JPH0755165Y2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JPH0755165Y2
JPH0755165Y2 JP1989110131U JP11013189U JPH0755165Y2 JP H0755165 Y2 JPH0755165 Y2 JP H0755165Y2 JP 1989110131 U JP1989110131 U JP 1989110131U JP 11013189 U JP11013189 U JP 11013189U JP H0755165 Y2 JPH0755165 Y2 JP H0755165Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
slit
weather strip
mounting base
molding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989110131U
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English (en)
Other versions
JPH0349139U (ja
Inventor
政博 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車車体の開口まわりに取付けるウエザス
トリップに関するものである。
[従来技術] 自動車のトランクルームの開口まわりや、ドア開口まわ
りにはウエザストリップが取付けられる。このウエザス
トリップは中空をなすチューブ状のシール部を備えてお
り、押出成形により製造される。しかしながら、上記開
口のコーナ部ではこれに沿ってウエザストリップを屈曲
変形させにくいので、2本の押出成形のウエザストリッ
プの端末間をコーナ形状に型成形にて接続している。そ
して、この型成形ではシール部の中空内を成形するコア
を用いており、従って型成形コーナ部のシール部の一方
の側面にはコアを抜き取ったあとに、コア抜き用のスリ
ットが開口している(特公昭56-46093号、実開昭63-290
714号)。
第7図はトランクルームのウエザストリップ(第1図の
VII-VII線に沿う断面)を示すもので、ウエザストリッ
プ1には取付基部11の上端に中空をなすチューブ状のシ
ール部12が形成されており、トランクリッド2により押
し付けられる。このウエザストリップ1は押出成形体
で、コーナ部(第1図のA部)は第8図に示すように型
成形コーナ部1Aにて接続されている。そして型成形コー
ナ部1Aのシール部12の一方の側面には取付基部11と接続
する根元部に沿って長手方向のほぼ全長にわたるコア抜
き用スリット13が開口している。
ところで、このウエザストリップをトランクルームに用
いた場合、第9図に示すように型成形コーナ部1Aのシー
ル部12がトランクリッド2により押し付けられると、シ
ール部12は横方向に押し広げられ、スリット開口上縁13
1は支えがないため横方向に移動しつつ下降し、取付基
部11からずれて更に下降する。従って型成形コーナ部1A
のシール部12はトランクリッド2により押し付けられて
もシール圧は上らず、シール力が不足する。
このようなシール力の不足は、ドア開口のウエザストリ
ップにおいても同様に生じる。第10図はドア開口のウエ
ザストリップ(第1図のX−X線に沿う断面)を示すも
ので、取付基部11の側面にシール部12が形成されてお
り、ドアフレーム3により押し付けられる。
コーナ部(第1図のB部)は第11図に示すように型成形
コーナ部1Aにて形成されており、このコーナ部1Aにはコ
ア抜き用スリット13が開口している。そして、このスリ
ット13においてもドア閉時、トランクルームのウエザス
トリップにおけると同様にスリット開口上縁131に下方
への位置ずれが生じ、シール力を低下させる原因とな
る。
[本考案が解決しようとする課題] 本考案は上記の実情に鑑み、型成形コーナ部において、
コア抜き用スリットの開口上縁の上記位置ずれによるシ
ール力低下が生じないウエザストリップを提供すること
を課題としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、コーナ部を型成形で接続し、この型成形コー
ナ部のチューブ状中空シール部の一方の側面には取付基
部と接続する根元部に沿ってコア抜き用スリットが開口
するウエザストリップにおいて、第2図ないし第4図に
例示するように、取付基部11には、シール部12のコア抜
き用スリット開口13の開口下縁132に沿う位置に、スリ
ット開口上縁131よりも外側へ突出し、かつ上記開口下
縁132に沿う方向に延び、シール部12が押し付けられる
ことにより下降するスリット開口上縁131を受け止める
リブ状の突起14を形成したことを特徴とする。
[作用、効果] シール部12がトランクリッド2等により押し付けられる
とシール部12は横方向、即ち外側へに押し広げられ、ス
リット開口上縁131は本来の位置から横方向にずれた位
置で下降しようとするが、取付基部11からシール部12の
スリット13側の側面よりも横方向に突出するリブ状突起
14にて受けとめられる。そしてシール部12は更に押し付
けられるとシール圧が上昇し、良好なシール性が得られ
る。
[実施例] 第2図ないし第4図は本考案をトランクルームの開口ま
わりに取付けるウエザストリップに適用した実施例を示
すもので、第2図に示すようにウエザストリップのコー
ナ部は、押出成形のウエザストリップ1、1の両端末を
型成形で接続したコーナ部1A(第1図のA部)により形
成されている。
押出成形のウエザストリップ1は断面U字形で内面にフ
ランジ保持リップを有するソリッドゴムの取付基部11
と、その上端面から突出する中空チューブ状のスポンジ
ゴムのシール部12とよりなる。第3図に示すように、取
付基部11は、コーナ部1Aでは押出成形部よりも厚肉でフ
ランジ保持リップを有せず、シール部12は押出成形部と
ほぼ同一の断面形状をなしている。
上記コーナ部1Aの形成は、両押出成形ウエザストリップ
1、1の端末をほぼ直角方向に対向させて金型にセット
し、両端末間に取付基部11よりもやや軟質のゴム材料を
注入し、型成形することによりなされる。この場合、コ
ーナ部1Aのシール部12を中空とするためにコアが用いら
れ、成形後に抜き取られ、シール部12には、屈曲内径側
の側面に、これと取付基部11とをつなぐ首状の根元部に
沿ってコア抜き用のスリット13が残存する。上記コーナ
部1Aには、これを型成形するときに、上記スリット13に
沿う取付基部11の角部に、上記スリット13に沿って横方
向にリブ状に突出する突起14を形成する。突起14は、ス
リット開口3が存在するシール部12の側面よりも更に横
方向に突出する高さとしてあり、型成形の取付基部11の
全長にわたりスリット開口13の開口下縁132に沿う方向
に延びている。
このように、上記スリット13に沿って突起14を形成した
型成形コーナ部1Aを有するウエザストリップにおいて、
これをトランクルーム開口に取付け、第4図に示すよう
にトランクリッド2を閉じてシール部12に押し付ける
と、シール部12は横方向に広げられ、スリット開口上縁
131は下方へ移動するが、上記突起14により受け止めら
れる。そして更に押し付けられると、スリット開口上縁
131は突起14面に沿って首部方向へ若干ずれることはあ
るが、突起14からはずれることはない。
しかしてシール部12はトランクリッド2の押し付けに応
じてシール圧を増し、充分なシール性が得られるのであ
る。
第5図および第6図は本考案を車体のドア開口まわりに
取付けるウエザストリップに適用した実施例を示すもの
である。
断面U字形の取付基部11の側面からは中空のチューブ状
シール部12が突出している。型成形コーナ部1Aにはシー
ル部12の根元部に沿ってコア抜き用スリット13が開口し
ている。取付基部11のシール部12との接続部、即ち、ス
リット開口13の直下位置に、スリット開口13の前面側へ
突出し、高さがスリット開口下縁132の位置にほぼ対応
し、長さがスリット開口13とほぼ同じリブ状の突起14が
形成してある。
しかして、本ウエザストリップは、これをドア開口に取
付けてドアを閉じ、シール部12がドアフレーム3(第10
図)により押付けられると、コーナ部1Aにおいてはスリ
ット開口上縁131は上記突起14で受け止められる。従っ
てドアフレーム3の押付けに応じてシール圧は増し、良
好なシール性が確保されるのである。
なお、上記突起14は、コーナ部1Aを型成形するときに同
時に形成されるものであって、突起14の形成に特別の工
数を要するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の側面図、第2図ないし第4図は本考案
の第1の実施例を示すもので、第2図はトランクルーム
の開口に取付けられるウエザストリップのコーナ部の斜
視図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断面図、第4
図は第3図に示される部分がトランクリッドにより押付
けられた状態を示す図、第5図および第6図は本考案の
第2の実施例を示すもので、第5図は車体のドア開口に
取付けられるウエザストリップの斜視図、第6図は第5
図のVI-VI線に沿う断面図、第7図ないし第9図は従来
例を示すもので、第7図は第1図のVII-VII線に沿う位
置でのウエザストリップの断面図、第8図はウエザスト
リップのコーナ部の斜視図、第9図は第8図のIX-IX線
に沿う位置でのトランクリッドにより押付けられた状態
を示す断面図、第10図および第11図は他の従来例を示す
もので、第10図は第1図のX−X線に沿う位置でのウエ
ザストリップの断面図、第11図はウエザストリップのコ
ーナ部の斜視図である。 1……ウエザストリップ 1A……型成形コーナ部 11……取付基部 12……シール部 13……スリット 131……スリット開口上縁 132……スリット開口下縁 14……突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車車体の開口に沿って取付けられるウ
    エザストリップであって、取付基部と、取付基部から突
    出した中空状のシール部よりなり、コーナ部を型成形に
    て形成し、型成形コーナ部のシール部の一方の側面には
    取付基部と接続する根元部に沿ってコア抜き用スリット
    が開口するウエザストリップにおいて、型成形コーナ部
    の取付基部には、上記スリットの開口下縁に沿う位置
    に、該スリットの開口上縁よりも外側へ突出し、かつ上
    記スリットの開口下縁に沿う方向に延び、シール部が車
    体の開口を開閉する部材にて押付けられたときに下降す
    る上記スリットの開口上縁を受け止めるリブ状の突起を
    形成したことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
JP1989110131U 1989-09-20 1989-09-20 自動車用ウエザストリップ Expired - Lifetime JPH0755165Y2 (ja)

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JP1989110131U JPH0755165Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 自動車用ウエザストリップ

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JPH0349139U JPH0349139U (ja) 1991-05-13
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JP1989110131U Expired - Lifetime JPH0755165Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 自動車用ウエザストリップ

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DE202014104110U1 (de) * 2014-09-02 2014-09-16 Knorr-Bremse Gmbh Türdichtungsvorrichtung, Türdichtungssystem und Türflügel für ein Schienenfahrzeug
JP6508073B2 (ja) * 2016-01-27 2019-05-08 株式会社豊田自動織機 ウエザストリップ

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JPH0349139U (ja) 1991-05-13

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