JPH0714874B2 - 亜硫酸イオンフリーの二重包装型アミノ酸輸液製剤 - Google Patents

亜硫酸イオンフリーの二重包装型アミノ酸輸液製剤

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JPH0714874B2
JPH0714874B2 JP2339215A JP33921590A JPH0714874B2 JP H0714874 B2 JPH0714874 B2 JP H0714874B2 JP 2339215 A JP2339215 A JP 2339215A JP 33921590 A JP33921590 A JP 33921590A JP H0714874 B2 JPH0714874 B2 JP H0714874B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシステイン、シスチン又はこれらの誘導体を含
有する亜硫酸イオンフリーの二重包装型アミノ酸輸液製
剤に関する。
(従来の技術) 経口的に栄養源を摂取することが不可能か又は困難な患
者に投与されるアミノ酸輸液は、栄養効果を発揮するた
めに、各種のアミノ酸が配合されている。とりわけ新生
児や未熟児に投与される輸液は、これらの者にとって必
須とされているシステインやシスチンが配合されている
場合が多く、このようなシステインやシスチン等の含硫
アミノ酸を含有する輸液は、加熱滅菌時や保存中に、硫
化水素を主成分とする異臭が発生するので、従来から輸
液中に安定化剤として亜硫酸ナトリウムや重亜硫酸ナト
リウム等の亜流酸塩や重亜硫酸塩が添加されてきてい
た。
しかしながら、亜硫酸塩や重亜硫酸塩を含む輸液は、過
敏性体質の患者やアトピー性の患者に投与した場合、輸
液中に存在する亜硫酸イオンにより、アレルギー性反応
(例えば、ジンマ疹、かゆみ、喘鳴、アナフィラキシー
ショック等)を起こすことが報告されており〔フェデラ
ル レジスター(Federal Register)50(22)47558−4
7563、医薬ジャーナル(1986.3.)22(3)158−15
9〕、亜硫酸イオンの存在は、決して望ましいものでは
ない。
一方、アミノ酸輸液の包装体として、アミノ酸輸液をプ
ラスチックバッグに充填し、該バッグを脱酸素剤と共に
気密性バッグに封入したものが知られている(特開昭63
−275346号)が、この包装体は、アミノ酸輸液の褐変現
象や過酸化物の生成を防止するためのものであって、亜
硫酸塩や重亜硫酸塩を使用せずに、異臭の発生を防止す
るためのものではない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記のような副作用のおそれのある安定化剤
を用いずに、異臭を発生しない、システイン、シスチン
又はこれらの誘導体を含有するアミノ酸輸液を提供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、種々研究を重ねた結果、システイン、シ
スチン又はこれらの誘導体を含有する輸液を硫化水素透
過性容器に充填し、更に該容器を脱酸素剤と共に気密性
容器に封入すれば、加熱滅菌により発生した硫化水素が
短時間で消失し、輸液中に亜硫酸塩や重亜硫酸塩を添加
しなくても異臭のない安定な輸液を提供し得ることを見
出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、システイン、シスチン及びこれらの誘
導体から選ばれる少なくとも一種を含有した亜硫酸イオ
ンフリーのアミノ酸輸液が硫化水素透過性容器に充填さ
れており、かつ該輸液充填容器が脱酸素剤と共に気密性
容器に封入されていることを特徴とする亜硫酸イオンフ
リーの二重包装型アミノ酸輸液製剤である。
本発明に適用される輸液は、システイン、シスチン又は
これらの誘導体(例えば、N−アセチルシステイン、S
−アセチルシステイン等)を含み、亜硫酸イオンを含有
しないものであるが、これらのアミノ酸以外に各種の必
須、非必須アミノ酸を含んでいてもよい。このようなア
ミノ酸としては、例えば、L−イソロイシン、L−ロイ
シン、L−リジン、L−メチオニン、L−フェニルアラ
ニン、L−スレオニン、L−トリプトファン、L−バリ
ン、L−セリン、L−チロシン、L−アルギニン、L−
ヒスチジン、L−アラニン、L−アスパラギン酸、L−
グルタミン酸、アミノ酢酸、L−プロリンなどがあげら
れる。これらのアミノ酸は、遊離型のものであっても、
あるいはカリウム塩、ナトリウム塩の如きアルカリ金属
塩、マグネシウム塩、カリシウム塩の如きアルカリ土類
金属塩、硫酸塩、塩酸塩の如き鉱酸塩、酢酸塩、リンゴ
酸塩の如き有機酸塩であってもよく、更には、酸性アミ
ノ酸と塩基性アミノ酸の塩であってもよい。また、これ
らのアミノ酸は、N−アセチルトリプトファンやN−ア
セチルリジンのようなアシル化された誘導体であっても
よい。
また、この輸液中には、糖成分、電解質、各種ビタミ
ン、脂肪等が同時に配合されていてもよい。糖成分とし
ては、生体内でカロリー源として代謝・利用されるもの
であれば、特に限定されず、例えば、グルコース、フル
クトース、マルトース等の還元糖、キシリトール、ソル
ビトール、グリセロール等の糖アルコールを使用するこ
とができる。
また、電解質としては、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、カルシウム、クロル、リン等があげられ、ナト
リウムの供給源としては、水酸化ナトリウム、塩化ナト
リウム、有機酸のナトリウム塩、アミノ酸のナトリウム
塩などを、クロルの供給源としては、塩酸、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、アミノ酸の塩酸塩などを、カリウ
ムの供給源としては、水酸化カリウム、塩化カリウム、
有機酸のカリウム塩、アミノ酸のカリウム塩などを、マ
グネシウムの供給源としては、塩化マグネシウム、硫酸
マグネシウム、有機酸のマグネシウム塩、アミノ酸のマ
クネシウム塩などを、カルシウムの供給源としては、塩
化カルシウム、カルシウムグルコネートなどを、リン、
ナトリウム及びカリウムの供給源としては、リン酸−水
素ナトリウム、リン酸−二水素ナトリウム、リン酸−水
素カリウム、リン酸−二水素カリウムなどを使用でき
る。
さらに、この輸液中には、乳酸、酢酸等の有機酸又はそ
の塩を配合してもよい。
また、本発明に適用される輸液の液性は、pH4.0〜7.0と
するのが好ましく、このためには、塩酸などの鉱酸又は
上記の有機酸を用いることができる。
上記のような輸液を充填する硫化水素透過性容器として
は、硫化水素透過度が20℃、65%R.H.で、50〜1000ml
(STP)/cm2・hである高分子フィルムで構成されたも
のが好適に使用できる。容器を構成する高分子フィルム
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリオレフィン、ポリ
スチレンの如きビニルポリマー、酢酸ビニル、ビニルア
ルコール、ビニルアセトアセタールの如きビニルモノマ
ーとエチレンとの共重合体、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、ナイロンなどからなる単層もしくは複合フィル
ムがあげられ、このうち、ポリエチレンとポリプロピレ
ンとの共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、架橋エチレン酢酸ビニル共重合体等からな
るフィルムを好適に使用することができる。
上記の硫化水素透過性容器の形状は特に限定されない
が、通常バッグやボトルの形状が好ましい。
また、脱酸素剤としては、例えば、炭化鉄、鉄カルボ
ニル化合物、酸化鉄、鉄粉、水酸化鉄又はケイ素鉄をハ
ロゲン化金属で被覆したもの、水酸化アルカリ土類金
属もしくは炭酸アルカリ土類金属、活性炭と水、結晶水
を有する化合物、アルカリ性物質又はアルコール類化合
物と亜二チオン酸塩との混合物、第一鉄化合物、遷移
金属の塩類、アルミニウムの塩類、アルカリ金属もしく
はアルカリ土類金属を含むアルカリ化合物、窒素を含む
アルカリ化合物又はアンモニウム塩と亜硫酸アルカリ土
類金属との混合物、鉄もしくは亜鉛と硫酸ナトリウム
・1水和物との混合物又は該混合物とハロゲン化金属と
の混合物、鉄、銅、スズ、亜鉛又はニッケル;硫酸ナ
トリウム・7水和物又は10水和物;及びハロゲン化金属
の混合物、周期律表第4周期の遷移金属;スズもしく
はアンチモン;及び水との混合物又は該混合物とハロゲ
ン化金属との混合物、アルカリ金属もしくはアンモニ
ウムの亜硫酸塩、亜硫酸水素塩又はピロ亜硫酸塩;遷移
金属の塩類又はアルミニウムの塩類;及び水との混合物
などを用いることができる。
また、脱酸素剤としては、市販のものを好適に使用する
ことができ、かかる市販の脱酸素剤としては、例えば、
エージレス、モデュラン等の商品名のものがある。
なお、上記の脱酸素剤は、粉末状のものであれば、適当
な通気性の小袋にいれて用いるのが好ましく、錠剤化さ
れているものであれば、包装せずにそのまま用いてもよ
い。
更に、気密性容器としては、例えば気密性を酸素透過度
で表した場合、20℃、60%R.H.で、5ml(STP)/cm2・h
以下、好ましくは1ml(STP)/cm2・h以下であるような
高分子フィルムで構成されたものであれば好適に使用で
きる。かかる高分子フィルムとしては、例えば、塩化ビ
ニルと酢酸ビニルとの共重合体、フッ化エチレンと塩化
ビニリデンとの共重合体、ビニルアルコール、アクリル
酸、アクリル酸エチル、メタクリル酸、無水マレイン酸
等のビニルモノマーとエチレンとの共重合体、塩化ビニ
リデンで被覆したナイロン、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等からなるフィルムがあげられる。また、高分子フ
ィルムは、上記の如き高分子ポリマー製のものを単独で
用いるほか、これらと、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンとポリプロピレンとの共重合体、ポリ
酢酸ビニル、ポリブタジエン、ポリスチレン、ポリビニ
ルアルコールの如きビニルポリマー;アルミニウムの如
き金属箔;ナイロン;セロハン等を、適宜、二層ないし
多層に積層した複合フィルムとして用いることもでき
る。
これらのうち、エチレンビニルアルコール共重合体、ポ
リプロピレン/ポリビニルアルコール/ポリエチレン、
ナイロン/ポリビニルアルコール/ポリエチレン、塩化
ビニリデンコートナイロン/ポリエチレン等からなるフ
ィルムを好適に使用することができる。
上記の気密性容器の形状は特に限定されないが、通常バ
ッグやボトルなどの形状が好ましい。
実験例 (実験方法) 〈アミノ酸輸液処方〉 L−イソロイシン 8.5g L−ロイシン 13.5g L−リジン・リンゴ酸塩 12.2g L−メチオニン 3.9g L−フェニルアラニン 7.7g L−スレオニン 4.8g L−トリプトファン 1.6g L−バリン 9.0g L−セリン 4.2g L−チロシン 0.6g L−アルギニン 11.1g L−ヒスチジン 4.7g L−アラニン 8.6g L−アスパラギン酸 0.5g L−グルタミン酸 0.5g アミノ酢酸 5.5g L−プロリン 6.4g L−システイン・リンゴ酸塩 1.6g 上記処方成分を窒素ガス雰囲気下で、注射用蒸留水800m
lに加熱溶解した。冷却後、コハク酸で溶液のpHを6.8に
調整した後、全量を1とした。該溶液をメンブランフ
ィルター(孔径:0.22μm)でろ過してアミノ酸溶液を
得た。ついで、その200mlを硫化水素透過性の架橋エチ
レン酢酸ビニル共重合体フィルム製バッグに充填した。
100℃、30分加熱滅菌した後、脱酸素剤であるエージレ
ス/Z−200(三菱瓦斯化学社製、成分:鉄と酸化鉄の混
合物)と共に、気密性の塩化ビニリデンコートナイロン
/ポリエチレンフィルム製外袋に封入して本発明の輸液
製剤とした。
また、アミノ酸輸液を、エージレスを使用しない以外
は、上記と同様に二重バッグ化して対照輸液製剤Aとし
た。更に、エージレスに代えて外装バッグ内を窒素置換
する以外は、上記と同様に二重バッグ化して対照輸液製
剤Bとした。
これらの輸液製剤を、室温で10日間及び40℃で6カ月
間、放置した後、10日目及び6ケ月目における内装バッ
グ内空間部と輸液中の硫化水素量を測定した。
(結果) 結果は、下記第1表に示す通りである。
(考察) 上記の結果から、本発明の輸液製剤は、対照輸液製剤A
及びBに比べて、製造直後の内装バッグ内空間部と輸液
中に含まれていた硫化水素が、顕著に減少していること
がわかる。
実施例1 <処方> L−イソロイシン 6.0g L−ロイシン 11.3g L−リジン塩酸塩 9.8g L−メチオニン 4.3g L−フェニルアラニン 9.7g L−スレオニン 5.0g L−トリプトファン 1.9g L−バリン 7.0g L−セリン 4.7g L−チロシン 0.6g L−アルギニン塩酸塩 15.0g L−ヒスチジン塩酸塩 7.0g L−アラニン 8.2g L−アスパラギン酸 2.0g L−グルタミン酸 1.0g アミノ酢酸 15.7g L−プロリン 10.6g L−シスチン 0.2g キシリトール 50.0g 上記成分を、窒素ガス雰囲気下、注射用蒸留水800mlに
加熱溶解する。溶液のpHを6.8に調整した後、全量を1
とする。該溶液をミリポアフィルター(孔径:0.22μ
m)でろ過した後、その205mlを硫化水素透過性のポリ
エチレン製ボトル(容量350ml)に充填する。空間部を
窒素ガス置換した後、100℃、30分加熱滅菌し、エージ
レスZ−200一つと共に、気密性のエチレンビニルアル
コール共重合体(エバール)製外袋で包装し、密封す
る。
実施例2 <処方> L−イソロイシン 16 g L−ロイシン 30 g L−リジン塩酸塩 26 g L−メチオニン 11 g L−フェニルアラニン 26 g L−スレオニン 13 g L−トリプトファン 5 g L−バリン 18 g L−セリン 12 g L−チロシン 1.5g L−アルギニン塩酸塩 40 g L−ヒスチジン塩酸塩 19 g L−アラニン 21 g L−アスパラギン酸 5 g L−グルタミン酸 3 g アミノ酢酸 41g L−プロリン 28g L−システイン・リンゴ酸塩 0.6g キシリトール 500g 上記成分を、窒素ガス雰囲気下、注射用蒸留水8に加
熱溶解する。溶液のpHを6.5に調整した後、全量を10
とする。該溶液をミリポアフィルター(孔径:0.22μ
m)でろ過した後、その510mlを硫化水素透過性のポリ
塩化ビニル製バッグ(容量600ml)に充填する。空間部
を窒素ガス置換した後、100℃、30分加熱滅菌し、エー
ジレスZ−200一つと共にエバール製外袋で包装し、密
封する。
実施例3 <処方> L−イソロイシン 23 g L−ロイシン 37 g L−リジン塩酸塩 27 g L−メチオニン 13 g L−フェニルアラニン 21 g L−スレオニン 13 g L−トリプトファン 4.4g L−バリン 25 g L−セリン 12 g L−チロシン 1.4g L−アルギニン塩酸塩 19 g L−アルギニン 15 g L−ヒスチジン 13 g L−アラニン 24 g L−アスパラギン酸 1.4g L−グルタミン酸 3 g アミノ酢酸 15 g L−プロリン 19 g L−アセチルシステイン 7 g キシリトール 750 g 塩化カリウム 16 g 塩化マグネシウム(6H2O) 3 g リン酸−水素カリウム 3 g 乳酸ナトリウム 28 g 乳酸 13 g 上記成分を、窒素ガス雰囲気下、注射用蒸留水8に加
熱溶解する。溶液のpHを4.8に調整した後、全量を10
とする。該溶液をミリポアフィルター(孔径:0.22μ
m)でろ過した後、その510mlを硫化水素透過性のポリ
エチレン製バッグ(容量600ml)に充填する。空間部を
窒素ガス置換した後、100℃、30分加熱滅菌し、エージ
レスZ−200一つと共に、気密性のナイロン/ポリビニ
ルアルコール/ポリエチレンフィルム製外袋で包装し、
密封する。
(発明の効果) 本発明の輸液製剤は、適用されるシステイン、シスチン
又はそれらの誘導体の含んだ輸液中に亜硫酸塩等の安定
化剤が添加されていないにもかかわらず、硫化水素によ
る異臭が発生しないという優れた特長を有している。ま
た、輸液中に亜硫酸塩等が含まれていないので、過敏性
体質の患者やアトピー性の患者にも安全に使用し得ると
いう特長を併せ有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 弘 神奈川県相模原市旭町18番地20号 YMマ ンションアサヒ▲II▼302号室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システイン、シスチン及びこれらの誘導体
    から選ばれる少なくとも一種を含有した亜硫酸イオンフ
    リーのアミノ酸輸液が硫化水素透過性容器に充填されて
    おり、かつ該輸液充填容器が脱酸素剤と共に気密性容器
    に封入されていることを特徴とする亜硫酸イオンフリー
    の二重包装型アミノ酸輸液製剤。
JP2339215A 1990-11-30 1990-11-30 亜硫酸イオンフリーの二重包装型アミノ酸輸液製剤 Expired - Lifetime JPH0714874B2 (ja)

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