JPH04120063A - イミダゾール系化合物の分離方法 - Google Patents

イミダゾール系化合物の分離方法

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JPH04120063A
JPH04120063A JP23823790A JP23823790A JPH04120063A JP H04120063 A JPH04120063 A JP H04120063A JP 23823790 A JP23823790 A JP 23823790A JP 23823790 A JP23823790 A JP 23823790A JP H04120063 A JPH04120063 A JP H04120063A
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JP
Japan
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group
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Application number
JP23823790A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Hase
長谷 邦昭
Junichi Kawashima
川嶌 純一
Hisayoshi Uenishi
久善 上西
Tokiya Kimura
木村 時也
Masaru Maeda
勝 前田
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はイミダゾール系化合物の二種の異性体混合物か
ら、特定の一方の異性体を分離する方法に関する。この
方法により分離された異性体は有害生物防除剤として有
用である。
(従来の技術) 後記一般式(I−a)で表わされる化合物、般式(I−
b)で表わされる化合物及びこれらの混合物については
、有害生物防除剤として有用である旨、特開平1−13
1163号公報に記載されており、またこの公報には、
選択的加水分解をおこない一般式(I −a ’、)で
表わされる化合物と一般式(■b)で表わされる化合物
との異性体混合物から一方を分離できる旨開示されてい
る。しかし、該公報には、本発明分離方法のように溶媒
を開用すること及び酸触媒を使用することについては記
載されていない。
(発明か解決しようとする問題点) 一般式(I−a)で表される化合物と一般式(I−b)
で表わされる化合物との異性体混合物は、その製造時に
原料として互変異性を存する化合物か用いられることに
起因して、得られる。
この異性体混合物中、一般式(1−b)て表わされる化
合物は、一般式(I−a)で表わされる化合物に比へ、
安定性の面で優れている。
本発明者らは、この一般式(I−b)で表わされる化合
物のみの分離取得を目的として、工業的に存利な方法を
見出すべく検討を重ねた。
(問題点を解決するための手段) その結果、後記一般式(I−a)で表わされる化合物と
一般式(I−b)で表わされる化合物との異性体混合物
から一般式(I−b)で表わされる化合物を分離する際
に、溶媒及び酸触媒の存在下で反応をおこなうと、反応
系内の温度制御か容易となり、一般式(I−a)で表わ
される化合物のみを選択的に加水分解させる一方、一般
式(■−b)で表わされる化合物の加水分解を抑え、該
化合物を高収率で得られることを見出し、本発明を完成
した。
(発明の開示) 本発明は、 一般式(I−a) (式中、Xは置換されてもよいフェニル基又は置換され
てもよいアルキル基であり、Yは塩素原子又は臭素原子
であり、R1及びR2はそれぞれ独立したアルキル基で
ある)で表わされる化合物と、一般式(I−b) (式中、X、Y、R’及びR2は前述の通りである)で
表わされる化合物との異性体を昆合物から、溶媒及び酸
触媒の存在下に前記一般式(I−a)て表わされる化合
物のみを選択的に加水分解させ、前記一般式(I−b)
で表わされる化合物を分離する方法に関する。
前記一般式(I−a)及び(I−b)中、Xか表わす“
置換されてもよいフェニル基“の置換基としてはハロゲ
ン原子、ニトロ基、シアン基、ハロケン原子で置換され
てもよいアルキル基、アルコキシアルキル基、ハロケン
原子で置換されてもよいアルコキシ基、ハロケン原子て
置換されても及びR4は水素原子、ハロゲン原子て置換
されてもよいアルキル基又はアルカノイル基である)、
SO,R5基(R’はハロゲン原子て置換されてもよい
アルキル基てあり、mは0〜2の整数である)などが挙
げられ、又゛°置換されてもよいアルキル基”の置換基
としては、ハロケン原子、ハロゲン原子で置換されても
よいアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されてもよいア
ルキルチオ基、ハロゲン原子で置換されてもよいフェニ
ル基、ハロゲン原子で置換されてもよいアルキル基で置
換されたフェニル基、水酸基などが挙げられる。置換基
の数か2以上の場合、それらは同種であっても異種であ
ってもよい。置換基に含まれるハロゲン原子としては、
塩素原子、臭素原子、弗素原子、沃素原子か挙げられる
。上記定義中に出てくるアルキル基及び各種のアルキル
部分としては、炭素数か1〜12のものてあればよく、
例えはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n〜ブチル基、5ec−ブチル基、イソブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキノ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デンル基な
とか挙げられる。
本発明方法で用いることができる溶媒としては、一般式
(I−a)及び(I−b)で表わされる化合物か可溶で
ある有機溶媒であれはよく、例えばヘンセン、トルエン
、キシレン、クロロヘンセンのような芳香族炭化水素類
、クロロポルム、四塩化炭素、塩化メチレン、ジクロロ
エタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ンのようなエーテル類:アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトンのようなケトン類アセトニト
リル、プロピオニトリルのようなニトリル類、ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロッドン、ジメチルスルホ
キシド、スルポランのような非プロトン性極性溶媒、メ
タノール、エタノール、プロパツール、ブタノールのよ
うなアルコール類、西乍酸エチル、自乍酸メチルのよう
なエステル類などが挙げられ、その使用量は一般式(I
−a)で表わされる化合物と一般式(I−b)で表わさ
れる化合物との異性体混合物1重量部に対し通常1〜5
0重量部、望ましくは、2〜20重量部である。
本発明方法で用いることかできる酸触媒としては例えば
塩酸、硫酸、燐酸、硼酸のような鉱酸メタンスルホン酸
、ヘンセンス九ホン酸、パラトルエンスルホン酸のよう
な育機スルホン酸、酢酸のようなカルホン酸などが挙げ
られ、その使用量は一般式(I−a)で表わされる化合
物と一般式(I−b)で表わされる化合物との異性体混
合物1モルに対し、通常0.05〜50モル、望ましく
は0.1−10モルである。
本発明方法の加水分解において使用される水の量は、一
般式(I−a)で表わされる化合物と一般式(I−b)
で表わされる化合物との異性体混合物1モルに対し、通
常0.5〜100モルである。
本発明方法は、通常−20〜100’C1望ましくは0
〜50°Cておこなわれる。又本発明方法中の加水分解
反応に要する時間は通常0.1〜10時間である。
本発明方法においては、一般式(I−a)で表わされる
化合物のみを選択的に加水分解させた後、加水分解物を
除去するなと後処理を施すことによって一般式(I−b
)で表わされる化合物を分離する。
後処理の方法としては、例えば次のよう一方法か挙げら
れる。
(1)溶媒として非水溶性のもの(芳香族炭化水素類、
ハロケン化炭化水素類、エステル類、ソエチルエーテル
、メチルイソブチルケトンなと)を使用した場合 加水分解後の反応物中に水酸化ナトリウム水溶液、水酸
化カリウム水溶液のようなアルカリ水溶液を加えて加水
分解物を抽出除去した後、溶媒を留去する。
(2)溶媒として水溶性のもの(非プロトン性極性溶媒
、アルコール類、アセトニトリル、プロピルニトリル、
ジオキサン、テトラヒ]・ロフラン、アセトン、メチル
エチルケトンなと)を使用した場合 加水分解後の反応物を水中へ投入し、加水分解物と一般
式(I−b)で表わされる化合物との混合結晶を得、水
酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液のような
アルカリ水溶液を加えて加水分解物を溶解除去する。
なお上記(1)、(2)の場合ともに、加水分解の反応
物から溶媒を留去し、加水分解物と一般式(I−b)で
表わされる化合物との混合結晶を得た後、水酸化ナトリ
ウム水溶液、水酸化カリウム水溶液のようなアルカリ水
溶液を加えて加水分解物を除去することもてきる。
前記一般式(I−a)で表わされる化合物と一般式(I
−b)で表わされる化合物との異性体混合物は、例えは
特開平1−131163号公報に記載されているように
次記方法によって製造することかできる。なお異性体混
合物の混合比は反応条件等により異なる。
X (■) (式中、2はハロケン原子てあり、X、 ¥、 R及び
R2は前述の通りである。) 上記一般式(II)で表わされる化合物には下記のよう
な互変異性体が存在する。
上記反応式に従って、一般式(II)で表される化合物
から一般式(I−a)で表される化合物と(I−b)で
表される化合物との異性体混合物を製造する際、その異
性体混合物を一旦反応系中から取り出すことなく、−貫
して本発明方法をおこない、一般式(I−b)で表され
る化合物を分離することもてきる。
なお一般式(I−a)で表わされる化合物は本発明方法
によってjlD水分解され、上記一般式(II)で表わ
される化合物に戻るので、これを上記異性体混合物を製
造するための出発物質として再利用(リサイクル)でき
る。
次に本発明分離方法についての実施例を以下に示すか本
発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
実施例 攪拌機、還流冷却器及び温度計を備えた四ツロフラスコ
に、4(5)−クロロ−2−ンアノー5(4)−フェニ
ルイミダゾール〔一般式(II)の化合物例・以下化合
物Na lと略称)20.0g、メチルエチルケトン2
0mf、炭酸ナトリウム12、5 g及びジメチルスル
ファモイルクロライド15、5 gを仕込み80〜85
°Cの温度て2.5時間反応させた。冷却後、塩化メチ
レン120m1及び水60mj’を加えて抽出し、4−
クロ02ノアノーl−ジメチルスルファモイル−5−フ
ェニルイミダゾール〔一般式(I−b)の化合物例。
以下化合物Nα2と略称〕と5−クロロ−2−ノアノー
l−ツメチルスルファモイル−4−フェニルイミダゾー
ル〔一般式(I−a)の化合物例 以下化合物Nα3と
略称〕の混合溶液−1(i′昆会合モル比65対30を
得た。
この混合溶液−1に、20%塩酸水溶液10m1を加え
、攪拌下、室温で40分間反応させて、化合物Nα2と
化合物Ha lの混合溶液−2(混合モル比65:35
)を得た。
この混合溶液−2に、4%水酸化ナトリウム水溶液12
0nlを加え、分離抽出をおこなった。有機層の溶媒(
塩化メチレン)を留去して化合物Nα2を18.4 g
得た。さらに水層に濃硫酸を加え酸性とし、析出した結
晶を濾取及び乾燥させて化合物NαIを6.74 g回
収した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I −a) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −a) (式中、Xは置換されてもよいフェニル基又は置換され
    てもよいアルキル基であり、Yは塩素原子又は臭素原子
    であり、R^1及びR^2はそれぞれ独立したアルキル
    基である)で表わされる化合物と、一般式( I −b) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −b) (式中、X、Y、R^1及びR^2は前述の通りである
    )で表わされる化合物との異性体混合物から、溶媒及び
    酸触媒の存在下に前記一般式( I −a)で表わされる
    化合物のみを選択的に加水分解させ、前記一般式( I
    −b)で表わされる化合物を分離する方法。 2、加水分解後アルカリ処理により分解物を除去する、
    請求項1に記載の分離方法。 3、Xがフェニル基、Yが塩素原子並びにR^1及びR
    ^2がメチル基である、請求項1又は2に記載の分離方
    法。
JP23823790A 1990-09-07 1990-09-07 イミダゾール系化合物の分離方法 Pending JPH04120063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0705823A1 (en) 1994-09-08 1996-04-10 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd. Process for producing 1-substituted-2-cyanoimidazole compounds
KR100970664B1 (ko) * 2007-10-11 2010-07-15 한화제약주식회사 L-오르니틴-l-아스파테이트를 함유한 겔제의 제조방법 및그 겔제

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0705823A1 (en) 1994-09-08 1996-04-10 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd. Process for producing 1-substituted-2-cyanoimidazole compounds
EP0765872A2 (en) 1994-09-08 1997-04-02 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd. Processes for producing 1-substituted 2-cyanoimidazole compounds
KR100970664B1 (ko) * 2007-10-11 2010-07-15 한화제약주식회사 L-오르니틴-l-아스파테이트를 함유한 겔제의 제조방법 및그 겔제

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