JPS60184067A - 新規ピリミジン誘導体およびその製造法 - Google Patents

新規ピリミジン誘導体およびその製造法

Info

Publication number
JPS60184067A
JPS60184067A JP4004384A JP4004384A JPS60184067A JP S60184067 A JPS60184067 A JP S60184067A JP 4004384 A JP4004384 A JP 4004384A JP 4004384 A JP4004384 A JP 4004384A JP S60184067 A JPS60184067 A JP S60184067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
novel pyrimidine
reaction
pyrimidine derivative
formula
novel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4004384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH054387B2 (ja
Inventor
Yoshio Inoue
義雄 井上
Riichi Iwa
岩 理一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mektron KK filed Critical Nippon Mektron KK
Priority to JP4004384A priority Critical patent/JPS60184067A/ja
Publication of JPS60184067A publication Critical patent/JPS60184067A/ja
Publication of JPH054387B2 publication Critical patent/JPH054387B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規ピリミジン誘導体およびその製造法に関
する。更に詳しくは、オクタフルオロイソブチンから導
かれる新規なピリミジン誘導体およびその製造法に関す
る。
ある種の含フツ素有機化合物が、フッ素原子固有の性質
、即ち電気陰性度が最も大きく、かつ原子牛後が水素に
次いで小さいという性質に起因すると思われる特異な生
理活性を示すことから、最近特に注目されている。
ところで、含フッ素共庶合体の重要な原料の一種である
ヘキサフルオロプロペン製造時の副生物であるオクタフ
ルオロイソブチンは、毒性カ強イばかりではなく、その
有効な利用方法が見出されていないため、その廃棄処分
にも困っているのが現状である。
本発明者らは、かかるオクタフルオロイソブチンの有効
利用を図るべく鋭意研究の結果、この化合物がその毒性
故にそのitO形では保存されず、一般K 低iアルコ
ール、例えばメタノール、エタノール、n−グロバノー
ル、イングロパノール、n−ブタノールなどのアルコー
ル付加物の形で保存されていることを積極的に利用し、
このアルコール付加物自体を出発原料として、あるいは
好ましくはアルコール付加物を塩基と接触させることに
より容易に得られるそれの脱フッ化水紫化物を出発原料
として、下記一般式で示されるような有用な新規ピl]
 ミシン誘導体に導くことに成功した(日本化学会第4
7春季年会講演予稿集…第726頁)。
かかZ、新規ピリミジン誘導体は、含フツ素有機化合物
の特異な生理活性によって、抗腫よう剤などの医薬、除
草剤などの農薬などへの利用を図ることができるが、生
体との親和性を増加させるような置換基をそこに更に導
入するために、6−低級アルコキシ基をヒドロキシル基
に変換させることが望址れでいる。しかるに、酸住触媒
を用いての低級アルコキシ基の加水分解は、いずれも成
功しなかった。そこで、本発明者らは、最初から6−ヒ
ド豐キシル基を有する新規ピリミジン誘導体を合成する
目的で新規の反応工程を検討した結果、始めて目的物を
好収率で得ることができた。
従って、本発明は新規ピIJ ミシン誘導体に係り、こ
のピリミジン誘導体は、−a式 (ここで、Rは炭化水素基である)で表わされる。
本発明はまた、かかる新規ピリミジン誘導体の製造法に
係り、ピリミジン誘導体の製造は、一般式 0 8式 (ここで、Rは炭化水素基である)で表わされるイソチ
オ尿素誘導体を塩基性触媒の存在下で除j環反応させる
ことにより行われる。
前記一般式〔I〕で表わされる新規ビIJ ;ε2ン誘
導付の合成し、θ;のような反応工程Q乙よってイテわ
れる。
R:炭化水素基 aJ 、低級アルキル基 R〃:炭化水素基 そもそもの出発原料となるオクタフルオロイソブチル低
級アルキルエーテルは、前述の如くオクタフルオロイソ
ブチンの低級アルコール付〃口物として得らJl、るも
のであり、こノ’t を相1副移動触媒の存在下にアル
カリ金Jj!または1アル刀1ノ土類金属の水酸化物ま
たは炭酸塩あるし1は) Uアルキルアミンなどの塩基
と共に攪拌した後、フラッシュ蒸留および通常の蒸留を
行なうことにより、容易tこ1−低級アルコキシパー7
ノし・オロイソブテンに変換せしめることができる。
1−低級アルコキシ基ぐ−フルオロイソブテンは、第3
アミンと反応させることにより、その第3アミン付加塩
會杉成させる。この反応に月jし)られでいる第3アミ
ンは、上述の如くオクタフルオロイソブチル低級アルキ
ルエーテルから1−低級アルコキシパーフルオロイソブ
チンに変換させるとき用いられる塩基性触媒でもあるσ
)で、単離された1−(Jl&7/’コキシノマ−フル
オロイソブテンヲ出発原料に用いずに、オクタフル副ロ
イツブチル低級アルキルエーテルにモル比2以上の第3
アミンを用い、直接上記第3アミン付加塩を形成させる
ことが好ましい。この反応は、一般にジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、
スルホラン、ヘキサメチルホスホルアミドなとの非プロ
トン性極性溶媒のイf在下に、約θ〜50℃の温度で行
われる〇 一方\S−炭化水素置換イソチオ尿素またはその酸塩は
、チオ尿素とハロゲン化炭化水素、好ましくはヨウ素化
炭化水素とを、上記の如き非プロトン性極性溶媒の存在
下に、室温乃至約100℃の温良で反応させることによ
り合成される。ハロゲン化炭化水素としては、ヨウ化メ
チル、ヨウ化エチル、ヨウ化プロピル、ヨウ化ブチル、
ヨウ化ラウリルなどのヨウ化アルキルおよびこれらに対
応する臭化アルキル、ヨウ化ベンジル、臭化ベンジル、
塩化ベンジル、ヨウ化アリル、臭化アリル、塩化アリル
などか用いられる。
前記第3アミン何加塩とS−炭化水素置換イソチオ尿素
またはその酸塩との反応は、好ましくはトリエチルアミ
ン、トリメチルアミン、ピリジンなどの付加塩形成時に
用いられた過剰の第3アミンまたは新たに加えられた第
3アミン、あるいはトリフェニルホスフィン、トリブチ
ルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィンなとのト
リ置換ホスフィン、トリフェニルヒ’sA”7x (!
:のトリ置換ヒ素なとの触媒の存在下に、非プロトン性
極性溶媒中、室温乃至約100℃の温度で行われる。
この反応の結果、前記[11)式で表わされるイソチオ
尿素&!+導体が得られ、この化合物は、上記第3アミ
ン、トリ置換ホスフィン、トリ置換ヒ素などの触媒の存
在下に、非プロトン性極性溶媒中で室温乃至約100℃
の温度に加熱すると閉環反応を生じ、前記〔1〕式で表
わされる新規ビIJ ミジン誘導体を、出発原料のオク
タフルオロイソブチル低級アルキルエーテルを基準とし
て約60%以上の良好な全工程収率で与える。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 オクタフルオロイソブチルメチルエーテル23.29(
0,1モル)を約1009のジメチルホルムアミド中に
溶解し、この溶液を水浴中で冷却しながら、トリエチル
アミン20.29 (0,2モル)をこれに滴下し、滴
下終了後1時間の間に0℃から室温迄液温を上昇させた
これとは別に、チオ尿素9.129 (0,12モル)
を約100 gノジメチルホルムアミド中に溶解シ、こ
の溶液にヨウ化メチル21.39 (0,15モル)葡
加え、80℃で3時間反応させる。
このチオ尿素−ヨウ化メチル反応液を前記トリエチルア
ミン付加塩反応液中に滴下し、そのまま室温に3時間放
置した。反応混合物を水中に注ぎ、沈澱した反応生成物
を口割し7、乾燥した。次式に示される構造式を有する
と考えられる中間体反応生成物が、198.39 (収
率74%)得られた。
融点: 117.5〜118.51: マス・スペクトル: m/、 −268(M+)3.1
5 9.48 (M) (NH) 得られた中間体反応生成物26.89 (0,1モル)
を約2009のジメチルホルムアミド中に溶解し、これ
にトリエチルアミン11.19 (0,11モル)を加
え、70℃で3時間反応させた。反応終了後、反応混合
物を水中に注ぎ、沈澱した反応生成物を口割し、乾燥し
た。次のような特性値から、2−メチルチオ−4−フル
オσ−5−トリフルオロメチル−6−ヒドロキシピリミ
ジンと考えられる反応生成物が19.79C収率86.
4%、全工程収率64%)得られた。
融点:189〜190℃ マス・スペクトル: ”/e −228(M”)’H−
HMR: δ−Z57 (on、)12に47 (br
) (OH) 実施例2〜4 実施例1において、ヨウ化メチルの代りにヨウ化エチル
、ヨウ化プロピルまたけヨウ化ブチルの同モル量が用い
られ、それぞれ対応する2−エチルチオ、2−プロピル
チオまたは2−ブチルチオ基を有するピリミジン誘導体
が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (ここで、Rは炭化水素基である)で表わされる新規ピ
    リミジン誌導体。 2、一般式 (ここで、R+J灰化水素基である)で表わされるイソ
    チオ尿素誘導体を塩基性触媒の存在下で閉環反応させる
    ことを特徴とする一般式 (ここで、Rは炭化水素基である)で表わされる新規ビ
    11 ミジン誘導体の製造法。 3、塩基性触媒が第3アミンである特許請求の範囲第2
    項記載の新規ピリミジン誘導体の製造法。 4、非プ四トン性極性溶媒の存在下で反応が行われる特
    許請求の範囲第2項記載の新規ピリミジン誘導体の製造
    法。
JP4004384A 1984-03-02 1984-03-02 新規ピリミジン誘導体およびその製造法 Granted JPS60184067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004384A JPS60184067A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 新規ピリミジン誘導体およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004384A JPS60184067A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 新規ピリミジン誘導体およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60184067A true JPS60184067A (ja) 1985-09-19
JPH054387B2 JPH054387B2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=12569880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4004384A Granted JPS60184067A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 新規ピリミジン誘導体およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60184067A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6849194B2 (en) 2000-11-17 2005-02-01 Pcbu Services, Inc. Methods for preparing ethers, ether compositions, fluoroether fire extinguishing systems, mixtures and methods
US8095060B2 (en) 2007-10-15 2012-01-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device and image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6849194B2 (en) 2000-11-17 2005-02-01 Pcbu Services, Inc. Methods for preparing ethers, ether compositions, fluoroether fire extinguishing systems, mixtures and methods
US8095060B2 (en) 2007-10-15 2012-01-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH054387B2 (ja) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3180192B2 (ja) ジチオカルバミン酸の塩類、その製造方法及び該ジチオカルバミン酸の塩類を使用するイソチオシアネート類の製造方法
JPS60184067A (ja) 新規ピリミジン誘導体およびその製造法
JPS5933584B2 (ja) 置換ベンジルニトリル誘導体
JP2000026473A (ja) 第四級アルキルアンモニウムテトラフルオロホウ酸塩の製造方法
JPS59104364A (ja) 新規ピリミジン誘導体およびその製造法
JP3843152B2 (ja) 4−アルコキシ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オンの製造方法
JPS60184062A (ja) 新規イソチオ尿素誘導体およびその製造法
JPH061776A (ja) 置換ピラジンカルボニトリルの製造方法
JP2706554B2 (ja) 4―トリフルオロメチルアニリン誘導体及びその製造法
JPS63290849A (ja) 芳香族化合物のヨウ素化剤及びそれを用いたヨウ素化方法
JP2564141B2 (ja) アルキルベンゾチアゾール類の製造方法
JP3272340B2 (ja) 1−[(シクロペント−3−エン−1−イル)メチル]−5−エチル−6−(3,5−ジメチルベンゾイル)−2,4−ピリミジンジオンの製造方法
JPS58174339A (ja) 2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(1−ハロイソブチル)シクロヘキサノン
KR910003635B1 (ko) 2-(2-나프틸옥시)프로피온아닐리드 유도체의 제조방법
JPS6256499A (ja) α,α−トレハロ−スエ−テル誘導体
JPS63162640A (ja) ペンタエリスリト−ルアリルエ−テルの製造方法
JPH0586783B2 (ja)
JPH04224525A (ja) 9,9−ジアルキルフルオレンの製造方法
JPH0421646A (ja) クロルエチルエーテルの製造方法
JPS6126902B2 (ja)
JPS61197567A (ja) 1−(2−フルオロ−5−ニトロフエニル)−3−メチル−4−ジフルオロメチル−δ↑2−1,2,4−トリアゾリン−5−オン及びその製法
JPS63119454A (ja) 新規なα−クロロケトン誘導体および製造法
JPH11279099A (ja) エーテル化合物の製造方法
JPH0344375A (ja) 5―ヒドロキシピラゾール類の製造法
JPH02244A (ja) アミノフェノールエーテルの製造方法