JPH0755525B2 - ウエザストリップの接続方法 - Google Patents
ウエザストリップの接続方法Info
- Publication number
- JPH0755525B2 JPH0755525B2 JP2057603A JP5760390A JPH0755525B2 JP H0755525 B2 JPH0755525 B2 JP H0755525B2 JP 2057603 A JP2057603 A JP 2057603A JP 5760390 A JP5760390 A JP 5760390A JP H0755525 B2 JPH0755525 B2 JP H0755525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- mold
- core member
- seal portion
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14467—Joining articles or parts of a single article
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自動車に用いられるウエザストリップを型成形
で接続する方法に関するものである。
で接続する方法に関するものである。
［従来技術］ ウエザストリップの端末間を接続する場合、一般に中芯
部材を用いて型成形で接続される（実開昭59−169929
号）。
部材を用いて型成形で接続される（実開昭59−169929
号）。
第５図はウエザストリップの接続部の代表例を示すもの
で、ウエザストリップ１は、車体のドア開口縁や、トラ
ンクルームの開口縁などに取付けられる取付基部２と、
取付基部２から突出し、ドアやトランクリッドの外周部
が押付けられる中空状のシール部３を備えている。
で、ウエザストリップ１は、車体のドア開口縁や、トラ
ンクルームの開口縁などに取付けられる取付基部２と、
取付基部２から突出し、ドアやトランクリッドの外周部
が押付けられる中空状のシール部３を備えている。
この種のウエザストリップは押出成形される。そしてウ
エザストリップの使用場所によって、１本のウエザスト
リップを環状に曲げて両端末を対向させ、あるいは２本
のウエザストリップの端末をそれぞれ対向させて、端末
間を型成形で接続する。1Aは型成形接続部である。
エザストリップの使用場所によって、１本のウエザスト
リップを環状に曲げて両端末を対向させ、あるいは２本
のウエザストリップの端末をそれぞれ対向させて、端末
間を型成形で接続する。1Aは型成形接続部である。
接続に際しては、第１図に示すようにウエザストリップ
１の対向させた端末からシール部３に中芯部材５の両端
を挿入し、中芯部材５で連結されたウエザストリップの
両端部を金型のキャビティ内でセットし、キャビティに
接続材料を注入する。
１の対向させた端末からシール部３に中芯部材５の両端
を挿入し、中芯部材５で連結されたウエザストリップの
両端部を金型のキャビティ内でセットし、キャビティに
接続材料を注入する。
第６図は金型６のキャビティ内に材料が注入された状態
を示すもので、材料は一般にシール部３の先端位置に設
けたゲート61から注入される。
を示すもので、材料は一般にシール部３の先端位置に設
けたゲート61から注入される。
ところで材料がゲート61からキャビティに注入される際
に中芯部材５に注入圧が作用する。とつろが、中芯部材
５の両端を金型内で支える押出成形ウエザストリップ１
の中空状のシール部３は一般に柔かいスポンジゴムで構
成されているから、中芯部材５は上から注入圧を受ける
と両端でシール部２の壁を押しつぶすようにして下方へ
押し下げられる。従って型成形接続部1Aの肉厚は第６図
に示すようにシール部の根元部分が薄くなる、いわゆる
偏肉が生じ、シール性能上、好ましくない。
に中芯部材５に注入圧が作用する。とつろが、中芯部材
５の両端を金型内で支える押出成形ウエザストリップ１
の中空状のシール部３は一般に柔かいスポンジゴムで構
成されているから、中芯部材５は上から注入圧を受ける
と両端でシール部２の壁を押しつぶすようにして下方へ
押し下げられる。従って型成形接続部1Aの肉厚は第６図
に示すようにシール部の根元部分が薄くなる、いわゆる
偏肉が生じ、シール性能上、好ましくない。
［本発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、型成形接
続部の中空状シール部に偏肉の生じない、ウエザストリ
ップの接続方法を提供することを目的とするものであ
る。
続部の中空状シール部に偏肉の生じない、ウエザストリ
ップの接続方法を提供することを目的とするものであ
る。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、接続されるウエザストリップの両端末を対向
させ、中空状シール部に中芯部材の両端をそれぞれ挿入
した状態でウエザストリップの両端部を金型のキャビテ
ィにセットし、一方、金型のキャビティには中芯部材が
挿入された中空状シール部の両端部を型成形材料の注入
圧が作用する側と反対の側から押付けるピンを設け、シ
ール部の壁を介して中芯部材の両端をピンで支持した状
態でキャビティに型成形材料を注入することを特徴とす
る。
させ、中空状シール部に中芯部材の両端をそれぞれ挿入
した状態でウエザストリップの両端部を金型のキャビテ
ィにセットし、一方、金型のキャビティには中芯部材が
挿入された中空状シール部の両端部を型成形材料の注入
圧が作用する側と反対の側から押付けるピンを設け、シ
ール部の壁を介して中芯部材の両端をピンで支持した状
態でキャビティに型成形材料を注入することを特徴とす
る。
［作用効果］ 本発明の型成形接続方法では、中芯部材は型成形材料の
注入圧に抗してピンにて支持されているから、注入圧に
よって変位することがなく、従って型成形接続部の中空
状シール部は、偏肉のない所定の厚さに型成形される。
かつ、ピンは型成形接続部から外れた個所で中芯部材を
支持するから型成形接続部にピンによる貫通孔が残存す
ることがなく、良好なシール性能が得られる ［実施例］ 第１図に示すように、接続されるウエザストリップ１は
断面Ｕ字形で補強用インサート20が埋設されたソリッド
ゴムの取付基部２と、取付基部２の一方の側面より突出
して中空体をなすスポンジゴムのシール部３を備え、押
出成形される。
注入圧に抗してピンにて支持されているから、注入圧に
よって変位することがなく、従って型成形接続部の中空
状シール部は、偏肉のない所定の厚さに型成形される。
かつ、ピンは型成形接続部から外れた個所で中芯部材を
支持するから型成形接続部にピンによる貫通孔が残存す
ることがなく、良好なシール性能が得られる ［実施例］ 第１図に示すように、接続されるウエザストリップ１は
断面Ｕ字形で補強用インサート20が埋設されたソリッド
ゴムの取付基部２と、取付基部２の一方の側面より突出
して中空体をなすスポンジゴムのシール部３を備え、押
出成形される。
このウエザストリップ１は、これを取付けるべき車体の
開口に沿う環状に曲げられ、両端末が型成形で接続され
る。
開口に沿う環状に曲げられ、両端末が型成形で接続され
る。
接続に際しては第１図に示すように、両端末を対向させ
た状態で中空状シール部３に中芯部材５の両端を挿入せ
しめ、両端末を保持する。中芯部材５の組付けは、一方
の端末のシール部３に設けた図略のスリットにより中芯
部材５をその一端から挿入し、更に該一端を他方の端末
のシール部３に挿入することにより行なう。
た状態で中空状シール部３に中芯部材５の両端を挿入せ
しめ、両端末を保持する。中芯部材５の組付けは、一方
の端末のシール部３に設けた図略のスリットにより中芯
部材５をその一端から挿入し、更に該一端を他方の端末
のシール部３に挿入することにより行なう。
次に、このようにして中芯部材５を組付けたウエザスト
リップの両端部を金型にセットする。第２図は金型６に
セットされた両端部の一方（第１図のII−II線に沿う位
置での断面）を示すものである。図に示すように、金型
６には、中芯部材５が挿入されたシール部３の根元部の
両側に対応する位置にピン62が設けてある。ピン62の上
面は平面状をなし、スポンジゴムよりなるシール部３の
壁を中芯部材５に対して押付けている。なお、他方の端
部側にも同様のピンが設けてある。また第３図（第１図
のIII−III線に沿う位置での型成形の状態を示す）に示
すように金型６の型成形部を成形するキャビティには、
シール部３の頂端に対応する位置にゲート61が形成して
ある。
リップの両端部を金型にセットする。第２図は金型６に
セットされた両端部の一方（第１図のII−II線に沿う位
置での断面）を示すものである。図に示すように、金型
６には、中芯部材５が挿入されたシール部３の根元部の
両側に対応する位置にピン62が設けてある。ピン62の上
面は平面状をなし、スポンジゴムよりなるシール部３の
壁を中芯部材５に対して押付けている。なお、他方の端
部側にも同様のピンが設けてある。また第３図（第１図
のIII−III線に沿う位置での型成形の状態を示す）に示
すように金型６の型成形部を成形するキャビティには、
シール部３の頂端に対応する位置にゲート61が形成して
ある。
このようにしてウエザストリップ１の両端部をセットし
た金型６のキャビティへ、第３図に示すように上記取付
基部２のソリッドゴム材料よりも軟質のソリッドゴム材
料をゲート61から注入し、型成形接続部1Aを成形する。
た金型６のキャビティへ、第３図に示すように上記取付
基部２のソリッドゴム材料よりも軟質のソリッドゴム材
料をゲート61から注入し、型成形接続部1Aを成形する。
このとき、注入圧が中芯部材５に作用し、これを下方へ
押込もうとする。しかしながら、中芯部材５はウエザス
トリップ１のシール部３へ挿入した両端が注入圧の作用
する側と反対の側からピン62で支えられているので、注
入圧によって下方へ移動しない。従って、型成形接続部
1Aのシール部３は偏肉なく、所定の厚さに成形されるの
である。
押込もうとする。しかしながら、中芯部材５はウエザス
トリップ１のシール部３へ挿入した両端が注入圧の作用
する側と反対の側からピン62で支えられているので、注
入圧によって下方へ移動しない。従って、型成形接続部
1Aのシール部３は偏肉なく、所定の厚さに成形されるの
である。
成形後、接続された両端末を金型６から取り出して、中
芯部材５をシール部３より抜き出す。
芯部材５をシール部３より抜き出す。
第４図は端末間が接続されたウエザストリップを示すも
ので、端末のシール部３にはピン62（第２図）にて押さ
れた凹状の押跡21が残る。しかしながら、押跡21はスポ
ンジゴムの形状復元で最終的には極めて浅いものとな
り、またシール部３の根元に位置するからシール性能お
よび外観品質に影響を及ぼすことはない。またピン62は
中芯部材５を型成形接続される個所から外れた個所で支
持するから、離型後に型成形接続部1Aのシール部にピン
62による貫通孔が残存することはない。
ので、端末のシール部３にはピン62（第２図）にて押さ
れた凹状の押跡21が残る。しかしながら、押跡21はスポ
ンジゴムの形状復元で最終的には極めて浅いものとな
り、またシール部３の根元に位置するからシール性能お
よび外観品質に影響を及ぼすことはない。またピン62は
中芯部材５を型成形接続される個所から外れた個所で支
持するから、離型後に型成形接続部1Aのシール部にピン
62による貫通孔が残存することはない。
第１図ないし第４図は本発明の実施例を示すもので、第
１図は接続されるウエザストリップの端末間に中芯部材
を組付けた状態を示す図、第２図は、第１図のII−II線
に沿う位置でのウエザストリップ端末の金型へのセット
状態を示す断面図、第３図は第１図のIII−III線に沿う
位置での金型内における型成形接続部の成形状態を示す
断面図、第４図はウエザストリップの型成形接続部の斜
視図、第５図および第６図は従来例を示すもので、第５
図はウエザストリップの型成形接続部の斜視図、第６図
は第５図のVI−VI線に沿う位置での金型内における成形
状態を示す図である。 １……ウエザストリップ 1A……型成形接続部 ２……取付基部 ３……中空状シール部 ５……中芯部材 ６……金型 61……ゲート 62……ピン
１図は接続されるウエザストリップの端末間に中芯部材
を組付けた状態を示す図、第２図は、第１図のII−II線
に沿う位置でのウエザストリップ端末の金型へのセット
状態を示す断面図、第３図は第１図のIII−III線に沿う
位置での金型内における型成形接続部の成形状態を示す
断面図、第４図はウエザストリップの型成形接続部の斜
視図、第５図および第６図は従来例を示すもので、第５
図はウエザストリップの型成形接続部の斜視図、第６図
は第５図のVI−VI線に沿う位置での金型内における成形
状態を示す図である。 １……ウエザストリップ 1A……型成形接続部 ２……取付基部 ３……中空状シール部 ５……中芯部材 ６……金型 61……ゲート 62……ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 31:30
Claims (1)
- 【請求項１】取付基部と、取付基部から突出する中空状
でスポンジゴムよりなるシール部を備えたウエザストリ
ップの端末間を接続する接続方法であって、接続される
両端末を対向させ中芯部材の両端をそれぞれ上記端末か
らシール部内に挿入してウエザストリップの両端部を保
持し、保持された両端部を金型のキャビティ内にセット
し、キャビティ内にゴム材料を注入して型成形するウエ
ザストリップの接続方法において、金型にはゴム材料注
入側とは反対側となる位置で中芯部材が挿入されたウエ
ザストリップの両端部のシール部を押付けるピンを突設
し、ゴム材料の注入圧に対してシール部の壁を介して上
記ピンにて中芯部材の両端を支持した状態でゴム材料を
上記キャビティに注入することを特徴とするウエザスト
リップの接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2057603A JPH0755525B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | ウエザストリップの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2057603A JPH0755525B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | ウエザストリップの接続方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03258520A JPH03258520A (ja) | 1991-11-18 |
| JPH0755525B2 true JPH0755525B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=13060435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2057603A Expired - Lifetime JPH0755525B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | ウエザストリップの接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755525B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5538578A (en) * | 1992-10-30 | 1996-07-23 | Kinugawa Rubber Ind. Co., Ltd. | Method for joining end portions of weatherstrip and apparatus for forming joining member therefor |
| EP0764507A1 (fr) * | 1995-09-19 | 1997-03-26 | Saint-Gobain Vitrage | Raccord profilé creux |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5889310U (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-17 | 日本電信電話株式会社 | 光フアイバ接続部のモ−ルド成形型 |
| JPS63134216A (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | ウエザストリツプ製造用金型 |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2057603A patent/JPH0755525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03258520A (ja) | 1991-11-18 |
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