JPH11315055A - 4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法 - Google Patents
4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法Info
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- JPH11315055A JPH11315055A JP12127698A JP12127698A JPH11315055A JP H11315055 A JPH11315055 A JP H11315055A JP 12127698 A JP12127698 A JP 12127698A JP 12127698 A JP12127698 A JP 12127698A JP H11315055 A JPH11315055 A JP H11315055A
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- quaternary alkylammonium
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】簡便な工程で、高純度の4級アルキルアンモニ
ウムテトラフルオロボレート類を、高効率で製造できる
方法の提供。 【解決手段】4級アルキルアンモニウム重炭酸塩とホウ
フッ化水素酸とを反応させる工程を有する一般式bの4
級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製
造方法。 (R1、R2およびR3は同一でも異なってもよく、C
1〜4のアルキル基であり、R4はメチル基またはエチ
ル基である。)
ウムテトラフルオロボレート類を、高効率で製造できる
方法の提供。 【解決手段】4級アルキルアンモニウム重炭酸塩とホウ
フッ化水素酸とを反応させる工程を有する一般式bの4
級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製
造方法。 (R1、R2およびR3は同一でも異なってもよく、C
1〜4のアルキル基であり、R4はメチル基またはエチ
ル基である。)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャパシタあるい
は電池用の有機電解液の電解質として有用な、4級アル
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法
に関する。
は電池用の有機電解液の電解質として有用な、4級アル
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】4級アルキルアンモニウムテトラフルオ
ロボレート類は、キャパシタあるいは電池用の有機電解
液の電解質として有用である。この4級アルキルアンモ
ニウムテトラフルオロボレート類の製造方法として、従
来、4級アルキルアンモニウムの塩素化物または臭素化
物と、硼フッ化水素酸の水溶液とを反応させる方法が知
られている。この方法では、生成する4級アルキルアン
モニウムテトラフルオロボレート類の水に対する溶解度
が高いため、収量が著しく低い場合が多い。このような
場合、反応液にエタノールなどの水溶性の有機溶媒を加
えることにより、4級アルキルアンモニウムテトラフル
オロボレート類の溶解度を下げるか、またはその溶液を
濃縮乾固することにより、その析出量を増して収率を高
める方法を採用するのが一般的である。しかしながら、
このようにして得られた4級アルキルアンモニウムテト
ラフルオロボレート類には、原料に由来する塩素分また
は臭素分を多量に含んでいるため、そのままではキャパ
シタ用あるいは電池用の有機電解液の電解質として供す
ることはできない。この場合、品質向上のために、メタ
ノールなどの有機溶媒に溶解させて再結晶を繰り返すこ
とで、不純物を取り除いて精製する必要があった。
ロボレート類は、キャパシタあるいは電池用の有機電解
液の電解質として有用である。この4級アルキルアンモ
ニウムテトラフルオロボレート類の製造方法として、従
来、4級アルキルアンモニウムの塩素化物または臭素化
物と、硼フッ化水素酸の水溶液とを反応させる方法が知
られている。この方法では、生成する4級アルキルアン
モニウムテトラフルオロボレート類の水に対する溶解度
が高いため、収量が著しく低い場合が多い。このような
場合、反応液にエタノールなどの水溶性の有機溶媒を加
えることにより、4級アルキルアンモニウムテトラフル
オロボレート類の溶解度を下げるか、またはその溶液を
濃縮乾固することにより、その析出量を増して収率を高
める方法を採用するのが一般的である。しかしながら、
このようにして得られた4級アルキルアンモニウムテト
ラフルオロボレート類には、原料に由来する塩素分また
は臭素分を多量に含んでいるため、そのままではキャパ
シタ用あるいは電池用の有機電解液の電解質として供す
ることはできない。この場合、品質向上のために、メタ
ノールなどの有機溶媒に溶解させて再結晶を繰り返すこ
とで、不純物を取り除いて精製する必要があった。
【0003】また、4級アルキルアンモニウムテトラフ
ルオロボレート類の製造方法として、4級アルキルアン
モニウムアルキル炭酸塩水溶液と、ホウフッ化水素酸の
水溶液とを反応させる方法が提案されている(特公平7
−116113号公報)。この方法で用いられる4級ア
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、3級アミン類
と、炭酸ジメチルまたは炭酸ジエチルなどの炭酸ジアル
キル類とを反応させることによって得られる。しかし、
3級アミン類の反応転化率が低いことが多く、原料の3
級アミン類および炭酸ジアルキルが、4級アルキルアン
モニウムアルキル炭酸塩中に残存している。3級アミン
を含む4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩をホウ
フッ化水素酸と反応させると、4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類とともに、3級アミンテト
ラフルオロボレート類も生成する。そのため、4級アル
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類中に、3級
アミンテトラフルオロボレート類を含まない高純度製品
を得るには、予め3級アミンを含む4級アルキルアンモ
ニウムアルキル炭酸塩溶液を濃縮乾固して、3級アミン
を完全に留去させるか、あるいは4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩を再結晶によって精製した後、ホウ
フッ化水素酸と反応させるという極めて煩雑な工程を必
要とした。
ルオロボレート類の製造方法として、4級アルキルアン
モニウムアルキル炭酸塩水溶液と、ホウフッ化水素酸の
水溶液とを反応させる方法が提案されている(特公平7
−116113号公報)。この方法で用いられる4級ア
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、3級アミン類
と、炭酸ジメチルまたは炭酸ジエチルなどの炭酸ジアル
キル類とを反応させることによって得られる。しかし、
3級アミン類の反応転化率が低いことが多く、原料の3
級アミン類および炭酸ジアルキルが、4級アルキルアン
モニウムアルキル炭酸塩中に残存している。3級アミン
を含む4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩をホウ
フッ化水素酸と反応させると、4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類とともに、3級アミンテト
ラフルオロボレート類も生成する。そのため、4級アル
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類中に、3級
アミンテトラフルオロボレート類を含まない高純度製品
を得るには、予め3級アミンを含む4級アルキルアンモ
ニウムアルキル炭酸塩溶液を濃縮乾固して、3級アミン
を完全に留去させるか、あるいは4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩を再結晶によって精製した後、ホウ
フッ化水素酸と反応させるという極めて煩雑な工程を必
要とした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、簡便な工程で、高純度の4級アルキルアンモニウム
テトラフルオロボレート類を、高効率で製造することが
できる方法を提供することにある。
は、簡便な工程で、高純度の4級アルキルアンモニウム
テトラフルオロボレート類を、高効率で製造することが
できる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、一般式(a):
に、本発明は、一般式(a):
【化11】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異な
ってもよく、炭素数1〜4のアルキル基であり、R4 は
メチル基またはエチル基である。)で表される4級アル
キルアンモニウム重炭酸塩とホウフッ化水素酸とを反応
させる工程を有することを特徴とする、一般式(b):
ってもよく、炭素数1〜4のアルキル基であり、R4 は
メチル基またはエチル基である。)で表される4級アル
キルアンモニウム重炭酸塩とホウフッ化水素酸とを反応
させる工程を有することを特徴とする、一般式(b):
【0006】
【化12】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(a)
と同じでである。)で表される4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類の製造方法を提供するもの
である。
と同じでである。)で表される4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類の製造方法を提供するもの
である。
【0007】
【発明の具体的説明】以下、本発明の4級アルキルアン
モニウムテトラフルオロボレート類の製造方法(以下、
「本発明の方法」という)について詳細に説明する。本
発明の方法は、前記一般式(a)で表される4級アルキ
ルアンモニウム重炭酸塩とホウフッ化水素酸とを反応さ
せる工程によって、4級アルキルアンモニウムテトラフ
ルオロボレート類を製造する方法である。
モニウムテトラフルオロボレート類の製造方法(以下、
「本発明の方法」という)について詳細に説明する。本
発明の方法は、前記一般式(a)で表される4級アルキ
ルアンモニウム重炭酸塩とホウフッ化水素酸とを反応さ
せる工程によって、4級アルキルアンモニウムテトラフ
ルオロボレート類を製造する方法である。
【0008】本発明の方法で用いられる4級アルキルア
ンモニウム重炭酸塩を表す前記一般式(a)において、
R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異なってもよ
く、炭素数1〜4のアルキル基であり、R4 はメチル基
またはエチル基である。炭素数1〜4のアルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、is
o-プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、sec-ブチル
基、t-ブチル基を挙げることができる。
ンモニウム重炭酸塩を表す前記一般式(a)において、
R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異なってもよ
く、炭素数1〜4のアルキル基であり、R4 はメチル基
またはエチル基である。炭素数1〜4のアルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、is
o-プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、sec-ブチル
基、t-ブチル基を挙げることができる。
【0009】この4級アルキルアンモニウム重炭酸塩の
具体例として、テトラメチルアンモニウム重炭酸塩、エ
チルトリメチルアンモニウム重炭酸塩、ジエチルジメチ
ルアンモニウム重炭酸塩、トリエチルメチルアンモニウ
ム重炭酸塩、テトラエチルアンモニウム重炭酸塩、ジメ
チルエチルn−プロピルアンモニウム重炭酸塩、ジエチ
ルメチルn−プロピルアンモニウム重炭酸塩、トリ(n
−プロピル)メチルアンモニウム重炭酸塩、トリ(n−
プロピル)エチルアンモニウム重炭酸塩等を挙げること
ができる。
具体例として、テトラメチルアンモニウム重炭酸塩、エ
チルトリメチルアンモニウム重炭酸塩、ジエチルジメチ
ルアンモニウム重炭酸塩、トリエチルメチルアンモニウ
ム重炭酸塩、テトラエチルアンモニウム重炭酸塩、ジメ
チルエチルn−プロピルアンモニウム重炭酸塩、ジエチ
ルメチルn−プロピルアンモニウム重炭酸塩、トリ(n
−プロピル)メチルアンモニウム重炭酸塩、トリ(n−
プロピル)エチルアンモニウム重炭酸塩等を挙げること
ができる。
【0010】本発明の方法において、この4級アルキル
アンモニウム重炭酸塩は、製造を目的とする4級アルキ
ルアンモニウムテトラフルオロボレート類の構造に応じ
て、適宜選択される。例えば、R1 、R2 およびR
3 が、それぞれエチル基であり、R4 がメチル基である
4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類を
製造する場合には、4級アルキルアンモニウム重炭酸塩
として、トリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩を使用
し、この4級アルキルアンモニウム重炭酸塩をホウフッ
化水素酸と反応させて、所望の置換基:R1 、R2 、R
3 およびR4 を有する4級アルキルアンモニウムテトラ
フルオロボレート類を得ることができる。
アンモニウム重炭酸塩は、製造を目的とする4級アルキ
ルアンモニウムテトラフルオロボレート類の構造に応じ
て、適宜選択される。例えば、R1 、R2 およびR
3 が、それぞれエチル基であり、R4 がメチル基である
4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類を
製造する場合には、4級アルキルアンモニウム重炭酸塩
として、トリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩を使用
し、この4級アルキルアンモニウム重炭酸塩をホウフッ
化水素酸と反応させて、所望の置換基:R1 、R2 、R
3 およびR4 を有する4級アルキルアンモニウムテトラ
フルオロボレート類を得ることができる。
【0011】本発明の方法において、この4級アルキル
アンモニウム重炭酸塩と、ホウフッ化水素酸との反応に
おける両者の使用割合は、4級アルキルアンモニウム重
炭酸塩1モルに対して、ホウフッ化水素酸を1〜1.5
モル倍が好ましい。また、反応温度は、通常、0〜50
℃の範囲であり、好ましくは10〜30℃の範囲であ
る。圧力は、大気圧下でも加圧してもよいが、大気圧下
で実施するのが好ましい。反応時間は、通常、5分間〜
2時間程度が好ましい。
アンモニウム重炭酸塩と、ホウフッ化水素酸との反応に
おける両者の使用割合は、4級アルキルアンモニウム重
炭酸塩1モルに対して、ホウフッ化水素酸を1〜1.5
モル倍が好ましい。また、反応温度は、通常、0〜50
℃の範囲であり、好ましくは10〜30℃の範囲であ
る。圧力は、大気圧下でも加圧してもよいが、大気圧下
で実施するのが好ましい。反応時間は、通常、5分間〜
2時間程度が好ましい。
【0012】本発明において、この4級アルキルアンモ
ニウム重炭酸塩は、この4級アルキルアンモニウム重炭
酸塩と同一の置換基:R1 、R2 、R3 およびR4 を有
する下記一般式(c):
ニウム重炭酸塩は、この4級アルキルアンモニウム重炭
酸塩と同一の置換基:R1 、R2 、R3 およびR4 を有
する下記一般式(c):
【化13】 で表される4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩を
加水分解してなるものでもよいし、市販のものを用いて
もよい。
加水分解してなるものでもよいし、市販のものを用いて
もよい。
【0013】この前記一般式(c)で表される4級アル
キルアンモニウムアルキル炭酸塩を加水分解して4級ア
ルキルアンモニウム重炭酸塩を製造する場合、後記の3
級アミン類と炭酸ジアルキルとの反応によって製造され
る4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩を、そのま
ま用いて加水分解する場合には、4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩中に残存する原料である炭酸ジアル
キルは分解し、また3級アミン類は水とともに蒸留で容
易に留去させることができる。そのため、得られる4級
アルキルアンモニウム重炭酸塩は極めて高純度、例え
ば、純度99%以上のものとなる。この高純度の4級ア
ルキルアンモニウム重炭酸塩を用いてホウフッ化水素酸
と反応させることにより、容易に高純度(例えば、純度
99%以上)の4級アルキルアンモニウムテトラフルオ
ロボレート類を得ることができる点で、有効である。
キルアンモニウムアルキル炭酸塩を加水分解して4級ア
ルキルアンモニウム重炭酸塩を製造する場合、後記の3
級アミン類と炭酸ジアルキルとの反応によって製造され
る4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩を、そのま
ま用いて加水分解する場合には、4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩中に残存する原料である炭酸ジアル
キルは分解し、また3級アミン類は水とともに蒸留で容
易に留去させることができる。そのため、得られる4級
アルキルアンモニウム重炭酸塩は極めて高純度、例え
ば、純度99%以上のものとなる。この高純度の4級ア
ルキルアンモニウム重炭酸塩を用いてホウフッ化水素酸
と反応させることにより、容易に高純度(例えば、純度
99%以上)の4級アルキルアンモニウムテトラフルオ
ロボレート類を得ることができる点で、有効である。
【0014】4級アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩
の加水分解において、4級アルキルアンモニウムアルキ
ル炭酸塩に対する水の使用量は、通常、4級アルキルア
ンモニウムアルキル炭酸塩1モルに対して、水1〜10
0モル倍であり、好ましくは1.2〜10モル倍であ
る。
の加水分解において、4級アルキルアンモニウムアルキ
ル炭酸塩に対する水の使用量は、通常、4級アルキルア
ンモニウムアルキル炭酸塩1モルに対して、水1〜10
0モル倍であり、好ましくは1.2〜10モル倍であ
る。
【0015】また、本発明の方法において、この4級ア
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、下記の一般式
(d)で表される3級アミン類と、一般式(e)で表さ
れる炭酸ジアルキルとを反応させてなるものでもよい
し、市販のものを用いてもよい。
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、下記の一般式
(d)で表される3級アミン類と、一般式(e)で表さ
れる炭酸ジアルキルとを反応させてなるものでもよい
し、市販のものを用いてもよい。
【0016】
【化14】 前記式(d)または(e)において、R1 、R2 、R3
およびR4 は、前記式(a)について定義したとおりで
ある。
およびR4 は、前記式(a)について定義したとおりで
ある。
【0017】この3級アミン類の具体例として、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、エチルジエメルアミ
ン、エチルジメチルアミン、トリn−プロピルアミン、
トリ−n−ブチルアミン等を挙げることができる。ま
た、炭酸ジアルキルの具体例として、炭酸ジメチル、炭
酸ジエチル等を挙げることができる。
チルアミン、トリエチルアミン、エチルジエメルアミ
ン、エチルジメチルアミン、トリn−プロピルアミン、
トリ−n−ブチルアミン等を挙げることができる。ま
た、炭酸ジアルキルの具体例として、炭酸ジメチル、炭
酸ジエチル等を挙げることができる。
【0018】本発明の方法において、これらの3級アミ
ン類および炭酸ジアルキルは、製造を目的とする4級ア
ルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の構造に
応じて、適宜選択することができる。例えば、R1 、R
2 およびR3 が、それぞれエチル基であり、R4 がメチ
ル基である4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボ
レート類を製造する場合には、3級アミン類としてトリ
エチルアミン、炭酸ジアルキルとして炭酸ジメチルを使
用して、対応する4級アルキルアンモニウムアルキル炭
酸塩を製造する。次に、この4級アルキルアンモニウム
アルキル炭酸塩を加水分解して、対応する4級アルキル
アンモニウム重炭酸塩を製造し、さらに、ホウフッ化水
素酸と反応させて、所望の置換基:R1 、R2 、R3 お
よびR4を有する4級アルキルアンモニウムテトラフル
オロボレート類を得ることができる。
ン類および炭酸ジアルキルは、製造を目的とする4級ア
ルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の構造に
応じて、適宜選択することができる。例えば、R1 、R
2 およびR3 が、それぞれエチル基であり、R4 がメチ
ル基である4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボ
レート類を製造する場合には、3級アミン類としてトリ
エチルアミン、炭酸ジアルキルとして炭酸ジメチルを使
用して、対応する4級アルキルアンモニウムアルキル炭
酸塩を製造する。次に、この4級アルキルアンモニウム
アルキル炭酸塩を加水分解して、対応する4級アルキル
アンモニウム重炭酸塩を製造し、さらに、ホウフッ化水
素酸と反応させて、所望の置換基:R1 、R2 、R3 お
よびR4を有する4級アルキルアンモニウムテトラフル
オロボレート類を得ることができる。
【0019】また、3級アミン類と炭酸ジアルキルとの
反応は、炭酸ジアルキル/3級アミン類のモル比として
0.8〜3.0、好ましくは1.0〜2.0の使用割合
で行うことができる。この反応は、溶媒の存在下または
不存在下に行うことができる。用いられる溶媒として
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル等が挙げられる。反応温度は、60〜200℃、好ま
しくは80〜150℃の範囲である。反応時間は1〜3
0時間、好ましくは5〜25時間である。反応容器とし
ては、オートクレーブ等の密閉式の容器で行うのが好ま
しい。
反応は、炭酸ジアルキル/3級アミン類のモル比として
0.8〜3.0、好ましくは1.0〜2.0の使用割合
で行うことができる。この反応は、溶媒の存在下または
不存在下に行うことができる。用いられる溶媒として
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル等が挙げられる。反応温度は、60〜200℃、好ま
しくは80〜150℃の範囲である。反応時間は1〜3
0時間、好ましくは5〜25時間である。反応容器とし
ては、オートクレーブ等の密閉式の容器で行うのが好ま
しい。
【0020】本発明の方法において、3級アミン類と炭
酸ジアルキルとの反応で得られる4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩を含む液状の反応混合物中には、3
級アミン類および炭酸ジアルキルが残存する。この液状
の反応混合物中に、水を反応混合物1重量部に対し、
0.5〜10重量部の割合で加えることにより、4級ア
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、完全に4級アル
キルアンモニウム重炭酸塩に加水分解される。また、残
存する炭酸ジアルキルも二酸化炭素とアルコールに加水
分解される。この加水分解反応液を30〜100℃に加
熱して、常圧あるいは減圧下で水を含む内容物を留出さ
せる。この留出の際、全部の水を留出させなくても、残
存する3級アミン類は完全に除去される。このようにし
て得られる高純度の4級アルキルアンモニウム重炭酸塩
の水溶液そのものあるいはさらに水を添加した水溶液に
ホウフッ化水素酸を反応させることにより、重炭酸塩は
容易に分解して二酸化炭素を発生しながら目的とする高
純度の4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレー
ト類を含む水溶液を得ることができる。
酸ジアルキルとの反応で得られる4級アルキルアンモニ
ウムアルキル炭酸塩を含む液状の反応混合物中には、3
級アミン類および炭酸ジアルキルが残存する。この液状
の反応混合物中に、水を反応混合物1重量部に対し、
0.5〜10重量部の割合で加えることにより、4級ア
ルキルアンモニウムアルキル炭酸塩は、完全に4級アル
キルアンモニウム重炭酸塩に加水分解される。また、残
存する炭酸ジアルキルも二酸化炭素とアルコールに加水
分解される。この加水分解反応液を30〜100℃に加
熱して、常圧あるいは減圧下で水を含む内容物を留出さ
せる。この留出の際、全部の水を留出させなくても、残
存する3級アミン類は完全に除去される。このようにし
て得られる高純度の4級アルキルアンモニウム重炭酸塩
の水溶液そのものあるいはさらに水を添加した水溶液に
ホウフッ化水素酸を反応させることにより、重炭酸塩は
容易に分解して二酸化炭素を発生しながら目的とする高
純度の4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレー
ト類を含む水溶液を得ることができる。
【0021】本発明の方法において、高純度の4級アル
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類を含む水溶
液は、水を濃縮するか、あるいは水溶液そのものもしく
は水濃縮液に、エタノール、イソプロパノール、アセト
ン、メチルエチルケトンなどの貧溶媒を加えることによ
り、目的とする高純度の4級アルキルアンモニウムテト
ラフルオロボレート類を単離することができる。次に、
単離された4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボ
レート類を加熱乾燥することにより、キャパシタ用ある
いは電池用の電解質としてそのまま使用することができ
る。さらに高純度の4級アルキルアンモニウムテトラフ
ルオロボレート類を必要とする場合は、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチル
ケトンなどの溶媒を用いて再結晶したのち、加熱乾燥さ
せて使用することもできる。
キルアンモニウムテトラフルオロボレート類を含む水溶
液は、水を濃縮するか、あるいは水溶液そのものもしく
は水濃縮液に、エタノール、イソプロパノール、アセト
ン、メチルエチルケトンなどの貧溶媒を加えることによ
り、目的とする高純度の4級アルキルアンモニウムテト
ラフルオロボレート類を単離することができる。次に、
単離された4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボ
レート類を加熱乾燥することにより、キャパシタ用ある
いは電池用の電解質としてそのまま使用することができ
る。さらに高純度の4級アルキルアンモニウムテトラフ
ルオロボレート類を必要とする場合は、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチル
ケトンなどの溶媒を用いて再結晶したのち、加熱乾燥さ
せて使用することもできる。
【0022】
【実施例】以下、参考例および実施例により本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0023】(参考例1) トリエチルメチルアンモニ
ウム・メチル炭酸塩の合成 内容積5Lのオートクレーブに、トリエチルアミン10
12g(10モル)、炭酸ジメチル1351g(15モ
ル)、およびメタノール591gを仕込み、密閉した
後、120℃で15時間、反応を行った。反応を終了し
て常温(25℃)まで冷却後、オートクレーブを開放し
て液状の反応混合物を得た。得られた液状の反応混合物
中のトリエチルアミン量をガスクロマトグラフィで分析
・定量した結果、トリエチルアミンの反応率は95%で
あった。
ウム・メチル炭酸塩の合成 内容積5Lのオートクレーブに、トリエチルアミン10
12g(10モル)、炭酸ジメチル1351g(15モ
ル)、およびメタノール591gを仕込み、密閉した
後、120℃で15時間、反応を行った。反応を終了し
て常温(25℃)まで冷却後、オートクレーブを開放し
て液状の反応混合物を得た。得られた液状の反応混合物
中のトリエチルアミン量をガスクロマトグラフィで分析
・定量した結果、トリエチルアミンの反応率は95%で
あった。
【0024】(実施例1) トリエチルメチルアンモニ
ウム重炭酸塩の合成 参考例1で得られたトリエチルメチルアンモニウム・メ
チル炭酸塩を含む反応混合物に、水2000gを加え、
60℃、20mmHgで減圧濃縮し、水、メタノールお
よびトリエチルアミンを含む液1500gを留出させ
た。残った液状の反応混合物中のトリエチルアミン量を
分析した結果、全く含まれていないことが分かった。ま
た、トリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩の含有量を
分析・定量した結果、使用したトリエチルアミン換算で
収率90%であった。
ウム重炭酸塩の合成 参考例1で得られたトリエチルメチルアンモニウム・メ
チル炭酸塩を含む反応混合物に、水2000gを加え、
60℃、20mmHgで減圧濃縮し、水、メタノールお
よびトリエチルアミンを含む液1500gを留出させ
た。残った液状の反応混合物中のトリエチルアミン量を
分析した結果、全く含まれていないことが分かった。ま
た、トリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩の含有量を
分析・定量した結果、使用したトリエチルアミン換算で
収率90%であった。
【0025】トリエチルメチルアンモニウムテトラフル
オロボレートの合成 得られたトリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩を含む
液状の反応混合物に、42%ホウフッ化水素酸水溶液1
902g(9.1モル)を25℃で徐々に滴下した。ホ
ウフッ化水素酸水溶液の滴下中、激しく二酸化炭素が発
生し、滴下終了時の反応混合物のpHは2.5であっ
た。得られた反応混合物中には、トリエチルメチルアン
モニウムテトラフルオロボレートが含まれており、60
℃、70mmHgで濃縮して、80wt%トリエチルメ
チルアンモニウムテトラフルオロボレート水溶液とし
た。
オロボレートの合成 得られたトリエチルメチルアンモニウム重炭酸塩を含む
液状の反応混合物に、42%ホウフッ化水素酸水溶液1
902g(9.1モル)を25℃で徐々に滴下した。ホ
ウフッ化水素酸水溶液の滴下中、激しく二酸化炭素が発
生し、滴下終了時の反応混合物のpHは2.5であっ
た。得られた反応混合物中には、トリエチルメチルアン
モニウムテトラフルオロボレートが含まれており、60
℃、70mmHgで濃縮して、80wt%トリエチルメ
チルアンモニウムテトラフルオロボレート水溶液とし
た。
【0026】この水溶液にイソプロパノール2700g
を加え、60℃に加熱して、一部が結晶として析出した
トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート
を溶解させた。次に、撹拌しながら放冷し、析出した結
晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、トリエチル
メチルアンモニウムテトラフルオロボレートの湿った結
晶が得られた。室温(25℃)で減圧乾燥して、結晶が
含有しているイソプロパノールの大部分を除いた後、窒
素ガス流通下、100℃、10mmHgで真空乾燥し
て、純度99%以上の高純度のトリエチルメチルアンモ
ニウムテトラフルオロボレート1624gが得られた
(トリエチルアミン換算の通算収率80%)。乾燥後の
トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート
を分析した結果、水分60ppm 、酸分1ppm 以下、塩素
分1ppm 以下、金属分としてナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、鉄およびクロムのいずれも1ppm 以下であっ
た。
を加え、60℃に加熱して、一部が結晶として析出した
トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート
を溶解させた。次に、撹拌しながら放冷し、析出した結
晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、トリエチル
メチルアンモニウムテトラフルオロボレートの湿った結
晶が得られた。室温(25℃)で減圧乾燥して、結晶が
含有しているイソプロパノールの大部分を除いた後、窒
素ガス流通下、100℃、10mmHgで真空乾燥し
て、純度99%以上の高純度のトリエチルメチルアンモ
ニウムテトラフルオロボレート1624gが得られた
(トリエチルアミン換算の通算収率80%)。乾燥後の
トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート
を分析した結果、水分60ppm 、酸分1ppm 以下、塩素
分1ppm 以下、金属分としてナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、鉄およびクロムのいずれも1ppm 以下であっ
た。
【0027】
【発明の効果】本発明の方法によれば、従来の方法に比
べ、高純度(例えば、純度99%以上)の4級アルキル
アンモニウムテトラフルオロボレート類を高効率(例え
ば、収率80%以上、好ましくは90%以上)で製造す
ることができる。
べ、高純度(例えば、純度99%以上)の4級アルキル
アンモニウムテトラフルオロボレート類を高効率(例え
ば、収率80%以上、好ましくは90%以上)で製造す
ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】一般式(a): 【化1】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異な
ってもよく、炭素数1〜4のアルキル基であり、R4 は
メチル基またはエチル基である。)で表される4級アル
キルアンモニウム重炭酸塩とホウフッ化水素酸とを反応
させる工程を有することを特徴とする、一般式(b): 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(a)
と同じでである。)で表される4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類の製造方法。 - 【請求項2】一般式(c): 【化3】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異な
ってもよく、炭素数1〜4のアルキル基であり、2つの
R4 は同一でも異なってもよく、メチル基またはエチル
基である。)で表される4級アルキルアンモニウムアル
キル炭酸塩を加水分解して、一般式(a) 【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(c)
と同じでである。)で表される4級アルキルアンモニウ
ム重炭酸塩を製造する工程と、該4級アルキルアンモニ
ウム重炭酸塩と、ホウフッ化水素酸とを反応させる工程
とを有することを特徴とする、一般式(b): 【化5】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(a)
と同じでである。)で表される4級アルキルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート類の製造方法。 - 【請求項3】一般式(d): 【化6】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異な
ってもよく、炭素数1〜4のアルキル基である。)で表
される3級アミン類と、一般式(e): 【化7】 (式中、2つのR4 は同一でも異なってもよく、メチル
基またはエチル基である。)で表される炭酸ジアルキル
とを反応させて、一般式(c): 【化8】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(d)
および(e)と同じである。)で表される4級アルキル
アンモニウムアルキル炭酸塩を製造する工程と、該4級
アルキルアンモニウムアルキル炭酸塩を加水分解して、
一般式(a): 【化9】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(d)
および(e)と同じである。)で表される4級アルキル
アンモニウム重炭酸塩を製造する工程と、該4級アルキ
ルアンモニウム重炭酸塩を、ホウフッ化水素酸と反応さ
せる工程を有することを特徴とする:一般式(b): 【化10】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、前記式(d)
および(e)と同じである。)で表される4級アルキル
アンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法。 - 【請求項4】請求項3に記載の方法において、4級アル
キルアンモニウムアルキル炭酸塩を加水分解する前に、
残存する3級アミン類を蒸留によって除去し、高純度の
4級アルキルアンモニウム重炭酸塩とした後、ホウフッ
化水素酸と反応させることを特徴とする4級アルキルア
ンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12127698A JPH11315055A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12127698A JPH11315055A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11315055A true JPH11315055A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14807256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12127698A Pending JPH11315055A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 4級アルキルアンモニウムテトラフルオロボレート類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11315055A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1254889A1 (en) * | 2001-05-02 | 2002-11-06 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for the preparation of quaternary ammonium salts of hydroxycarboxylic acids and quaternary ammonium salts of inorganic acids |
JP2007106753A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Japan Carlit Co Ltd:The | 第四級アンモニウムテトラフルオロボレートの精製方法及びそれを用いた電気二重層キャパシタ |
JP2007277111A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Stella Chemifa Corp | テトラフルオロホウ酸塩の製造方法 |
CN103467309A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 张家港市国泰华荣化工新材料有限公司 | 一种超级电容器电解质的水相合成方法 |
CN103887086A (zh) * | 2012-12-19 | 2014-06-25 | 张家港市国泰华荣化工新材料有限公司 | 适用于超级电容器的含氟季铵盐电解质的合成方法 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12127698A patent/JPH11315055A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1254889A1 (en) * | 2001-05-02 | 2002-11-06 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for the preparation of quaternary ammonium salts of hydroxycarboxylic acids and quaternary ammonium salts of inorganic acids |
JP2007106753A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Japan Carlit Co Ltd:The | 第四級アンモニウムテトラフルオロボレートの精製方法及びそれを用いた電気二重層キャパシタ |
JP2007277111A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Stella Chemifa Corp | テトラフルオロホウ酸塩の製造方法 |
CN103887086A (zh) * | 2012-12-19 | 2014-06-25 | 张家港市国泰华荣化工新材料有限公司 | 适用于超级电容器的含氟季铵盐电解质的合成方法 |
CN103467309A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 张家港市国泰华荣化工新材料有限公司 | 一种超级电容器电解质的水相合成方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061212 |