JP4401732B2 - バンパー付ウエザーストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車のドアに取付けられ、型成形部に、ボディに弾接する際の衝撃を緩和するバンパー突起部を備えたウエザーストリップに関するものである。
図1および図2を参照して説明する。従来、自動車のドア1に取付けられるウエザーストリップ20には、その型成形部21に、リップ部23および中空シール部24と共に、当該ドア1を閉じた際に生じる衝撃を緩和及び走行中のドアガタツキを緩和するためのバンパー突起部22を備えたものがある。こうしたウエザーストリップ20は、例えば、センターピラーを備えず、フロントドアとリヤドアを観音開き式に設けた自動車に取付けられている。
こうした型成形部21にバンパー突起部22を設けた従来のウエザーストリップ20は、緩衝効果を充分なものとするために、バンパー突起部22を含む型成形部21の全体をソリッド材で成形している。
型成形部21の全体をソリッド材で成形することによって、当該ソリッド材が持つ適度な剛性によって、バンパー突起部22による充分な緩衝効果を得ることができる。しかし、シール機能を発揮するべきリップ部23もソリッド材で成形されているために、充分なシール効果を得ることができないといった問題がある。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、バンパー突起部による充分な緩衝効果と、リップ部による充分なシール効果を発揮する型成形部を備えた自動車用のウエザーストリップを提供することを課題とする。
図1、図3および図4を参照して説明する。請求項1に記載の発明に係るバンパー付ウエザーストリップ10は、センターピラーを持たず且つ観音開き式ドアの先閉めドアの上端部にバンパー突起部を有する自動車において、少なくともリップ部13を備えるウエザーストリップ本体12に、ドア閉時の衝撃を緩和すると共に走行中のドアガタツキを緩和するために、空洞部15を形成したバンパー突起部14を一体成形した型成形部11を有する自動車用のウエザーストリップであって、前記型成形部11はスポンジ材で成形され、前記空洞部15には、ソリッド材製のバンパーラバー16が充填されてなり、少なくとも、前記リップ部13およびバンパー突起部14を弾接部2に弾接させてなるものである。
請求項2に記載の発明に係るバンパー付ウエザーストリップ10は、センターピラーを持たず且つ観音開き式ドアの先閉めドアの上端部にバンパー突起部を有する自動車において、ドアパネル等の取付部1に取付けられる、少なくともリップ部13を備えるウエザーストリップ本体12に、ドア閉時にボディパネル等の弾接部2に弾接する際の衝撃を緩和すると共に走行中のドアガタツキを緩和するために、前記取付部側に空洞部15を設けたバンパー突起部14を一体成形した型成形部11を有する自動車用のウエザーストリップであって、前記型成形部11はスポンジ材で成形され、前記空洞部15には、ソリッド材製のバンパーラバー16が充填されてなり、少なくとも、前記リップ部13およびバンパー突起部14を弾接部2に弾接させてなるものである。
請求項1に記載の発明は、型成形部11がスポンジ材で成形されているので、密着性に優れ、優れたシール効果を発揮すると共にボディー塗装を傷付け難くする。また、バンパー突起部14の空洞部15にはソリッド材製のバンパーラバー16が充填されているので、適度な剛性を確保することができ、緩衝効果にも優れる。
請求項2に記載の発明は、ドアパネル等の取付部1に取付けられるウエザーストリップ本体12にバンパー突起部14を一体成形した型成形部11をスポンジ材で成形し、バンパー突起部14の取付部1側に形成した空洞部15にソリッド材製のバンパーラバー16を充填しているので、ドアを閉じた際に、スポンジ材がボディパネル等の弾接部2に密に接触する。従って、ドアパネル等の取付部1と、ボディパネル等の弾接部2との間のシール性を優れたものとすることができる。また、バンパーラバー16の持つ適度な剛性により、バンパー突起部14の緩衝効果を優れたものとすることができる。
本発明に係るバンパー付ウエザーストリップ10の実施形態を、図1、図3および図4に示す。これは、センターピラーを持たず、フロントドアとリヤドアを観音開き式に取付けた自動車において、リヤドアパネル(取付部)1に取付けられるもので、ウエザーストリップ本体12にバンパー突起部14を一体成形した型成形部11は、その前側上端部に配置されている。また、ウエザーストリップ本体12は、ボディパネル2のルーフ部3に弾接するリップ部13を備えている。さらに、このリヤドアは、フロントドアより先に閉めるいわゆる先閉めドアであり、従って、本実施形態に係るウエザーストリップ10は、ボディパネル2に弾接する。なお、この型成形部11には押出成形部が連設される。また、本ウエザーストリップ10の車内側には、中空部18を設けたインナーウェザーストリップ17が取り付けられる。
こうした形態のウエザーストリップ10において、バンパー突起部14のリヤドア側には空洞部15が形成されている。そして、型成形部11の全体がスポンジゴムで成形され、バンパー突起部14の空洞部15にはソリッドゴム製のバンパーラバー16が充填されている。
本実施形態に係るウエザーストリップ10を取付けたリヤドアを閉じると、バンパー突起部14がボディパネル2に突き当たる。その際、このバンパー突起部14の空洞部15にはソリッドゴム製のバンパーラバー16が充填されているので、当該バンパーラバー16の持つ適度な剛性により、ドア閉じ時の衝撃が充分に緩和される。また、型成形部11はスポンジゴムで成形されているので密着性に優れ、よって、リップ部13がボディパネル2に密に弾接し、優れたシール効果が発揮される。
なお、本実施形態に係るウエザーストリップ10はリヤドアに取付けられ、そのリップ部13およびバンパー突起部14がボディパネル2に弾接するものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、フロントドアやバックドア等に取付け、ドアパネル等に弾接させることもできる。また、従来技術と同様に、ウエザーストリップ本体12にボデーパネルと弾接してドアとボデー間をシールする中空シール部24を設けることもできる。
スポンジ材としては、スポンジゴム・発泡樹脂・発泡熱可塑性エラストマー等が挙げられるが、スポンジゴムが好ましく、EPDMスポンジが更に好ましい。ソリッド材としては、ソリッドゴム・樹脂・熱可塑性エラストマー等が挙げられるが、ソリッドゴムが好ましく、EPDMソリッドが更に好ましい。
またスポンジゴム製の型成形部の空洞部にソリッドゴム製又は樹脂製或は熱可塑性エラストマー製のバンパーラバーを充填する方法としては、
(甲)型成形部とバンパーラバーを別々に型成形し、両者を接着手段により一体化させる方法
(乙)バンパーラバーを先に型成形し、ウェザーストリップを型成形する際にバンパーラバーを金型内に固定して一体成形させる方法
(丙)スポンジゴム製の型成形部とソリッドゴム製のバンパーラバーを同一の金型にしてスポンジ・ソリッドの2色同時一体成形させる方法
があるが、いずれでもよい。
型成形部にバンパー突起部を一体成形したウエザーストリップを取付けた自動車を示す側面図である。 従来例を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示す斜視図である。 図3のX−X線断面図である。
1 取付部(ドア)
2 弾接部(ボディ)
3 ルーフ部
10 ウエザーストリップ
11 型成形部
12 ウエザーストリップ本体
13 リップ部
14 バンパー突起部
15 空洞部
16 バンパーラバー
17 インナーウェザーストリップ
18 中空部
20 ウエザーストリップ
21 型成形部
22 バンパー突起部
23 リップ部
24 中空シール部

Claims (2)

  1. センターピラーを持たず且つ観音開き式ドアの先閉めドアの上端部にバンパー突起部を有する自動車において、少なくともリップ部(13)を備えるウエザーストリップ本体(12)に,ドア閉時の衝撃を緩和すると共に走行中のドアガタツキを緩和するために,空洞部(15)を形成したバンパー突起部(14)を一体成形した型成形部(11)を有する自動車用のウエザーストリップであって、前記型成形部はスポンジ材で成形され,前記空洞部には,ソリッド材製のバンパーラバー(16)が充填されてなり、少なくとも、前記リップ部およびバンパー突起部を弾接部(2)に弾接させてなるバンパー付ウエザーストリップ。
  2. センターピラーを持たず且つ観音開き式ドアの先閉めドアの上端部にバンパー突起部を有する自動車において、ドアパネル等の取付部(1)に取付けられる、少なくともリップ部(13)を備えるウエザーストリップ本体(12)に,ドア閉時にボディパネル等の弾接部(2)に弾接する際の衝撃を緩和すると共に走行中のドアガタツキを緩和するために,前記取付部側に空洞部(15)を設けたバンパー突起部(14)を一体成形した型成形部(11)を有する自動車用のウエザーストリップであって、前記型成形部はスポンジ材で成形され,前記空洞部には,ソリッド材製のバンパーラバー(16)が充填されてなり、少なくとも、前記リップ部およびバンパー突起部を弾接部(2)に弾接させてなるバンパー付ウエザーストリップ。
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