JP2009500302A - 3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製方法 - Google Patents

3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製方法 Download PDF

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Abstract

式(I)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を調製する方法は、その調製方法の第1段階において、シアン化物、二硫化炭素及び塩素を反応させて式(II)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを生成させ、この3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを、溶媒の蒸留による除去、アルコールの添加及び濾過に続いて、該アルコール中の溶液として単離し、次いで、当該調製方法の第2段階において、そのアルコール中でのアルカリ加水分解に付して、式(I)の酸を生成させることを特徴とする。

Description

本発明は、3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を調製及び単離する方法に関する。
式(I)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸は、既知化合物である。その調製に関しては、例えば、US 3,341,547及びUS 3,393,547に記載されている。第1段階において、溶媒中で、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)中で、シアン化ナトリウムと二硫化炭素と塩素を反応させて、式(II)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを得る。次に、反応の第2段階において、該3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを水酸化ナトリウム溶液中で加熱することにより加水分解して、3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を得る:
Figure 2009500302
原理上は、式(II)のニトリルの加水分解は、酸性条件下でも実施可能である。しかしながら、これは、当該条件下では前記ニトリルと前記酸は両方とも昇華するという、工業的規模では問題となる欠点を有している。
アルカリ加水分解において、式(II)のニトリル中の不純物は、得られる式(I)の酸中に副生物をもたらす。当該ニトリル中のそのような不純物は、調製経路に従って、主に、硫黄化合物及び元素の硫黄である。それらから形成される副生物は、主として、式(III)のジスルフィドである。
Figure 2009500302
上記ニトリルを高希釈状態でアルカリ加水分解することにより、式(III)の二次成分の形成は、実質的に抑制することが可能である。しかしながら、その結果として、空時収量は低下する。これは、工業規模で経済的に実施可能な調製方法にとって、極めて不利である。
式(I)の酸の中の硫黄含有副生物を防止する別の方法は、硫黄含有不純物を含んでいない式(II)のニトリルを得ること及びそれをその不純物を含んでいない形態で加水分解に使用することである。しかしながら、これは極めて困難であり、また、複雑である。例えば、US 3,341,547及びUS 3,393,547によれば、その調製方法の第1段階の後で、反応混合物を濾過助剤を通して濾過する。次に、その濾液を大量の水と混合させる。そのようにして得られた固体を吸引濾過し、さらなる水で洗浄する。その結果、有機化合物で汚染されていて処分するのが困難な大量の廃液が生じる。次いで、そのようにして得られた粗生成物は、付加的なさらなる段階で精製しなければならない。この目的のために、US 3,341,547及びUS 3,393,547によれば、当該ニトリルは、水蒸気蒸留に付すことが可能であるか、又は、シクロヘキサンから再結晶させることが可能である。
別の可能性は、該粗生成物を溶媒(例えば、塩化メチレン又はトルエン)で抽出することである。しかしながら、そのようにして得られた式(I)のニトリルも、一般的に、有意な量の硫黄及び/又は硫黄化合物を依然として含んでいる。
該ニトリルを蒸留によって精製することも原理的には可能である。しかしながら、これには、大きな収量低下が伴う。さらに、当該化合物は容易に昇華するので、技術的な問題が生じる。
US 5,240,951には、当該調製方法の第1段階の後で、その反応混合物に水を添加すること及びそうして得られた固体を濾過することが開示されている。次いで、単離された固体を取って酢酸エチルの中に入れる。不溶性な部分は、再度、吸引濾過することが必要であり、その濾液は、乾燥させた後濃縮することが必要である。これらの段階は、全て、多くの時間を必要とし、多量のエネルギーを消費し、多くの労働力を必要とする。
式(II)のニトリルを合成するための開示されている別の方法は、高温下でのテトラクロロスクシノニトリル又はトリクロロアセトニトリルと元素硫黄の反応である(DE 2231097、及び、DE 2231098)。しかしながら、これらの方法でも、硫黄及び硫黄化合物で非常に汚染された式(I)のニトリルが生じる。従って、この場合も同様に、面倒な精製操作が必要である。
式(I)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の使用は、第1に、その作物成長調節剤としての作用に見いだされる(例えば、US 3,341,547及びUS 3,393,547を参照されたい)。第2に、それは、殺菌活性成分を調製するための重要な中間体である(例えば、WO 99/24413、及び、WO 2004/002968を参照されたい)。
かくして、工業的に有利な方法で実行可能な、式(II)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを調製するための単純な方法及びそのニトリルを加水分解して式(I)の酸とする単純な方法が、今なお求められている。
調製方法の第1段階の後で、溶媒を留去し、残留物をアルコール中に取り入れ、濾過することにより塩化ナトリウム及び硫黄を分離除去し、当該調製方法の第2段階においてそのアルコール溶液中でアルカリ条件下に加水分解することによって、式(I)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を驚くほど単純な方法で純度よく得ることができるということが見いだされた。
従って、本発明は、式(I)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を調製する方法を提供し、ここで、該方法は、その調製方法の第1段階において、シアン化物、二硫化炭素及び塩素を反応させて、式(II)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを生成させ、この3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを、溶媒を留去し、アルコールと混合させ、濾過した後で、該アルコール中の溶液として単離し、次いで、当該調製方法の第2段階において、このアルコール中でアルカリ条件下で加水分解することを特徴とする。
本発明の調製方法は、当該ニトリルの水性での後処理を回避し、従って、有機物質で非常に汚染された大量の廃液を回避する。本発明の調製方法の第1段階においては、濾過段階は1回のみ必要である。当該ニトリルについての複雑な精製操作は無しで済ますことができる。
この単純な方法で式(I)の酸が充分な純度で単離されるということは、非常に驚くべきことであると見なすことができる。
アルコールと混合させた後、硫黄が単純な方法で濾過によって容易に除去され得るということも、同様に、驚くべきことである。
当該第1段階は、好ましくは、溶媒中にシアン化物を最初に添加し、CSと混合させ、好ましくは、滴下して加えることにより混合させ、及び、反応の完了後直ぐに、好ましくはガス状の塩素を導入するように設計される。
適切なシアン化物は、好ましくは、無機シアン化物、例えば、シアン化ナトリウム及びシアン化カリウムなどである。シアン化ナトリウムが特に好ましい。
該シアン化物を、当該調製方法の第1段階において、好ましくは30〜80℃の温度で、既知方法で二硫化炭素と反応させる。
当該調製方法の第1段階においてシアン化物を二硫化炭素と反応させるための反応時間は、典型的には、0.5〜6時間であり、好ましくは、2〜4時間である。
本発明の調製方法の第1段階における塩素化は、一般に、10〜80℃の温度で実施する。20〜60℃の温度が好ましい。
本発明の調製方法の第1段階における上記塩素化のための反応時間は、一般に、1〜6時間であり、その塩素化における温度に左右される。好ましくは、その塩素の導入は30℃で2時間以内で実施し、次いで、20℃で1〜5時間で反応を完結させるか、又は、20℃で1〜2時間及び60℃で1〜2時間で反応を完結させる。
シアン化物とCSのモル比は、一般に、1.5:1〜1:1.5であり、好ましくは、1.3:1〜1:1.3であり、特に、それは、約1:1である。
本発明の調製方法の第1段階における塩素の量は、シアン化ナトリウムの1モル当たり、一般に、0.5〜1.5モルである。シアン化ナトリウムの1モル当たり、1〜1.3モルの塩素であるのが好ましい。
完全には反応しなかった余分な量の塩素は、好ましくは、20〜60℃の温度で、窒素又はアルゴンなどの不活性ガスを導入することにより除去する。
当該調製方法の第1段階において使用する溶媒は、好ましくは、アミド類、例えば、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又はN−メチルピロリドンなどである。N,N−ジメチルホルムアミド及びN,N−ジメチルアセトアミドが特に好ましい。
当該調製方法の第1段階に由来する溶媒は、標準圧力下又は減圧下で留去することができる。比較的高い温度を避けるために、蒸留は一般に減圧下で行う。この蒸留において、塩化硫黄も同時に留去される。使用する溶媒の沸点に応じて、その塩化硫黄を全く含んでいないか又は実質的に含んでいないものが得られる。塩化硫黄を良好に除去するためには、場合により、カラムを通して蒸留することも可能である。これは、当該反応混合物から直接的に行うことが可能であるか、又は、あとから2番目の分別蒸留で実施することも可能である。撹拌可能な残留物がまだ残っている程度にまでのみ留去することが好ましい。
当該ニトリルをアルコール溶液として単離するための該アルコールは、一般に、溶媒を留去した後で添加する。好ましくは1〜6個の炭素原子からなる鎖長を有する、一価アルコール又は多価アルコールを使用することが可能であり、場合によっては、混合して使用することも可能である。
〜Cの一価アルコールが好ましく、メタノール及びエタノールが特に好ましい。
当該調製方法の第1段階において、当該ニトリルは、一般に、20〜100℃で、好ましくは、40〜80℃で、溶液として単離する。
アルコールの量は、一般に、期待される量のニトリルをその単離温度において溶解させるのに充分であるような量である。
当該調製方法の第2段階におけるアルカリ加水分解のために、使用するアルコール中の当該ニトリルの溶液を、一般に、アルカリ(例えば、水酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液)と混合させ、加熱する。次に、そのアルコールを留去し、水性残留物を、酸(例えば、塩酸又は硫酸)を用いて酸性化し、沈殿した式(1)の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を吸引濾過し、乾燥させる。
当該調製方法の第2段階におけるアルカリの量は、典型的には、ニトリルの1モル当たり、1.5〜5モルである。ニトリルの1モル当たり、好ましくは、2〜3.5モルである。
該加水分解における温度は、一般に、20〜60℃であり、好ましくは、30〜45℃である。
本発明の調製方法の第2段階における加水分解の持続時間は、典型的には、2〜8時間である。
本発明に従って調製された酸(I)には、上記で述べたように、例えば、作物の成長調節剤としての用途及び農薬活性成分(特に、殺菌剤)を調製するための中間体としての用途がある。
以下において、実施例を参照して本発明について詳細に説明するが、本発明は、それら実施例に限定されることはない。
実施例1
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.5g[1モル]のCS(99.5%)を、428gのDMF中の51.6g[1モル]のNaCN(95%)に、1時間以内で滴下して加える。その混合物を60℃で2時間撹拌し、次いで、約30℃まで冷却した。氷冷しながら、79.4g[1.12モル]の塩素を30℃で2時間以内で導入した。その混合物を、次に、60℃でさらに3時間撹拌した。
余分な塩素は、室温で窒素を用いて1時間にわたり排除した。次いで、浴温度100℃以下で揮発する全てのフラクションを、約32mbarで留去した(406.5gの留出物)。残留物を250mLのメタノールと一緒に短時間沸騰させ、得られた懸濁液をまだ暖かいうちに濾過した。そのフィルター残留物を150mLの温MeOHで洗浄し、乾燥させた(それにより、NaClと硫黄からなる107.4gの固体が得られた)。濾液をロータリーエバポレーター上で僅かに濃縮した。これにより、250.3gの暗褐色の溶液が得られた。この溶液は、18.1%(w/w)のニトリルを含んでいた。これによる収率は、理論値の50.6%である。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
53.33gの45%水酸化ナトリウム溶液を最初に添加し、それを、220mLの水で希釈した。次いで、段階(a)からの250gの懸濁液又は溶液を冷却しながら計量供給した。40℃で6時間経過した後もまだニトリルが存在していたので、さらに0.1モルのNaOHを添加し、得られた混合物を40℃でさらに2時間撹拌した。その後、ロータリーエバポレーターでMeOHを実質的に除去した。残った溶液を少量のケイ藻土で濾過し、氷冷しながら濃塩酸で酸性化した。沈殿した固体を吸引濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。これにより、60.8gのベージュ色の固体が得られた。
標準との比較による分析:74.2%(w/w)。これによる収率は、理論値の90.1%である。式(III)のジスルフィドは、GCにより、僅かに0.3%程度しか存在していなかった。
実施例2
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.5g[1モル]のCS(99.5%)を、428gのDMF中の51.6g[1モル]のNaCN(95%)に、1時間以内で滴下して加える。その混合物を60℃で2時間撹拌し、次いで、約30℃まで冷却した。氷冷しながら、79.4g[1.12モル]の塩素を30℃で2時間以内で導入した。その混合物を、次に、室温でさらに1時間撹拌した。
余分な塩素は、室温で窒素を用いて1時間にわたり排除した。次いで、浴温度100℃以下で揮発する全てのフラクションを、約20mbarで留去した(421.7gの黄色みを帯びた留出物)。まだ暖かい蒸留残液を250mLのメタノールと一緒に短時間沸騰させ、得られた懸濁液をまだ暖かいうちに濾過した。そのフィルター残留物を100mLの温MeOHで洗浄し、乾燥させた(それにより、NaClと硫黄からなる108.3gの固体が得られた)。濾液をロータリーエバポレーター上で僅かに濃縮した。これにより、205gの暗褐色の溶液が得られた。この溶液は、21%(w/w)のニトリルを含んでいた。これによる収率は、理論値の48.1%である。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
44.45gの45%水酸化ナトリウム溶液を最初に添加し、それを、220mLの水で希釈した。次いで、段階(a)からの205gの懸濁液又は溶液を冷却しながら計量供給した。40℃で6時間経過した後もまだニトリルが存在していたので、さらに8.9gの45%水酸化ナトリウム溶液を添加し、得られた混合物を40℃でさらに2時間撹拌した。その後、ロータリーエバポレーターでMeOHを実質的に除去した。残った溶液を少量のケイ藻土で濾過し、氷冷しながら濃塩酸で酸性化した。沈殿した固体を吸引濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。これにより、52.4gのベージュ色の固体が得られた。
HPLC:79.1面積%。標準との比較による分析:75.5%(w/w)。これによる収率は、理論値の83.1%である。
式(III)のジスルフィドは、見いだされなかった。
実施例3
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.5g[1モル]のCS(99.5%)を、428gのDMF中の51.6g[1モル]のNaCN(95%)に、1時間以内で滴下して加えた。その混合物を60℃で2時間撹拌し、次いで、約30℃まで冷却した。氷冷しながら、79.4g[1.12モル]の塩素を30℃で2時間以内で導入した。その混合物を、次に、室温でさらに3時間撹拌した。
余分な塩素は、アルゴンを用いて室温で1時間にわたり及び60℃で1時間にわたり排除した。次いで、浴温度100℃以下で揮発する全てのフラクションを、約20mbarで留去した(426.7gの黄色みを帯びた留出物)。まだ暖かい蒸留残液を250mLのメタノールと一緒に短時間沸騰させ、得られた懸濁液をまだ暖かいうちに濾過した。そのフィルター残留物を100mLの温MeOHで洗浄し、乾燥させた(それにより、NaClと硫黄からなる105.5gの固体が得られた)。濾液をロータリーエバポレーター上で僅かに濃縮した。これにより、210.3gの暗褐色の溶液が得られた。この溶液は、24.9%(w/w)のニトリルを含んでいた。これによる収率は、理論値の58.5%である。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
62.2gの45%水酸化ナトリウム溶液を最初に添加し、それを、220mLの水で希釈した。次いで、段階(a)からの210gの懸濁液又は溶液を冷却しながら計量供給した。40℃で6時間経過した後、ロータリーエバポレーターでMeOHを実質的に除去した。残った溶液を少量のケイ藻土で濾過し、氷冷しながら濃塩酸で酸性化した。沈殿した固体を吸引濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。これにより、51.2gのベージュ色の固体が得られた。
標準との比較による分析:83.1%(w/w)。これによる収率は、理論値の78.1%である。
式(III)のジスルフィドは、見いだされなかった。
実施例4
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.5g[1モル]のCS(99.5%)を、428gのDMF中の51.6g[1モル]のNaCN(95%)に、1時間以内で滴下して加える。その混合物を60℃で2時間撹拌し、次いで、約30℃まで冷却した。氷冷しながら、79.4g[1.12モル]の塩素を30℃で2時間以内で導入した。その混合物を、次に、室温でさらに1時間撹拌した。
次いで、浴温度100℃以下で揮発する全てのフラクションを、約20mbarで留去した(425gの黄色みを帯びた留出物)。まだ暖かい蒸留残液を250mLのエタノールと一緒に短時間沸騰させ、得られた懸濁液をまだ暖かいうちに濾過した。そのフィルター残留物を100mLの温EtOHで洗浄し、乾燥させた(それにより、NaClと硫黄からなる109.35gの固体が得られた)。濾液をロータリーエバポレーター上で僅かに濃縮した。これにより、159.5gの暗褐色の溶液が得られた。この溶液は、27.1%(w/w)のニトリルを含んでいた。これによる収率は、理論値の48.3%である。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
53.3gの45%水酸化ナトリウム溶液を最初に添加し、それを、220mLの水で希釈した。次いで、段階(a)からの159.5gの懸濁液又は溶液を冷却しながら計量供給した。40℃で6時間経過した後もまだニトリルが存在していたので、さらに13.3gの45%水酸化ナトリウム溶液を添加し、得られた混合物を40℃でさらに2時間撹拌した。その後、ロータリーエバポレーターでエタノールを実質的に除去した。残った溶液を少量のケイ藻土で濾過し、氷冷しながら濃塩酸で酸性化した。沈殿した固体を吸引濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。これにより、65.6gのベージュ色の固体が得られた。
標準との比較による分析:81.2%(w/w)。これによる収率は、理論値の86.3%である。
式(III)のジスルフィドは、1.9%程度検出された。
実施例5
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.5g[1モル]のCS(99.5%)を、428gのDMF中の51.6g[1モル]のNaCN(95%)に、1時間以内で滴下して加える。その混合物を60℃で2時間撹拌し、次いで、約30℃まで冷却した。氷冷しながら、79.4g[1.12モル]の塩素を30℃で2時間以内で導入した。その混合物を、次に、室温でさらに1時間撹拌した。
次いで、50〜55℃/20mbarの沸点範囲内にある揮発性フラクションを留去した(433gの黄色みを帯びた留出物)。まだ暖かい蒸留残液を250gのイソプロパノールと一緒に短時間沸騰させ、得られた懸濁液をまだ暖かいうちに濾過した。そのフィルター残留物を150mLの温イソプロパノールで洗浄し、乾燥させた(それにより、NaClと硫黄からなる104.5gの固体が得られた)。濾液をロータリーエバポレーター上で僅かに濃縮した。これにより、267.6gの暗褐色の溶液が得られた。この溶液は、14.85%(w/w)のニトリルを含んでいた。これによる収率は、理論値の44.2%である。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
66.6gの45%水酸化ナトリウム溶液を最初に添加し、それを、220mLの水で希釈した。次いで、段階(a)からの267gの懸濁液又は溶液を冷却しながら計量供給した。40℃で8時間経過した後、ロータリーエバポレーターでイソプロパノールの一部を除去した。残った溶液を少量のケイ藻土で濾過し、氷冷しながら濃塩酸で酸性化した。これによる収率は、理論値の90%であった。
式(III)のジスルフィドは、4%程度検出された。
実施例6
実施例2の段階(a)と類似した2つのバッチから、合計850gの未精製蒸留液を得た。次いで、これを、ランダム充填された30cmのカラムで減圧下に分画させた。392g(=46%)のDMFフラクション(40〜42mbarでの沸点60℃)が得られた。このフラクションの硫黄含有量は0.1%未満である。
比較例
(a)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルの調製
30〜50℃(僅かに発熱)で、76.1g[1モル]のCSを、500mLのDMF中の49g[1モル]のNaCNに、1時間以内で滴下して加えた。その混合物を60℃で1時間撹拌し、次いで、室温で一晩静置した。赤褐色の微細な結晶の懸濁液が得られた。氷冷しながら、78g[1.1モル]の塩素を室温で導入した。その混合物を、室温で一晩撹拌し、次いで、60℃でさらに3時間撹拌した。
まだ存在していた余分な塩素は、全て、室温で窒素を用いて排除した。次いで、その反応混合物を、1.5リットルの氷水を撹拌しながら、それに添加した。その混合物を0〜5℃で30分間撹拌し、次いで、生じた固体を吸引濾過した。300mLの水で洗浄し、乾燥させた後、110gの褐色の固体が残った。この固体は、HPLCで68.9面積%の目的生成物と4.7面積%の硫黄を含んでいた。しかしながら、この分析において、分析用標準との比較での含有量の測定は以下のように示されているので、多くの種類の不純物及び硫黄は、正確には検出されていない:39.5%(w/w)(これは、収率48.6%に相当する)。
このタイプの後処理では、DMFと他の物質で高度に汚染された2000gを超える廃水が生じ、それは、処分されなければならない。
(b)3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸の調製
10.2gの45%水酸化ナトリウム溶液(これは、115ミリモルのNaOHに相当する)を84mLの水で希釈した。段階(a)からの22.66gのニトリル(50ミリモル)を冷却しながら最高温度40℃で添加した。その反応混合物を40℃で3時間撹拌した。その混合物を少量のセライトで濾過し、50mLの水で洗浄した。濾液を、氷冷しながら濃塩酸でpH1〜2に調節した。30分間経過した後、沈殿した固体を吸引濾過し、25mLの水で2回洗浄し、乾燥させた。これにより、8.45gのベージュ色の固体が得られた。
HPLC:90.9面積%の目的生成物(収率77.6%);1.4面積%のジスルフィド;4.4面積%の硫黄。

Claims (10)

  1. 式(I)
    Figure 2009500302
    の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボン酸を調製する方法であって、
    当該調製方法の第1段階において、シアン化物、二硫化炭素及び塩素を反応させて、式
    Figure 2009500302
    の3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを生成させ、
    溶媒を留去し、アルコールと混合させ、濾過した後、該3,4−ジクロロイソチアゾールカルボニトリルを該アルコール中の溶液として単離し、次いで、当該調製方法の第2段階において、そのアルコール中でアルカリ条件下で加水分解して、式(I)の酸を生成させることを特徴とする、前記方法。
  2. 使用するアルコールが、一価又は多価のC〜Cアルコールであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 使用するアルコールが、メタノール又はエタノールであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 使用するアルコールが、メタノールであることを特徴とする、請求項1から3の一項以上に記載の方法。
  5. 調製方法の第1段階において使用する溶媒が、ジメチルホルムアミド又はジメチルアセトアミドであることを特徴とする、請求項1から4の一項以上に記載の方法。
  6. 調製方法の第1段階における塩素化を、20℃と60℃の間の温度で実施することを特徴とする、請求項1から5の一項以上に記載の方法。
  7. 調製方法の第1段階において、塩素の導入が終了したあとの反応時間及び温度が、20℃で1から5時間であるか、又は、20℃で1から2時間及び60℃で1から2時間であることを特徴とする、請求項1から6の一項以上に記載の方法。
  8. 調製方法の第1段階において、塩素化の終了後、20℃と60℃の間の温度で不活性ガスを用いて余分の塩素を除去することを特徴とする、請求項1から7の一項以上に記載の方法。
  9. 使用するシアン化物が、シアン化ナトリウムであることを特徴とする、請求項1から8の一項以上に記載の方法。
  10. アルカリ加水分解に水酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液を使用することを特徴とする、請求項1から9の一項以上に記載の方法。
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