JP5057237B2 - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents
自動車用ドアウエザストリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5057237B2 JP5057237B2 JP2008113999A JP2008113999A JP5057237B2 JP 5057237 B2 JP5057237 B2 JP 5057237B2 JP 2008113999 A JP2008113999 A JP 2008113999A JP 2008113999 A JP2008113999 A JP 2008113999A JP 5057237 B2 JP5057237 B2 JP 5057237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- seal
- seal lip
- door frame
- weather strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
そのとき、中空シール部116は、車体開口部周縁6のシールリップ部117が当接する部分よりも車内側の膨出部分に当接して、ドアフレーム2と車体開口部周縁6との間を2重にシールしている。
ドアを閉じたときに、ドアフレーム2に取付けられたドアウエザストリップ110のシールリップ部117とサブシールリップ部118との間の溝から、図13の矢印で示すように、雨水が接続部120に浸入し、段差のため、進入した雨水は、サブシールリップ部118を越えて、取付基部115の下面を通り、図14に示すように、カバー部130とドアパネル1の間を通り、車内に侵入することになる。
また、ドアパネル1の段差を吸収するためウエザストリップに型成形部を設けたものもある(例えば、特許文献4参照。)。しかしながら、高発泡スポンジ部材219を貼り付けたり型成形部を別に形成したりすることは、製造に手間がかかるとともに、コストアップの原因となっていた。
ドアウエザストリップは、押出成形により形成された直線部と、直線部を接続する型成形部を有し、型成形部は、ドアフレームのコーナーに装着されるコーナー部と、ドアフレームとドアパネルとの接合部分に装着される接続部を有し、
接続部の上方側の直線部は、ドアフレームまたはドアパネルに装着される取付基部と、ドアフレーム及びドアパネルと自動車の車体開口部周縁の車外側側端との間をシールするシールリップ部と、シールリップ部と取付基部の間に形成されドアフレームの裏面に当接するサブシールリップ部と、ドアフレーム及びドアパネルと、シールリップが当接する部分より車内側の自動車の車体開口部周縁の間をシールする中空シール部とを形成し、
接続部は、取付基部、シールリップ部、サブシールリップ部と中空シール部を有するとともに、取付基部の車外側側端又はシールリップ部から延設され直線部のシールリップ部と連続して形成され、ドアフレームとドアパネルとの接合部分を覆うカバー部とを有し、
カバー部は、裏面に第1シールリブが形成され、第1シールリブは、一方の先端が接続部のシールリップ部とサブシールリップ部の間の溝を塞ぐようにサブシールリップ部又はサブシールリップ部の延長部分まで連続するように延設され、他方の先端は少なくともカバー部の先端まで延設されて、カバー部の裏面の上部に、第1シールリブの上部に第2シールリブを設け、第1シールリブと第2シールリブの間に水抜き溝を形成し、シールリップ部とサブシールリップ部の間の溝に溜まった水を車外側に排出することを特徴とする自動車用ドアウエザストリップである。
カバー部は、裏面に第1シールリブが形成され、第1シールリブは、一方の先端がシールリップ部とサブシールリップ部の間の溝を塞ぐようにサブシールリップ部又はサブシールリップ部の延長部分まで連続するように延設されているため、接続部の上方の直線部からシールリップ部とサブシールリップ部の間の溝を伝わって流下した雨水が、第1シールリブにより流下が止められる。第1シールリブの他方の先端は少なくともカバー部の先端まで延設されて、シールリップ部とサブシールリップ部の間の溝部に溜まった水を車外側に排出するため、上方から流下した雨水は、カバー部の裏面を第1シールリブにより側方に案内されて、カバー部の先端から車外側に排出されることができる。
カバー部の裏面の上部に、第1シールリブの上部に第2シールリブを設け、第1シールリブと第2シールリブの間に水抜き溝を形成したため、ドアウエザストリップの上方から流下した雨水をカバー部の裏面の水抜き溝を経由して車内側に漏れ出すことなく、確実に車外に排出することができる。
図9は、本発明のドアウエザストリップ10が装着される自動車の側面図である。ドアウエザストリップ10は、自動車のドアパネル1とドアフレーム2からなるドアの外周に装着される。本実施の形態では、フロントドアに装着されるドアウエザストリップ10について説明するが、本発明は、リヤドアに装着されるドアウエザストリップ10についても同様に実施することができる。
ドアパネル1は、車外側のドアアウターパネル1cと車内側のドアインナーパネル1dから構成される。
ドアウエザストリップ10は、押出成形で形成される直線部11と型成形で形成される型成形部12からなり、ドアの外周に装着されるように環状に形成される。ドアウエザストリップ10は、ドアパネル1の下辺部については、省略することができる。この場合は、環状ではなく、下辺部が欠けた環状と成る。直線部11は、ドアフレーム2の上辺部と、リヤ側の縦辺部と、ドアパネル1の外周に装着される部分からなる。型成形部12は、ドアフレーム2のコーナーに装着されるコーナー部13と、ドアパネル1とドアフレーム2の接続部に装着される接続部20から形成される。
コーナー部13は、ドアフレーム2のコーナーの角度が鋭角であるため、その角度に対応して鋭角に形成される。
サブシールリップ部24とシールリップ部23の間には、第1溝部25が形成されて、上方の直線部11から流下した雨水とともに、ドアフレーム2と車体開口部周縁6及びドアガラス5の側端との間から進入した雨水を流下させている。
取付基部21は、ドアフレーム2に取付けたリテーナー4に取付けられる。取付基部21とサブシールリップ部24との間には、第2溝部26が形成され、第2溝部26には、コーキングスポンジ27が取付けられ、サブシールリップ部24とドアフレーム2との間のシール性を向上させている。
2 ドアフレーム
10 ドアウエザストリップ
11 直線部
12 型成形部
15、21 取付基部
16、22 中空シール部
17、23 シールリップ部
18、24 サブシールリップ部
20 接続部
25 第1溝部
26 第2溝部
30 カバー部
31 第1シールリブ
32 第2シールリブ
Claims (5)
- 自動車ドアのドアフレームとドアパネルの外周に装着され、上記ドアと自動車の車体開口部周縁の間をシールする自動車用ドアウエザストリップにおいて、
該ドアウエザストリップは、押出成形により形成された直線部と、該直線部を接続する型成形部を有し、該型成形部は、上記ドアフレームのコーナーに装着されるコーナー部と、上記ドアフレームとドアパネルとの接合部分に装着される接続部を有し、
該接続部の上方側の上記直線部は、上記ドアフレームまたはドアパネルに装着される取付基部と、上記ドアフレーム及びドアパネルと自動車の車体開口部周縁の車外側側端との間をシールするシールリップ部と、該シールリップ部と上記取付基部の間に形成されドアフレームの裏面に当接するサブシールリップ部と、上記ドアフレーム及びドアパネルと、上記シールリップ部が当接する部分より車内側の自動車の車体開口部周縁の間をシールする中空シール部とを形成し、
上記接続部は、上記取付基部、上記シールリップ部、上記サブシールリップ部と上記中空シール部を有するとともに、上記取付基部の車外側側端又はシールリップ部から延設され上記直線部のシールリップ部と連続して形成され、上記ドアフレームとドアパネルとの接続部分を覆うカバー部とを有し、
該カバー部は、裏面に第1シールリブが形成され、該第1シールリブは、一方の先端が上記接続部のシールリップ部とサブシールリップ部の間の溝部を塞ぐように上記サブシールリップ部又はサブシールリップ部の延長部分まで連続するように延設され、他方の先端は少なくとも上記カバー部の先端まで延設されて、上記カバー部の裏面の上部に、上記第1シールリブの上部に第2シールリブを設け、上記第1シールリブと上記第2シールリブの間に水抜き溝を形成し、上記シールリップ部とサブシールリップ部の間の溝部に溜まった水を車外側に排出することを特徴とする自動車用ドアウエザストリップ。 - 上記第1シールリブは、上記カバー部の下部では周縁に沿って形成され、上記接続部の下方のシールリップ部に連続して形成された請求項1に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記接続部の取付基部の裏面の両側側端に、取付基部突条を形成した請求項1又は請求項2に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記ドアフレームとドアパネルとの接合部分の段差部分に当接する上記接続部では、上記取付基部の裏面の両側側端に形成される上記取付基部突条の高さを他の部分より大きくした請求項3に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記カバー部にクリップが取付けられた請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008113999A JP5057237B2 (ja) | 2008-04-24 | 2008-04-24 | 自動車用ドアウエザストリップ |
CN2009101373179A CN101564982B (zh) | 2008-04-24 | 2009-04-24 | 汽车用车门密封条 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008113999A JP5057237B2 (ja) | 2008-04-24 | 2008-04-24 | 自動車用ドアウエザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009262737A JP2009262737A (ja) | 2009-11-12 |
JP5057237B2 true JP5057237B2 (ja) | 2012-10-24 |
Family
ID=41281422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008113999A Active JP5057237B2 (ja) | 2008-04-24 | 2008-04-24 | 自動車用ドアウエザストリップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5057237B2 (ja) |
CN (1) | CN101564982B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5411677B2 (ja) * | 2009-12-03 | 2014-02-12 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
JP5660828B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-01-28 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ウェザーストリップの取付構造 |
JP5655665B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-01-21 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
CN103625258B (zh) * | 2013-12-10 | 2016-02-03 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车车门密封条的接角结构 |
JP6299978B2 (ja) * | 2015-03-10 | 2018-03-28 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
JP2017170970A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
CN107685616A (zh) * | 2017-07-25 | 2018-02-13 | 盐城美希密封件有限公司 | 一种用于车门的密封件结构 |
JP7077274B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2022-05-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドアシール材 |
JP7303141B2 (ja) * | 2020-03-13 | 2023-07-04 | 豊田合成株式会社 | ドアウェザストリップ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2321268B (en) * | 1997-01-17 | 2000-06-21 | Draftex Ind Ltd | Sealing or guiding assemblies and methods of making them |
JP3741329B2 (ja) * | 1997-05-23 | 2006-02-01 | 西川ゴム工業株式会社 | 型成形ウェザストリップ |
JP2001253245A (ja) * | 2000-03-09 | 2001-09-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリップ |
JP4085309B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2008-05-14 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
JP2004098759A (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ウエザーストリップの取付構造 |
JP4292975B2 (ja) * | 2003-12-17 | 2009-07-08 | 豊田合成株式会社 | ウエザストリップ |
JP4609716B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-01-12 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアウエザストリップ |
DE102005059458A1 (de) * | 2005-12-13 | 2007-06-14 | Volkswagen Ag | Türverkleidungsanordnung |
-
2008
- 2008-04-24 JP JP2008113999A patent/JP5057237B2/ja active Active
-
2009
- 2009-04-24 CN CN2009101373179A patent/CN101564982B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101564982A (zh) | 2009-10-28 |
JP2009262737A (ja) | 2009-11-12 |
CN101564982B (zh) | 2012-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5057237B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP5339217B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP6237391B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4376211B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4921258B2 (ja) | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ | |
JP4535091B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2007090987A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4398348B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP2006182251A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2008184092A (ja) | ドアウエザストリップ及びその製造方法 | |
JP4375072B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP2007091010A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4193117B2 (ja) | 自動車用ドリップウエザストリップ | |
JP2006205846A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4370574B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4811283B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ構造 | |
JP5655665B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP2008132958A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4458484B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4958006B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2009227241A (ja) | ウエザストリップ | |
JP2007091009A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4383266B2 (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP4609716B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP4688587B2 (ja) | 自動車用ガラスラン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120706 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120719 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5057237 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |