JPH0717030B2 - ウエザストリップの端末成形方法 - Google Patents

ウエザストリップの端末成形方法

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JPH0717030B2
JPH0717030B2 JP2142701A JP14270190A JPH0717030B2 JP H0717030 B2 JPH0717030 B2 JP H0717030B2 JP 2142701 A JP2142701 A JP 2142701A JP 14270190 A JP14270190 A JP 14270190A JP H0717030 B2 JPH0717030 B2 JP H0717030B2
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篤志 彦坂
篤人 村山
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はウエザストリップの端末成形方法、特にトリム
部とトリム部の側面に一体成形した中空状のシール部を
備えたウエザストリップにおいて、シール部の端末開口
をつぶし加工して閉じる端末成形方法に関する。
[従来技術] この種のウエザストリップとして、ハードトップ型自動
車のドア開口部を例にとると、第7図に示すようにドア
開口の下半部にはウエザストリップ1が取付けられる。
このウエザストリップ1は、ドア開口に沿って形成した
フランジに組付けられる断面U字形のトリム部2と、そ
の一方の側面に一体形成した中空状のシール部3を備え
ており、このシール部3にドア閉時にドア本体5の外周
が押付けられる。なお、ドア開口の上半部には、ドアガ
ラスの外周をシールする、上記ウエザストリップ1とは
別のルーフサイドウエザストリップが取付けられる。
ウエザストリップ1の両端末(上端)Aでは第7図およ
び第8図に示すようにシール部3の開口がつぶし加工で
閉じられている。このつぶし加工は一般に、第9図に示
すように上型6および下型7を用い、シール部3の端末
開口内面に接着剤を塗布し、加熱した上型6にてシール
部3の端末をトリム部2の側面に押付けることによりな
される。
このようにつぶし加工されたシール部3では、その一般
部からつぶし加工による閉鎖端31へ移る部分は、その高
さがなだらかに低くなるほぼ決った形となる。ところ
が、この閉鎖端31では、第10図に示すようにこれにルー
フサイドウエザストリップ1Bの端末を重ねたとき両者間
に隙間aが生じたりなどして見栄えがよくない。このよ
うなことから、つぶし加工したウエザストリップの端末
部形状を所望の形状とすることが要求されている。
[本発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の実情に鑑み、ウエザストリップの中空状
シール部の開口端末を閉じるとともに、端末部を所望の
形状に成形し得る端末成形方法を提供することを課題と
してなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は第1図ないし第6図、特に第2図に例示するよ
うに、ウエザストリップ1の中空状シール部3の端末部
にはその中に中子8を挿置し、上から加熱した上型6を
押付け、シール部3の端末を閉じるとともに、閉鎖端31
からシール部3の一般部33へ移る部分32を上型6と中子
8にて成形することを特徴とする。
[作用効果] 本発明の方法で、中子8と上型6の成形面の形状を選ぶ
ことで、シール部3の一般部33から閉鎖端末31に移る部
分32を所望の形状とすることができる。
例えば、図示のように段部34を形成すれば、ルーフサイ
ドウエザストリップ1B(第10図)の端末と段部34とを衝
合密着させることで隙間aが生じない接続構造とするこ
とができる。
[実施例] 第1図ないし第6図に示す実施例において、ウエザスト
リップ1はゴムの押出成形体で、断面U字形で内部対向
面からフランジ保持リップ21が伸び出すソリッドゴムの
トリム部2と、その一方の側面に形成された中空状をな
すスポンジゴムのシール部3を備えている。トリム部2
内には分断された多数の芯材片よりなる芯材4が埋設さ
れている。
第1図に示すように、シール部3の端末31は所定幅だけ
つぶされるようにトリム部側面に圧着されて閉じられて
いる。シール部3は、その一般部33からつぶし加工され
た閉鎖端31に向けて緩かなカーブをなして徐々に低くな
っており、閉鎖端31と垂直面をなす般部34により連なっ
ている。
次にシール部3の端末成形方法を第2図ないし第6図に
より説明する。
ウエザストリップ1のシール部3には、その端末開口側
に、閉鎖端部31となるべき部分を残して内側に中子8を
挿入する。中子8の上面82は、徐々に高さが低くなり端
縁が段部821を形成し、一方の側面からはホルダ81が突
出している。中子8を挿入するには、ホルダ81の断面よ
りも大きい開口35をシール部3の側面(ウエザストリッ
プ組付状態で外観に現れない側面)に形成しておき(第
1図)、この開口35を拡げるようにして中子8を挿入す
る。そして、このようにして中子8を挿入したウエザス
トリップ1の端部を下型7にセットする。そしてシール
部3の上方から上型6にて押付ける。
上型6は、第2図、第4図、第5図に示すように、中子
8の段部821を含む上面82および両側面を囲む成形面61
と、トリム部2の端部に対向する成形面62を備えてい
る。
上型6の押付けに際しては、閉鎖端31となるべきシール
部の端末開口の内周に接着剤を塗布し、型温をほぼ180
℃程度として押付けを行なう。このとき、シール部3の
徐変部32では先端方向へ断面積が減少するが、側面に上
記開口35が形成され、かつこの開口35は中子8のホルダ
81よりも余裕のある大きさに形成してあり、かつ徐変部
32は型温により変形自在に軟化するから、上記断面積減
少による徐変部32の余剰分は開口35により吸収される。
また、閉鎖端31では、第5図に示すように上下の型6,7
間に逃し部9が形成してあり、余剰分はこの逃し部9へ
逃げる。
形成後、中子8を抜き取ることで、第1図に示す端末部
が得られる。なお、閉鎖端31の両側面からは、加工時に
両側へ逃げた部分が広がっているので(第5図)、この
部分は切除する。
しかして本発明により得られた端末形状では、第10図に
示すようにウエザストリップ1Bの端末を重ねた場合、そ
の端面と段部34とが衝合密着し、隙間aのない連続感の
ある接合部が得られる。
なお、本発明の成形方法によるときは、上記実施例に限
らず、中子および上型の成形面形状を選ぶことで、所望
の形状にシール部の閉鎖端末を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は本発明により成形されたウエザストリップの端末
部の斜視図、第2図は端末成形の態様を示す図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ第2図のIII−III線、IV
−IV線、V−V線に沿う断面図、第6図は成形に用いる
中子の斜視図、第7図はウエザストリップの全体形状お
よびウエザストリップの取付部を示す図、第8図は従来
のウエザストリップの端末部の斜視図、第9図は従来の
端末成形の態様を示す図、第10図は従来の端末の不都合
を示す図である。 1……ウエザストリップ 2……トリム部 3……シール部 31……閉鎖端 32……移行部 34……段部 6……上型 7……下型 8……中子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 7/23 P // B29L 31:58

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリム部と、トリム部の側面に一体形成し
    た中空状のシール部を備えたウエザストリップの上記シ
    ール部の端末開口をつぶし加工して閉鎖する端末成形方
    法において、上記シール部内には閉鎖端となるべき部分
    を残した内側位置に中子を挿置し、シール部の上記閉鎖
    端および中子挿置部を加熱状態で上型にて押圧し、シー
    ル部の上記閉鎖端をトリム部側面に圧着せしめるととも
    に、シール部の一般部から閉鎖端に移行する部分を上記
    中子および上型にて所望の形状に成形することを特徴と
    するウエザストリップの端末成形方法。
JP2142701A 1990-05-31 1990-05-31 ウエザストリップの端末成形方法 Expired - Fee Related JPH0717030B2 (ja)

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JP2749478B2 (ja) * 1992-03-13 1998-05-13 株式会社東海理化電機製作所 子供用シート
JPH11198694A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Takata Kk チャイルドシート
JPH11198696A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Takata Kk チャイルドシート
JPH11208332A (ja) * 1998-01-21 1999-08-03 Takata Kk チャイルドシート
JP4946038B2 (ja) * 2005-12-21 2012-06-06 タカタ株式会社 チャイルドシート
JP4946036B2 (ja) * 2005-12-21 2012-06-06 タカタ株式会社 チャイルドシート

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