JPS60163857A - 2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法 - Google Patents
2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法Info
- Publication number
- JPS60163857A JPS60163857A JP1700384A JP1700384A JPS60163857A JP S60163857 A JPS60163857 A JP S60163857A JP 1700384 A JP1700384 A JP 1700384A JP 1700384 A JP1700384 A JP 1700384A JP S60163857 A JPS60163857 A JP S60163857A
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- JP
- Japan
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- fluoro
- formula
- thiobenzonitrile
- dissolved
- aminobenzonitrile
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、液晶材料、医薬品および農薬合成のための出
発原料として有用な新規物質の合成方法、特に2−フル
オロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法に関するもの
である。
発原料として有用な新規物質の合成方法、特に2−フル
オロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法に関するもの
である。
液晶表示セル用液晶組成物として、%釉ネマチック液晶
物質に強い正の誘電異方性を有する化合物を添加し電界
効果形セルに使用することが行われていた。しかしなが
ら添加混合される化合物が極めて強い正の誘電異方性を
有するものでおっても、該化合物がネマチック液晶とし
ての性質を有しないものであるならば、このような化合
物を各種ネマチック液晶材料に混合した場合、ネマチッ
ク相−等方性液体相(N−I)転移温度が大幅に低下し
、使用可能な@度範囲を狭める欠点があり、添加物とし
て要求される特性を十分満足するものがなかった。
物質に強い正の誘電異方性を有する化合物を添加し電界
効果形セルに使用することが行われていた。しかしなが
ら添加混合される化合物が極めて強い正の誘電異方性を
有するものでおっても、該化合物がネマチック液晶とし
ての性質を有しないものであるならば、このような化合
物を各種ネマチック液晶材料に混合した場合、ネマチッ
ク相−等方性液体相(N−I)転移温度が大幅に低下し
、使用可能な@度範囲を狭める欠点があり、添加物とし
て要求される特性を十分満足するものがなかった。
本発明者は上記問題点を解決するものとして、広いネマ
チック温度範囲を示し、かつ電界効果型セルに適用した
場合低電圧駆動を可能とするものとして、新規なネマチ
ック液晶化合物、R−(C”2’)−C08+CN (
式中、Rは炭素原子数1〜10の直頓状アルキル基金表
わす)を見出した。
チック温度範囲を示し、かつ電界効果型セルに適用した
場合低電圧駆動を可能とするものとして、新規なネマチ
ック液晶化合物、R−(C”2’)−C08+CN (
式中、Rは炭素原子数1〜10の直頓状アルキル基金表
わす)を見出した。
従って上記新規なネマチック液晶化合物の有効な合成方
法を確立する必要があった。
法を確立する必要があった。
したがって、本発明は、前記新規なネマチック液晶化合
物を簡巣な工程で収率よく合成するための出発物質とし
て有効な新規物′j1t2−フルオロー4−チオベンゾ
ニトリルの合成方法を提供することにある。
物を簡巣な工程で収率よく合成するための出発物質とし
て有効な新規物′j1t2−フルオロー4−チオベンゾ
ニトリルの合成方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、2−フルオロ−4−
アミノベンゾニトリルを出発原料として、新規な物質2
−フルオロ−4−チオベンゾニトリル全合成する方法を
提供するものである。
アミノベンゾニトリルを出発原料として、新規な物質2
−フルオロ−4−チオベンゾニトリル全合成する方法を
提供するものである。
下記の式中で示される新規な化合物2−フルオロ−4−
チオベンゾニトリルは2−フルオ0−4−アミノベンゾ
ニトリルを出発原料とすることで容易に合成できること
を見出した。
チオベンゾニトリルは2−フルオ0−4−アミノベンゾ
ニトリルを出発原料とすることで容易に合成できること
を見出した。
H8脅−CN中
下記の式II[+で示される2−フルオロ−4−アミノ
ベンゾニトリルは既に公知の化合物でAりす[: E、
M。
ベンゾニトリルは既に公知の化合物でAりす[: E、
M。
GRIV8KI、et at、Ind、Chim、Be
1g、、 39 、490(1974))、収率よく合
成出来る。
1g、、 39 、490(1974))、収率よく合
成出来る。
H2N −@−CN III)
以下新規な物質2−フルオロー4−チオベンゾニトリル
の合成方法について詳1r+に説明する。
の合成方法について詳1r+に説明する。
先ずT11式で示される2−フルオロ−4−アミノベン
ゾニトリルをホウフッ化水素酸(’12%)2当量に溶
かし、−9℃で攪拌する。次いで、亜硝酸ナトリウムを
少量の水に溶解させたものを、上記溶液に徐々に滴下す
ると、下記佃)式で示されるジアゾニウム塩が形成され
る。この反応において、 3− r′ 、゛ ホウフッ化半水素酸f!:2−フルオロ−4−アミにノ
ペンゾニト11ルに対して2〜3当童用いるとジアゾニ
ウム塩がほぼ定シ的Vc得られる。ここで、シアニウム
慣の合成については他の方法によっても良いが、上述の
方法が最良の方法であった。すなわち、ジアゾニウム塩
は従来一般に知られている方法で生成しても良い。
ゾニトリルをホウフッ化水素酸(’12%)2当量に溶
かし、−9℃で攪拌する。次いで、亜硝酸ナトリウムを
少量の水に溶解させたものを、上記溶液に徐々に滴下す
ると、下記佃)式で示されるジアゾニウム塩が形成され
る。この反応において、 3− r′ 、゛ ホウフッ化半水素酸f!:2−フルオロ−4−アミにノ
ペンゾニト11ルに対して2〜3当童用いるとジアゾニ
ウム塩がほぼ定シ的Vc得られる。ここで、シアニウム
慣の合成については他の方法によっても良いが、上述の
方法が最良の方法であった。すなわち、ジアゾニウム塩
は従来一般に知られている方法で生成しても良い。
上記ジアゾニウム塩を、チオ尿素と水に溶解させる。こ
の場合ジアゾニウム塩に対して、チオ尿素を2〜3当箪
用いるのが最も適当な条件といえる。この場合50〜6
0℃で反応させるのが好ましい。この際、ガスの発生が
おこるので、この発生が完了したのちに、水層を炭酸水
素ナトリウム水溶液で中和する。中和した水溶液は、窒
素雰囲気下で、好ましくは1〜2時間還流することが望
ましい。1だ、空累雰凹気下で反応させるのが最適条件
といえる。還流後、反応溶液全室温まで戻し、酸(好廿
しく ii 70係H2S 04 )で弱酸とする−
今 − ことによシ、2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルが
沈殿物として収率良く得られる。なお、この反応で、チ
オ尿素の代りに、キサントゲン酸カリウムを用いて反応
を行っても良いが、目的とする2−フルオロ−4−チオ
ベンゾニトリルの収率は、チオ尿素使用時より低い。
の場合ジアゾニウム塩に対して、チオ尿素を2〜3当箪
用いるのが最も適当な条件といえる。この場合50〜6
0℃で反応させるのが好ましい。この際、ガスの発生が
おこるので、この発生が完了したのちに、水層を炭酸水
素ナトリウム水溶液で中和する。中和した水溶液は、窒
素雰囲気下で、好ましくは1〜2時間還流することが望
ましい。1だ、空累雰凹気下で反応させるのが最適条件
といえる。還流後、反応溶液全室温まで戻し、酸(好廿
しく ii 70係H2S 04 )で弱酸とする−
今 − ことによシ、2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルが
沈殿物として収率良く得られる。なお、この反応で、チ
オ尿素の代りに、キサントゲン酸カリウムを用いて反応
を行っても良いが、目的とする2−フルオロ−4−チオ
ベンゾニトリルの収率は、チオ尿素使用時より低い。
以上の反応を図式化すると下記のようになる。
(1)
実施例
2−フルオロ−4−アミノベンゾニトリル((111式
) 2.60 P C9,1mmon ) ’l1i=
ホウフッ化水素酸〔42%) 8mff1 (38,2
mmoQ:]にaかし、−9℃寸で冷却する。この溶液
へ、亜硝酸ナトリウム1.45 P j: 21.01
mmoi!、)を溶かした水溶′e、を徐々に加オる
。完全に訓え終ったのち、反応溶液を0℃まで戻して2
0分間反応させると徐々にジアゾニウム塩(rlu1式
)が生成される。このジアゾニウム塩はほぼ定量的に得
られた。このジアゾニウム塩とチオ尿素q、+Pc5乙
3mmol)を水30m2に溶かし、50〜60℃まで
加温するとガスの発生がおこるので、この発生が止まる
1で反応k %nける。この反応液をベンゼンで数回洗
浄した後、水層を10%炭酸水素ナトリウム水浴液で中
和し、さらに709−の炭酸水素ナトリウム全治かし友
水浴液を加えると、チオラムビカーボネートが沈殿する
。
) 2.60 P C9,1mmon ) ’l1i=
ホウフッ化水素酸〔42%) 8mff1 (38,2
mmoQ:]にaかし、−9℃寸で冷却する。この溶液
へ、亜硝酸ナトリウム1.45 P j: 21.01
mmoi!、)を溶かした水溶′e、を徐々に加オる
。完全に訓え終ったのち、反応溶液を0℃まで戻して2
0分間反応させると徐々にジアゾニウム塩(rlu1式
)が生成される。このジアゾニウム塩はほぼ定量的に得
られた。このジアゾニウム塩とチオ尿素q、+Pc5乙
3mmol)を水30m2に溶かし、50〜60℃まで
加温するとガスの発生がおこるので、この発生が止まる
1で反応k %nける。この反応液をベンゼンで数回洗
浄した後、水層を10%炭酸水素ナトリウム水浴液で中
和し、さらに709−の炭酸水素ナトリウム全治かし友
水浴液を加えると、チオラムビカーボネートが沈殿する
。
この炭酸塩を遊離することなく、窒素雰囲気下で1〜2
時間還流する。反応溶液を冷却したのち、70%硫酸ケ
用いて溶液を弱酸性にすると沈殿物が生成する。この沈
殿物をろ取し、減圧下乾燥すると2−フルオロ−4−チ
オベンゾニトリル((13式)が2.21得られた。
時間還流する。反応溶液を冷却したのち、70%硫酸ケ
用いて溶液を弱酸性にすると沈殿物が生成する。この沈
殿物をろ取し、減圧下乾燥すると2−フルオロ−4−チ
オベンゾニトリル((13式)が2.21得られた。
得られた2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの特性
値は下記の如くであった。
値は下記の如くであった。
融点 86〜88℃
I Rvtyrr’ (K、 13 r )25(10
(811) 2230 (C三N) 1600(C−C) 1070 (C−1’) s95.s+5((c堡) ’HN M R(CI) CI!、3 ) δ(rlp
m )3.78(S、1 Fl、11) 乙02〜7.60(m、3H,A、r、[−1)〔発明
の効果〕
(811) 2230 (C三N) 1600(C−C) 1070 (C−1’) s95.s+5((c堡) ’HN M R(CI) CI!、3 ) δ(rlp
m )3.78(S、1 Fl、11) 乙02〜7.60(m、3H,A、r、[−1)〔発明
の効果〕
Claims (1)
- 1.2−フルオロ−4−アミノベンゾニトリルジアゾニ
ウム塩化した後チオ尿素と反応させる工程を含むことを
特徴とする2−フルオロ−4方法。 2、2−フルオロ−4−アミノベンゾニトリル全ホウフ
ッ化水素酸に溶かしたりこれに亜硝酸ナトリムを加える
ことにより、2−フルオロ−4=アミノベンゾニトリル
をジアゾニウム塩化することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の2−フルオロ−4−チオベンゾニトリル
の合成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1700384A JPS60163857A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1700384A JPS60163857A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163857A true JPS60163857A (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=11931826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1700384A Pending JPS60163857A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 2−フルオロ−4−チオベンゾニトリルの合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163857A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4841089A (en) * | 1985-12-05 | 1989-06-20 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 4-mercaptobenzonitriles, and 4-mercaptobenzonitriles |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1700384A patent/JPS60163857A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4841089A (en) * | 1985-12-05 | 1989-06-20 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 4-mercaptobenzonitriles, and 4-mercaptobenzonitriles |
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