JPH04238980A - コンソールドアロック及びその製造方法 - Google Patents

コンソールドアロック及びその製造方法

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JPH04238980A
JPH04238980A JP3002217A JP221791A JPH04238980A JP H04238980 A JPH04238980 A JP H04238980A JP 3002217 A JP3002217 A JP 3002217A JP 221791 A JP221791 A JP 221791A JP H04238980 A JPH04238980 A JP H04238980A
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Shinji Horibe
堀部 伸二
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のコンソールボ
ックスを開閉するコンソールドアのロック部材及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のコンソールボックスには、コン
ソールドアの一端部が枢支され他端部が上下に揺動して
コンソールボックスを開閉する。そしてコンソールドア
の他端部にはロック部材が設けられ、コンソールボック
スに設けられた係合孔などに係脱することでロックの係
合・解除を可能としている。このロック部材としては、
意匠面、コスト面など種々の理由から従来より樹脂製の
ものが用いられている。そしてコンソールドアの裏板と
一体的に形成されたもの、あるいはロック部材を別に形
成しその後コンソールドアに固定したものなどが知られ
ている。
【0003】このロック部材は、コンソールドアに固定
される固定部と、固定部の一端から延びる操作部と、操
作部から突出しコンソールボックスに設けられた係合部
に係合する係合爪と、固定部と操作部との間に介在し弾
性変形可能なヒンジ部とから構成され、操作部をヒンジ
部を中心に揺動させることで係合爪と係合部との係脱を
行うものである。そして固定部、操作部、係合爪及びヒ
ンジ部は、射出成形などにより一体的に形成されている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで熱可塑性樹脂
から一体的に形成されたロック部材においては、成形時
の成形変形、成形後の使用時半がかり状態の変形などが
生じる場合があった。変形が生じたロック部材は、係合
爪の係合部への係合の精度が低下してしまう。そこでロ
ック部材を複数の部品から構成し、係合の精度が変形の
影響を受けないようにすることもできるが、部品点数の
増大に伴う管理の煩わしさやコストが増大するという不
具合がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、変形なく安価なロック部材とすること、及
びそのロック部材をできるだけ安価に製造することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明のコンソールドアロックは、コンソールドアに固
定される固定部と、固定部の一端から延びる操作部と、
操作部から突出しコンソールボックスに設けられた係合
部に係合する係合爪と、固定部と操作部との間に介在し
弾性変形可能なヒンジ部とよりなり、操作部をヒンジ部
を中心に揺動させることで係合爪と係合部との係脱を行
う樹脂製のコンソールドアロックにおいて、固定部及び
操作部にはインサート金属板が埋設され、ヒンジ部は表
出するインサート金属板の一部で構成されたことを特徴
とする。
【0007】インサート金属板は、バネ弾性を有する金
属から形成することが望ましい。またコンソールドアロ
ックの大部分を占める樹脂は、ポリオレフィン、ナイロ
ンなど種々の熱可塑性樹脂から選択することができる。 また、上記コンソールドアロックを製造する最も望まし
い方法である第2の発明は、平板状のインサート金属板
を一対の分割型の一方の型面に配置しその分割型を閉じ
る力でインサート金属板を所定形状に曲折し分割型内に
保持するプレス工程と、分割型内に形成されインサート
金属板の一部を含むキャビティ内に樹脂を注入して固定
部、操作部及び係合爪を形成する成形工程と、を順次行
うことを特徴とする。
【0008】この第2発明の最大の特色は、成形型の型
閉め時にインサート金属板を曲げ加工するところにある
。これにより型閉めと同時に曲げ加工もできるため、工
数の増大がなくコストの上昇を抑制できる。なお、曲げ
加工後インサート金属板の曲折部分には両方の分割型が
当接し曲折部分にキャビティを形成することは困難であ
る。しかし本発明では曲折部分がコンソールドアロック
のヒンジ部となるため、樹脂で覆う必要がなく実に都合
がよい。
【0009】
【発明の作用及び効果】本発明のコンソールドアロック
では、インサート金属板が埋設されている。また、ヒン
ジ部は表出するインサート金属板の一部で構成されてい
る。したがって変形が生じにくく、安定したヒンジ特性
が得られる。そして部品点数が増えるような不具合もな
く、従来と同様に取り扱うことができ安価となる。
【0010】また本発明の製造方法では、成形型の型閉
め時にインサート金属板が曲げ加工される。したがって
曲げ工程と成形工程を連続して行うことができ、工数の
増大を抑制することができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
及び図2に本発明の一実施例のコンソールドアロックを
示す。このコンソールドアロック1は図4に示すコンソ
ールボックス100のドア101に固定され、ドア10
1をコンソールボックス100に係脱するものである。 このコンソールドアロック1は、コンソールドア101
に固定される固定部10と、固定部10の一端から延び
る操作部11と、操作部11から突出しコンソールボッ
クス100に設けられた係合部102に係合する係合爪
12と、固定部10と操作部11との間に介在し弾性変
形可能なヒンジ部21と、固定部10と操作部11とを
連結する橋部13とから構成されている。固定部10及
び操作部11には図3に示すコの字状の板金インサート
2が埋設されている。そして固定部10には貫通する2
個の取付穴14が形成され、ドア101の裏面にビスで
固定可能となっている。
【0012】インサート2はバネ鋼又はステンレス鋼か
ら形成され、基部20と、基部20の両端から略直角に
曲折されさらに略直角に曲折された一対のヒンジ部21
と、ヒンジ部21から基部20と平行に延びる一対の脚
部22とから構成されている。基部20には取付穴14
に対応する一対の貫通穴23が穿設されている。また基
部20及び脚部22には複数の貫通穴24が穿設され、
両表面の樹脂の連結を可能としている。  インサート
2は、基部20が固定部10に埋設され、脚部22が操
作部11に埋設されている。そしてヒンジ部21のみが
埋設されることなく表出している。  次にこのコンソ
ールドアロック1の製造方法を説明する。まずバネ鋼か
ら打ち抜いてコ字形状で複数の貫通穴をもつインサート
前体2’を形成する。このインサート前体2’は、イン
サート2の曲折されていない形状である。
【0013】このインサート前体2’は図5に示すよう
に固定型3の型面に配置される。このとき可動型4から
押さえピン40が突出し、押さえピン40と可動型3と
でインサート前体2’を挟持する。その状態で可動型4
が固定型3に近接する方向へ駆動され、型閉めと同時に
インサート前体2’を曲折するプレス工程を行う。これ
により図6に示すように、曲折したヒンジ部21をもつ
インサート2が型内に配置されたこととなる。このとき
脚部22が第1キャビティ30内に位置し、基部20が
第2キャビティ31内に位置している。第1キャビティ
30と第2キャビティ31とは、橋部13を形成する図
示しない第3キャビティで連通されている。第1キャビ
ティ30では操作部11と係合爪12が形成され、第2
キャビティ31では固定部10が形成される。なお、ヒ
ンジ部21は固定型3と可動型4との間に密接して挟持
されている。
【0014】そして図示しないゲートから溶融したナイ
ロン樹脂が射出され、全てのキャビティを充填して射出
成形が行われて、インサート2をもつコンソールドアロ
ック1が一体的に形成される。この時樹脂は貫通穴24
内にも充填され、インサート2は成形体と強固に一体化
する。なお、橋部13を有さず第1キャビティ30、第
2キャビティ31にそれぞれゲートを設けて射出成形し
てもよい。
【0015】本実施例のコンソールドアロック1では、
固定部10が取付穴14を介してビスでドア101に固
定される。そしてヒンジ部21により操作部11を揺動
させることで係合爪12を揺動させ、係合部102との
係脱を行う。すなわち本実施例のコンソールドアロック
1によれば、インサート2が埋設されかつヒンジ部21
はインサート2の一部で構成されているので、熱変形な
どが生じず安定した品質となる。また組付け時の部品点
数の増大もなく、従来と同様に行うことができる。そし
て型閉めと同時にインサートの曲げ加工を行うので、工
数が少なく生産性が高い。
【0016】なお、ヒンジ部21表面を樹脂で覆うよう
に構成することも好ましい。このよすにすればインサー
ト2の錆が防止される。この樹脂は成形時に被覆しても
よいし、予めインサートにラミネートしておくこともで
きる。後者の場合は、曲げ加工時の傷付きを防止する作
用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコンソールドアロックの斜視図である
【図2】実施例のコンソールドアロックの側面図である
【図3】実施例で用いたインサートの斜視図である。
【図4】コンソールボックスの斜視図である。
【図5】型閉め前の金型の状態を示す断面図である。
【図6】型閉め後の金型の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:コンソールドアロック  2:インサート  3:
固定型    4:可動型 10:固定部      11:操作部      1
2:係合爪        13:橋部 14:取付穴      20:基部        
21:ヒンジ部      22:脚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンソールドアに固定される固定部と
    、該固定部の一端から延びる操作部と、該操作部から突
    出しコンソールボックスに設けられた係合部に係合する
    係合爪と、該固定部と該操作部との間に介在し弾性変形
    可能なヒンジ部とよりなり、該操作部を該ヒンジ部を中
    心に揺動させることで該係合爪と該係合部との係脱を行
    う樹脂製のコンソールドアロックにおいて、前記固定部
    及び前記操作部にはインサート金属板が埋設され、前記
    ヒンジ部は表出する該インサート金属板の一部で構成さ
    れたことを特徴とするコンソールドアロック。
  2. 【請求項2】  コンソールドアに固定される固定部と
    、該固定部の一端から延びる操作部と、該操作部から突
    出しコンソールボックスに設けられた係合部に係合する
    係合爪と、該固定部と該操作部との間に介在し弾性変形
    可能なヒンジ部とよりなり、該操作部を該ヒンジ部を中
    心に揺動させることで該係合爪と該係合部との係脱を行
    う樹脂製のコンソールドアロックの製造方法であって、
    平板状のインサート金属板を一対の分割型の一方の型面
    に配置し一対の該分割型を閉じる力で該インサート金属
    板を所定形状に曲折し該分割型内に保持するプレス工程
    と、該分割型内に形成され該インサート金属板の一部を
    含むキャビティ内に樹脂を注入して前記固定部、前記操
    作部及び前記係合爪を形成する成形工程と、を順次行う
    ことを特徴とするコンソールドアロックの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010368A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社平安製作所 フードフック及びその製造方法
JP2020186532A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社アンセイ 車両用蓋体ロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015010368A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社平安製作所 フードフック及びその製造方法
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