JPS606751A - ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法 - Google Patents

ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法

Info

Publication number
JPS606751A
JPS606751A JP11481183A JP11481183A JPS606751A JP S606751 A JPS606751 A JP S606751A JP 11481183 A JP11481183 A JP 11481183A JP 11481183 A JP11481183 A JP 11481183A JP S606751 A JPS606751 A JP S606751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diphenylamine
water
salt
diazonium
metal halide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11481183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0442430B2 (ja
Inventor
Seii Nakagawa
仲川 政位
Mitsumasa Fushino
伏野 三聖
Yasuyuki Kaneoka
金岡 康行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11481183A priority Critical patent/JPS606751A/ja
Publication of JPS606751A publication Critical patent/JPS606751A/ja
Publication of JPH0442430B2 publication Critical patent/JPH0442430B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 一般式 (式中、Xは水素原子、アルキル基、/\ロゲン原子又
はアルコオキシ基を示し、Yは水素原子、アルキル基、
ハロゲン原子又はアルコオキシ基を示し、Zは水素原子
、アルキル基又はアルコオキシ基を示す。) で表わされる置換又は非置換の4−アミノ−ジフェニル
アミンのアミノ基をジアゾ化して得られる置換又は非置
換のジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の硫酸溶液
にパラホルトアルデヒドを加え縮合反応させた混合溶液
を、予め一般式%式%) (式中、X′はハロゲン原子を示し、Mは亜鉛、カドミ
ウム、コバルト又はスズの金属原子を示す。) で表わされる金属/\ロゲン化物が存在する水溶性溶液
に加え金属複塩化することを特徴とするポルプリン縮合
された置換又は非置換のジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウム塩と金属ハロゲン化物との複塩類(以下、当該複
塩と略称する)の製造法に関する。
本発明に係る上記複塩類は、感光性物質として印刷用途
面に有利に適用しうる化合物であるそして本発明の目的
は、高度な品質を有し、他の異種無機塩類を含有させる
ことなく印刷用途に適用可能な当該複塩を、設備的及び
経済的に有利に、しかも]二業的容易かつ安全に、さら
に合理的に製造することに在る。
ところで、」−記複塩類の!ljA法は従来がら種々知
られており、例えば次の表方妖が代表的な製造例として
挙げられる。
■ ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩と塩化亜鉛
との複塩を、濃硫酸溶液中でパラポルムアルデヒドと縮
合反応させた混合溶液にアルコールを加えて処理する方
法[機能性高分子シリーズ感光性高分子第111頁(講
談社1978年9月1日第2刷発行)]。
しかしながら、」1記方法よれば、混合反応中に塩化水
素カスが発生するので安全公害対策面で発生塩化水素ガ
スの除害設備を必要とするのみならず、得られた当該複
塩中にホルマリンと未縮合反応物である原料のジフェニ
ルアミン−4−ジアゾニウム塩と塩化亜鉛との複塩の夾
雑が薄層クロマトグラフィーによって確認される。その
上、−1−記文献に記載されているとおり、目的物の収
量が低い傾向にある。故にこの方法は、工業的製造法と
して問題点を内蔵する方法である。
■ 例えば3−メトキシジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウムサルフェートを硫酸溶剤中でノくラホルムアルデ
ヒドと縮合反応させた混合溶液をインプロパツールで処
理し、得られた固形物質を一度水に溶解した後、これに
塩化亜鉛を加えて水溶液中で複塩化し、当該複塩を直接
分離する方法(昭和41年特許出願公告第2975号明
細書参照)。
上記方法において、インプロパツール処理により得られ
た固形物質を水に溶解する場合、通常、当該物質の重量
に対して約20倍乃至35倍重量の大量の木が必要であ
る。このため、工業的実施に際して水処理用の設備が大
型となり、設備的に不利になることは避けられない。加
えて、工程数が増加すると共に、加工時間をより多く必
要とするため工業的には不利となる。また上記方法では
、上記複塩か約3%程度の水溶性を有するため、その水
懸濁液を直接 過、分離する場合、該複塩が水中に溶解
、損失する欠点がある。従って木複塩の収量の低下を避
は得ないと共に、廃水処理面及びも安全性の面でも問題
点を有する。
■ 」1記方法■において、巴該複塩の収量を向」ニさ
せるため、一般的な公知刃、法及び米国特許第3,05
0,502号明細書に記載されている方法を参考として
、上記当該複塩の水性懸濁液中に塩化ナトリウム又は!
&醜ナナトリウム加えて塩析操作する方法。
この場合、塩析操作を実施すると、当然、当該複塩中に
他の異種無機塩類である塩化ナトリウム又はTit M
ナトリウムが夾雑するが、このことか当該複塩な感光性
物質として適用する場合に不利な影響をもたらすことは
明白である。因に、本複塩類の製造に当り、塩析操作お
よび塩化ナトリウム#液による沈澱の洗浄操作を省略す
るのが好ましいことは、昭和41年特許出願公告第29
75号明細書に記載されていることである。
以上本複塩類の代表的な製造方法を列挙、説明したが、
以上公知の各製造法が、いずれも当該複塩類の工業的製
造法として多くの問題点を抱えていることは上述の通り
である。
本発明者らは、当該複塩類の製造法について、鋭意研究
の結果、前述のように、前記一般式(I)で表わされる
置換又は非置換4−アミノ−ジフェニルアミンのアミン
基をジアン化して得られる置換又は非置換ジフェニルア
ミン−4−ジアゾニウム塩の硫酸溶液にパラホルムアル
デヒドを加えて縮合反応させた混合溶液を、予め前記一
般式(II )で表される金属ハロゲン化物が存在する
水溶性有機溶剤溶液又は該水溶性有機溶剤と水との混合
溶液に加えて複塩化することにより、目的を達成するこ
とができることを見出した。
本発明において使用される前記一般式(I)で表わされ
る置換又は非置換の4−アミノ−ジフエ・ ニルアミン
のアミン基をジアゾ化した置換又は非置換のジフェニル
アミン−4−ジアゾニウム塩は、強酪の水溶液中で前記
置換又は非置換の4−アミノ−ジフェニルアミンを、通
常の方法、例えば亜硝酸を用いてジアゾ化することによ
り容易に製造される。ここに使用されうる強酸としては
、例えば硫酸、塩酸、リン酸、臭化水素醸、硝酸。
ホウ弗化水素酸等を例示でき、従って、ジアゾニウム塩
は該強酸の塩の形で生成する。
また、前記置換又は置換のシフ、4ニル−4−ジアゾニ
ウム塩の代表的化合物としては、ジフェニルアミン−4
−ジアゾニウムサルフェート、ジフェニルアミン−4−
ジアゾニウムクロライド、?−メトキシージフェニルア
ミンー4−ジアゾニウムサルフェート、3−メトキシ−
ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムクロライド、4゛
−メトキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムフル
オロボーレート、4′−メチル−ジフェニルアミン−4
−ジアゾニウムフルオロボーレート、4゛−インプロピ
ルジフェニルアミン−4−ジアゾニウムナイトレート、
2′−プロピル−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム
ジハイドロジェンホスフェート、2.5−ジイソプロピ
ルオキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフ
ェート、2゜5 、4′−)リフチル−ジフェニルアミ
ン−4−ジアツニウムブロマイド、2−クロロ−5−メ
トキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェ
ート、4′−メチル−3−エトオキシ−ジフェニルアミ
ン−4−ジアゾニウムクロライド、2−メチル−5−イ
ソプロピル−ジフェニルアミン−4−ジアゾこウムサル
フェーI・、2.5−ジ−n−ブチロキシ−ジフェニル
アミン−4−ジアゾニウムサルフェート、2−t−ブチ
ル−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェート
、3,5−ジブロム−ジフェニルアミン−4−ジアゾニ
ウムブロマイド、2,5−ジクロロ−4′−エトキシ−
ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェ−1・、
2.5−ジエチル−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウ
ムサルフェート、?−メチルー5−メトキシージフェニ
ルアミン−4−ジアンニウムサルフェート、2.5−ジ
メトキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフ
ェ−1・、2.5−ジェトキシ−ジフェニルアミン−4
−ジアゾニウムサルフェート、2−メチル−5−エチル
−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェート、
2.5−ジイソプロピル−ジフェニルアミン−4−ジア
ゾニウムサルフェート、2−クロロ−5−メチルージフ
ェこシアミン−4−ジアゾニウムサルフェート、22.
5−ジメチル−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサ
ルフェート、3−クロロ−ジフェニルアミン−4−ジア
ゾニウムクロライド、3−プロモージフェニルアミン−
4−ジアンニウムブロマイド、3−エトキシ−ジフェニ
ルアミン−4−ジアゾニウムサルフェ−1・、3−イソ
プロビルオキシージフェニルアミン−4−ジアンニウム
サルフェート、3−メチル−ジフェニルアミン−4−ジ
アゾニウムザルフエ−1・、3−エチル−ジフェニルア
ミン−4−ジアゾニウムサルフエ−1・等が用いられる
また、本発明において使用される、前記置換又は非置換
のジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の硫酸溶液に
パラホルムアルデヒドを加え、縮合反応させた混合溶液
は、例えば、lSイツ国特許第596731号明細書記
載の公知の方法で容易に製造される。即ち、置換又は非
置換のジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の硫酸溶
液を冷却しながら、パラホルムアルデヒドを徐々に加え
ることにより、縮合反応させることができる。勿論、本
操作中、塩化水素ガスの発生はみられない。こノ際、パ
ラホルムアルデヒドの使用量は置換又は非置換のジフェ
ニルアミン−4−ジアンニウム塩の使用量1.0モルに
対して1.0乃至17倍モル量程度を使用するのが好ま
しい。
本発明において使用する前記一般式(II )で表わさ
れる金属ハロゲン化物としては、例えば塩化亜鉛、塩化
力1” ミウム、臭化亜鉛、臭化カドミウム、臭化コノ
ヘルド、塩化コバルト、塩化スズ等が例示される。これ
ら金属ハロゲン化物は、前記置換又は非置換のジフェニ
ルアミン−4−ジアゾニウム塩の使用i1.oモル量に
対して0.5モル以−に、殊に05乃至3.0倍モル程
度度を使用するのが好ましい。
また、本発明において使用する水溶性有機溶剤は、低温
度で硫酸と反応し難い溶剤が好ましく、例えば、ローブ
チルアルコール、イソブチルアルコール、第二級ブチル
アルコール、第三級ブチルアルコール、インプロピルア
ルコール、n−プロピルアルコール、エチルアルコール
、変性アルコール、メチルアルコール、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチ、ルエーテル、エチ
レングリコール千ツメチルエーテルアセテート、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、エチ【/ングリコール
インプロビルエーテル、エチレングリコールモツプチル
エーテル、2−(ジメトキシ)エチルアルコール、エチ
レングリコールシアセテ−1・、ジエチレングリコール
、ジエチレングリコール千ツメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコー
ルアセテート、ジエチレングリコールジエチルエーテル
、トリエチレングリコール、トリエチレンクリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコール、プロピレン
グリコール千ツメチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテル、ジプロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノエチルエーテル、トリメチレングリコール
、1,3−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール
、ヘキシレングリコール、グリセリン、フルフリルアル
コール、テI・ラヒドロフルフリルアルコール、グリセ
リルモノアセテート、1,2.6−ヘキサンドリオール
、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、アセトニトリル、
ジアセトンアルコール、アセトニルアセトン、メチルエ
チルケトン、アセトン、ギ酸メチルエステル、N、N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオキサイド等又
はこれらの混合有機溶剤が用いられる。なお、これらの
水溶性有機溶剤又はこれらの混合水溶性有機溶剤は少量
の水を含んでいてもよい。この場合、水の添加量は前記
一般式(II )の金属ハロゲン化物が、該含水水溶性
有機溶剤中に溶解するか又は白濁する程度の少量である
ことが好ましい。具体的には、水の含有率は有機溶剤中
25%以下の量が好ましく、これより含水量が多いと、
当該複塩の収量が低下する傾向があるので、工業的に好
ましくない。
本発明において、前記水溶性有機溶剤溶液又は該水溶性
有機溶剤と水との俣谷、溶剤溶液の使用量は、前記置換
又は非置換のジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の
使用量に対し゛て30乃至150倍重量程程度比較的少
量で十分目的を達成し得るので、工業化に際しての経済
的メリフトが大きい。
本発明の方法によりパラホルムアルデヒドとの縮合物を
製造するには、水溶性有機溶剤又は該水溶性有機溶剤と
水との混合溶液に金属ハロゲン化物を加え、溶解又は白
濁させ、撹拌しながら氷水又はブライン等で冷却する。
この溶液に、前記置換又は非置換のジフェニルアミン−
4−ジアゾニウム塩の硫酸溶液にパラホルムアルデヒド
を加え縮合反応させた混合溶液を徐々に滴下し、金属複
塩化を行う。この際発熱が起こるので、内容物が好まし
くは20°C以下に保たれるよう、滴下速度を調節する
と共に、内容物を冷却する。そして論下終了後も同様の
温度条件でさらに数時間撹拌を続ける。
以上の反応により生成した固形物は、これを濾取するこ
とにより、そのままでも感光性物質として印刷用途面に
使用できるが、所望により適量の水溶性有機溶剤で洗浄
してもよい。
濾過終了後固形物を風乾又は減圧乾燥することによって
当該複塩類が得られる。このようにして得られた当該複
塩は、他の異種無機塩類を含有しておらず、感光性物質
として印刷用途面により有利に適用され、特に複写層を
粗面化したアルミニウム根土における印刷において高い
耐刷数を有する印刷原板が得られるような高度な品質を
有するのみならず、設備的経済的に有利にしかも工業的
に安全に容易にまた合理的に収量よく当該複塩が製造で
5る。
次に、実施例によって本発明方法をさらに詳細に説明す
るが、これらの実施例は単に説明用のものであって、本
発明技術的範囲を限定するためのものでないことはηう
までもない。
[実施例1] 撹拌機、温度劇及び滴下漏斗を備えた容器にアセト72
50m1と塩化亜鉛300gとを加え、撹拌しながら、
容器を水・水で外部から冷却して内温を5°C以下に保
持し、fi1化亜鉛亜鉛セ1ン溶液を調製した。一方、
別に撹拌機及び温度計を備えた反応容器に98%儂硫耐
硫酸9.0 gを加え、内温O℃になるように反応容器
を氷と食塩で冷却した。次いで、内容物を撹拌しながら
、これにジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェ
ー)32.4gを、内温0℃乃至6℃の条件で、1時間
30分を要して徐々に加え、さらに同温度で30分撹拌
した後、パラホルムアルデヒド4.65 gを、内温0
℃乃至8℃の条件で、4時間を要して加えた。その後、
同温度で約30分間撹拌を続けると、ホルマリン縮合ジ
フェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェートの混合
溶液が得られた。この混合溶液を、前記塩化亜鉛のアセ
1ン溶液を調製した容器に装置された滴下漏斗に移し、
撹拌しながら、前記塩化亜鉛を含有するアセトン溶液中
に、内温5°C乃至12℃を保ちつつ1時間30分を要
して滴下した。
滴下終了後、同温度でさらに2時間撹拌し、析出した固
形物を吸引濾過した。固形物を、さらに50m1のアセ
トンで洗浄した後、減圧乾燥すると、ホルマリン縮合ジ
フェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェートと塩化
亜鉛との複塩41゜3gが得られた。収量は定量的。水
晶はアルミニウム板」二における印刷において、鮮明で
高い耐刷数を有する印刷原板を与えた。
[実施例2] 撹拌器、温度計及び滴下漏斗を備えた容器にメチルアル
コール200m1と塩化亜鉛11.0gを容れ、容器を
氷水で外部から冷却し、内温を36C以下に保持して塩
化亜鉛のメチルアルコール溶液を調製した。一方、撹拌
器及び温度計を備えた別の反応容器に98%儂硫酸11
0gを加え、内温がO′Cになるように容器を氷と食塩
で冷却した。
次に、−ヒ記反応容器内容物を撹拌しながら2−メトキ
シ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムサルフェート
32.3gを内温0°C乃至6°Cの条件で1時間30
分を要して徐々に加え、終了後、さらに同温度で1時間
撹拌した後、パラホルムアルデヒド3.9gを、内温5
℃乃至lO°Cに保ちながら、4時間を要して徐々に加
えた。
添加終了後、同温度で約2時間撹拌を続けると、ホルマ
リン縮合2−メトキシージフェニルアミン−4−シアソ
ニウムサル7エ−1・の混合溶液が得られた。この混合
溶液を、前記塩化亜鉛のメチルアルコール溶液を調製し
た容器に装置された滴下漏斗に移した後、該滴下漏斗よ
り前記塩化亜鉛を含有するメチルアルコール溶液中に、
撹拌しなから内温3℃乃至lO℃を保ちつつ2時間を要
して滴下した。滴下終了後、同温度で3時間撹拌し、析
出した固形物を吸引濾過した。
得られた固形物をさらに80m1のメチルアルコールで
洗浄した後、減圧乾燥すると、ホルマリン縮合2−メト
キシ−ジフェニルアミン−4=ジアゾニウムサルフエー
トの塩化亜鉛の複塩40、 Ogが得られた。収量は定
量的であった。
氷晶は、アルミ印刷原板として使用した場合、鮮明で高
い耐刷数を有していた。
[実施例3] 撹拌器、温度計及び滴下漏斗を備えた容器にエチルアル
コール3001と臭化亜鉛20.0 gを容れ、撹拌し
ながら臭化亜鉛を溶解し、容器を氷水で外部から冷却し
内温3℃以下に保持し、臭化亜鉛エチルアルコール溶液
を調製した。一方、別に撹拌器及び温度計を備えた反応
容器に95%B硫酸120gを加え1反応容器を氷と食
塩で冷却し、内温2°Cとした。
次に、この反応容器の内容物を撹拌しながら、2.5−
ジイソプロピルオキシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウムクロライド3475gを、内温10℃以下の条件
を保ちつつ、1時間30分を要して徐々に加えた。添加
終了後、さらに、同温度で2時間撹拌した後、パラホル
ムアルデヒド4.2gを、内温10℃以下の条件を保ち
ながら4時間を要して加え、引続き同温度で約2時間撹
拌を続け、ると、ホルマリン縮合2.5−ジイソプロピ
ルオ、キシ−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウム塩の
混合溶液が得られた。
この混合溶液を、前記臭化亜鉛のエチルアルコール溶液
を調製した容器」−に装置された滴下漏斗に移し、該漏
斗より該臭化亜鉛のエチルアルコール溶液中に、撹拌し
ながら内温5°C乃至12°Cの条件で2時間を要して
滴下した。滴下終了後、同温度で3時間撹拌し、析出し
た固形物を吸引逅過した。固形物をさらに801のエチ
ルアルコールで洗浄した後、室温で風乾すると、ホルマ
リン縮合2,5−ジイソプロピルオキシ−ジフェニルア
ミン−4−ジアゾニウム塩と臭化亜鉛との複塩44. 
Ogが得られた。
[実施例4コ 撹拌器、温度計及び滴下漏斗を備えた容器にインプロパ
ツール1301、水201及び塩化コパル)58.4g
を容れ、撹拌しながら容器を氷水で外部冷却して内温5
°C以下に保持し、塩化コバルトのイソプロパツール溶
液を調製した。一方、別に撹拌器及び温度計を備えた反
応容器に98%濃硫酸50gを容れ、内温2℃になるよ
うに容器を氷と食塩で冷却した。
次に、この反応容器の内容物を撹拌しながら、4′−メ
チル−ジフェニルアミン−4−ジアゾニウムジハイドロ
ジェンホスフェート15.35gを内温0℃乃至6℃の
条件で1時間30分を要して徐々に加えた。反応混合物
を、さらに同温度で1時間撹拌した後、内温をO′c乃
至8℃に保ちながら、パラホルムアルデヒド2.1gを
4時間を要して加え、引続き同温度で2時間撹拌を続け
ると、ホルマリン縮合4′−メチル−ジフェニルアミン
−4−ジアゾニウム塩の混合溶液が得られた。この混合
溶液を、前記塩化コバルトのイソプロパツール水溶液を
調製した容器に装置された滴下漏斗に移し、撹拌しなが
ら、該漏斗より上記塩化コバルトのインプロパツール水
溶液中に、内温5°C乃至13℃に保持して1時間30
分を要して滴下した。
滴下終了後、同温度で3時間撹拌し、析出した固形物を
吸引濾過した。固形物は、さらに20m1のイソプロパ
ツールで洗浄、L t: 後、減圧乾燥すると、ホルマ
リン縮合4′−メチル−ジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウム塩と塩化コバルトとの複塩19.Ogが得られた
[実施例5〜22] 前記実施例1〜4の方法と同様に操作して、次のホルマ
リン縮合置換又は非置換のジフェニルアミン−4−ジア
ゾニウム塩と金属ハロゲン化物との複塩類を製造した。
実験データをr表に一括して示す。
(以下余白) 18開昭GO−6751(7) 手続補正書 8 1 事件の表示 昭和58年特 許願第114811号 2 発明の名称 9 ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類
の製造法 6 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 奈良県大和高田市犬字出12−5氏 名 性用
 政位 4代理人 5 補正命令の日付 昭和58年9月27日(発送日)
6 補正により増加する発明の数 0 7 補正の対象 更なし)。
(2)別紙のとおり委任状を補充する。
添付書類の目録 (1)願 書 (2)明却1書 (3)委任状

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、Xは水素原子、アルキル基、ハロゲン原子又は
    アルコオキシ基を示し、Yは水素原子、アルキル基、ハ
    ロケン原子又はアルコオキシ基を示し、Zは水素原子、
    アルキル基又はアルコオキシ基を示す。) で表わ声れる置換又は非置換の4−アミノ−ジフェニル
    アミンのアミ7基をジアン化して得られる。!換又は非
    置換のジフェニルアミン−4−ジアンこラム塩の硫酸溶
    液にバラホルムアルデヒj・を加え縮合反応させた混合
    溶液を、予め一般式 %式%(11) (式中、X′はハロゲン原子を示し、Mは亜鉛、力1・
    ゛ミウム、コバルト又はスズの金属原子を示す。) で表わされる金属ハロゲン化物が存在する水溶+1有機
    溶剤溶液又は該水溶性有機溶剤と水との11ル合溶靜に
    加え、金属複塩化することを特徴とするホルマリン縮合
    された置換又は非置換のジフェニルアミン−4−ジアン
    ・ニウム塩と金属ハロゲン化物との複塩類の製造法・。
JP11481183A 1983-06-24 1983-06-24 ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法 Granted JPS606751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481183A JPS606751A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481183A JPS606751A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606751A true JPS606751A (ja) 1985-01-14
JPH0442430B2 JPH0442430B2 (ja) 1992-07-13

Family

ID=14647270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11481183A Granted JPS606751A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS606751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4647751A (en) * 1985-02-19 1987-03-03 Dengensha Manufacturing Company Limited Secondary conductor supervising device of resistance welder control system
US4700042A (en) * 1984-11-26 1987-10-13 Fiat Auto S.P.A. Device for controlling electrical resistance welding apparatus, particularly for controlling apparatus for welding parts of motor vehicles bodies

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4700042A (en) * 1984-11-26 1987-10-13 Fiat Auto S.P.A. Device for controlling electrical resistance welding apparatus, particularly for controlling apparatus for welding parts of motor vehicles bodies
US4647751A (en) * 1985-02-19 1987-03-03 Dengensha Manufacturing Company Limited Secondary conductor supervising device of resistance welder control system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0442430B2 (ja) 1992-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0460990B2 (ja)
JPS606751A (ja) ホルマリン縮合ジアゾ化合物の金属ハロゲン化物複塩類の製造法
RU2007146394A (ru) Способы получения гетероциклических соединений
JPS58128369A (ja) o,o′−ジチオジ安息香酸の製法
JPH0782268A (ja) ベンゾチアジアゾール誘導体の製法
JPS5855133B2 (ja) 4− アミノ −3,5− ジハロゲン − フエニルエタノ−ルアミンルイノ セイゾウホウホウ
JPH11315055A (ja) 4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法
JPS61215379A (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造法
JPH07206816A (ja) 2,4,5−トリブロモピロール−3−カルボニトリルの調製方法
JP2908591B2 (ja) α−アルキルアクロレインの製造方法
JP3899626B2 (ja) 2−メルカプトチアゾ−ルの製法
JP3266358B2 (ja) アルキルスルホナート誘導体の製造方法
JPH0217161A (ja) トリス(2‐シアノエチル)アミンの製造
RU1750166C (ru) Способ получения метилен-бис-антраниловой кислоты
JPH04120063A (ja) イミダゾール系化合物の分離方法
JPS60163857A (ja) 2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法
SU475779A3 (ru) Способ получени 3-гуанидиноалкилтиофенов
JPH0413651A (ja) 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法
JP2565372B2 (ja) チオール化合物の製造方法
JPS5928547B2 (ja) 3−フエニル−ビリダゾン−(6)の製法
JPS6337105B2 (ja)
JP2005060333A (ja) 1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼンの製造方法
JPS6030669B2 (ja) ヒドラゾン誘導体の製法
IE47799B1 (en) 5-substituted 2-methoxy-4-aminobenzoic acids and their preparation
JPH0439469B2 (ja)