JPS6049083B2 - 電気機器のフレ−ムの成形方法 - Google Patents
電気機器のフレ−ムの成形方法Info
- Publication number
- JPS6049083B2 JPS6049083B2 JP14274178A JP14274178A JPS6049083B2 JP S6049083 B2 JPS6049083 B2 JP S6049083B2 JP 14274178 A JP14274178 A JP 14274178A JP 14274178 A JP14274178 A JP 14274178A JP S6049083 B2 JPS6049083 B2 JP S6049083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- molding
- protruding end
- molding method
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気機器のフレームの成形方法、詳しくは金属
板にフレーム本体を適宜合成樹脂にてアウトサード成形
するフレームの成形方法に関するものてある。
板にフレーム本体を適宜合成樹脂にてアウトサード成形
するフレームの成形方法に関するものてある。
一般に、この種のフレームの成形方法においては、第1
図に示すように、孔4の部分から充填されフレーム本体
3を形成する樹脂はボス部5の厚肉側(下部)から薄肉
側(上部)に流れ、その樹脂圧にてボス部5にモールド
されてしまうこととなる金属板1の突出端部が変形する
不具合を有する。
図に示すように、孔4の部分から充填されフレーム本体
3を形成する樹脂はボス部5の厚肉側(下部)から薄肉
側(上部)に流れ、その樹脂圧にてボス部5にモールド
されてしまうこととなる金属板1の突出端部が変形する
不具合を有する。
ぞのために、従来では金属板1の突出端部にボス部5の
側方に突出することとなる舌片2を設け、樹脂成形時に
舌片2を金型て挟着して樹脂圧による突出端部の変形を
防止している。
側方に突出することとなる舌片2を設け、樹脂成形時に
舌片2を金型て挟着して樹脂圧による突出端部の変形を
防止している。
しかしながら、この方法では成形後舌片2がボス部5か
ら突出して残るために、スペース効率を損つたり組立上
の制約ともなり、場合によつてはカットする必要がある
欠点を有している。本発明はこのような欠点に鑑みてな
されたもので、その目的は上記舌片2を設けることなく
ボス部にモールドされる金属端部の変形を防止できる電
気機器のフレームの成形方法を提供することにある。
ら突出して残るために、スペース効率を損つたり組立上
の制約ともなり、場合によつてはカットする必要がある
欠点を有している。本発明はこのような欠点に鑑みてな
されたもので、その目的は上記舌片2を設けることなく
ボス部にモールドされる金属端部の変形を防止できる電
気機器のフレームの成形方法を提供することにある。
以下、本発明を添付図面を参照して説明する。
第3図は本発明に係る成形方法によつて得られたフレー
ムで、第4図に示す金属板10にフレーム本体15を適
宜合成樹脂にてアウトサード成形したもので、金属板1
0にはフレーム本体15のボス部17にモールドされる
こととなる突出端部12が形成されるとともに、ボス部
17の厚肉側(下部)に先に樹脂が充填されるように孔
11が穿設され、かつ薄肉側(上部)に樹脂が充填され
やすいように孔13が穿設されている。射出成形金型2
0、23は第2図に示すものが・使用され、薄肉側のキ
ャビティを形成した上型20には先端が金属板10の孔
11に薄肉側から位置するゲート21が設置されるとと
もに、上記突出端部12の先端部14に薄肉側から当接
するピン22が設置されている。
ムで、第4図に示す金属板10にフレーム本体15を適
宜合成樹脂にてアウトサード成形したもので、金属板1
0にはフレーム本体15のボス部17にモールドされる
こととなる突出端部12が形成されるとともに、ボス部
17の厚肉側(下部)に先に樹脂が充填されるように孔
11が穿設され、かつ薄肉側(上部)に樹脂が充填され
やすいように孔13が穿設されている。射出成形金型2
0、23は第2図に示すものが・使用され、薄肉側のキ
ャビティを形成した上型20には先端が金属板10の孔
11に薄肉側から位置するゲート21が設置されるとと
もに、上記突出端部12の先端部14に薄肉側から当接
するピン22が設置されている。
フレーム本体15の成形は上型20に金属板10を取付
けたのち型閉めし、ゲート21から樹脂を射出すること
により行われる。
けたのち型閉めし、ゲート21から樹脂を射出すること
により行われる。
このとき、射出された樹脂は第2図中矢印で示すように
、上型20のキャビティより下型23のキャビティのほ
うが容積が大きいので厚肉側から先に充填される。金属
板10の突出端部12は樹脂圧で上方への変形力を受け
るが、この突出端部12には上型20のピン22が薄肉
側から当接しているので該ピン22が樹脂圧を受けるこ
ととなり、突出端部12の変形が防止される。なお、フ
レーム本体15に形成された孔16は上型20のゲート
部により形成されたもので、孔18はピン22により形
成されたものである。
、上型20のキャビティより下型23のキャビティのほ
うが容積が大きいので厚肉側から先に充填される。金属
板10の突出端部12は樹脂圧で上方への変形力を受け
るが、この突出端部12には上型20のピン22が薄肉
側から当接しているので該ピン22が樹脂圧を受けるこ
ととなり、突出端部12の変形が防止される。なお、フ
レーム本体15に形成された孔16は上型20のゲート
部により形成されたもので、孔18はピン22により形
成されたものである。
以上の説明で明らかなように、本発明は形成する際に金
属板の突出端部に金型に設けたピンを薄肉側から当接さ
せるために、樹脂圧にて突出端部が変形するのを防止で
きることは勿論、従来のように成形後舌片がボス部から
突出して残ることはなく、スペース効率を損つたり組立
上の制約となることがない。
属板の突出端部に金型に設けたピンを薄肉側から当接さ
せるために、樹脂圧にて突出端部が変形するのを防止で
きることは勿論、従来のように成形後舌片がボス部から
突出して残ることはなく、スペース効率を損つたり組立
上の制約となることがない。
第1図は従来の成形方法により得られたフレームの斜視
図、第2図は本発明に係る成形方法を説明する金型の断
面図、第3図は本発明に係る成形方法により得られたフ
レームの斜視図、第4図は本発明に係る成形方法に使用
される金属板の斜視図である。 10・・・・・・金属板、11・・・・・・孔、12・
・・・・・突出端部、15・・・・・・フレーム本体、
17・・・・・・ボス部、20,23・・・・・・金型
、21・・・・・・ゲート、22・・・・・ゼン。
図、第2図は本発明に係る成形方法を説明する金型の断
面図、第3図は本発明に係る成形方法により得られたフ
レームの斜視図、第4図は本発明に係る成形方法に使用
される金属板の斜視図である。 10・・・・・・金属板、11・・・・・・孔、12・
・・・・・突出端部、15・・・・・・フレーム本体、
17・・・・・・ボス部、20,23・・・・・・金型
、21・・・・・・ゲート、22・・・・・ゼン。
Claims (1)
- 1 金属板にフレーム本体を適宜合成樹脂にてアウトサ
ード成形する電気機器のフレームの成形方法において、
上記金属板の突出端部を被覆するボス部の厚肉側に先に
樹脂が充填されるように該金属板に孔を穿設し、成形す
る際にゲートの先端を該孔に薄肉側から位置させるとと
もに、上記突出端部に金型に設けたピンを薄肉側から当
接させることを特徴とする電気機器のフレームの成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14274178A JPS6049083B2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 電気機器のフレ−ムの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14274178A JPS6049083B2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 電気機器のフレ−ムの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5569421A JPS5569421A (en) | 1980-05-26 |
JPS6049083B2 true JPS6049083B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=15322492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14274178A Expired JPS6049083B2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 電気機器のフレ−ムの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049083B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1300281C (zh) * | 2004-12-08 | 2007-02-14 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 真空紫外激发的稀土硼钒酸盐体系红色荧光粉及制法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3016331B2 (ja) * | 1993-09-07 | 2000-03-06 | 富士通株式会社 | 電子機器筐体の製造方法 |
JP6143643B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-06-07 | 日本プラスト株式会社 | 樹脂成形品及び樹脂成形品の成形方法 |
-
1978
- 1978-11-18 JP JP14274178A patent/JPS6049083B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1300281C (zh) * | 2004-12-08 | 2007-02-14 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 真空紫外激发的稀土硼钒酸盐体系红色荧光粉及制法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5569421A (en) | 1980-05-26 |
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