JPS5931731A - カルボン酸誘導体の新規製造法 - Google Patents

カルボン酸誘導体の新規製造法

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JPS5931731A
JPS5931731A JP13292283A JP13292283A JPS5931731A JP S5931731 A JPS5931731 A JP S5931731A JP 13292283 A JP13292283 A JP 13292283A JP 13292283 A JP13292283 A JP 13292283A JP S5931731 A JPS5931731 A JP S5931731A
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carboxylic acid
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aliphatic
acid
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Nobuo Ishikawa
延男 石川
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Kawasaki Kasei Chemicals Ltd
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Kawasaki Kasei Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘキサフルオロ−1□2−エポキシプロパン
(ヘキサフルオロプロピレンオキシドとも称し、以下H
FPOと略す)を用いてカルボン酸フルオリドを合成し
2次いでこの反応生成物にアルコール、アミンなどの求
核試剤を反応させることからなるカルボン酸誘導体の新
規な製造法に関する。
従来から知られているカルボン酸フルオリドの合成法と
しては5相当するカルボン酸塩化物をフン素置換する方
法(A、G、Pyttman他、 J、 Org、 C
hem、 31巻 2316頁)がよく知られているが
8カルボン酸から一段階で合成することばできない。
HF P Oは、近年イオン交換樹脂のモノマーとして
使用され、その反応性についても注目されている。本発
明者はHFPOを第三級アミンの存在下でカルボン酸類
と反応させると、きわめて温和な条件でカルボン酸フル
オリドを高収率で得ること、及び上記反応混合物にアル
コール、アミンなどの求核試剤を加えると容易にエステ
ル、アミドなどのカルボン酸誘導体を!?!造しうろこ
とを見出し本発明の方法を完成した。
本発明の方法は、第三級アミンの存在下、カルボン酸と
HFPOとを反応させたのら。
一般式  RX−・−m−−・・−・−−−−−−=−
・・・・(1)(式中、Rは脂肪族化合物、脂環式化合
物または芳香族化(式中 R1は水素もしくは脂肪族化
合物、脂環式化合物または芳香族化合物の残基を示し 
R//は脂肪族化合物。
脂環式化合物または芳香族化合物の残基を示す)に表わ
される化合物を作用させることを特徴とするカルボン酸
誘導体の新規な製造法である。
本発明に用いられるH F P Oは、ヘキサフルオロ
プロピレン(HF P 、 cp3cp −CI+2)
を水性アルコール−水酸化カリウム中で過酸化水素等で
酸化して製造される。HFPOは、常温では気体(沸点
−27,4℃)であるので1反応系への添加方法として
は、気体または液体のHF P Oを反応系へ導入する
通常の方法が採られる。
HF P Oの添加割合は、原料であるカルボン酸に対
して約1当量が用いられる。
本発明の方法において使用される原料カルボン酸は、脂
肪族もしくは芳香族のカルボン酸または脂環式化合物の
カルボン酸であってもよい。脂肪族カルボン酸としては
、無置換または置換基を有するカルボン酸であってもよ
い。例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの他、それ
らの水素基がアルキル基、アリール基、ニトロ基、置換
アミノ基またはアルコキシル基などに置換されたカルボ
ン酸があげられる。また、アジピン酸などの二価または
多価のカルボン酸も選ばれる。
芳香族カルボン酸としては、安息香酸、ナフトエ酸、ア
ントラセンカルボン酸などの無置換モノカルボン酸また
はアルキル基、アリール基、ニトロ基置換アミノ基また
はアルコキシル基などの置換基を有する置換モノカルボ
ン酸例えばトルイル酸、ジフェニルカルボン酸、ニトロ
安息香酸またはメトキシ安息香酸などがあげられる。そ
の他、要すればフタル酸、トリメシン酸のような多価の
カルボン酸類からも選らばれる。
本発明の方法において使用される第三級アミンは2通常
1−リアルキルアミンまたはアルキル基及びアリール基
の混成第三級アミンから選らばれる。具体的には、トリ
アルキルアミンとしては例えば1−リメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、混成アルキル第
三級アミンま川 − たはN、N、N、N−7−トラメチルエチレンジアミン
((CH3)2N−C)I、’Cl1fN (C113
)2)など並びにアルキル基及びアリール基の混成第三
級アミンとしては例えばN、N−ジメチルアニリン、 
N、N−ジエチルアニリンなどがあげられる。第三級ア
ミンの添加量は、HFPOの当屋以上が好ましい。
前記の一般式中(1)で表わされる化合物としては、ア
ルコール類、フェノール類、チオール類、またはチオフ
ェノール類があげられる。さらに具体的にすれば、アル
コール類としてはメタノール、エタノール、プロパツー
ル、オクタツールなどの脂肪族アルコール、シクロヘキ
サノールなどの脂環式アルコールまたはこれらのアルコ
ール類およびアルキル基、アリール基、ニトロ基などで
置換した置換アルコール類;フェノール類としてはフェ
ノール、ナフトールなどの無置換フェノール類またはア
ルキル基、アリール基、ニトロ基などの置換基を有する
フェノール類3例えばクレゾール、キシレノール、ニト
ロフェノール、ヒドロキシビフェニール;チオール類と
してはメチルチオール。
エチルチオール、プロピルチオールなどの脂肪族チオー
ル(いわゆるアル牛ルフルカブタン)類またはアルキル
基。
アリール基、ニトロ基などで置換した置換チオール頬;
チオフェノール類としてはチオフェノール、チオナフト
ールなどの無置換チオフェノール類またはアルキル基5
アリール基、二1・0基などの置換基を有するチオフェ
ノール類。
例えばチオクレゾール6メルカプトビフエニール、ニト
ロチオフェノールなどがあげられる。
前記の一般式中(■)で表わされる化合物としては、具
体的には第一級または第二級アミン類を表わす。例えば
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミンなどの脂
肪族第一級アミン;アニリン、ナフチルアミンなどの芳
香族第一級アミン;ジエチルアミン、ジプロピルアミン
、エチル・ブチルアミンなどの脂肪族第二級アミン;メ
チルアニリン、エチルナフチルアミンなどの芳香族第二
級アミン;その化1以上にあげた第一級または第二級ア
ミンのアルキル基およびアリール基の水素が他の置換基
1例えばアルキル基、アリール基またはニトロ基などで
置換された置換第一級または第二級アミン類があげられ
る。
以上の一般式(1)または(旧で表わされる化合物は。
原料カルボン酸類に対して約当量が用いられる。
本発明の方法において、溶剤としてはアセトニトリル(
CH3CN ) 、スルホラン、ジオキサンなどの不活
性な、非プロトン性極性溶剤が好ましい。
反応温度は2通常は常温から80℃が選ばれるが、一般
的には常温でよい。
反応圧力は、常圧または加圧下でもよい。
本発明の方法を実施するには1通常まず、カルボン酸及
び第三級アミンを溶剤に溶解し、冷却したのち、所定量
のHFPOを加え、しかるのち該内容物を常温〜80°
Cにもどし、約10〜90分攪拌1反応させる。次いで
、該反応混合物に、一般式(1)または(IT)で表わ
される化合物を加え、常温〜80℃で数分〜数時間反応
させる。反応終了後3通常行なわれる後処理方法により
目的のカルボン酸誘導体を分離する。後処理方法として
は1例えば、カルボン酸誘導体を含む反応混合物を水で
希釈して、生成物を析出させ。
濾過、乾燥し、析出した生成物を分離する方法、前記の
水で希釈したのち適当な溶剤で抽出する方法または反応
混合qシ1を減圧蒸留する方法などがあげられる。
さらに精製を要する場合は、再結晶あるいは再蒸留する
こともできる。かくして、カルボン酸エステル、カルボ
ン酸チオエステルまたはカルボン酸アミドなどのカルボ
ン酸誘導体を高収率で得ることができる。
以上述べた様に1本発明の方法によれば、カルボン酸誘
導体を非常に温和な条件、すなわち常温、常圧付近で、
収率にり得ることができる。さらには、熱的に不安定な
カルボン酸類及び/またはアルコール類、チオアルコー
ル類もしくはアミン類を使用して7カルボン酸のフルオ
リド及びエステル、チオエステルまたはアミドを製造す
る場合には。
とくに効果を発揮することは明らかである。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例 1 プロピオンM  1,48g (20mmol)  、
  )リエチルアミン3.03g  (30mmol)
 、溶剤としてのアセトニトリル20n+1の混合物を
耐圧容器に仕込み、ドライアイス−アセトン浴で一75
℃に冷却し、冷却液化したH F P O3,05g 
(18,4mmol)を加えた。しかる後、浴を除き、
室温に達するまで約10分間放置したのち、室温下30
分間攪拌し1反応した。次いで、アニリン1.86g 
(20mmol)を滴下し、再び室温で30分攪拌し。
反応した。反応終了後、内容物を100m1の水に投入
し、析出した固体を濾過し、乾燥した。粗プロピオン酸
アニリド1.40g  (M、P、105−7℃)を得
た。一方、水層をエーテル抽出し、水洗したのち、硫酸
マグネシュウムで乾燥し、エーテルを減圧留去すると、
粗プロピオン酸アニリド(M、P、99−103°C)
  1.21.gが得られた。二つの生成物をあわせる
と。
粗プロピオン酸アニリドの収率は95%になる。該粗プ
ロピオン酸アニリドを、四塩化炭素で再結晶したところ
、 M、P。
106−7°Cの純粋なプロピオン酸アニリドが得られ
た(文献値M、P、105−6℃)。精製物の赤外線ス
ペクトルによりプロピオン酸アニリドであることを確認
した。
実施例 2 原料カルボン酸としてプロピオン酸、イソ酪酸もしくは
安息香酸を用い3また求核試剤としてフェノール、アニ
リン、チオフェノールを用いて、求核試剤添加後の反応
時間を変えた以外は実施例1と同様の操作方法で反応を
行った。
その結果は1次の表のとおりである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第三級アミンの存在下、カルボン酸とへキサフル
    オロ−1,2−エポキシプロパンとを反応させたのち。 一般式RX(式中、Rは脂肪族化合物、脂環式化合物ま
    たは芳香族化合物の残基を示し、Xは水酸基またはフル
    残基を示し、R//は脂肪族化合物、脂環式化合物また
    は芳香族化合物の残基を示す)により表わされる化合物
    を作用させることを特徴とするカルボン酸誘導体の新規
    製造法。
JP13292283A 1983-07-22 1983-07-22 カルボン酸誘導体の新規製造法 Expired JPS5929572B2 (ja)

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JPS5929572B2 JPS5929572B2 (ja) 1984-07-21

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JPH01117481U (ja) * 1988-01-26 1989-08-08
JPH01302098A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Daikin Ind Ltd 多管式熱交換器

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