶどう糖およ
びアミノ酸溶液を使用時混合して患者に投与している。
質を共に含有する一液栄養輸液は、配合に伴う安定性の
問題、例えば着色する傾向があるため未だに製造されて
おらず、現在のところは別個に製造されたぶどう糖およ
びアミノ酸溶液を使用時混合して患者に投与している。
なお電解質は上記何れかの溶液または両溶液に含有させ
ることができる。
ることができる。
発明が解決しようとする問題点
従来ぶどう糖とアミノ酸を配合して容器に封入し、滅菌
のため加熱するとぶどう糖とアミノ酸の間に褐変反応(
メイラード反応)がおこるために輸液が着色し、−i製
剤とすることかできなかった。このため上述した如く現
在のところ一般にはアミノ酸および電解質を含有する製
剤と、ぶどう糖製剤とを別々の容器に封入し、それぞれ
を滅菌し、使用時に混合して患者に投与しているのであ
る。この使用時混合は、医師等医療従事者にとってはか
なりの負担となっており、更に重要なことは混合時の菌
汚染の問題がある。
のため加熱するとぶどう糖とアミノ酸の間に褐変反応(
メイラード反応)がおこるために輸液が着色し、−i製
剤とすることかできなかった。このため上述した如く現
在のところ一般にはアミノ酸および電解質を含有する製
剤と、ぶどう糖製剤とを別々の容器に封入し、それぞれ
を滅菌し、使用時に混合して患者に投与しているのであ
る。この使用時混合は、医師等医療従事者にとってはか
なりの負担となっており、更に重要なことは混合時の菌
汚染の問題がある。
発明の目的
本発明はぶどう糖およびアミノ酸、更に電解質を含有し
た静脈投与用一液栄養輸液を製造する方法、特に安定な
即ち着色のない静脈投与用一液栄養輸液の製造法を提供
することにあり、従来の如き菌汚染の可能性をなくする
ことにある。
た静脈投与用一液栄養輸液を製造する方法、特に安定な
即ち着色のない静脈投与用一液栄養輸液の製造法を提供
することにあり、従来の如き菌汚染の可能性をなくする
ことにある。
間踵点を解決するための手段
本発明は密閉容器に、二液を隔離する手段を設けること
により二室を作り、各室にそれぞれぶどう糖を含む溶液
およびアミノ酸を含む溶液を封入し、電解質を上記何れ
かの溶液または両 。
により二室を作り、各室にそれぞれぶどう糖を含む溶液
およびアミノ酸を含む溶液を封入し、電解質を上記何れ
かの溶液または両 。
溶液に含有せしめ、その後、上記密閉容器を加熱滅菌し
、冷却後上記@離手段を除去して上記両溶液を混合する
ことによりぶどう糖、アミン酸および電解質を含有する
静脈投与用一液栄養輸液を製造することにある。
、冷却後上記@離手段を除去して上記両溶液を混合する
ことによりぶどう糖、アミン酸および電解質を含有する
静脈投与用一液栄養輸液を製造することにある。
作用
前述した如く、アミノ酸およびぶどう糖を混合した溶液
を密閉容器中で加熱滅菌すると褐変反応が生じ、輸液が
着色する欠点を有していた。
を密閉容器中で加熱滅菌すると褐変反応が生じ、輸液が
着色する欠点を有していた。
かかる着色防止について種々検討を加えた結果、ぶどう
糖およびアミノ酸を加熱滅菌時に同時に共存させずに加
熱滅菌し、その後常温に冷却してから両者を混合して一
液にしても経時的に着色を生じないことを見出した。
糖およびアミノ酸を加熱滅菌時に同時に共存させずに加
熱滅菌し、その後常温に冷却してから両者を混合して一
液にしても経時的に着色を生じないことを見出した。
また更に上記ぶどう糖を含む溶液およびアミノ酸を含む
溶液のPHを5.5以下、好ましくは4.5〜5.5に
保持するとよい。
溶液のPHを5.5以下、好ましくは4.5〜5.5に
保持するとよい。
実施例の説明
本発明においてはぶどう糖を含む溶液とアミノ酸を含む
溶液を隔離するための手段を設けることにより二室から
なる密閉容器を用意する。
溶液を隔離するための手段を設けることにより二室から
なる密閉容器を用意する。
かかる密閉容器の一例を第1図に示す。ff11図に示
す密閉容器1は全体がポリ塩化ビニルシートで作られ、
かつ二つの室2および3からなり、画室はm部4にて連
通してレー)る。この頚部4を予めピンチコックの如き
室2と3とを隔離する手段5で止めておき、室2に開口
6から電解質およびアミノ酸を含有する水溶液を導入し
、開口6を封止する。また室3には開ロアからぶどう糖
の水溶液を導入し、開ロアを封止する。
す密閉容器1は全体がポリ塩化ビニルシートで作られ、
かつ二つの室2および3からなり、画室はm部4にて連
通してレー)る。この頚部4を予めピンチコックの如き
室2と3とを隔離する手段5で止めておき、室2に開口
6から電解質およびアミノ酸を含有する水溶液を導入し
、開口6を封止する。また室3には開ロアからぶどう糖
の水溶液を導入し、開ロアを封止する。
このとき両夜は例えば乳酸でpH5,5以下に調整して
おく。ピンチコック5により室2および3内の両溶液か
混合しないようにしたまま通常の方法により加熱滅菌す
る。滅菌完了後密閉容器1全体を室温まで冷却した後、
ピンチコック5を除き、頚部4を開き、密閉容器1を振
とうして、室2および3内の両溶液を混合して、−液の
輪液とするのである。このとき、両溶液の合計容量を室
2または3の容器と同じか少し少ないめにすれば両液を
混合したー液になった輪液は室2または3の一方に充填
させることができるので、廚1部4を封止し、切断する
と、一つの袋の形にすることもできる。
おく。ピンチコック5により室2および3内の両溶液か
混合しないようにしたまま通常の方法により加熱滅菌す
る。滅菌完了後密閉容器1全体を室温まで冷却した後、
ピンチコック5を除き、頚部4を開き、密閉容器1を振
とうして、室2および3内の両溶液を混合して、−液の
輪液とするのである。このとき、両溶液の合計容量を室
2または3の容器と同じか少し少ないめにすれば両液を
混合したー液になった輪液は室2または3の一方に充填
させることができるので、廚1部4を封止し、切断する
と、一つの袋の形にすることもできる。
第1図に示した密閉容器は一例であって、他の形のもの
でもよい。例えば第2図に示す如く、密閉容器11を適
当な隔!4壁】2にて室13および14とに分け、両室
連通部15を適当な手段例えばピンチコックもしくはク
リップ16にて押えて画室の連通を防止し、室13の開
口17および室14の開口18からそれぞれぶどう糖含
有溶液およびアミノ酸含有溶液を導入して、画室をそれ
ぞれの溶液で充填し、開口17および18を封止した後
、密閉容器11を加熱滅菌してもよい。冷却後コック1
6を除いて、両液を1昆合する。
でもよい。例えば第2図に示す如く、密閉容器11を適
当な隔!4壁】2にて室13および14とに分け、両室
連通部15を適当な手段例えばピンチコックもしくはク
リップ16にて押えて画室の連通を防止し、室13の開
口17および室14の開口18からそれぞれぶどう糖含
有溶液およびアミノ酸含有溶液を導入して、画室をそれ
ぞれの溶液で充填し、開口17および18を封止した後
、密閉容器11を加熱滅菌してもよい。冷却後コック1
6を除いて、両液を1昆合する。
密閉容器の形状寸法については種々考えられるが要する
に本発明によれば、加熱滅菌するとき、ぶどう糖含有溶
液とアミノ酸含有溶液が混合されない状態におくこと、
そして加熱滅菌後、冷却してから両液を外部に露出する
ことなく、即ち外部よりの菌汚染が生ずることのナイヨ
ウに、両液を容器内で混合することが重要である。
に本発明によれば、加熱滅菌するとき、ぶどう糖含有溶
液とアミノ酸含有溶液が混合されない状態におくこと、
そして加熱滅菌後、冷却してから両液を外部に露出する
ことなく、即ち外部よりの菌汚染が生ずることのナイヨ
ウに、両液を容器内で混合することが重要である。
本発明で用いる密閉容器を作る材料としてはポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニールコポリマ
ー、特殊ポリオレフィン(MK−レジン 大日本プラス
チック社)等のプラスチックシートまたはフィルムを使
用するとよい。
ニル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニールコポリマ
ー、特殊ポリオレフィン(MK−レジン 大日本プラス
チック社)等のプラスチックシートまたはフィルムを使
用するとよい。
また本発明で使用するぶどう糖およびアミノ酸および電
解質は前述した如き従来より栄養輸液として使用されて
いるものが全て使用できる。
解質は前述した如き従来より栄養輸液として使用されて
いるものが全て使用できる。
ぶどう糖含有溶液およびアミノ酸含有溶液のpHを5.
5以下にすると、更に着色に対する安定性がよくなる。
5以下にすると、更に着色に対する安定性がよくなる。
この場合鉱酸および有慢酔を使用しうるがなかでも乳酸
が好ましい。
が好ましい。
なお本発明で作った一液栄養vI液を含有する密閉容器
は更に酸素の透過防止を完全にするため、酸素透過性の
ない例えばポリプロピレン/ポリビニルアルコール/ポ
リエチレンラミネートからなるフィルム密閉材料で外包
装するのが 1好ましい。また脱酸素吸収剤を容器
と外包装の間に入れると更に好ましい。
は更に酸素の透過防止を完全にするため、酸素透過性の
ない例えばポリプロピレン/ポリビニルアルコール/ポ
リエチレンラミネートからなるフィルム密閉材料で外包
装するのが 1好ましい。また脱酸素吸収剤を容器
と外包装の間に入れると更に好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 l
第1図に示す如きポリ塩化ビニル製の袋からなる密閉容
器1の顕部4をピンチコック5で押えておき開口6から
注射用蒸溜水400mt中にぶどう糖130?を溶解し
た溶液を室2に充填し、開口6を封止する。
器1の顕部4をピンチコック5で押えておき開口6から
注射用蒸溜水400mt中にぶどう糖130?を溶解し
た溶液を室2に充填し、開口6を封止する。
次に注射用蒸溜水2 Q +、+ ml中にアミノ酸と
して、L−イア0イシ716901n?、L−0イシン
2350叩、塩酸リジン2064■、L−メチオニン1
080m?、L−フェニルアラニン2560〜、L−1
−レオニン1192■、L−トリプト77 y 436
m?、L−バリア1730m?、L−アルギニン塩酸
塩2400 MY、L−1=スチジン塩B′!!塩12
00 m′!、L−7スパラギンIn 1200 ?、
L−グルタミン酸260m9、L−アラニン960”?
、L−シスチン48■、アミノ酢酸3650”’S’、
L−プロリフ 480 ”S’、L−セリン480m9
、L−チロシン120m?。
して、L−イア0イシ716901n?、L−0イシン
2350叩、塩酸リジン2064■、L−メチオニン1
080m?、L−フェニルアラニン2560〜、L−1
−レオニン1192■、L−トリプト77 y 436
m?、L−バリア1730m?、L−アルギニン塩酸
塩2400 MY、L−1=スチジン塩B′!!塩12
00 m′!、L−7スパラギンIn 1200 ?、
L−グルタミン酸260m9、L−アラニン960”?
、L−シスチン48■、アミノ酢酸3650”’S’、
L−プロリフ 480 ”S’、L−セリン480m9
、L−チロシン120m?。
また′電解質として塩化ナトリウム175m9、グルコ
ン酸カルシウム1150■、乳酸ナトリウム1890η
、酢酸カリウム1256■、リン酸水素二カリウム62
7m9、硫酸マグネシウム、7H20616”?、硫酸
亜鉛” 7 H2O1438ηを配合し、乳酸または苛
性ソーダで下表1に示、す如く種々のpHに調整し、室
3に開ロアから充填し、開ロアを封止した。
ン酸カルシウム1150■、乳酸ナトリウム1890η
、酢酸カリウム1256■、リン酸水素二カリウム62
7m9、硫酸マグネシウム、7H20616”?、硫酸
亜鉛” 7 H2O1438ηを配合し、乳酸または苛
性ソーダで下表1に示、す如く種々のpHに調整し、室
3に開ロアから充填し、開ロアを封止した。
次いで容W l全体を常法に従い1・15°Cで30分
加熱滅菌した。全体を室温に冷却後、ピンチコック5を
除き室3へ室2の溶液を流入させて、ぶどう糖、アミノ
酸および電解質の混合−液輸液とした。
加熱滅菌した。全体を室温に冷却後、ピンチコック5を
除き室3へ室2の溶液を流入させて、ぶどう糖、アミノ
酸および電解質の混合−液輸液とした。
かくして作った一液栄@輸液の密閉容器を更にラミネー
トフィルム(ポリプロピレン/ポリビニルアルコール/
ポリエチレンラミネートフィルム)で外装して、保存し
た。
トフィルム(ポリプロピレン/ポリビニルアルコール/
ポリエチレンラミネートフィルム)で外装して、保存し
た。
製造直後と室温にて6力月保存後の着色の変化を波長4
0 Q nmの吸光度で調査し、その結果を表1に示す
。
0 Q nmの吸光度で調査し、その結果を表1に示す
。
また比較例として表2に上述した如きアミノ酸およびぶ
どう糖含有溶液を予め混合した後加熱滅菌した場合の結
果を示す。
どう糖含有溶液を予め混合した後加熱滅菌した場合の結
果を示す。
表 1
表 2
実施例 2
実施例1と同様に第1図に示す密閉容器1の室2に注射
用蒸溜水600 mlにアミノ酸としてL−イソaイン
73380m?、L−ロイシフ5000■、リジン塩酸
塩4400 mV、L−メチオニン140021:’!
、L−フェニル7−y−’−73740m9、L−トレ
オニン2600rn9、L−トリプト777520 m
V、L−バリア 1800 mV、アルギニン塩酸塩3
820〜、L−ヒスチジン塩酸塩2400 ”g、L−
7スバラギン酸520■、L−グルタミン酸2600■
、L−アラニン2480■、L−シスチン580η、ア
ミン酢酸4280■、L−プロリン1320η、L−セ
リン880■、L−チロシン140■、電解質としてグ
ルコン酸カルシウム1840ηを溶解した溶液を充填し
、また室3に注射用蒸溜水600 alにぶどう糖25
01および電解質として塩化ナトリウム1170 mV
、酢酸ナトリウム2720”9、 J酢酸カリウ
ム2944■、硫酸マグネシウム・7 HsO740■
、リン酸二水素ナトリウム・2 HsO1248■を溶
解した溶液を充填し、実施例1と同様に加熱滅菌後、両
溶液を混合した。
用蒸溜水600 mlにアミノ酸としてL−イソaイン
73380m?、L−ロイシフ5000■、リジン塩酸
塩4400 mV、L−メチオニン140021:’!
、L−フェニル7−y−’−73740m9、L−トレ
オニン2600rn9、L−トリプト777520 m
V、L−バリア 1800 mV、アルギニン塩酸塩3
820〜、L−ヒスチジン塩酸塩2400 ”g、L−
7スバラギン酸520■、L−グルタミン酸2600■
、L−アラニン2480■、L−シスチン580η、ア
ミン酢酸4280■、L−プロリン1320η、L−セ
リン880■、L−チロシン140■、電解質としてグ
ルコン酸カルシウム1840ηを溶解した溶液を充填し
、また室3に注射用蒸溜水600 alにぶどう糖25
01および電解質として塩化ナトリウム1170 mV
、酢酸ナトリウム2720”9、 J酢酸カリウ
ム2944■、硫酸マグネシウム・7 HsO740■
、リン酸二水素ナトリウム・2 HsO1248■を溶
解した溶液を充填し、実施例1と同様に加熱滅菌後、両
溶液を混合した。
このものの製造直後および室温で6力月保存した後の4
00mmの吸光度を下表3に示す。
00mmの吸光度を下表3に示す。
表 3
発明の効果
上記実施例のデータからも明らかな如く本発明方法によ
って製造した一液栄養輸液は、アミノ酸およびぶどう糖
が混合しているにも拘らず長期間にわたり褐変反応を示
さず、栄養輸緩として使用でき、従来の如く使用直前に
、ぶどう糖溶液およびアミノ酸溶液を混合する(偶作お
よびそれに伴われる菌汚染の危険も防止できるすぐれた
効果を有する。
って製造した一液栄養輸液は、アミノ酸およびぶどう糖
が混合しているにも拘らず長期間にわたり褐変反応を示
さず、栄養輸緩として使用でき、従来の如く使用直前に
、ぶどう糖溶液およびアミノ酸溶液を混合する(偶作お
よびそれに伴われる菌汚染の危険も防止できるすぐれた
効果を有する。
第1図および第2図は本発明方法を実施するに当り使用
しつる密閉容器の略図である。 1および11は密閉容器、2 、3 、13.14は各
室、5および16は隔離手段。 特許出願人 大五栄養化学株式会社 :7−−+z
しつる密閉容器の略図である。 1および11は密閉容器、2 、3 、13.14は各
室、5および16は隔離手段。 特許出願人 大五栄養化学株式会社 :7−−+z
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、密閉容器に、二液を隔離する手段を設けることによ
り二室を作り、各室にそれぞれぶどう糖を含む溶液およ
びアミノ酸を含む溶液を封入し、電解質を上記何れかの
溶液または両溶液に含有せしめ、その後上記密閉容器を
加熱滅菌し、冷却後上記隔離手段を除去して、上記両溶
液を混合することを特徴とするぶどう糖、アミノ酸およ
び電解質を含有する静脈投与用一液栄養輸液の製造法。 2、ぶどう糖を含む溶液およびアミノ酸を含む溶液のp
Hが5.5以下である特許請求の範囲第1項記載の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59224388A JPS61103823A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 静脈投与用一液栄養輸液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59224388A JPS61103823A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 静脈投与用一液栄養輸液の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61103823A true JPS61103823A (ja) | 1986-05-22 |
JPH0458445B2 JPH0458445B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=16812961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59224388A Granted JPS61103823A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 静脈投与用一液栄養輸液の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61103823A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6319149A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | 株式会社新素材総合研究所 | 医療用容器の製造方法 |
JPS63275345A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Terumo Corp | アミノ酸および還元糖を含有する輸液剤の包装体 |
WO1988008694A1 (en) * | 1987-05-07 | 1988-11-17 | Terumo Kabushiki Kaisha | Packed transfusion |
JPS6429262A (en) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | Terumo Corp | Container for supplying medical liquid |
JPS6434917A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Snow Brand Milk Products Co Ltd | Sterilized transintestinal liquid nutrient kit composed of plural liquids |
JPH0251551U (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-11 | ||
JPH02241457A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Nippon Seiyaku Kk | 綜合栄養輸液製剤及び輸液製剤用バツグ |
WO1992008434A1 (en) * | 1990-11-07 | 1992-05-29 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Multi-chamber vessel |
JPH04210629A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-31 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 亜硫酸イオンフリーの二重包装型アミノ酸輸液製剤 |
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