JP2008132958A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】シール性の良い、製造が容易な自動車用ウエザストリップを提供する。
【解決手段】ウエザストリップ10は、押出成形部20と、押出成形部20の端部に形成された型成形部30から形成される。押出成形部20と型成形部30は、取付基部21,31と、中空シール部24,37を有する。押出成形部20の取付基部21は、内部に取付基部中空部22が形成され、取付基部中空部22と中空シール部24との間にはブリッジ部23が形成される。型成形部30の取付基部31は、中子抜きスリット36を設けるとともに、取付基部31は、取付基部中空部32に相当する部分を中空シール部37と連通する中空とする部分と、取付基部中空部32に相当する部分をブリッジ部23に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に交互に形成した自動車用ウエザストリップである。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車ドア、トランクリッド、スライディングルーフ等の車体開口部を開閉する車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールする自動車用ウエザストリップに関するものである。
以下、本発明について、図10に示すように、ドアフレーム2の外周に取付けられて、自動車のドアと車体開口部周縁6との間をシールするドアウエザストリップ10を例に取り説明する。
自動車ドアと車体開口部周縁6との間のシールは、図11に示すように、ドアフレーム2等の外周に取付けられるドアウエザストリップ110及び/または、車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ170によりなされる。なお、ドアガラス5とドアとの間のシールは、ドアフレーム2の内周のチャンネル3に取付けられるガラスラン160によってなされる。
ガラスラン160は、チャンネル3に取付けられ、車外側側壁161、底壁163と車内側側壁162からなる断面略U字形の内部にドアガラス5の端部を収納し、車外側側壁161と車内側側壁162の先端から延設した車外側シールリップ164と車内側シールリップ165をドアガラス5の車外側面・車内側面に当接させてシールしている。
車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられたオープニングトリムウエザストリップ170は、断面略U字形のトリム部171によりフランジ7に取付けられ、中空シール部172をドアフレーム2のドア膨出部2aの車内側面に当接させてシールしている。
ドアのドアフレーム2とドアパネル1の外周に取付けられたドアウエザストリップ110は、取付基部121とその上部に一体に形成されたシール部122から構成され、シール部122は、中空シール部123、シールリップ部124から構成される。取付基部121は、ドアフレーム2の外周に取付けられたリテーナー4に嵌め込まれてドアフレーム2に固定される。このとき、シールリップ部124は、車体開口部周縁6の最も車外側の先端の部分に当接して、車体開口部周縁6とドアフレーム2の間をシールしている。
そのとき、中空シール部123は、車体開口部周縁6のシールリップ部124が当接する部分よりも車内側の膨出部分に当接して、ドアフレーム2と車体開口部周縁6との間を2重にシールしている。
また、ドアウエザストリップ110は、ドアフレーム2に装着される部分とドアパネル1に装着される部分とでは、その断面形状が異なる場合があり、そのため、ドアフレーム2とドアパネル1の接合部分の付近で、図9に示すように、ドアウエザストリップ110は型成形により形成された接続部130により接合されているものもある。また、コーナー部においても、コーナー部の曲げのために接続部130で接続されている。
このドアウエザストリップ110の押出成形部は、取付基部121の柔軟性を上げ、軽量化のために、中空状に形成された取付基部中空部125が設けられている。そして、車体開口部周縁6に当接する中空シール部123と取付基部中空部125との間には、中空シール部123の外壁を繋ぐようにブリッジ部126が形成されている。このため、中空シール部123と取付基部中空部125が1つの中空を形成して、中空部が大きな中空となることを防止し、中空シール部123の中空部分を小さくして、中空シール部123の外壁の剛性を増加させて、ドア閉時に中空シール部123が異常変形することを防止している。
しかしながら、型成形部では、中空シール部230に中空部を成形するためには、金型に中子を設けて、図12及び図13に示すように、成形後に型成形部の取付基部220の中子抜きスリット222からその中子を抜き出す必要がある。このため、中子を抜き出す方向を考慮すると、中空部は、図11に示すように押出成形された断面形状である中空シール部123と取付基部中空部125の上下方向に2つの中空を形成することができず、中子を抜くために、図12に示すように、中空部を1つしか設けることができなかった。この場合は、中空シール部230の内部にブリッジ部がなく、中空シール部230の中空形状が大きくなり、中空シール部230の剛性が低くシール性が低下する場合があった(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。なお、図13はコーナー部における型成形部の取付基部の裏側面を示すものである。
また、型成形部が、ドアフレーム2等のコーナー部に取付けられる場合には、ドアフレーム2のコーナー部では、チャンネル3やリテーナー4が切欠かれており、型成形部が外れやすくなっている。このため、コーナー部に取付けられる型成形部には、合成樹脂製のインサートが埋設されていることがある。この場合には、成形作業に手間がかかるとともに、コーナー部の剛性が大きくなり、ドアフレーム2等への取付作業も手間がかかっている。
特開2006−205842号公報 特開平10−329224号
このため、本発明は、シール性の良い、製造が容易な自動車用ウエザストリップを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップにおいて、
ウエザストリップは、押出成形により形成された押出成形部と、押出成形部の端部に型成形により形成された型成形部から形成され、押出成形部と型成形部は、それぞれ車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に取付けられる取付基部と、取付基部に一体に形成され他方の部材に当接してシールする中空シール部を有し、
押出成形部の少なくとも一部の取付基部には、内部に取付基部中空部が形成され、取付基部中空部と中空シール部との間にはブリッジ部が形成され、
型成形部の少なくとも一部の取付基部には、中空シール部を形成する金型の中子を取出す中子抜きスリットを設けるとともに、取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とする部分と、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に沿ってそれぞれ複数形成したことを特徴とする自動車用ウエザストリップである。
請求項1の本発明では、自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップにおいて、ウエザストリップは、押出成形により形成された押出成形部と、押出成形部の端部に型成形により形成された型成形部から形成されている。このため、車体開口部開閉部材と車体開口部周縁の形状に沿って、一連のウエザストリップの形状を形成して、取付けてシールすることができる。
押出成形部と型成形部は、それぞれ車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に取付けられる取付基部と、取付基部に一体に形成され他方の部材に当接してシールする中空シール部を有している。このため、車体開口部開閉部材の周囲又は車体開口部周縁に取付基部を取付けると、車体開口部開閉部材の閉時に中空シール部が
車体開口部周縁又は車体開口部開閉部材に当接して、車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールすることができる。
押出成形部の少なくとも一部の取付基部には、内部に取付基部中空部が形成され、取付基部中空部と中空シール部との間にはブリッジ部が形成されている。このため、中空シール部の中空部分を小さくして、中空シール部の外壁の間をブリッジ部で連結して中空シール部の剛性を増加させて、ドア閉時に中空シール部が異常変形することを防止している。また、取付基部中空部は、取付基部の柔軟性を向上させ、かつ、軽量化を達成している。
型成形部の少なくとも一部の取付基部には、中空シール部を形成する金型の中子を取出す中子抜きスリットを設けている。上部からは目立たないように取付基部に中子抜きスリットを設けたため、見栄えとシール性を確保できる。
型成形部の取付基部は、押出成型部の取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とする部分と、押出成型部の取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に沿って、それぞれ複数形成した。このため、中空シール部の内部にブリッジ部を形成しなくても、中空シール部の剛性を確保して、ドア閉時に異常変形を防止することができる。さらに、中空部を形成する中子を1個使用するのみで、中空部を形成し、取付基部の柔軟性と軽量化を図ることができる。
請求項2の本発明は、型成形部は、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のコーナー部に取付けられ、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の上辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられるウエザストリップの押出成形部を接続する自動車用ウエザストリップである。
請求項2の本発明では、型成形部は、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のコーナー部に取付けられ、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の上辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられるウエザストリップの押出成形部を接続する。このため、コーナー部に取付けられる型成形部の取付基部の剛性を上げることができ、ドアフレームや車体開口部周縁のコーナー部のチャンネルやリテーナーから取付基部が外れることを防止することができる。
請求項3の本発明は、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の上辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられるウエザストリップの押出成形部のいずれか一方は、取付基部が内部に取付基部中空部が形成され、取付基部中空部と中空シール部との間にはブリッジ部が形成され、ウエザストリップの上記押出成形部の他方は、取付基部が上記取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とするよう形成され、ブリッジ部が形成されたウエザストリップと接続する側の型成形部の取付基部は、中空シール部を形成する金型の中子を取出す中子抜きスリットを設けるとともに、取付基部は、取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とする部分と、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に交互に形成し、取付基部が取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とするよう形成された側の型成形部の取付基部は、略同じ厚さで形成されるとともに中子抜きスリットが形成された自動車用ウエザストリップである。
請求項3の本発明では、自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられるウエザストリップの押出成形部のいずれか一方は、取付基部が内部に取付基部中空部が形成され、取付基部中空部と中空シール部との間にはブリッジ部が形成され、ウエザストリップの押出成形部の他方は、取付基部が取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とするよう形成される。このため、取付基部中空部を有するものと有しないものの断面形状が異なるウエザストリップの押出成形部を型成形部でスムースに接続することができる。また、縦辺部と上辺部はそれぞれ車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁の形状に合わせて、必要なシール性を得ることができる。
ブリッジ部が形成されたウエザストリップと接続する側の型成形部の取付基部は、中空シール部を形成する金型の中子を取出す中子抜きスリットを設けたため、型成形部の中空シール部を形成する中子を容易に取出すことができる。
取付基部は、取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とする部分と、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に交互に形成した。このため、取付基部の剛性を高くすることができる。
取付基部が取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とするよう形成された側の型成形部の取付基部は、略同じ厚さで形成されるとともに中子抜きスリットが形成されたため、取付基部を中子抜きスリットのみとすることができ、形状が簡単であり、製造が容易である。

請求項4の本発明は、取付基部の中空とする部分と、中実に形成した部分は、同じ長さに形成され、長手方向に交互に形成したウエザストリップである。
請求項4の本発明では、取付基部の中空とする部分と、中実に形成した部分は、同じ長さに形成され、長手方向に交互に形成したため、長さの同じ、中空、中実部分を交互に形成して、型成形部の取付基部の剛性が均一化され、型成形部の取付基部の取付安定性が向上する。
請求項5の本発明は、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の側部に切欠きを形成した自動車用ウエザストリップである。
請求項5の本発明では、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の側部に切欠きを形成したため、取付基部の柔軟性の向上によりドアフレームの外周に沿って取付が容易となり、軽量化を一層達成することができる。また、取付基部の側部に切欠きを形成し、当該部分の肉厚を他の部分とほぼ同じようにしたため、切欠きが中空シール部により上部から目立たなくなり、見栄えを損なうことなく、また、切欠きは金型のキャビティに凹凸を設けることで形成でき、製造も容易である。
請求項6の本発明は、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の裏面に凹部を形成した自動車用ウエザストリップである。
請求項6の本発明では、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の裏面に凹部を形成したため、取付基部の柔軟性の向上によりドアフレームの外周に沿って取付が容易となり、軽量化を一層達成することができる。また、取付基部の底部に薄肉部を形成したため、ウエザストリップを取付けたとき、上部から目立たず、見栄えを損なうことなく、金型のキャビティに凹凸を設けることで形成でき、製造も容易である。

請求項7の本発明は、凹部は、四角形、円形、又は楕円形のいずれかである自動車用ウエザストリップである。
請求項7の本発明では、凹部は、四角形、円形、又は楕円形のいずれかであるため、取付基部の剛性に応じて凹部の形状を選択できる。

請求項8の本発明は、凹部の周囲を形成する側面は斜面である自動車用ウエザストリップである。
請求項8の本発明では、凹部の周囲を形成する側面は斜面であるため、凹部の上面や底面と側面とが鈍角に形成されるため、型成形時に金型から外すことが容易であるとともに、側面と上面や底面と戸の境界部分で応力集中が無い。
請求項9の本発明は、取付基部の中子抜きスリットの少なくとも一部は接着されている自動車用ウエザストリップである。
請求項9の本発明では、取付基部の中子抜きスリットの少なくとも一部は接着されているため、取付基部の形状が安定して確実に車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に取付けられることができ、中空シール部の形状も安定し、シール性も確保することができる。
請求項10の本発明は、型成形部の取付基部の底辺は、押出成形部の取付基部の底辺よりも幅方向に張り出している自動車用ウエザストリップである。
請求項10の本発明では、型成形部の取付基部の底辺は、押出成形部の取付基部の底辺よりも幅方向に張り出しているため、型成形部の取付基部を車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁に安定して取り付けることができる。また、取付基部に凹部を形成することが容易である。
請求項11の本発明は、型成形部と押出成形部の取付基部の裏面に両面接着テープが貼着され、車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に接着された自動車用ウエザストリップである。
請求項11の本発明では、型成形部と押出成形部の取付基部の裏面に両面接着テープが貼着され、車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に接着されたため、車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁に両面接着テープを押圧するのみで、確実に強固に固定することができる。
請求項12の本発明は、型成形部と押出成形部は、スポンジゴムにより形成された自動車用ウエザストリップである。
請求項12の本発明では、型成形部と押出成形部は、スポンジゴムにより形成されたため、柔軟性と弾力性を有して、車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の形状に沿って容易に取付けることができるとともに、シール性を確保することができる。
請求項13の本発明は、車体開口部開閉部材はドアであり、ウエザストリップは、ドアの外周に取付けられるドアウエザストリップであり、押出成形部と型成形部の中空シール部は、ドア閉時に車体開口部周縁に当接する自動車用ウエザストリップである。
請求項13の本発明では、車体開口部開閉部材はドアであり、ウエザストリップは、ドアウエザストリップであるため、車体開口部周縁とドアとの間を確実にシールすることができる。押出成形部と型成形部の中空シール部は、ドア閉時に車体開口部周縁に当接するため、オープニングトリムウエザストリップと合わせて、車体開口部周縁とドアとの間を2重にシールすることができる。
押出成形部は、取付基部中空部と中空シール部との間にはブリッジ部が形成されているため、押出成形部の中空シール部の中空部分を小さくして、ドア閉時に中空シール部が異常変形することを防止している。
型成形部の取付基部は、取付基部中空部に相当する部分を中空シール部と連通する中空とする部分と、取付基部中空部に相当する部分をブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分を長手方向に沿ってそれぞれ複数形成したため、形成形部の中空シール部の剛性を確保して、ドア閉時に異常変形を防止することができる。
本発明の実施の形態を、車体開口部開閉部材としてドアと、ウエザストリップとしてドアウエザストリップ10を例にとり説明する。本発明は、ドアウエザストリップ10以外にも、オープニングトリムウエザストリップ、スライディングルーフウエザストリップ、ラッゲージウエザストリップ、バックドアウエザストリップ等の自動車の車体開口部と、その開口部を閉じる開閉部材に使用される中空シール部と、取付基部を有するウエザストリップにも使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に基づき説明する。
図8は、本発明のドアウエザストリップ10が装着される自動車の側面図である。ドアウエザストリップ10は、自動車のドアパネル1とドアフレーム2からなるドアの外周に装着される。本実施の形態では、リヤドアに装着されるドアウエザストリップ10について説明するが、本発明は、フロントドアに装着されるドアウエザストリップ10についても同様に実施することができる。
図7は、ドアパネル1とドアフレーム2に装着されるドアウエザストリップ10の全体斜視図である。
ドアウエザストリップ10は、ドアフレーム2に装着されるドアフレーム部11、ドアパネル1に取付けられるドアパネル部13及び、ドアフレーム部11とドアパネル部13を接続し、ドアパネル1とドアフレーム2の接続部分に装着される型成形部30から形成されている。
さらに図7に示すように、ドアフレーム部11は、押出成形で形成される直線状の押出成形部20と、コーナー部において型成形で形成される型成形部30とから構成されている。押出成形部20は、ドアフレーム2のフロント側縦辺部と、上辺部と、リヤ側の斜辺部に対応する部分からそれぞれ形成され、フロント側縦辺部の押出成形部20と上辺部の押出成形部20とをフロント側のコーナー部において型成形部30で接続している。
また、同様に上辺部とリヤ側の斜辺部の押出成形部20とを、リヤ側のコーナー部において型成形部30で接続している。
ドアパネル部13は、押出成形で形成される直線状の押出成形部20をドアパネル1の外周の形状に沿って撓ませながら曲げている。ドアパネル1はドアフレーム2よりも、コーナー部の曲率が大きく、ドアパネル部13の下辺部の断面形状が、ドアフレーム部11の断面形状と比べて、複雑でないため、折れ曲がったり、皺がよりにくく、特に型成形で成形される接続部は無い。しかし、コーナー部の曲率が小さくなった場合等では型成形で成形される接続部を使用することができる。
まず、本発明の第1の実施の形態について、リヤドアのドアウエザストリップ10のドアフレーム部11とドアパネル部13の接続部分に取付けられる型成形部30のフロント側の接続部分を例にとり説明する。リヤ側の接続部分に取付けられる型成形部30についても同様である。
フロント側の接続部分において、まず、ドアフレーム部11とドアパネル部13の押出成形部20の形状について、ドアフレーム部11の断面形状を例に取り説明する。
ドアウエザストリップ10のドアフレーム部11の押出成形部20は、図1と図4の左側に記載した断面図に示すように、それぞれドアフレーム2に取付けられる取付基部21と、取付基部21から一体的に形成され車体開口部周縁6に当接する中空シール部24と、取付基部21の車外側から一体的に形成され、ドアフレーム2の外周縁部の内面に当接するシールリップ部25から形成される。中空シール部24によりドアフレーム2と車体開口部周縁6との間をシールすることができ、シーリリップ部25により、ドアフレーム2とドアウエザストリップ10との間をシールすることができる。
取付基部21の内部には、中空シール部24と隣接して取付基部中空部22が形成されている。このため、取付基部21の柔軟性を増加させ、ドアウエザストリップ10をドアフレーム2やドアパネル1に沿って曲げやすくし、さらに重量の低減を図っている。中空シール部24と取付基部中空部22の間には、ブリッジ部23が形成され、中空シール部24の剛性を高くして中空シール部24の異常変形を防止し、中空シール部24のシール性を向上させている。
次に、型成形部30について説明する。
図1は、押出成形部20と型成形部30の接続部分において、型成形部30の取付基部31の内部の構造を示す中空シール部37の一部の斜視図である。図1の左側の端面は、押出成形部20の断面形状を示す。図2は、図1のA−A線に沿った取付基部厚肉部が形成された部分の断面図であり、図3は、図1のB−B線に沿った取付基部薄肉部が形成された部分の断面図である。
型成形部30は、図1〜図3に示すように、押出成形部20の端部に型成形で形成され押出成形部20と同様に、ドアフレーム2に取付けられる取付基部31と、取付基部31から一体的に形成され、ドア閉時に車体開口部周縁6に当接して、シールする中空シール部37と、取付基部31の車外側から一体的に形成されドアフレーム2の外周縁部の内面に当接するシールリップ部38から構成されている。
取付基部31の底辺には、型成形時に中空シール部37を形成する金型の中子を取出すための中子抜きスリット36が形成される。図1〜図3に示すように、取付基部31の内部には、略同じ長さに形成された取付基部厚肉部33と取付基部薄肉部34が長手方向に沿って交互に順に形成されている。
取付基部厚肉部33が形成された部分では、取付基部中空部32の部分まで取付基部31を形成するスポンジゴムが充填されている。即ち、押出成形部20のブリッジ部23に相当する部分まで、スポンジゴムで形成されている。
取付基部厚肉部33の中心部分には、型成形後に中子を抜き出すことができるように、中子抜きスリット36の部分の空間が形成されている。
なお、図2に示すように、取付基部厚肉部33において、外面から、側壁の一部を切欠いて凹ませて、取付基部中空部切欠き33bを形成することもできる。この場合、取付基部中空部切欠き33bにより取付基部31の柔軟性の向上と、軽量化を一層達成することができる。また、取付基部31の側部に切欠き33bを形成したため、上側から見にくく見栄えを損なうことなく、製造も容易である。
取付基部薄肉部34においては、図3に示すように、押出成形部20の取付基部中空部22に対応する型成形部30の取付基部31の中央部分は、中空シール部37と連続する中空部である取付基部中空部32が形成されている。この取付基部中空部32は、押出成形部20のブリッジ部23に相当するものが形成されていなく、中空シール部37は、型成形部30の取付基部中空部32及び中子抜きスリット36と連通している。このため、中空部が全体として大きくなり、取付基部31の柔軟性を増加させ、重量の低減を図っている。
ドアフレーム2にドアウエザストリップ10を取付ける前に、取付基部厚肉部33の中子抜きスリット36部分を接着剤で接着することができる。この場合は、取付基部31の形状が安定し、確実にドアフレーム2に取付けられることができる。また、中空シール部37の形状も、押出成形部20の取付基部厚肉部33のブリッジ部23に相当する部分が接着で固定されるので、安定し、シール性も確保することができる。
型成形部30の取付基部31の底辺は、押出成形部20の取付基部21の底辺よりも幅方向に張り出して、取付基部張出部35を形成することができる。この場合は、型成形部30の取付基部31の底面積を大きくすることができ、車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁に安定して取り付けることができる。また、後述するように、取付基部31に凹部39を容易に形成することができる。
押出成形部20と型成形部30の取付基部21、31の裏面の一部又は全部には、両面接着テープを貼着することができる。ドアウエザストリップ10は、ドアフレーム2に形成されたリテーナー4に嵌挿されて取付けることができるが、両面接着テープを使用すれば、ドアフレーム2の外周に直接接着することができ、車両の軽量化と取付作業の効率化を計ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図4〜図6に基づき説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは型成形部30の取付基部31の形状が異なり、他の部分は同様であるため、異なる点を中心に説明し、同様な点の説明は省略する。図5は、図4のC−C線に沿った断面図であり、取付基部厚肉部33の部分の断面を示す。図6は、図4のD−D線に沿った断面図であり、取付基部薄肉部34の部分の断面を示す。
取付基部31の底辺には、型成形時に中空シール部37を形成する金型の中子を取出すための中子抜きスリット36が形成される。図4〜図6に示すように、取付基部31の底面には、取付基部厚肉部33と取付基部薄肉部34が交互に順に形成されている。
取付基部厚肉部33が形成された部分では、取付基部31の底面に凹部39が形成されて、取付基部31の内部では、取付基部中空部32の部分まで取付基部31を形成するスポンジゴムが充填されている。即ち、押出成形部20のブリッジ部23に相当する部分まで、スポンジゴムで形成されている。また、取付基部厚肉部33は、取付基部31の底面から凹部39により肉抜きがされているため、肉厚部分は、中空シール部37に近い部分に形成されている。
凹部39の側部を構成する凹部側面39bは、図4と図6においては、取付基部31の底面から上方に略直角に形成されているが、取付基部31の底面に対して斜面に形成することができる。この場合は、凹部39の側面と取付基部31の底面との間及び凹部39の側面と上面との間で鈍角に形成することができ、凹部39の部分がアンダーカットにならず、型成形時に金型から外すことが容易である。また、凹部39の側面と上面と端部である上面と底面との境界部分で応力集中することも無い。
取付基部厚肉部33の中心部分には、中子抜きスリット36の部分の空間が形成されている。
取付基部薄肉部34においては、図5に示すように、押出成形部20の取付基部中空部22に対応する型成形部30の取付基部31の中央部分は、中空シール部37と連続する中空部である取付基部中空部32が形成されている。この取付基部中空部32は、押出成形部20のブリッジ部23に相当するものが形成されていなく、型成形部30の取付基部中空部32及び中子抜きスリット36と連通している。このため、中空部が全体として大きくなり、取付基部31の柔軟性を増加させ、重量の低減を図っている。
ドアフレーム2にドアウエザストリップ10を取付けるときに、取付基部厚肉部33の中子抜きスリット36部分を接着剤で接着することができる。この場合は、取付基部31の形状が安定し確実にドアフレーム2に取付けられることができる。また、中空シール部37の形状も押出成形部20のブリッジ部23に相当する部分が接着で固定されるので、安定し、シール性も確保することができる。取付基部31を幅広に形成することができるため、取付基部31の裏面に両面接着テープを接着する場合は、凹部39を避けて接着することができる。
型成形部30の取付基部31の底辺は、押出成形部20の取付基部21の底辺よりも幅方向に張り出して、取付基部張出部35を形成することができる。この場合は、型成形部30の取付基部31の底面積を大きくすることができ、車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁に安定して取り付けることができる。
ドア閉時に、ドアウエザストリップ10の型成形部30において、中空シール部37が車体開口部周縁6に当接し、車体開口部周縁6とドアフレーム2又はドアパネル1の間をシールすることができる。また、このとき、シールリップ38は、ドアフレーム2に当接し、ドアフレーム2に沿って雨水や埃が浸入することを防止することができる。
同様に、押出成形部20においても、中空シール部16が車体開口部周縁6とドアフレーム2又はドアパネル1の間をシールすることができる。また、シールリップ部38が、ドアフレーム2に当接し、ドアフレーム2に沿って雨水や埃が浸入することを防止することができる。

次に、本発明の第3の実施の形態について、図7に基づき説明する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態とは型成形部30がコーナー部に形成される点が異なり、他の部分は同様であるため、異なる点を中心に説明し、同様な点の説明は省略する。図7は、型成形部30の取付基部31の方向から見た斜視図である。
型成形部30には、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる押出成形部20と、ドアフレーム2の縦辺部に取付けられる押出成形部20が接続されている。上辺部と縦辺部に取付けられる押出成形部20は、いずれも取付基部21には取付基部中空部22とブリッジ部23が形成されて、型成形部30と接続されている点は、第2の実施の形態と同様である。
取付基部31の底辺には、型成形時に中空シール部37を形成する金型の中子を取出すための中子抜きスリット36が形成される。図7に示すように、取付基部31の底面には、取付基部厚肉部33と取付基部薄肉部34が交互に順に同じ長さで形成されている。また、取付基部31の断面形状は、図5と図6に示す形状と同様である。このため、中子抜きスリット36を設けてもコーナー部に取付けられる型成形部30の取付基部31の剛性を上げることができ、ドアフレーム2のコーナー部から取付基部31が外れることを防止することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について、図8に基づき説明する。第4の実施の形態は、第3の実施の形態とは、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる押出成形部20の断面形状が異なり、上辺部の押出成形部20に接続する側の型成形部30の取付基部20には中子抜きスリット36のみが形成されている点が異なり、他の部分は同様であるため、異なる点を中心に説明し、同様な点の説明は省略する。図8は、型成形部30の取付基部31の方向から見た斜視図である。
ドアフレーム2の上辺部に取付けられる押出成形部20の断面形状は、取付基部21が取付基部中空部に相当する部分を中空シール部24と連通する中空とするよう形成されている。このため、図8に示すように、押出成形部20の中空部は1つである。従って、型成形部30の上辺側の断面形状は、押出成形部20の断面形状と同様に取付基部21の肉厚を厚くすることができ、上辺部側の型成形部30の取付基部31は、中子抜きスリット36のみを形成すればよい。
なお、縦辺部側は第3の実施の形態と同様に、押出成形部20は、取付基部21には取付基部中空部22とブリッジ部23が形成されて、型成形部30と接続されている。したがって、型成形部30の縦辺部側の取付基部31は、第3の実施の形態と同様に、取付基部厚肉部33と取付基部薄肉部34が交互に順に同じ長さで形成されている。

次に、ドアウエザストリップ10の製造方法について説明する。フロントドアのドアウエザストリップ10、リヤドアのドアウエザストリップ、バックドアウエザストリップ等の自動車用のドアウエザストリップにおいては、その製造方法は、略同様であり、リヤドアのドアウエザストリップ10を例にとり説明する。
ドアウエザストリップ10のドアフレーム部11とドアパネル部13の押出成形部20の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質ポリエチレン、軟質塩化ビニル等が使用される。柔軟性を向上させるためにこれらの材料を発泡させてスポンジ材として使用することが好ましい。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫、発泡が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、押出成形と同時にあるいは押出成形の後に加熱されて発泡して、冷却され固化される。その後、所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
次に、型成形による型成形部30の成形は、上記により製造された押出成形部20を所定寸法に切断して、その切断した押出成形部20の端部を、型成形部30を型成形で成形する金型に挟持して、その金型のキャビティーに、型成形部30を形成するスポンジ材又はソリッド材を注入する。型成形部30の断面形状は押出成形部20の断面形状と略同じである。成形材料は、押出成形部20に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好ましい。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫、発泡する。このとき、押出成形部分と型成形部分は、同じ材料あるいは同種類の材料を使用して加硫接着をすることができるため、一体的に固着する。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
本発明の実施の形態であるドアウエザストリップの接続部分の内部構造を示す、部分斜視図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップの図1におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップの図1におけるB−B線に沿った断面図である。 本発明の他の実施の形態であるドアウエザストリップの接続部を底面側から見た斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるドアウエザストリップの図4におけるC−C線に沿った断面図である。 本発明の他の実施の形態であるドアウエザストリップの図4におけるD−D線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施の形態であるドアウエザストリップの接続部分を示す、取付基部側から見た斜視図である。 本発明の第3の実施の形態であるドアウエザストリップの接続部分を示す、取付基部側から見た斜視図である。 本発明のドアウエザストリップの全体の斜視図である。 自動車の側面図である。 従来のドアウエザストリップを自動車のドアフレームに取付けた状態における、図10のE−E線に沿った断面図である。 従来のオープニングムウエザストリップの接続部の斜視図である。 従来の他のオープニングウエザストリップのコーナー部の接続部の裏面図である。
符号の説明
6 車体開口部周縁
10 ドアウエザストリップ
11 ドアフレーム部
13 ドアパネル部
20 押出成形部
21、31 取付基部
22、32 取付基部中空部
23 ブリッジ部
24、37 中空シール部
30 型成形部
33 取付基部厚肉部
34 取付基部薄肉部
36 中子抜きスリット
39 凹部

Claims (13)

  1. 自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップにおいて、
    該ウエザストリップは、押出成形により形成された押出成形部と、該押出成形部の端部に型成形により形成された型成形部から形成され、上記押出成形部と型成形部は、それぞれ上記車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に取付けられる取付基部と、該取付基部に一体に形成され他方の部材に当接してシールする中空シール部を有し、
    上記押出成形部の少なくとも一部の取付基部には、内部に取付基部中空部が形成され、該取付基部中空部と上記中空シール部との間にはブリッジ部が形成され、
    上記型成形部の少なくとも一部の取付基部には、上記中空シール部を形成する金型の中子を取出す中子抜きスリットを設けるとともに、上記取付基部中空部に相当する部分を上記中空シール部と連通する中空とする部分と、上記取付基部中空部に相当する部分を上記ブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に沿ってそれぞれ複数形成したことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
  2. 上記型成形部は、上記自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のコーナー部に取付けられ、上記自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の上辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられる上記ウエザストリップの上記押出成形部を接続する請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ。
  3. 上記自動車の車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁の上辺部と縦辺部にそれぞれ取付けられる上記ウエザストリップの上記押出成形部のいずれか一方は、上記取付基部が内部に取付基部中空部が形成され、該取付基部中空部と上記中空シール部との間にはブリッジ部が形成され、上記ウエザストリップの上記押出成形部の他方は、上記取付基部が上記取付基部中空部に相当する部分を上記中空シール部と連通する中空とするよう形成され、上記ブリッジ部が形成されたウエザストリップと接続する側の上記型成形部の取付基部は、上記中空シール部を形成する金型の中子を取出す上記中子抜きスリットを設けるとともに、上記取付基部は、上記取付基部中空部に相当する部分を上記中空シール部と連通する中空とする部分と、上記取付基部中空部に相当する部分を上記ブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分とを、長手方向に交互に形成し、上記取付基部が上記取付基部中空部に相当する部分を上記中空シール部と連通する中空とするよう形成された側の上記型成形部の取付基部は、略同じ厚さで形成されるとともに中子抜きスリットが形成された請求項2に記載の自動車用ウエザストリップ。
  4. 上記取付基部の中空とする部分と、中実に形成した部分は、同じ長さに形成され、長手方向に交互に形成した請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  5. 上記取付基部中空部に相当する部分を上記ブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の側部に切欠きを形成した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  6. 上記取付基部中空部に相当する部分を上記ブリッジ部に相当する位置まで中実に形成した部分において、取付基部の裏面に凹部を形成した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ。
  7. 上記凹部は、四角形、円形、又は楕円形のいずれかである請求項7に記載の自動車用ウエザストリップ。
  8. 上記凹部の周囲を形成する側面は斜面である請求項6に記載の自動車用ウエザストリップ。
  9. 上記取付基部の中子抜きスリットの少なくとも一部は接着されている請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  10. 上記型成形部の取付基部の底辺は、上記押出成形部の上記取付基部の底辺よりも幅方向に張り出している請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  11. 上記型成形部と押出成形部の取付基部の裏面に両面接着テープが貼着され、上記車体開口部開閉部材又は自動車の車体開口部周縁のいずれか一方の部材に接着された請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  12. 上記型成形部と押出成形部は、スポンジゴムにより形成された請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
  13. 上記車体開口部開閉部材はドアであり、上記ウエザストリップは、ドアの外周に取付けられるドアウエザストリップであり、上記押出成形部と型成形部の中空シール部は、ドア閉時に車体開口部周縁に当接する請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
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JP2017171018A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 西川ゴム工業株式会社 ドアウェザーストリップ
JP2019099093A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 東海興業株式会社 ドアウエザーストリップ

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