JP3344322B2 - ガラスラン - Google Patents

ガラスラン

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JP3344322B2
JP3344322B2 JP20357398A JP20357398A JP3344322B2 JP 3344322 B2 JP3344322 B2 JP 3344322B2 JP 20357398 A JP20357398 A JP 20357398A JP 20357398 A JP20357398 A JP 20357398A JP 3344322 B2 JP3344322 B2 JP 3344322B2
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JP
Japan
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glass run
vertical side
molding
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corner
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寿一 森
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアのウィンドウ
フレームに取着されるガラスランに係り、詳しくは、押
出成形で形成された複数の辺を型成形によって一体に接
合することにより構成されたガラスランに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、自動車のドア1のウ
ィンドウフレーム2の内周には、同ウィンドウフレーム
2とドアガラス3との間をシールするために、ゴム等の
弾性材料によって形成されたガラスラン41が設けられ
ている。図5に示すように、ガラスラン41は、上辺4
2、下辺43、縦辺44等によって構成されている。各
辺42,43,44は、その端部同士を型成形によって
一体に接合することにより、ウィンドウフレーム2の内
周に沿った形に作られる。例えば、上辺42及び下辺4
3は、それぞれ縦辺44の両端部と略直角をなすように
コーナー部45a,45bを形成する型成形部46a,
46bによって一体に接合され、全体としてウィンドウ
フレーム2に沿った形に作られる。つまり、コーナー部
45a,45bが型成形されることにより、ガラスラン
41がウィンドウフレーム2と相似形に形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガラスラン41では、各コーナー部をそれぞれ個別に型
成形しているため、成形回数が多く、手間がかかるもの
であった。
【0004】また、図6に示すように、型成形を行うこ
とによってガラスラン41の型成型部46a,46bと
非成形部との境界には段差47が生じる。この段差47
はガラスラン41の外見を損ねるものである。このた
め、場合によっては段差47を削ったり、段差47の上
からフィルムを貼ったり、塗装したりする等して見栄え
を向上させる必要がある。しかし、これらの作業は手間
取り、結果としてガラスラン41の製造コストの上昇を
招いている。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、型成形回数を少なく
し、製造コストを抑えるとともに、見栄えを向上させた
ガラスランを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び効果】上記の目的を達
成するために、請求項1に記載の発明は、ドアガラスの
外周の形状に沿うように上辺、下辺、センターピラー部
に位置する縦辺、及び短辺の複数の長尺状の辺と、型成
形部とによって構成されると共に、車両のドアのウィン
ドウフレームに取着されるガラスランにおいて、少なく
とも前記上辺、下辺、及びセンターピラー部に位置する
縦辺の一部は押出成形法によって連続的に形成され、前
記上辺と縦辺の間のコーナー部、前記下辺と縦辺の間
コーナー部及び縦辺の外表面側の部分は連続して型成形
にて一体に形成されていることをその要旨とする。
【0007】この構成によれば、センターピラー部に位
置する縦辺とその両端のコーナー部とを一回の型成形に
よって一体的に接合することができ、また、接合による
段差の数を少なくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。図1に示すよう
に、ガラスラン11は、EPDM(エチレン−プロピレ
ン−ジエン共重合ゴム)によって形成され、上辺12、
下辺13、縦辺14、短辺28を有し、全体としてウィ
ンドウフレーム2に沿った略枠状をなしている。縦辺1
4はセンターピラー部に位置する。図3に示すように、
ガラスラン11の上辺12は、断面略コ字状をなし、底
壁22と、同底壁22の両側から立ち上がる一対の側壁
23と、両側壁23の先端からそれぞれ底壁22側へ延
設されているシールリップ24と、両側壁23の先端か
ら外方へ延設されてウィンドウフレーム2のフランジを
覆うカバーリップ27と、底壁22の両側外方にそれぞ
れ係合突条25とを有している。係合突条25はウィン
ドウフレーム2の内周と係合してガラスラン11のウィ
ンドウフレーム2からの脱落を防止している。ドアガラ
ス3の閉成時には、両シールリップ24によってドアガ
ラス3の車内側及び車外側がシールされる。カバーリッ
プ27の先端はウィンドウフレーム2とガラスラン11
との間のシールを確保する。他の辺も同様な構成であ
る。
【0009】同ガラスラン11において、上辺12,下
辺13,縦辺14の一部及び短辺28は押出成形法によ
って連続的に形成されており、各辺間のコーナー部及び
縦辺14の外表面側の部分は型成形によって形成されて
いる。
【0010】次に、上記構成のガラスラン11の製造方
法について説明する。先ず、押出成形機を用いて各辺1
2,13,14,28の未加硫EPDMを各辺12,1
3,14,28の断面形状を有する口金よりそれぞれ押
出す。口金より押し出されてた未加硫ゴムは、加硫装置
で加硫され、冷却された後、所定の長さに切断される。
【0011】続いて、各辺12,13,14,28の端
部を接続する。この時、図1に示すように、各辺間の接
合部、すなわち各辺12,13間のコーナー部15a,
15b及び縦辺14の外表面側の部分を一つの金型によ
り同時に型成形して一体に形成する。
【0012】このようにしてガラスラン11が製造さ
れ、ウィンドウフレーム2の内周部に取着される。本実
施の形態によれば、以下に記すような効果を得ることが
できる。
【0013】・縦辺14の外表面側の部分と、縦辺14
の両端の二つのコーナー部15a,15bとをまとめて
一度に成形することができ、工程数を削減することがで
きる。
【0014】・また、縦辺14の一端のコーナー部15
aから他端のコーナー部15bまで、まとめて型成形を
行ったため、センターピラー部に位置して最も目立つ部
分での型成形部による段差47を減らすことができる。
【0015】さらに、段差47の数が減ったことによ
り、ガラスラン11の外見の見栄えを向上させることが
できる。加えて、段差47の数が減ったため、段差47
を削ったり、段差47の上からフィルムを貼ったりする
手間も減らすことができ、製造コストを低減させること
ができる。
【0016】なお、上記各実施形態は以下のように変更
してもよく、その場合でも同様の作用および効果を得る
ことができる。 ・上記実施形態では縦辺14の外表面側の部分と、同縦
辺14とその両端部のコーナー部15a,15bを同一
型によって一体に型成形したが、縦辺12と短辺28部
分との間のコーナー部と、短辺28の外表面側の部分又
は短辺28全体とをまとめて同一型によって一体に型成
形すること。
【0017】このようにすれば、上記実施形態と同様な
効果を得ることができる。 ・縦辺14全部と両端のコーナー部とを同一型によって
一体に型成形すること。
【0018】以上、実施形態について説明したが、実施
形態から把握できる請求項以外の技術的思想について、
以下に記載する。 ・ドアガラスの外周形状に沿い、複数の長尺状の辺によ
って構成されると共に、車両のドアのウィンドウフレー
ムに取着されるガラスランの製造方法において、少なく
ともセンターピラー部に位置する縦辺の一部と、その両
端側のコーナー部とを同一型により一体的に成形するガ
ラスランの製造方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のガラスランの型成形箇所の概略を
示す平面図。
【図2】図1の型成形箇所の一部を示す拡大斜視図。
【図3】上辺の部分断面を含む拡大斜視図。
【図4】ガラスランの取付状態を示す自動車のドアの平
面図
【図5】従来のガラスランの型成形箇所の概略を示す平
面図。
【図6】図5の型成形箇所の一部を示す部分断面を含む
拡大斜視図。
【符号の説明】
2…ウィンドウフレーム、11…ガラスラン、12…上
辺、13…下辺、14…縦辺、15…コーナー部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:30 B60J 1/16 A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアガラスの外周の形状に沿うように上
    辺、下辺、センターピラー部に位置する縦辺、及び短辺
    複数の長尺状の辺と、型成形部とによって構成される
    と共に、車両のドアのウィンドウフレームに取着される
    ガラスランにおいて、 少なくとも前記上辺、下辺、及びセンターピラー部に位
    置する縦辺の一部は押出成形法によって連続的に形成さ
    れ、前記上辺と縦辺の間のコーナー部、前記下辺と縦辺
    の間のコーナー部及び縦辺の外表面側の部分は連続して
    型成形にて一体に形成されているガラスラン。
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