JPH02244A - アミノフェノールエーテルの製造方法 - Google Patents

アミノフェノールエーテルの製造方法

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JPH02244A
JPH02244A JP63153052A JP15305288A JPH02244A JP H02244 A JPH02244 A JP H02244A JP 63153052 A JP63153052 A JP 63153052A JP 15305288 A JP15305288 A JP 15305288A JP H02244 A JPH02244 A JP H02244A
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JP
Japan
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aminophenol
reaction
polyethylene glycol
ether
group
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Pending
Application number
JP63153052A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kimura
和男 木村
Hiroshi Shimizu
浩 清水
Masahiro Usui
碓氷 昌宏
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02244A publication Critical patent/JPH02244A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はアミノフェノールエーテルを高収率で製造する
方法に関するものである。
更に詳しくは、アミノフェノールとハロゲン化アルキル
とを金属水酸化物及びポリエチレングリコールの存在下
に反応せしめて高収率でアミノフェノールエーテルを得
る方法に関するものであり、アミノフェノールエーテル
は、医薬、染料、農薬、香料等の原料ないしは中間体と
して有用なものである。
〈従来の技術〉 アミノフェノールを原料としてアミノフェノールエーテ
ルを得る反応は、アミノ基のアルキル化を抑制し水酸基
のみを高選択的にアルキル化することが重要である。こ
の様な観点から以下の諸提案がなされている。
(1)アミノフェノールのアミノ基をアセチル化しアセ
トアミド基として保護したのち、ハロゲン化アルキルと
反応させてエーテル化し、その後アセトアミドを加水分
解してアミンフェノールエーテルを得る方法(薬学雑誌
、 ?4.8.872−875(1954) )。
(2)アミンフェノールと硫酸ジアルキルとを無水炭酸
カリと水酸化カリの存在下反応させてアミノフェノール
を直接アルキル化する方法(Journal of O
rganic Chemistry、 22.333(
1957) )。
(3)アミノアルカリフェノラートと有機ハロゲン化物
とを金属水酸化物と四級アンモニウム塩及び/又は四級
ホスホニウム塩の存在下で反応させてアミノフェノール
を直接アルキル化する方法(特公昭60−29697号
公報)。
しかしながらく1)の方法は、工程数が多くアミンフェ
ノールエーテルを製造するコストが高くなり工業的な方
法としては満足できるものではない。(2)の方法は、
N−アルキルアミノフェノール、N−モノアルキル及び
N−ジアルキルアミンフェノールエーテルの副生があり
収率が低いこと及び反応に長時間(120時間)を要す
るという欠点がある。又(3)の方法は(1)、(2)
の欠点をある程度改良した方法であるが、高価な第四級
アンモニウム塩及び/又は第四級ホスホニウム塩を使用
すること、これらの四級塩が反応及び蒸留中に一部分解
し、不純物を発生するため分離精製に多大な労力を要す
ること、アミノアルカリフェノラートを一旦合成し、水
を分離したのちアルキル化反応を行う等の繁雑な操作が
必要であること等の欠点を有する。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、以上の様な従来法の欠点を改良し、高収率で
工業的に優れたアミノフェノールエーテルの製造方法を
提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明はアミンフェノールと有機ハロゲン化物とをアル
カリ金属水酸化物とポリエチレングリコールの存在下反
応させ高収率でしかも高選択的にアミノフェノールエー
テルを製造する方法に関するものであり、以下の要件を
備えることを特徴とする。
すなわち 一般式 で表されるアミノフェノールと 一般式  R−X (式中のRは、低級アルキル基、低級アルケニル基又は
ベンジル基を示し、Xはハロゲン原子を示す)で表され
る有機ハロゲン化物とからアミノフェノールエーテルを
製造する方法において、アルカリ金属水酸化物とポリエ
チレングリコールの存在下で反応させることを特徴とす
る で表されるアミノフェノールエーテルの製造方法である
アミノフェノールとしては、 一般式 で表される0 −m −p−アミノフェノールが用いら
れる。
又有機ハロゲン化物としては一般式R−Xで表される有
機ハロゲン化物でRとしてはメチル基、エチル、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、5eC−ブチル基
、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基等の直鎖又は分
枝状アルキル基、インプロペニル基、ブテニル基、ペン
テニル基等のアルケニル基およびベンジル基などが挙げ
られる。
ハロゲン原子としては価格的に塩素及び臭素が好ましい
アルカリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム及び水酸化リチウム等があげられこれらは単
独あるいは2種以上併用してもかまわない。 これらア
ルカリ金属水酸化物は粒状、粉状、フレーク状などの固
体で反応に用いられる。
ポリエチレングリコールとしては、さまざまな重合度の
ものが利用できるが好ましくは分子量200〜2000
0のものが良い。
反応には溶媒を使用するのが好ましい。反応を円滑に進
め且つ固体析出反応なので良好な操作性を得るためであ
る。
この様な溶媒としては通常の溶媒が使用できるが特に好
ましくは、極性溶媒、たとえばアセトニトリル、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルフォルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられ
る。
本発明の反応はアミノフェノーノペ有機ハロゲン化物、
アルカリ金属水酸化物及びポリエチレングリコールを溶
媒中で反応させることによって行うことができるが、好
ましくは有機ハロゲン化物はアミノアルカリフェノラー
トが生成した後で添加するのが好ましい。
反応は通常常圧下あるいはその時の仕込みの反応基質及
び温度によって定まる圧力下で行われる。反応温度も同
様に反応基質及び仕込み方法によって定まるが、通常1
00℃以下が好ましい。
反応時間は0.1〜20時間の範囲で適宜選択される。
アミノフェノールとその他の原料の使用割合は、以下の
範囲で行う。 有機ハロゲン化物は、アミンフェノール
に対し等モル以上好ましくは1〜2.0モル当量の範囲
でありこれより使用量が多くなるとアミノフェノールエ
ーテルの選択性が低下する。アルカリ金属水酸化物はア
ミノフェノールに対し0.5モル当量以上好ましくは1
〜5.0モル当量の範囲であり使用量が少ないとアミン
フェノールエーテルの選択性が低下する。
ポリエチレングリコールはアミノフェノールに対しQ、
1wt%以上好ましくは1〜lQwt%の範囲で使用さ
れる。
溶媒はアミノフェノール1gに対し1.0−以上好まし
くは2〜10m!で少ないと操作性の面で好ましくない
反応終了後反応液を濾過することにより固体を除去し、
濾液は蒸留に付し、溶媒を除去した後、残液を蒸留する
ことにより高純度アミノフェノールエーテルを容易に得
ることができる。ポリエチレングリコールは熱安定性に
優れている為反応及び蒸留時の分解による不純物の混入
がなく収率よくアミノフェノールエーテルを得ることが
できる。
〈実施例〉 以下に実施例にて本発明をさらに具体的に説明するがこ
れに限定されるものではない。
実施例−1 撹拌装置付きオートクレーブにメタアミノフェノール4
3.67g、水酸化ナトリウム32g1 分子量400
0の1ポリエチレングリコール 4g及びアセトニトリ
ル200 ccを加え撹拌しながら70℃に昇温した。
その後塩化メチルを22.68g添加し30分間反応を
継続したのち冷却し反応を停止した。
反応後オートクレーブを開放し、固液分離し固体はアセ
トニトリルで洗浄後反応液とともにガスクロマトグラフ
ィーにて分析し反応成績を計算した。その結果m−アニ
シジンの収率99.0%、m −アニシジン選択率99
.0%であった。
実施例−2 撹拌装置付きオートクレーブにメタアミノフェノール1
0.91g、水酸化ナトリウム8g、  分子1200
00のポリエチレングリコールIg及びアセトニトリル
50m1’を加え撹拌しながう80℃に昇温した。その
後塩化メチルを5.5g添加し30分間反応を継続した
のち冷却し反応を停止した。
反応後オートクレーブを開放し、固液分離し固体はアセ
トニトリルで洗浄後反応液とともにガスクロマトグラフ
ィーにて分析し反応成績を計算した。その結果m−アニ
シジンの収率93.6%、m−アニシジン選択率98.
2%であった。
実施例−3 溶媒としてアセトニトリルのかわりにジメチルアセトア
ミド、分子量20000のポリエチレングリコールのか
わりに分子量4000のポリエチレングリコールを使用
した以外は実施例−2と同様に実験を行った。その結果
m−アニシジンの収率96.0%、m−アニシジン選択
率96.0%であった。
実施例−4 反応温度80℃、溶媒としてN−メチル−2−ピロリド
ンを使用した以外は、実施例−1と同様に実験を行った
。その結果m−アニシジンの収率96.1%、m−アニ
シジン選択率96.1%であった。
実施例−5 分子120000のポリエチレングリコールのかわりに
分子16000のポリエチレングリコールを使用した以
外は、実施例−2と同様に実験を行った。
その結果m−アニシジンの190.2%、m−ア=シジ
ン選択率98.2%であった。
実施例−6 分子量20000のポリエチレングリコールのかわりに
分子11000のポリエチレングリコールを使用した以
外は、実施例−2と同様に実験を行った。
その結果m−アニシジンの収率85.3%、m−7ニシ
ジン選択率98.0%であった。
比較例−1 ポリエチレングリコールを添加せずに、塩化メチルを5
.8g使用した以外は実施例−2と同様に行った。その
結果m−アニンジンの選択率82.9%、収率43.8
%であった。
実施例−7〜9 攪拌機付きオートクレーブにメタアミノフェノール43
.67g、水酸化ナトリウム32g、分子量4000の
ポリエチレングリコール4gおよび溶剤としてアセトニ
トリル200ccを加え攪拌しながら80℃に昇温した
。次に表−1記載のアルキル化剤を約15分で添加した
。添加終了後さらに加熱攪拌を継続し、反応時間を1時
間とした。反応終了後、オートクレーブを冷却し、内容
物を取り出した。つぎに固液分離を行い、固体はアセト
ニトリルで洗浄した。
洗浄液は反応液と一緒にしてガスクロマトグラフィーに
て分析し、反応成績を計算した。その結果を表−1に示
す。またこれらの化合物についてはNMR分析を行い反
応生成物を同定した。
NMRデータ 〈m−アミノフェニルアリルエーテル〉(CDC13)
  δ7.0(t、LH)、  6.1〜6.4(m、
3)1)。
5、9(m、 IH)、 5.34(m、 IH)、 
5.2(m、 IH)、 4.43 (ddd、 IH
)。
3、6 (bs、 2H) 〈m−アミノフェニル−1−プロピルエーテル〉(CD
CI、)  δ7,0(t、1)1)、  6.1〜6
.35(m、3H)。
4、45(h、 IH)、 3.63(bs、 2H)
、 1.25(d、 6H)。
〈m−アミノフェニルベンジルエーテル〉(CDC13
)  δ7.29 (s、 5H) 、 6.98 (
t、 LH) 。
6、32(d、 IH)、6.22(s、 LH)、 
6.18(d、 LH)。
4、89 (s、 2H) 、 3.0 (s、 2H
) 。
〈発明の効果〉 アミノフェノールと有機ハロゲン化物とを反応させてア
ミンフェノールエーテルを製造するに際して、アルカリ
金属水酸化物とポリエチレングリコールの存在下に反応
させることにより、高収率でしかも高選択的にアミンフ
ェノールエーテルを製造することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノフェノールと 一般式 R−X (式中のRは、低級アルキル基、低級アルケニル基又は
    ベンジル基を示し、Xはハロゲン原子を示す)で表され
    る有機ハロゲン化物とからアミノフェノールエーテルを
    製造する方法において、アルカリ金属水酸化物とポリエ
    チレングリコールの存在下で反応させることを特徴とす
    る 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノフェノールエーテルの製造方法。
JP63153052A 1987-10-30 1988-06-20 アミノフェノールエーテルの製造方法 Pending JPH02244A (ja)

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JP62-276829 1987-10-30
JP27682987 1987-10-30
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957359A (en) * 1989-04-19 1990-09-18 Navistar International Transportation Corp. Spring biased mirror assembly with electromagnetic release means
CN100378035C (zh) * 2006-01-26 2008-04-02 中国科学院上海硅酸盐研究所 硼化物-碳化硅复相陶瓷及其制备方法

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