JP4292975B2 - ウエザストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のドア外周、或いは、ルーフサイド等に取付けられるウエザストリップに関するものである。
例えば、自動車ドアの外周縁等には、ウエザストリップが取付けられる。従来、ドアの上辺部に対応する部位においては、中空シール部(メインシール部)を備えたウエザストリップと、シールリップ(サブシール部)を備えたウエザストリップがそれぞれ取付けられることがある。この場合、2本のウエザストリップをそれぞれ別に製造する必要があるとともに、それぞれを独立して取付ける必要がある。
一方、メインシール部を有するメインシール部材と、サブシール部を有するサブシール部材とを、連結部によって一体化する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような構成とすることで、製造に要する工数を低減でき、取付に際しての作業性の向上が図られる。
特開2002−307952号公報
ところで、上記技術においては、メインシール部材及びサブシール部材ともに、リテーナ等に対し取付けられる略平板状の取付基部を有しているのが一般的である。ここで、取付時における一層の作業性向上を図るという観点からは、例えばサブシール部材の取付基部をソリッド材により構成するとともに、その一方の側部をリテーナに強固に係止させ、他方(メインシール部材側)の側部に関しては強固に係止させないようにし、メインシール部材の係止によって兼用することが考えられる。つまり、当該他方に関しては、発泡材からなるメインシール部の取付基部の係止に依存することが考えられる。これにより、取付作業をさらに簡易なものとすることができる。
しかしながら、上記のように構成した場合、メインシール部材とサブシール部材との発泡率の相違、ひいては膨張率の相違から、一体に成形した場合にはウエザストリップに反りが発生してしまうおそれがある。より詳しくは、上記ウエザストリップを押出成形するに際し、サブシール部の取付基部がソリッド材で構成されている分、膨張しにくく、メインシール部材の方が膨張しやすい。そのため、押出直後(加硫時等)に、ウエザストリップが反ってしまうおそれがあり、取付作業性が却って悪化してしまうおそれがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造に要する工数を低減できるとともに、反りの発生を抑制でき、もって取付作業性の向上を図ることのできるウエザストリップを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.第1取付基部及び該第1取付基部に一体形成されたメインシール部を有する第1シール部材と、
第2取付基部及び該第2取付基部に一体形成されたサブシール部を有する第2シール部材と、
前記第1シール部材及び第2シール部材を連結する連結部と
を備え、前記第2取付基部の大部分又は全部をソリッド材又は微発泡材で構成するとともに、かつ、前記メインシール部及びサブシール部を発泡材で構成してなるウエザストリップにおいて、
前記第1取付基部は、その両側が被取付手段に対し係止されることで取付固定されるものであって、当該第1取付基部うち、少なくとも一方の側部を発泡材で構成するとともに、取付に直接関与せず、シールに直接関与しない部位を、ソリッド材又は微発泡材で構成し、
前記第2取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積に対する、前記第1取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積の比率を3分の2以上、1以下としたことを特徴とするウエザストリップ。
手段1によれば、第1シール部材と第2シール部材とが、連結部を介して連結されていることから、それぞれ別体で成形される場合に比べて、製造に要する工数を低減できる。また、取付時においても、それぞれ別々に独立して取付ける場合に比べて、煩わしさが少なく、作業性の向上が図られる。また、手段1では、第2取付基部の大部分又は全部がソリッド材又は微発泡材により構成されている。これにより、第2取付基部の一方の側部を比較的強固に係止させ、第1シール部材側の他方の側部に関してはさほど強固に係止させなくとも、第1シール部材を比較的しっかりと取付けることで、全体としての取付状態を安定的に維持することができる。従って、このような取付態様を採用することで、取付作業を著しく簡易なものとすることができる。
また、手段1では、第2取付基部の大部分又は全部がソリッド材又は微発泡材で構成されているものの、第1取付基部の少なくとも一部についてもソリッド材又は微発泡材で構成されている。このため、発泡率、ひいては膨張率の相違から反りの発生するおそれがあった従来技術とは異なり、第1シール部材及び第2シール部材双方にソリッド材又は微発泡材が存在することとなり、膨張率に相違が生じにくい。従って、反りの発生による取付作業性の悪化等の不具合を防止することができ、結果として、取付作業性の飛躍的な向上を図ることができる。
また、第1取付基部のうち、取付に直接関与せず、シールに直接関与しない部位が、ソリッド材又は微発泡材で構成されており、それ以外の部位を発泡材で構成することで比較的容易に変形しやすく、取付(例えばリテーナ等の取付部材への嵌め込み、或いは、クリップ等の治具による固定)に際しての作業性の向上が担保されるとともに、シール性に支障が生じたりしない。なお、「取付に直接関与しない部位」とあるのは、主として、取付部材、或いは、取付治具に直接接触しないような部位をいう。また、「シールに直接関与しない部位」とあるのは、主として、シールの対象となる相手部材に当接しないような部位をいう。
また、第1取付基部の両側がリテーナ等の被取付手段に対し係止されることで、第1取付部材が固定される。この場合において、少なくとも一方の側部が発泡材で構成されているため、他方の側部を先ず係止させておいた上で、当該一方の側部を係止することで、さほど抵抗なく容易に係止させることができる。そのため、取付作業性のさらなる向上を図ることができる。
また、第2取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積に対する、前記第1取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積の比率を3分の2以上、1以下とすることで、上述した反りをより確実に生じにくくすることができる。これに対し、上記断面積の比率が3分の2未満の場合には、反り防止効果が発揮されないおそれがある。また、断面積の比率が1より大きい場合には、第1取付基部の取付に支障を来したり、第1取付基部の巨大化を余儀なくされたりするおそれがある。
なお、各手段に記載の発泡材、ソリッド材及び微発泡材について説明すると、発泡材は、比較的柔軟なスポンジ材であり、具体的には、発泡量(全体積に占める気泡の体積の割合)が25%より多く、硬度がJIS−Aタイプで65度未満のものが好ましい。素材としては、例えば、EPDM(エチレン−ジエン−プロピレン共重合体)、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等が挙げられる。一方、ソリッド材及び微発泡材は、比較的硬質で、自身の形状を維持することができる程度に所定の剛性を有するものである。具体的には、ソリッド材及び微発泡材は、その硬度が、JIS−Aタイプで65度以上85度以下であり、さらに、微発泡材の場合には、その発泡量が25%以下のものであることが好ましい。素材としては、例えば、EPDM、TPO、PP(ポリプロピレン)等が挙げられる。
手段.取付状態において外部から視認可能な表面部位を発泡材で構成したことを特徴とする手段1に記載のウエザストリップ。
記手段のように、発泡材と、ソリッド材又は微発泡材が混在するウエザストリップにおいては、その外観態様が異なるため、見栄えが悪化するという問題が生じうる。この点、手段によれば、取付状態において外部から視認可能な表面部位は、全て発泡材で構成されているため、外観態様に相違が生じにくく、結果として、外観品質の悪化を防止することができる。
手段.前記連結部を発泡材で構成したことを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
第1シール部材と第2シール部材との間には、所定の間隔が設定されているのが一般的であるところ、手段によれば、両者を連結する連結部が発泡材で構成されているため、比較的延びやすく、形状追従性にも優れる。このため、第1取付基部、第2取付基部を取付けるための各被取付手段に若干の設置誤差があったとしても、当該誤差を吸収することができる。結果として、取付作業性の悪化を防止でき、取付後においても、その取付状態の安定化を図ることができる。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
自動車にはフロントドアが開閉可能に設けられており、かかるフロントドアの外周に沿って、図2に示すようなドアウエザストリップ1が取付けられている。ドアウエザストリップ1は、その長手方向に沿った大部分が押出成形部2によって構成されている。また、コーナー部等(図2の散点模様を付した部分)は型成形部3によって構成されている。
本実施形態では、かかるドアウエザストリップ1の押出成形部2うち、ルーフサイド部(図2の上辺部分)に対応する部位に特徴があるので、以下には当該部位の構成について説明する。
図1に示すように、上辺部分の押出成形部2は、第1シール部材としてのメインシール部材11と、第2シール部材としてのサブシール部材21と、両シール部材11,21を連結する連結部31とを備えている。
メインシール部材11は、ドアフレーム40の第1リテーナ41に取付けられる略平板状の第1取付基部12と、この第1取付基部12に一体形成され、ボディ42の開口周縁側に向かって膨出する中空状のシール部13とを有している。中空状のシール部13は発泡材としてのEPDM(エチレン−ジエン−プロピレン共重合体)スポンジゴムにより構成されている。
また、サブシール部材21は、第1リテーナ41よりも車外側に位置する第2リテーナ43に取付けられる略平板状の第2取付基部22と、この第2取付基部22に一体形成され、ボディ42の開口周縁に向かって突出するシールリップ23とを有している。シールリップ23は、上記シール部13と同様、EPDMスポンジゴムにより構成されている。より詳しく説明すると、シールリップ23、連結部31、及び、中空状のシール部13が連続的にEPDMスポンジゴムで一体成形されている。
そして、上記構成を有するドアウエザストリップ1にあっては、フロントドアが閉じられたときに、中空状のシール部13及びシールリップ23がボディ42の開口周縁に当接し、変形し、これによりボディ42及びフロントドア(ドアフレーム40)間がシールされるようになっている。
さて、本実施形態では、取付時における一層の作業性向上を図るという観点から、サブシール部材21の略平板状の第2取付基部22の大部分がソリッド材としてのEPDMソリッドゴムにより構成されている。そして、その一方の(車外側の)側部を第2リテーナ43の車外側係止部位(図の右上部)の係合凹部内に挿入させて強固に係止させ、他方、つまりメインシール部材11側の側部に関してはさほど強固に係止させないようにしている。すなわち、本実施形態では、サブシール部材21には、連結部31を介してメインシール部材11が一体成形されていることから、第2取付基部22の他方の側部に関しては、メインシール部材11の第1取付基部12をフロントドアのドアフレーム40にしっかりと固定することで、ドアウエザストリップ1全体としての係止が賄われるようになっている。これにより、取付作業の著しい簡易化が図られている。
一方で、ウエザストリップ1の取付状態にあって、外部から視認されうる部位(図では主として上部)に関しては、全てEPDMスポンジゴムで構成されている。つまり、大部分がソリッドゴムで構成されている第2取付基部22においても、その上部表層部分は、上記シールリップ23と同様、EPDMスポンジゴムで構成されている。これにより、外部から視認される部位は、全てEPDMスポンジゴムで構成されていることとなり、素材の相違によって外観品質が低下してしまうといった事態の防止が図られている。
さらに、本実施形態では、第2取付基部22の大部分がEPDMソリッドゴムにより構成されているものの、第1取付基部12の中央部分についてもEPDMソリッドゴムにより構成されている(図中SL1で示した部分)。この中央部分は、第1取付基部12の取付や、シールには直接関与しない部位であって、その両側、つまり第1リテーナ41への係止に直接関与する部位は、EPDMスポンジゴムで構成されている。また、第2取付基部22のうちソリッド材で構成された部分の断面積に対する、第1取付基部12のうちソリッド材で構成された部分の断面積の比率が3分の1以上、1以下となるように設定されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、メインシール部材11とサブシール部材21とが、連結部31を介して一体化されていることから、それぞれ別体で成形される場合に比べて、製造に要する工数を低減できる。また、取付時においても、それぞれ別々に独立して取付ける場合に比べて、煩わしさが少なく、作業性の向上が図られる。
また、第2取付基部22の大部分がEPDMソリッドゴムにより構成されている。これにより、第2取付基部22の車外側の側部を第2リテーナ43の凹部に対し比較的強固に挿入・係止させ、メインシール部材11側の他方の側部に関してはさほど強固に係止させなくとも、メインシール部材11を第1リテーナ41に対し比較的しっかりと取付けることで、ウエザストリップ全体としての取付状態を安定的に維持することができる。従って、このような取付態様を採用することで、取付作業を著しく簡易なものとすることができる。
さらに、本実施形態では、第2取付基部22の大部分がEPDMソリッドゴムで構成されているものの、第1取付基部12の中央部分についてもEPDMソリッドゴムで構成されている。このため、互いの発泡率、ひいては膨張率の相違から反りの発生するおそれがあった従来技術とは異なり、メインシール部材11及びサブシール部材21双方にソリッド材が存在することとなり、膨張率に相違が生じにくい。従って、反りの発生による取付作業性の悪化等の不具合を防止することができ、結果として、取付作業性の飛躍的な向上を図ることができる。
特に、EPDMソリッドゴムは、第1取付基部12のうち、取付やシールに直接関与しない中央部分に設けられており、それ以外の部位がEPDMスポンジゴムで構成されている。このため、第1取付基部12の両側は比較的容易に変形しやすく、第1リテーナ41に対し、特段の支障なく取付けることができる。
さらに、本実施形態では、ウエザストリップ1の取付状態にあって、外部から視認されうる部位に関しては、全てEPDMスポンジゴムで構成されている。このため、異なる素材が採用されることによる外観品質の低下という不具合を防止することができる。
併せて、メインシール部材11とサブシール部材21との間には、所定の間隔が設定されているのであるが、本実施形態では、両者11,21を連結する連結部31がEPDMスポンジゴムで構成されているため、当該部分が比較的延びやすく、形状追従性にも優れたものとなる。従って、仮に、第1リテーナ41や第2リテーナ43に関し若干の設置誤差があったとしても、当該誤差を吸収して、余裕をもって取付けることができる。結果として、取付作業性の悪化をより確実に防止でき、取付後においても、その取付状態の安定化を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(a)上記実施形態では、第1取付基部12のEPDMソリッドゴム(SL1)が第1リテーナ41側に露出する構成となっているが、図3に示すように、EPDMソリッドゴム(図中SL2)がEPDMスポンジゴムで覆われるような構成としてもよい。また、図示はしないが、第2取付基部22についても同様である。勿論、ウエザストリップ1の全周がEPDMスポンジゴムで覆われる構成としてもよい。
(b)上記実施形態では、第1取付基部12が第1リテーナ41に嵌合されることで取付けられるようになっているが、図4に示すように、クリップ44で固定されるような構成としてもよい(但し、参考例)。この場合においては、同図に示すように、EPDMソリッドゴム(SL3)がクリップ44に接触しない部位、つまり、取付に直接関与しない(組付けに影響がない)部位に設けられることとするのが望ましい。これは、クリップ44の取付容易性と、クリップ44の両側に連続的に2本のソリッドゴムが存在することによって、長手方向に剛性の安定化が図られるとともに、クリップ44間におけるウエザストリップとドアフレームとの間のシール性を確保できるためである。
(c)上記実施形態では、フロントドアに取付けられるドアウエザストリップ1に具体化しているが、リアドア用のドアウエザストリップに適用することとしてもよい。また、ボディ側のルーフサイドウエザストリップに具体化することもできる。さらに、他のドア(スライドドアやバックドア)シール用のウエザストリップに適用することもできる。
(d)上記実施形態では、発泡材としてEPDMのスポンジ材を採用しているが、比較的柔軟な材質であれば、他の発泡材を採用してもよい。具体的には、発泡量(全体積に占める気泡の体積の割合)が25%より多く、硬度がJIS−Aタイプで65度未満のものが好ましい。他の素材としては、例えば、TPO等が挙げられる。一方、ソリッド材としては、EPDMのソリッド材を採用しているが、ある程度の形状保持性を有するものであれば、他のソリッド材や微発泡材を採用してもよい。具体的には、硬度が、JIS−Aタイプで65度以上85度以下のものであり、さらに、微発泡材の場合には、発泡量が25%以下のものであることが好ましい。素材としては、例えば、TPO、PP等が挙げられる。
一実施形態におけるドアウエザストリップの要部を示す図2のJ−J線断面図である。 ドアウエザストリップの概略構成を模式的に示す正面図である。 別の実施形態のウエザストリップを示す断面図である。 別の実施形態のウエザストリップを示す断面図である。
符号の説明
1…ドアウエザストリップ、2…押出成形部、11…第1シール部材としてのメインシール部材、12…第1取付基部、13…シール部、21…第2シール部材としてのサブシール部材、22…第2取付基部、23…シールリップ、31…連結部、40…ドアフレーム、41…被取付手段としての第1リテーナ、43…第2リテーナ。

Claims (3)

  1. 第1取付基部及び該第1取付基部に一体形成されたメインシール部を有する第1シール部材と、
    第2取付基部及び該第2取付基部に一体形成されたサブシール部を有する第2シール部材と、
    前記第1シール部材及び第2シール部材を連結する連結部と
    を備え、前記第2取付基部の大部分又は全部をソリッド材又は微発泡材で構成するとともに、かつ、前記メインシール部及びサブシール部を発泡材で構成してなるウエザストリップにおいて、
    前記第1取付基部は、その両側が被取付手段に対し係止されることで取付固定されるものであって、当該第1取付基部うち、少なくとも一方の側部を発泡材で構成するとともに、取付に直接関与せず、シールに直接関与しない部位を、ソリッド材又は微発泡材で構成し、
    前記第2取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積に対する、前記第1取付基部のうちソリッド材又は微発泡材で構成された部分の断面積の比率を3分の2以上、1以下としたことを特徴とするウエザストリップ。
  2. 取付状態において外部から視認可能な表面部位を発泡材で構成したことを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
  3. 前記連結部を発泡材で構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
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