JP2520617Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2520617Y2
JP2520617Y2 JP1736891U JP1736891U JP2520617Y2 JP 2520617 Y2 JP2520617 Y2 JP 2520617Y2 JP 1736891 U JP1736891 U JP 1736891U JP 1736891 U JP1736891 U JP 1736891U JP 2520617 Y2 JP2520617 Y2 JP 2520617Y2
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JP
Japan
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mold
cover
housing
cell
resin
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敦 西尾
義一 阿部
将 大貫
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所定数のコンタクト部
材を内蔵するハウジング構成要素の外周に樹脂カバーが
被覆されてなるコネクタにかかり、特に、樹脂カバーの
成形時にその内部の構成部品が振れないようにされたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、図3に示され
る如くのものが知られている。このコネクタ10は、そ
の主要部の断面が図4に示される如く、所定数のコンタ
クト部材を内蔵するハウジングモールド14と、このハ
ウジングモールド14の後部に接合されたハウジングカ
バー15と、ハウジングモールド14の側周を覆う板金
製のフロントセル16と、このフロントセル16に接合
されてハウジングモールド14とハウジングカバー15
との接合部分17を覆う同じく板金製のバックセル18
と、を有している。
【0003】そして、バックセル18の後方側のハウジ
ングカバー15部分には2分割形のモールドカバー20
が被せられ、フロントセル16とバックセル18との接
合部分17,バックセル18及びモールドカバー20の
外周を覆うように樹脂カバー22が一体成形されてい
る。
【0004】なお、コンタクト部材にはケーブル25が
接続されおり、また、フロントセル16とバックセル1
8との接合部分17には、当該コネクタ10がレセプタ
クル等に装着された際に抜け止め用のねじが挿通される
透孔24が形成され、かつ、樹脂カバー22にもそのね
じが挿入される穴26が形成されている。
【0005】上述のコネクタ10の樹脂カバー22を一
体成形するにあたっては、図5に示される如くに、樹脂
カバー22に対応する形状のキャビティを有する上金型
31及び下金型32内に置きゴマ34を配置するととも
に、ハウジングモールド14,ハウジングカバー15,
フロントセル16、バックセル18,2分割形のモール
ドカバー20,ケーブル25の組み立て体をフロントセ
ル16及びハウジングモールド14の前部側を置きゴマ
34内に挿入し、かかる状態で上金型31と下金型32
とを閉じて樹脂を金型内に注入するようにされる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
のコネクタ10にあっては、図5において一点鎖線で示
される如くに、金型内に樹脂を注入する成形時にモール
ドカバー20部分が樹脂の流動圧等により上下に振れて
しまうことがある。このようにモールドカバー20が振
れると、成形された樹脂カバー22の厚みが極端に薄く
なる部分が生じ(ショートモールド)て、製品の品質が
低下することがあった。
【0007】かかる点に鑑み本考案は、樹脂カバーの一
体成形時にモールドカバーが振れないようにされて、製
品の品質を向上させることができるようにされたコネク
タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係るコネクタは、基本的には、所定数のコ
ンタクト部材を内蔵するハウジングモールドと、このハ
ウジングモールドの後部に接合されたハウジングカバー
と、上記ハウジングモールドの側周を覆うフロントセル
と、このフロントセルに接合されて上記ハウジングモー
ルドとハウジングカバーとの接合部分を覆うバックセル
と、このバックセルの後方側の上記ハウジングカバー部
分に被せられる2分割形のモールドカバーと、上記フロ
ントセルとバックセルとの接合部分,上記バックセル及
び上記モールドカバーの外周を覆うように一体成形され
た樹脂カバーと、を具備して構成され、モールドカバー
に、対向する一対の係止用凸部が設けられていることを
特徴とする。
【0009】
【作用】本考案に係るコネクタにおいては、樹脂カバー
の一体成形時に、2分割型のモールドカバーに設けられ
た対向する一対の係止用凸部が、棒状中子を挟むように
当接するので、金型内に樹脂を注入する成形時にモール
ドカバーが樹脂の流動圧等により上下に振れることが防
止され、成形された樹脂カバーの厚みが極端に薄くなる
ような事態が回避される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本考案に係るコネクタの一実施例を樹
脂カバーが形成されていない状態で示す斜視図、図2は
当該実施例の樹脂カバーの成形状態を金型等と共に示す
断面図である。図において、前述した図3及至図4に示
されるものの各部に対応する部分にはそれらと同一の符
号を付して重複説明を省略する。
【0011】この例のコネクタ10は、基本構成は図5
及び図6に示されるものと同一であり、それと異なるの
は、2分割形のモールドカバー20の左右に、後述の棒
状中子40を挟むように当接する、対向する一対の係止
用凸部21がそれぞれ設けられている点である。
【0012】このように、係止用凸部21が設けられた
もとで、樹脂カバー22を一体成形する際には、図2に
示される如くに、樹脂カバー22に対応する形状のキャ
ビティを有する上金型31及び下金型32内に置きゴマ
34を配置するとともに、ハウジングモールド14,ハ
ウジングカバー15,フロントセル16、バックセル1
8,2分割形のモールドカバー20,ケーブル25の組
み立て体をフロントセル16及びハウジングモールド1
4の前部側を置きゴマ34内に挿入し、かかる状態で上
金型31と下金型32とを閉じて樹脂を金型内に注入す
るようにされるのであるが、その前に棒状中子40を上
金型31及び下金型32で挟まれる部分に進退動可能に
配設する。すなわち、棒状中子40は、対向する一対の
係止用凸部21で挟持されるように配置される。
【0013】かかる状態で、金型31,32内に樹脂が
注入口を介して注入されて樹脂カバー20が成形され
る。このとき、2分割型のモールドカバー20に設けら
れた対向する一対の係止用凸部21が、棒状中子40を
挟むように当接するので、金型31,32内に樹脂を注
入する成形時にモールドカバー20が樹脂の流動圧等に
より不所望に挙動することが防止され、成形された樹脂
カバー22の厚みが極端に薄くなるような事態が回避さ
れる。
【0014】なお、このとき、棒状中子40により、樹
脂カバー22に当該コネクタ10がレセプタクル等に装
着された際に抜け止め用のねじが挿入される穴26(図
3参照)が形成される。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るコネクタによれば、樹脂カバーの一体成形時に、2
分割型のモールドカバーに設けられた対向する一対の係
止用凸部が、棒状中子を挟むように当接するので、金型
内に樹脂を注入する成形時にモールドカバーが樹脂の流
動圧等により上下に振れることが防止され、成形された
樹脂カバーの厚みが極端に薄くなるような事態を回避で
き、製品品質を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタの一実施例の主要部を示
す斜視図。
【図2】上記実施例の樹脂カバーの成形状態を金型等と
共に示す断面図。
【図3】従来のコネクタの外観を示す斜視図。
【図4】図3の主要部の断面図。
【図5】従来の樹脂カバーの成形状態を金型等と共に示
す断面図。
【符号の説明】
10 コネクタ 14 ハウジングモールド 15 ハウジングカバー 16 フロントセル 17 接合部分 18 バックセル 20 モールドカバー 21 係止用凸部 22 樹脂カバー 31 上金型 32 下金型 40 棒状中子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のコンタクト部材を内蔵するハウ
    ジングモールドと、このハウジングモールドの後部に接
    合されたハウジングカバーと、上記ハウジングモールド
    の側周を覆うフロントセルと、このフロントセルに接合
    されて上記ハウジングモールドとハウジングカバーとの
    接合部分を覆うバックセルと、このバックセルの後方側
    の上記ハウジングカバー部分に被せられる2分割形のモ
    ールドカバーと、上記フロントセルとバックセルとの接
    合部分,上記バックセル及び上記モールドカバーの外周
    を覆うように一体成形された樹脂カバーと、を具備して
    構成され、上記モールドカバーに、対向する一対の係止
    用凸部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
JP1736891U 1991-02-28 1991-02-28 コネクタ Expired - Fee Related JP2520617Y2 (ja)

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JP1736891U JP2520617Y2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 コネクタ

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JPH04106863U JPH04106863U (ja) 1992-09-16
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