JPH0413651A - 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法 - Google Patents

4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法

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JPH0413651A
JPH0413651A JP11835190A JP11835190A JPH0413651A JP H0413651 A JPH0413651 A JP H0413651A JP 11835190 A JP11835190 A JP 11835190A JP 11835190 A JP11835190 A JP 11835190A JP H0413651 A JPH0413651 A JP H0413651A
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trifluoromethylaniline
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Yukihisa Goto
幸久 後藤
Takeshi Hamaya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬、農薬等の製造中間体として有用な新規な
4−トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法
に関する。
本発明の化合物は特に、除草活性を有するピリドン−3
−カルボキサミド化合物の製造中間体として有用である
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題]これま
で、医薬、農薬等の製造方法に用いられる中間体として
有用な種々の化合物が提案されている。本発明者らも除
草活性を有するピリドン−3−カルボキサミド化合物の
製造法について検討し、有用な中間体を見出すべく鋭意
研究を行った。その結果、ピリドン−3−カルボキサミ
ド化合物の製造中間体として重要な新規な4−トリフル
オロメチルアニリン誘導体及びその有利な製造法を見い
出し本発明に至った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一般式(I): (式中、RI、 RZは同一もしくは異なって低級アル
キル基を示す。) で表わされる新規な4−トリフルオロメチルアニリン誘
導体を提供するものである。
また本発明は、一般式(■): (式中、pl、 R2は同一もしくは異なって低級アル
キル基を示し、Xはハロゲン原子、Yは電子吸引基、n
はO〜5の整数を示す。) で表わされる化合物に、トリフルオロ酢酸塩およびハロ
ゲン化銅を作用させた後、加水分解することを特徴とす
る前記一般式(1)で表される4−トリフルオロメチル
アニリン誘導体の製造法を提供するものである。
前記一般式(I)で表される4−トリフルオロメチルア
ニリン誘導体は本発明者らによって初めて合成された新
規化合物である。
前記一般式(1)及び(II)において、R1゜R2で
示される低級アルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチ
ル等の基があげられる。
また前記一般式(II)において、Xで示されるハロゲ
ン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等の原子
が挙げられるが、反応速度の点から臭素もしくはヨウ素
原子が好ましい、Yで示される電子吸引基としては、例
えば、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基など
が挙げられるが、特にニトロ基が好ましい。
一般式(n)で表される化合物は、例えば次式の方法に
より得ることができる。
(III)       (IV)         
    (II)すなわち、式(II)  (R’、R
”およびXは上記と同一の意味を示す)で表わされるア
ニリン誘導体と式(rV)(Yおよびnは上記と同一の
意味を示す)で表わされるベンズアルデヒド誘導体との
反応によって製造されるゆ通常、パラトルエンスルホン
酸、塩酸、硫酸、ヘテロポリ酸等の酸触媒の存在下で容
易に反応が進行する。
式([)で表わされる化合物の具体例としては、4−ブ
ロモー2.6−シメチルアニリン、4ヨード−2,6−
シメチルアニリン、4−ブロモ−2,6−ジニチルアニ
リン、2.6−ジエチル4−ヨードアニリン、4〜ブロ
モ−2−エチル−6−メチルアニリン、2−エチル−4
−ヨード−6−メチルアニリン、4−ブロモ−2,6−
ジイツブロビルアニリン、4−ヨード−2,6−ジイツ
プロピルアニリン、4−ブロモ−2−メチル−6−イソ
プロビルアニリン、4−ヨード−2−メチル−6−イソ
プロビルアニリン等があげられる。
式(IV)で表わされる化合物の具体例としては、ベン
ズアルデヒド、4−ニトロベンズアルデヒド、2.4−
ジニトロベンズアルデヒド、2゜4.6−)ジニトロベ
ンズアルデヒド、4−シアノベンズアルデヒド、2,4
−ジシアノヘンズアルデヒド、4−トリフルオロメチル
ベンズアルデヒド、2−シアノ−4−ニトロベンズアル
デヒド等があげられる。
本発明の製造方法に用いられるトリフルオロ酢酸塩とし
ては、トリフルオロ酢酸のナトリウム塩、カリウム塩な
どのアルカリ金属塩、マクネシウム塩、カルシウム塩な
どのアルカリ土類金属塩等が含まれるが、特にナトリウ
ム塩が反応性および入手容易性から好ましい。
本発明の製造方法に用いられるハロゲン化銅としては、
塩化第一銅、臭化第一銅、ヨウ化第−銅などが含まれる
。反応性の点でヨウ化第−銅が特に好ましい。
一般式(11)で表される化合物に、トリフルオロ酢酸
塩およびハロゲン化銅を作用させる際、用いる溶媒とし
ては、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、
N、N−ジメチルホルムアミド等の極性溶媒が好ましい
。反応温度としては100°C〜200 ”C1特に1
40°C〜180°Cが適当である。用いるトリフルオ
ロ酢酸塩の量は、一般式(If)で表される化合物に対
して1当量以上20当量までが好適に用いられる。
また用いるハロゲン化銅の量は、一般式(II)で表さ
れる化合物に対して1〜10当量の範囲が好ましい。
上記反応後の反応液は、そのまま、あるいは抽出等によ
って無機物、溶媒を除去した後、加水分解に処せられる
。加水分解は、通常の酸による加水分解法が使用できる
。酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸等があげられ
る。
加水分解に用いられる溶媒としては、水、メタノール、
エタノール、ベンゼン、トルエン、キシレン、エーテル
、塩化メチレンなどが挙げられる。二層系で行なうこと
も可能である。
本発明の化合物の単離方法は、特に限定されるものでは
ない。一般には、中和処理、抽出、蒸留、カラムクロマ
トグラフィー等によって行うことができる。
なお、本発明の製造法によって得られる一般式(1)で
表される本発明の新規化合物を原料として、次式に示す
方法により、一般式(V)で示される除草活性を有する
化合物が得られる。
N) (V) (式中、R1,R2は前記の意味を示し、R3,R4,
R6は低級アルキル基、Rsは水素原子、)\ロゲン原
子又は低級アルキル基を示す) 〔実施例〕 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
尚、実施例に用いたp−ニトロベンジリデン−2,6−
ジエチル−4−ヨードアニリンの製造例を参考例として
示す。
参考例 \ 2.6−ジエチル−4−ヨードアニリン13゜75g、
P−ニトロベンズアルデヒド7.55g、触媒量のパラ
トルエンスルホン酸およびトルエン25−ヲ加熱撹拌し
た。生成する水はディーンスターク装置により留去した
。30分間加熱後放冷し、析出した結晶を濾過、乾燥し
、p−二トロヘンジリデンー2.6−ジニチルー4−ヨ
ードアニリンを17.07 g得た(収率80%)。
’l(−NMR(CDC13)  δ:1.10(t、
6H)、2.43(q、4)1)、7.35(s、2H
)、7.80〜8.50(o+、41()、8.20s
、F)実施例 p−ニトロベンジリデン−2,6−ジエチル4−ヨード
アニリン2.32 g 、  トリフルオロ酢酸ナトリ
ウム6.18g、ヨウ化第−銅4.33gおよびN−メ
チルピロリドン40−の混合物をN2雰囲気下160°
Cで3時間撹拌した。これにトリフルオロ酢酸ナトリウ
ム3.09gおよびヨウ化第−銅2、16 gを加え、
さらに4時間、160°Cで撹拌した。反応混合物に酢
酸エチルと飽和食塩水を加えてよく振りまぜた後、有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去した。残渣をメタノール5−および塩化
メチレン5@lに溶かし、これにIN HCIを4WL
l加え、室温で一日撹拌した後、IN NaOHを4−
加えた。塩化メチレン−水で抽出を行い、有機層を水洗
後、乾燥、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー
に付し、2.6−ジエチル−4トリフルオロメチルアニ
リンを0.28g得た。
’H−NMR(CDC13)  δ :1.26(t、
68)、2.52(q、4)1)、3.80(br、2
H)、7.05〜7.30(m、2H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2は同一もしくは異なって低級ア
    ルキル基を示す。) で表わされる4−トリフルオロメチルアニリン誘導体。 2、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2は同一もしくは異なって低級ア
    ルキル基を示し、Xはハロゲン原子、Yは電子吸引基、
    nは0〜5の整数を示す。) で表わされる化合物に、トリフルオロ酢酸塩およびハロ
    ゲン化銅を作用させた後、加水分解することを特徴とす
    る一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2は上記と同一の意味を示す。)
    で表される4−トリフルオロメチルアニリン誘導体の製
    造法。 3、2,6−ジエチル−4−トリフルオロメチルアニリ
    ンである請求項1記載の誘導体。
JP11835190A 1990-05-08 1990-05-08 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法 Expired - Lifetime JP2706554B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097082A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Saltigo Gmbh 置換または非置換のトリフルオロメチル化アリールおよびヘテロアリール化合物を製造するための銅触媒による方法

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JP2012097082A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Saltigo Gmbh 置換または非置換のトリフルオロメチル化アリールおよびヘテロアリール化合物を製造するための銅触媒による方法

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