JP2611571B2 - ウエザストリップの端末処理方法 - Google Patents

ウエザストリップの端末処理方法

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエザストリップの端末
処理方法、特に中空状のシール部を備えたウエザストリ
ップの端末を型成形にて処理する処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアを例にとると、図7および
図8に示すように、ドア3の下縁内面に沿ってボデー4
の下縁に圧接するウエザストリップ1Aが取付けられ、
またドア3の周縁に沿ってボデー4のドア開口縁に圧接
するウエザストリップ1Bが取付けられている。これ等
ウエザストリップ1A、1Bは押出成形によって製造さ
れるが、両端末が開口したままでは見栄えも悪く、又内
部に水等が侵入するので、端末には型成形した端末部で
閉じる端末処理がなされている。
【0003】この端末処理をウエザストリップ1Aによ
り説明すると、ウエザストリップ1Aは、ドア3の外面
下部に沿って装着した幅広モール状のドアガーニッシュ
5の下縁に取付けられる断面U字形の取付基部11と、
その側面に形成した中空状のシール部12を備えてい
る。
【0004】端末処理は、図9に示すように先ずシール
部12の開口した端末をつぶし加工して閉じ、そして取
付基部11の端末は、別に準備した端末ピース2で閉じ
ている。あるいは取付基部11の端末は、これを金型に
挿置し、型成形で端末部を成形している。シール部12
の端末のつぶし部15は加熱状態で圧着してつぶし加工
することにより一応は閉じられるが、接着力が充分でな
いので一般に接着剤が用いられている。
【0005】ところが、上記の端末処理では、シール部
12の端末処理と、取付基部11の端末処理を別々に行
なっているので2工程を必要とし、かつシール部12の
端末処理面の見栄えがよくない。
【0006】また中空状のシール部を備えたウエザスト
リップの端末処理方法として、端末面全体を型成形にて
閉じることも行なわれている。図10はこの方法で処理
された端末部を示すものであるが、この方法ではウエザ
ストリップ1Aのシール部12の端末をその中に中子6
(破線)を挿入することにより閉じ、また取付基部11
はその中に中子7(破線)を挿入することにより閉じ、
このようにして開口を閉じたウエザストリップ1Aの端
末を金型内に挿置し、型成形で端末部2を形成してい
る。
【0007】しかしながら、この方法では中子6をコア
抜き穴13から抜き取らなければならない。また製品に
はコア抜き穴13が残存し、かつ型成形端末部2が大型
となるという外観上の問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は取付基部の外
面に中空状のシール部を備えたウエザストリップの端末
処理において、中子の抜き取りを必要とせず作業性よ
く、見栄えの良好な端末部を形成することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は図3に例示する
ように、ウエザストリップ1Aの端末を金型キャビティ
80に挿置するときにシール部12の端末開口を金型8
にてつぶして閉じた状態となし、キャビティ80に成形
材料を注入して、ウエザストリップ1Aの端末全面にこ
れに接続する型成形端末部2Aを形成するものである。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は本発明を自動車ドア下縁に
取付けるウエザストリップ1A(図7、図8)の後端の
端末処理に適用した実施例を示すもので、図1は処理さ
れた端末部を、図2は図1のII−II線に沿う断面を、図
3は端末処理方法を、それぞれ示す。
【0011】ウエザストリップ1Aは押出成形体で、断
面U字形のソリッドゴムよりなる取付基部11の側面に
沿って中空状のスポンジゴムよりなるシール部12を備
えている。取付基部11内には分断された多数の心材片
からなる心材14が埋設されており、また取付基部11
の内部対向面の一方からは、取付基部11の保持力を高
めるための保持リップ16が突出している。
【0012】端末処理に際しては、図3に示すように上
型81、下型83、中型82により端末部2Aを成形す
るキャビティ80を構成する金型8を用いる。上型81
は型を閉じたときに上記シール部12の端末開口を取付
基部11の側面に押付ける押付面811を備えている。
【0013】しかして型を閉じることにより、シール部
12の端末開口は図2に示すようにつぶし加工され、加
熱された上型81により取付基部11に圧着される。な
お、型成形に際しては、取付基部11の端末を閉じるた
めに、中板84を用い、取付基部11の開口側から保持
リップ16を倒し込むようにして取付基部11内に圧入
する。しかして、この状態でキャビティ80内に取付基
部11と同材質のソリッドゴム材を注入する。これによ
り図1に示すように、上面がシール部12からその端末
のつぶし部15へ、更に型成形端末部2Aへとなだらか
に連なる端末処理がなされる。
【0014】本発明の端末処理では、シール部12の端
末開口のつぶし加工と、端末部2Aの型成形とが1工程
でなされ、シール部12の端末開口を中子で閉じ、また
中子を抜き出す必要がないから、作業性が極めてよい。
また、シール部12のつぶし部15の端面が現れず、か
つ中子抜き取り穴が存在しないから見栄えもよい。また
つぶし部15は端末部2Aと接続しているから、接着剤
を用いて閉じる必要はない。
【0015】本発明の端末処理方法は、上記ウエザスト
リップ1Aに限らず、他のウエザストリップにも適用さ
れ得る。
【0016】図4および図5は、自動車のドアまわりに
取付けるウエザストリップ1B(図7、図8)のコーナ
部の形成に本発明を適用した実施例を示すものである。
【0017】押出成形のウエザストリップ1B、1B2
の端末間は型成形コーナ部2Bにて接続されている。ウ
エザストリップ1B1 、1B2 のシール部12の端末開
口はつぶし加工されて中空シール部12が閉じられるよ
うに圧着されており、図5に示すように型成形コーナ部
2Bのシール部12は、つぶし部15と同じ断面形状と
なっている。この型成形コーナ部2Bも、先の実施例に
おけると同様、シール部12の端末開口をつぶし加工し
つつ型成形することにより形成される。
【0018】図6は自動車のルーフサイドレール9に沿
って取付けるウエザストリップ1Cの端末処理に本発明
を適用した実施例を示すものである。端末部2Cは、押
出成形のウエザストリップ1Cのシール部12の開口端
末を、金型によりつぶし加工しつつ、型成形することに
より形成される。11は取付基部である。
【0019】
【発明の効果】本発明はシール部の端末開口を金型でつ
ぶし加工しつつ、同時にウエザストリップの端末に型成
形端末部を形成するから1工程で端末処理作業がなされ
得る。また、ウエザストリップの端末全面に型成形端末
部が接続され、かつ端末部には中子抜き穴もなく、見栄
えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により処理されたウエザストリップの端
末を示す図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のウエザストリップの端末を金型成形する
態様を示す図である。
【図4】本発明により処理された他のウエザストリップ
のコーナ部を示す図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本発明により処理された更に他のウエザストリ
ップの端末を示す図である。
【図7】ドアにウエザストリップが装着された自動車の
側面図である。
【図8】図7のVIII −VIII 線断面図である。
【図9】従来方法にて処理されたウエザストリップの端
末を示す図である。
【図10】従来の他の方法で処理されたウエザストリッ
プの端末を示す図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C ウエザストリップ 11 取付基部 12 中空状のシール部 15 つぶし部 2A、2B、2C 型成形端末部 3 自動車ドア 8 金型 80 金型キャビティ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基部と、取付基部と一体成形した中
    空状のシール部を備えたウエザストリップの端末処理方
    法において、上記シール部の端末開口を金型によりつぶ
    し状に圧着した状態でウエザストリップの端末を金型の
    キャビティに挿置し、キャビティに成形材料を注入し
    て、シール部が閉じられたウエザストリップの端末全面
    に、これに接続する型成形端末部を形成することを特徴
    とするウエザストリップの端末処理方法。
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JP5190208B2 (ja) * 2007-03-07 2013-04-24 鬼怒川ゴム工業株式会社 自動車用ウエザーストリップ
JP5718519B1 (ja) * 2014-11-20 2015-05-13 西川ゴム工業株式会社 ドアウェザーストリップ

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