JP2007091009A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車ドアのドアフレームのコーナー部において、ドアフレームに装着が容易で、シール性の高いガラスランを提供する。
【解決手段】 直線部とコーナー部を有する自動車用ガラスラン10において、ガラスラン本体13は、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とからなる断面略U字形をなし、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体と一体に、または別体にコーナー膨出部70を形成し、コーナー膨出部とガラスラン本体とによりドアフレーム2のコーナー部の膨出部2gを挟持し、ガラスラン10をドアフレーム2のコーナー部に取付けるとともに、ドア閉時に車体開口部周縁6のオープニングウエザストリップ9の中空シール部9aに当接する自動車用ガラスランである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランに関するものである。
図12に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周には、ドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来の取付構造を図10〜図14に示す。
図10は自動車の側面図であり、図11は、図10における車体開口部周縁6のコーナー部とドアフレーム2のコーナー部2bの斜視図である。図12は、自動車のドア1の側面図である。
図13は、図12におけるB−B線に沿った断面図である。図14は、ドアフレーム2にトリム7を取付け、そのトリム7の一部によってガラスラン110を押さえた、他の従来構造である。
従来、ガラスラン110は、図12、図13に示すようにドアフレーム2のチャンネル3内に取付けられて、ドアフレーム2の内周側に形成されているドアガラス開口部内のドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、押出成形により成形された直線状の直線部111からなるドア1の上辺部とフロント側縦辺部及びリヤ側縦辺部を、ドアフレーム2の形状に合わせて型成形するコーナー部112で接続している。
なお、図13に示すように、ドア1と車体との間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ108および/または車体のドア開口部周縁のフランジに取付けられたオープニングウエザストリップ109によりなされている。オープニングウエザストリップ109は、その中空シール部がドア閉時にドアフレーム2のインナーパネル2dの膨出部2gの車内側側面に当接してシールしている。
ガラスラン110は、図13に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略U字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ150が上記断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ160が断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の先端から車外側の外面に沿って底壁140方向に延びる車外側カバーリップ124が延設され、車内側側壁130の先端から車内側の外面に沿って底壁140方向に延びる車内側カバーリップ134が延設されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2に設けられたチャンネル3内に挿入され、各壁の外面がチャンネル3の内面に当接される。車外側側壁120と車外側カバーリップ124の間にドアフレーム2のアウターパネル2cとチャンネル3の一方の先端部が挿入され、車内側側壁130と車内側カバーリップ134の間にインナーパネル2dとチャンネル3の他方の先端部が挿入され、ガラスラン110を保持している。
そしてドアのコーナー部2bにおいては、図10と図11に示すように、ドアフレーム2の上辺部2eと縦辺部2fが突き合わされて、接合され、チャンネル3も上辺部と縦辺部が同様に接合されている。このため、ドアフレーム2のコーナー部は鋭角状に形成され、ガラスラン110はコーナー部112において、ドアフレーム2のチャンネル3の形状に合わせて、鋭角状に型成形により形成されている。
一方、車体は、車体を形成する複数のパネルを溶接して構成するため、図10、図11に示すように、ドア閉時にドアフレーム2が対面する車体の車体開口部周縁6において、コーナー部は曲率半径がドアフレーム2のコーナー部2bの曲率半径よりも大きくなる。この車体の車体開口部周縁6には、オープニングウエザストリップ109が取付けられて、ドア1と車体開口部周縁6との間をシールしている。しかしながら、上記の通り、車体の車体開口部周縁6のコーナー部とドアフレーム2のコーナー部2bとは曲率半径が異なるため、オープニングウエザストリップ109の中空シール部とドアフレーム2のコーナー部2bの膨出部2gとが、コーナー部において当接することができなくて、シール性が低下していた。
図14に示すように、ドアフレーム2のチャンネル3にガラスラン110を装着するとともに、ドアフレーム2の車内側にフランジ2hを設けて、そのフランジ2hにトリム7を取付けている(例えば、特許文献3参照。)。このため、コーナー部においては、トリム7の車内側側面にオープニングウエザストリップ109の中空シール部を当接させることができる。
しかしながら、この場合は、トリム7もドアフレーム2に取付けられるため、車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径よりも小さな曲率半径で取付けることとなり、十分に隙間を埋めることができなかった。また、ガラスラン110とトリム7をそれぞれ製造するとともに、ドアフレーム2への装着もそれぞれ行なう必要があり、手間がかかり、コスト、重量も増大する。
また、ガラスラン110のドアフレーム2のコーナー部2bに装着する部分(コーナー部)に、ガラスラン110のコーナー部と一体的にコーナー膨出部を形成して、オープニングウエザストリップの中空シール部のコーナー部に当接させ、シールするものもある。そして、コーナー膨出部をドアフレーム2に装着するために、ドアフレーム2に孔を開けて、コーナー膨出部に取り付けたクリップをその孔に挿入して装着している。しかしながら、この場合は、ドアフレーム2に孔を開ける手間がかかるのみならず、その穴から雨水、騒音等が浸入し、シール性が低下していた。また、クリップを孔に挿入するときに手探りで行なうため、組み付けに手間がかかっていた。
特開平4−260814号公報 特許第2607972号公報 特開2001−233060号公報
本発明は、自動車ドアのドアフレームのコーナー部において、ドアフレームに装着が容易で、シール性の高いガラスランを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体と一体的にコーナー膨出部を形成し、コーナー膨出部とガラスラン本体とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、ガラスラン本体とコーナー膨出部をドアフレームのコーナー部に取付けるとともに、ドア閉時にコーナー膨出部を車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接させる自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けている。
そのため、ドア閉時に、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字状の内側にドアガラスの端部を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。車外側シールリップと車内側シールリップにより、ドアガラスの昇降に応じて、シールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体と一体的にコーナー膨出部を形成したため、ガラスラン本体のコーナー部とコーナー膨出部を1つの金型で同時に成型することができ、製造が容易である。
コーナー膨出部とガラスラン本体とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、ガラスラン本体とコーナー膨出部をドアフレームのコーナー部に取付ける。コーナー膨出部とガラスラン本体は一体的に形成されているため、強固にドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持することができる。また、ドアフレームのコーナー部の膨出部にクリップ挿入用の孔を開ける必要がなく、シール性が高い。さらに、コーナー膨出部とガラスラン本体をドアフレームのコーナー部に嵌め込むのみで、装着することができ、ガラスランの組み付けが容易である。
ドア閉時に、コーナー膨出部が車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接する。このため、ドアフレームのコーナー部と車体の車体開口部周縁のコーナー部の曲率の相違部分をコーナー膨出部が埋めて、隙間をなくすことができ、そのコーナー膨出部に中空シール部が当接して、コーナー部のシールを確保することができる。
請求項2の本発明は、ガラスラン本体の車内側側壁の車内側面に車内側側壁突起を形成し、車内側側壁突起をドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止して、車内側側壁突起とコーナー膨出部とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持し、ガラスラン本体とコーナー膨出部をドアフレームのコーナー部に取付ける自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、ガラスラン本体の車内側側壁の車内側面に車内側側壁突起を形成し、車内側側壁突起をドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止したため、ガラスラン本体をチャンネルに挿入すると、車内側側壁突起とにより確実にチャンネルにガラスラン本体が保持されて、抜け出ることがない。
ガラスラン本体の車内側側壁突起が係止されるため、ガラスラン本体と一体的に形成されたコーナー膨出部がドアフレームに固定されて、ガラスラン本体の車内側側壁とコーナー膨出部とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持することができ、ガラスランをドアフレームのコーナー部に確実に取付けることができる。
請求項3の本発明は、車内側側壁突起は、ガラスラン本体の車内側側壁よりも硬質の材料で形成された自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、車内側側壁突起は、ガラスラン本体の車内側側壁よりも硬質の材料で形成されたため、ドアフレームのチャンネル段部に確実に係止され、抜け力に対する抵抗力がガラスランがチャンネルから抜け出ることがない。
請求項4の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成し、コーナー膨出部はドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、ガラスラン本体とともにドアフレームのコーナー部に取付けるとともに、コーナー膨出部の車内側側壁は、ドア閉時に車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接する自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明では、ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けている。
そのため、ドア閉時に、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字状の内側にドアガラスの端部を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。車外側シールリップと車内側シールリップにより、ドアガラスの昇降に応じて、シールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成したため、ガラスラン本体とコーナー膨出部を成形する金型を別々にすることができ、金型の構造が簡単になり、成形速度が向上し、金型のコストは低減することができる。
コーナー膨出部の内側と外側の側壁によりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持したため、コーナー膨出部を確実にドアフレームに装着することができる。
コーナー膨出部の車内側側壁は、ドア閉時に、コーナー膨出部が車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接する。このため、ドアフレームのコーナー部と車体の車体開口部周縁のコーナー部の曲率の相違部分をコーナー膨出部が埋めて、隙間をなくすことができ、そのコーナー膨出部に中空シール部が当接して、コーナー部のシールを確保することができる。
請求項5の本発明は、コーナー膨出部の外側側壁からドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁の内面に沿って膨出部保持壁を延設し、膨出部保持壁のチャンネルと対抗する面に膨出部保持壁突起を形成し、膨出部保持壁突起をドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止して、膨出部保持壁突起とコーナー膨出部の内側側壁とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、コーナー膨出部をドアフレームのコーナー部に取付ける自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、コーナー膨出部の外側側壁からドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁の内面に沿って膨出部保持壁を延設し、膨出部保持壁のチャンネルと対抗する面に膨出部保持壁突起を形成したため、膨出部保持壁がチャンネルから外れることがなく、ドアフレームのコーナー部の膨出部の外面をコーナー膨出部の膨出部保持壁で保持することができる。
膨出部保持壁突起をドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止して、膨出部保持壁突起とコーナー膨出部の内側側壁とによりドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにしたため、膨出部保持壁と内側側壁とで確実にドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持することができる。
請求項6の本発明は、コーナー膨出部とガラスラン本体の車内側側壁とは両面接着テープで接着される自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明では、コーナー膨出部とガラスラン本体の車内側側壁とは両面接着テープで接着されるため、コーナー膨出部をガラスラン本体の車内側側壁に、接着により容易に仮止めすることができ、装着が容易である。
請求項7の本発明は、コーナー膨出部は、ガラスラン本体よりも硬質の材料で剛性を高く形成した自動車用ガラスランである。
請求項7の本発明では、コーナー膨出部は、ガラスラン本体よりも硬質の材料で剛性を高く形成したため、形状保持性が強く、ドア閉時にオープニングウエザストリップと当接しても変形することなく、確実にシールすることができる。
請求項8の本発明は、コーナー膨出部は、内部にインサートを埋設してその剛性を高く形成した自動車用ガラスランである。
請求項8の本発明では、コーナー膨出部は、内部にインサートを埋設してその剛性を高く形成したため、ガラスランと同じ軟質の材料を使用しても、コーナー膨出部の強度を上げることができ、ドアフレームの膨出部を確実に保持することができる。
請求項9の本発明は、コーナー膨出部は、表面が内部よりも軟質の材料で被覆された自動車用ガラスランである。
請求項9の本発明では、コーナー膨出部は、表面が内部よりも軟質の材料で被覆されたため、コーナー膨出部の本体に軟質材と硬質材との間等の継ぎ目が存在しても表面を円滑な軟質材料で覆うことができ、美観に優れている。
請求項10の本発明は、コーナー膨出部の内側側壁の先端からドアフレームの膨出部の車内側側面に当接する内側側壁リップを延設して、内側側壁リップをコーナー膨出部の本体よりも軟質の材料で形成した自動車用ガラスランである。
請求項10の本発明では、コーナー膨出部の内側側壁の先端からドアフレームの膨出部の車内側側面に当接する内側側壁リップを延設して、内側側壁リップをコーナー膨出部の本体よりも軟質の材料で形成した。このため、内側側壁リップが、ドアフレームの膨出部の表面に凹凸が生じても、その膨出部の側壁に密着することができ、シール性も向上し、見栄えもよい。また、内側側壁リップでドアフレームの膨出部の車内側面を保持して、車内側側壁と併せてドアフレームの膨出部を挟持することができる。
請求項11の本発明は、コーナー膨出部の外側側壁と内側側壁は、平面形状が略三角形状をなし、略三角形状の底辺は、コーナー膨出部の下壁と連続するとともに、車体開口部周縁のコーナー部の曲率半径と略同じ曲率半径を有し、外側側壁は、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁と一体的に連続または当接する形状を有する自動車用ガラスランである。
請求項11の本発明では、コーナー膨出部の外側側壁と内側側壁は、平面形状が略三角形状をなしているため、ガラスラン本体のコーナー部に装着したコーナー膨出部と車体開口部周縁のコーナー部の形状とが略同じ形状であり、このコーナー膨出部で上記した曲率半径の差により生じた隙間を塞ぐことができる。
略三角形状の底辺は、コーナー膨出部の下壁と連続するとともに、車体開口部周縁のコーナー部の曲率半径と同じ曲率半径を有しているため、車体開口部周縁のコーナー部に沿ってコーナー膨出部の底辺を位置させることができる。
請求項12の本発明は、ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に凹部を形成し、凹部に係止する突起を、コーナー膨出部のドアフレームの膨出部に対向する面に形成した自動車用ガラスランである。
請求項12の本発明は、ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に凹部を形成し、凹部に係止する突起を、コーナー膨出部のドアフレームの膨出部に対向する面に形成したため、ガラスランをドアフレームに装着すると、ドアフレームの膨出部の凹部にコーナー膨出部の突起が係止されコーナー膨出部の突起とガラスラン本体の車内側側壁突起または膨出部保持壁突起でドアフレームの膨出部を強固に挟持することができる。
請求項13の本発明は、コーナー膨出部は、ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に両面接着テープで装着される自動車用ガラスランである。
請求項13の本発明では、コーナー膨出部は、ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に両面接着テープで固着されるため、ガラスランをドアフレームに装着するときに、コーナー膨出部をドアフレームに押し付けるのみで容易に、確実に固定することができる。また、ドアフレームにクリップ取付孔を設ける必要がなく、シール性が向上する。
請求項14の本発明は、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成された自動車用ガラスランである。
請求項14の本発明では、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成される。このため、ガラスランの直線部は耐候性がよく、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、加硫が必要でなく、成形が容易であり、柔軟性もある。さらにガラスランの直線部分とコーナー部は、同じオレフィン系の材料で形成されているため接着性がよく、耐候性のよい、リサイクル容易な製品を得ることができる。
本発明は、コーナー膨出部とガラスラン本体とが一体的に形成され、少なくともコーナー膨出部が強固にドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持することができる。また、ドアフレームのコーナー部の膨出部にクリップ挿入用の孔を開ける必要がなく、シール性を高く、装着することができ、ガラスランの組み付けが容易である。
また、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成する場合は、金型の構造が簡単になり、成形速度が向上し、金型のコストは低減することができる。
本発明の実施の形態を図1〜図12に基づき説明する。
図12は自動車のドア1の側面図である。図1は、本発明の実施の形態のガラスラン10のガラスラン本体13のコーナー部12とコーナー膨出部70の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態の図1のA−A線に沿った断面図である。図3〜図8はそれぞれ本発明の他の実施の形態を示す図1のA−A線に沿った断面図である。
図12に示すように、自動車のドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。即ち、ドアフレーム2の内周のドアガラス開口部には、ドアガラス5とガラスラン10が設けられ、ガラスラン10がドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70からなり、ガラスラン本体13は、全体として押出成形で形成された略直線状の直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部に取付けられ、その直線部11を接続し型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺に取付けられる縦辺部と、ドアフレーム2のフロント側縦辺に取付けられる縦辺部とからなる。ドアのフロント側では、ドアフレーム2の上辺部は、前方に向けて斜め下方に形成され、フロント側縦辺部とは鈍角をなしている。ドアフレーム2には、図2に示すように、ガラスラン本体13を装着する断面略U字形のチャンネル3が設けられている。
ガラスラン本体13は、これらの直線部11を、ドアフレーム2に対応した形状となるように、コーナー部分において、型成形により成形して接続して、コーナー部12を形成しており、ガラスラン本体13のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着される部分となる。
ドアフレーム2のコーナー部2bには、図11に示すように、チャンネル3が設けられおり、ドアフレーム2のアウターパネル2cとインナーパネル2dの内部のチャンネル3内にガラスラン本体13のコーナー部12が保持されている。
ドアフレーム2の上辺に取付けられるガラスラン本体13の直線部11の断面形状は、図9に示すように、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。図9は、図12におけるB−B線に沿った断面図である。
ガラスラン本体13はドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
車外側側壁20の先端から車外側シールリップ50が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ24が車外側側壁20の先端においてドアフレーム2のチャンネル3の車外側側端をカバーするように設けられている。車内側側壁30の先端から車内側シールリップ60が上記断面略U字状の内側に向けて延設されており、また、コーナー部以外では、車内側カバーリップ34が車内側側壁30の先端においてドアフレーム2のチャンネル3の車内側側端をカバーするように設けられている。
車外側側壁20の底壁40との連続部分に近い根元付近に、車外側保持リップ22が設けられている。この車外側保持リップ22は、チャンネル3とアウターパネル2cの折り返し段部に当接して、チャンネル3の内面との間をシールしている。さらに、この車外側保持リップ22が、前記アウターパネル2cの段部に係止して、ガラスラン本体13がチャンネル3から外れることを防止している。
車内側側壁30と車内側シールリップ60は、車外側側壁20と車外側シールリップ50よりも大きく、斜めに延びて厚肉に形成される。このため、ドアガラス5を車外側に位置させることができ、ドアガラス5とドアフレーム2の段差を少なくすることができる。このため、空気抵抗や風切音の発生が減少し、デザイン的にも好ましい。
上述の通りコーナー部以外では、車内側側壁30の先端には車内側カバーリップ34が連続して形成される。車内側カバーリップ34は、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部のチャンネル3とインナーパネル2dの連続部分をカバーして、車室内からの見栄えを向上させている。
車内側側壁30から車内側保持リップ32が延設されている。ガラスラン本体13が装着されたときに、チャンネル3の車内側側壁が屈曲部を有しているため、車内側保持リップ32がその屈曲部に係止されて、ガラスラン本体13の車内側側壁30がチャンネル3から外れることを防止することができる。また、車内側保持リップ32は、チャンネル3の屈曲部に当接して、ガラスラン本体13を保持するとともにチャンネル3とガラスラン本体13との間をシールしている。
車外側シールリップ50と車内側シールリップ60のドアガラス5が当接する表面には、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の低摺動部材が形成されている。このため、ドアガラス5がガラスラン本体13内を摺動するときに、その摺動抵抗を減少させることができる。また、ドアガラス5との摺動抵抗が減少されることによって結果的にガラスラン本体13のチャンネル3とのズレを防止することができる。
また、車外側側壁20の内面と車外側シールリップ50の裏面に低摺動部材を形成してもよい。この場合、車外側シールリップ50と車外側側壁20との密着を防止できる。
底壁40の断面略U字形の内面には、シールリップ50、60と同様にウレタン樹脂等の低摺動部材が形成されている。このため、ドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができる。
次に、ガラスラン本体13のコーナー部12及びコーナー膨出部70について説明する。
ドアフレーム2は、図11に示すように、自動車ドアのリヤ側のコーナー部2bにおいては、上辺部は、略水平に形成され、縦辺部は若干リヤ側に傾いて形成され、その上辺部と縦辺部とが付き合わされるように接合され、上辺部と縦辺部は鋭角を形成する。ドアフレーム2のリヤ側のコーナー部2bの内にチャンネル3が設けられ、チャンネル3もドアフレーム2と同様に縦辺部と上辺部が鋭角をなすように接合されている。
このとき、車体の車体開口部周縁6のコーナー部は、図10と図11に示すようにしてドアフレーム2のコーナー部2bの角度より大きな曲率半径で形成されている。
ガラスラン本体13のコーナー部12は、図1、図2と図12に示すように、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部に取付けられる直線部11を接続し、ドアフレーム2のコーナー部2bに沿った形状に形成するために型成形で形成される。また、コーナーにおいてガラスラン10は、ドアフレーム2のコーナー部2bと車体開口部周縁6との間の曲率半径の違いによる隙間を埋めるため、車内側にガラスラン本体13の車内側側壁30に一体的に形成されるコーナー膨出部70を有している。
本発明のコーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12とは一体に形成、または、別体で形成されるがいずれにしても一体的に形成される。
本発明のコーナー部12及びコーナー膨出部70について第1の実施の形態を図1、図2に基づき説明する。
図1は、ガラスラン10のガラスラン本体13のコーナー部12とコーナー膨出部70を一体的に形成した状態の斜視図であり、図2は、そのA−A線に沿った断面図である。
ガラスラン本体13のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着されるように形成され、図2に示すように、図9の直線部11と同様に、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。直線部11の上辺部と縦辺部の断面形状は、若干相違しているが、その相違をコーナー部12で連続的に変化させることにより接続している。また、直線部11と同様に車外側側壁20と車内側側壁30からガラスラン10の内部に向かって車内側シールリップ60と車外側シールリップ50が延設されている。
直線部11の上辺部と縦辺部のガラスラン本体13はその先端が、コーナー部12を形成する金型に挟み込まれる。そこでコーナー部12が型成形されるときに、ガラスラン本体13のコーナー部12と直線部11の上辺部と縦辺部が加硫接着または熱溶着により接合される。
コーナー部12とコーナー膨出部70は1つの金型で一体的に型成形される。
コーナー部12の車内側側壁30は、車外側側壁20よりも長く形成され、その先端から車内側シールリップ60が延設されている。このようにコーナー部12を形成することにより、ドアガラス5が上昇して、その先端がガラスラン本体13の断面略U字形の内部に侵入したときに、コーナー部12の内部にも、ドアガラス5の先端が侵入し、直線部11と同様に、ドアガラス5の先端を車内側シールリップ60と車外側シールリップ50によりシールすることができる。
車内側側壁30の外面、即ち車内側の面に、車内側側壁突起31が形成されている。この車内側側壁突起31は、ガラスラン本体13がチャンネル3に装着されたときに、ドアフレーム2のコーナー部2bのチャンネル3の車内側側壁に形成したチャンネル段部3bに係止される。このため、確実にチャンネル3にガラスラン本体13が保持されて、抜け出ることがない。
また、後述するように、ガラスラン本体13の車内側側壁30とコーナー膨出部70とによりドアフレーム2のコーナー部2bの膨出部2gを挟持することができる。
ガラスラン本体13のコーナー部12に取付けられて、車体開口部周縁6のコーナー部に対応する位置に存在するように、コーナー膨出部70が形成されている。図1と図2に示すように、コーナー膨出部70は、外側側壁71、内側側壁72及び下壁73からなる断面略U字形をなしている。外側側壁71は、コーナー部12の車内側側壁30の先端からその延長方向に延設されるように形成される。外側側壁71の先端から下壁73が略直角に車内方向に屈曲して形成され、下壁73の先端から外側側壁71と略平行に、あるいは若干円弧状に内側側壁72が形成される。内側側壁72と外側側壁71の間には複数のリブ、例えば第1リブ77と第2リブ78が形成される。このリブは、下部が下壁73と一体的に形成されているものもある。なお、内側側壁72の車内側側面は、ドアフレーム2の膨出部の車内側側面と略面一に形成されている。
また、第2リブ78と平行に上壁74が形成されている。
コーナー膨出部70の平面形状において、外側側壁71と内側側壁72は、図1に示すように、略三角形状をなしている。外側側壁71と内側側壁72の略三角形状の底辺は、下壁73と連続して形成され、コーナー膨出部70の断面形状は、上記のとおり、断面略U字形をなす。そして、下壁73でもあるところの外側側壁71と内側側壁72の略三角形状の底辺は、曲線状をなし、車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径と略同じ曲率半径に形成されてる。
ガラスラン10は、ガラスラン本体13がドアフレーム2のアウターパネル2cとインナーパネル2dの間に形成されたチャンネル3内に装着される。このとき、ドアフレーム2のコーナー部2bにおいては、その膨出部2gにガラスラン10のコーナー膨出部70が装着される。即ち、ドアフレーム2のインナーパネル2dは、チャンネル3から一体的に延設され、下面が平坦な膨出部2gを形成している。このインナーパネル2dの膨出部2gの下面、即ち、ドアガラス開口部側の面にコーナー膨出部70の上壁74が当接する。
このとき、前述のようにコーナー膨出部70と一体的に形成されたガラスラン本体13の車内側側壁30は、ドアフレーム2のチャンネル3の車内側側壁と膨出部2gの車外側側壁を形成する部分に装着され、コーナー膨出部70の内側側壁72の内側側壁リップ72bとでドアフレーム2の膨出部2gを挟持するように装着される。このため、コーナー膨出部70を装着するためのクリップが不要であり、ドアフレーム2の膨出部2gにクリップ挿入孔を設ける必要がないため、シール性が向上する。
コーナー膨出部70をインナーパネル2dの膨出部2gに装着すると、インナーパネル2dの膨出部2gの車内側の側面にコーナー膨出部70の内側側壁72の内側側壁リップ72bが当接し、略同一の面を形成する。この面に車体開口部周縁6に取付けられているオープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部が当接する。
コーナー膨出部70の底辺部分の曲率半径は、車体の車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径と略同じであるため、ガラスラン10がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部70は、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図3に基づき説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70がガラスラン本体13を形成する材料よりも硬質の材料で形成された点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、第1の実施の形態と同様な点は説明を省略し、第2の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
コーナー膨出部70は、上述のように、ガラスラン本体13よりも硬質の材料で形成されるが、コーナー膨出部70の内側側壁72の先端から延設されている内側側壁リップ72bの部分は軟質の材料で形成されている。このため、ドアフレーム2の膨出部2gの表面に凹凸が生じても、内側側壁リップ72bが、その膨出部2gの側壁に密着することができ、ドアフレーム2とコーナー膨出部70との間のシール性も向上し、見栄えもよい。
コーナー膨出部70の材料は、例えば、硬質の材料として、硬質ゴムまたは硬質合成樹脂を使用することができ、硬質ゴムとしては、JIS硬度HA85°〜95°の硬質のEPDMゴム等を使用することができ、硬質合成樹脂としては、硬質のポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂を使用することができる。さらに、JIS硬度HA85°〜95°の硬質のオレフィン系熱可塑性エラストマーも使用することができる。硬質の材料として上記の硬度を有するものを使用するため、インサート部材が無くてもコーナー膨出部70の変形を防止することができる。
ドアウエザストリップ10のコーナー膨出部70を成形するときに、その内側の骨格部分を上記のように硬質の材料を硬質のEPDMゴム、硬質のポリエチレン、ポリプロピレン等を使用して、他の部分(例えば、表面部分や端末部分)を軟質のEPDMゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成する場合は、射出成形機を使用して、成形金型に硬質と軟質の2つの材料をそれぞれのキャビティに射出して成形することができる。
なお、ガラスラン本体13は軟質の材料で形成されているため、上述の
チャンネル3に装着が容易である。
内側側壁リップ72bは、JIS硬度HA60°〜85°の軟質のEPDMゴムやオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成することができる。このため、ドアフレーム2の膨出部2gの表面の形状の変化に追従することが可能であり、十分な柔軟性を併せ持つことができる。
なお、コーナー膨出部70の表面を、内側側壁リップ72bを形成した軟質の材料で被覆することができる。この場合、内側側壁リップ72bとコーナー膨出部70の本体との接合部分も隠れて見栄えがよい。
次に、本発明の第3の実施の形態を図4に基づき説明する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13の車内側側壁突起31が、ガラスラン本体13を形成する材料よりも硬質の材料で形成された点が異なり、他の部分は、第2の実施の形態と同様である。従って、第2の実施の形態と同様な点は説明を省略し、第3の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
第3の実施の形態では、コーナー膨出部70がガラスラン本体13を形成する材料よりも硬質の材料で形成されるとともに、ガラスラン本体13の車内側側壁突起31が硬質の材料で形成される。
車内側側壁突起31は、ガラスラン本体13の車内側側壁30よりも硬質の材料で形成されているため、ドアフレーム2のチャンネル段部3bに係止されたときに、ガラスラン本体13が抜け出る方向に力がかかったときでも、車内側側壁突起31がチャンネル段部3bから外れ難く、ガラスラン本体13がチャンネル3から抜け出ることがない。
なお、コーナー膨出部70とドアフレーム2の膨出部2gとを両面接着テープ80を用いて接着してもよい。この場合は、より一層強固にコーナー膨出部70とドアフレーム2の膨出部2gとを固定できる。両面接着テープ80は、他の実施の形態においても使用することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を図5に基づき説明する。第4の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13の車内側側壁30にインサート75が埋設された点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第4の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
図5において、コーナー膨出部70は、上壁74及び内側側壁リップ72の内部にインサート75を埋設して形成されるとともに、インサート75はさらに延長されてガラスラン本体13の車内側側壁30と車内側側壁突起31まで埋設されている。このため、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70を同じ軟質の材料を使用しても、コーナー膨出部70と車内側側壁突起31の強度を上げる(剛性を高くする)ことができ、ドアフレーム2の膨出部2gを確実に保持することができる。
ガラスラン本体13の他の部分は、軟質の材料で形成されているため、チャンネル3内への装着が容易である。
なお、図5の形態では、コーナー膨出部70の上壁74及び内側側壁リップ72の内部にインサート75を埋設しているが、コーナー膨出部70の外側側壁71、内側側壁72と下壁73にインサート75を埋設してもよい。また、図5ではインサート75を金属製のものを示したが、インサート75は硬質の合成樹脂製の物でもよい。
次に、本発明の第5の実施の形態を図6に基づき説明する。第5の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13の車内側側壁30を硬質の材料で形成した点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第5の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
第5の実施の形態では、コーナー膨出部70がガラスラン本体13を形成する材料よりも硬質の材料で形成されるとともに、ガラスラン本体13の車内側側壁30と車内側側壁突起31が硬質の材料で形成される。
車内側側壁30と車内側側壁突起31は、ガラスラン本体13の他の部分よりも硬質の材料で形成されたため、チャンネル3のチャンネル段部3bに係止されたときに、車内側側壁30とコーナー膨出部70の内側側壁リップ72bとでドアフレーム2の膨出部2gを確実に挟持することができ、車内側側壁突起31がチャンネル段部3bから外れ難く、ガラスラン本体13がチャンネル3内から抜け出ることがない。
ガラスラン本体13の他の部分は、軟質の材料で形成されているため、チャンネル3への装着に支障はない。
次に、本発明の第6の実施の形態を図7に基づき説明する。第6の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13の車内側側壁突起31を硬質の材料で形成した点と、ドアフレーム2の膨出部2gに凹部2jを形成し、その凹部2jにコーナー膨出部70に形成した突起78b係止させた点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第6の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
コーナー膨出部70とガラスラン本体13の車内側側壁突起31は、ガラスラン本体13よりも硬質の材料で形成されている。
ドアフレーム2の膨出部2gのドアガラス開口部側の面である下面に当接するコーナー膨出部70の上壁74には第2リブ突起74bが形成されている。ドアフレーム2の膨出部2gの下面の車内側には凹部2jが形成されている。
ガラスラン10をドアフレーム2に装着すると、ドアフレーム2の膨出部2gの凹部2jにコーナー膨出部70の第2リブ突起74bが係止される。このため、コーナー膨出部70の第2リブ突起74bとガラスラン本体13の車内側側壁突起31とでドアフレーム2の膨出部2gを強固に挟持することができる。
次に、本発明の第7の実施の形態を図8に基づき説明する。第7の実施の形態は、コーナー膨出部70とガラスラン本体13が別体で形成された点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第7の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
上記のように、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70を別体に成形した。このため、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70を成形する金型を別々にすることができ、金型の構造が簡単になり、成形速度が向上し、金型のコストは低減することができる。
コーナー膨出部70の外側側壁71の先端に外側側壁71の延長方向に膨出部保持壁81を延設する。膨出部保持壁81の先端に、チャンネル段部3bに係止するように膨出部保持壁突起81bを形成する。
コーナー膨出部70をドアフレーム2の膨出部2gに装着したときに、膨出部保持壁突起81bと内側側壁リップ72bにより、ドアフレーム2の膨出部2gを挟持することができ、確実にコーナー膨出部70をドアフレーム2に装着することができる。
また、ガラスラン本体13の車内側側壁30の先端に先端リップ39を形成し、先端リップ39によりコーナー膨出部70を保持することができる。
ガラスラン本体13の車内側側壁30とコーナー膨出部70の膨出部保持壁81を両面接着テープで接着することもできる。この場合は、コーナー膨出部70をガラスラン本体13の車内側側壁30に、接着により容易に仮止めすることができ、コーナー膨出部70と車内側側壁30の装着が容易である。
次に、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70の製造方法について説明する。
ガラスラン本体13の成形においては、ガラスラン本体13の直線部11とコーナー部12の成形材料はいずれも、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。EPDMゴム、オレフィン系エラストマーを使用すると同種材料のためリサイクルが容易である。
直線部11は、押出成形機により直線状に成形される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
次に、ガラスラン本体13のコーナー部12を形成する型成形部分の成形は、上記により製造された直線部11を形成する押出成形部材を所定寸法に切断して、その切断した押出部分の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティに型成形部分を形成する材料を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。ガラスラン本体13とコーナー膨出部70は1つの金型で成形してもよく、別々の金型で成形してもよい。
成形材料は、ガラスラン本体13のコーナー部12では、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好まく、コーナー膨出部70では、押出成形部分に使用した材料よりも硬質の材料を使用することができる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
コーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12とは別の金型で成形する場合は、それぞれの金型は構造が簡単になり、成形が容易になり、金型のコストも低減することができる。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫する。このとき、押出成形部分と型成形部分は同じ材料あるいは同種類の材料を使用して加硫接着をすることができるため、一体的に固着する。
なお、押出成形部分を合成ゴムで形成した場合は、型成形部分を熱可塑性エラストマーで形成することもできる。
本発明の実施の形態であるガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第4の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第5の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第6の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第7の実施の形態であるガラスラン本体のコーナー部及びコーナー膨出部の図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの直線部における断面図である。 自動車の斜視図である。 自動車ドアのドアフレーム2のコーナー部の斜視図である。 自動車のドアの側面図である。 従来のドアフレームにおけるウエザストリップの取付関係図である。 従来の他のガラスランのコーナー部の斜視図である。
符号の説明
2 ドアフレーム
2b コーナー部
2g 膨出部
2j 凹部
6 車体開口部周縁
10 ガラスラン
11 直線部
12 コーナー部
13 ガラスラン本体
30 車内側側壁
31 車内側側壁突起
70 コーナー膨出部
71 外側側壁
72 内側側壁
75 インサート
81 膨出部保持壁
81 膨出部保持壁突起

Claims (14)

  1. 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
    ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
    上記ガラスラン本体のコーナー部の上記車内側側壁の車内側に上記ガラスラン本体と一体的にコーナー膨出部を形成し、該コーナー膨出部と上記ガラスラン本体とにより上記ドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、上記ガラスラン本体とコーナー膨出部を上記ドアフレームのコーナー部に取付けるとともに、ドア閉時に上記コーナー膨出部を車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接させることを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 上記ガラスラン本体の上記車内側側壁の車内側面に車内側側壁突起を形成し、該車内側側壁突起を上記ドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止して、上記車内側側壁突起と上記コーナー膨出部とにより上記ドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持し、上記ガラスラン本体と上記コーナー膨出部を上記ドアフレームのコーナー部に取付ける請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記車内側側壁突起は、上記ガラスラン本体の車内側側壁よりも硬質の材料で形成された請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
    ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
    上記ガラスラン本体のコーナー部の上記車内側側壁の車内側に上記ガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成し、該コーナー膨出部は、上記ドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、上記ガラスラン本体とともにを上記ドアフレームのコーナー部に取付けるとともに、上記コーナー膨出部の車内側側壁は、ドア閉時に車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接することを特徴とする自動車用ガラスラン。
  5. 上記コーナー膨出部の外側側壁から上記ドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁の内面に沿って膨出部保持壁を延設し、該膨出部保持壁のチャンネルと対抗する面に膨出部保持壁突起を形成し、該膨出部保持壁突起を上記ドアフレームのコーナー部のチャンネルの車内側側壁に形成したチャンネル段部に係止して、上記膨出部保持壁突起と上記コーナー膨出部の内側側壁とにより上記ドアフレームのコーナー部の膨出部を挟持するようにして、上記コーナー膨出部を上記ドアフレームのコーナー部に取付ける請求項4に記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記コーナー膨出部と上記ガラスラン本体の車内側側壁とは両面接着テープで接着される請求項4に記載の自動車用ガラスラン。
  7. 上記コーナー膨出部は、上記ガラスラン本体よりも硬質の材料で剛性を高く形成した請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  8. 上記コーナー膨出部は、内部にインサートを埋設して形成した剛性を高く請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  9. 上記コーナー膨出部は、表面が内部よりも軟質の材料で被覆された請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  10. 上記コーナー膨出部の内側側壁の先端から上記ドアフレームの膨出部の車内側側面に当接する内側側壁リップを延設して、該内側側壁リップを上記コーナー膨出部の本体よりも軟質の材料で形成した請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  11. 上記コーナー膨出部の外側側壁と内側側壁は、平面形状が略三角形状をなし、略三角形状の底辺は、コーナー膨出部の上記下壁と連続するとともに、上記車体開口部周縁のコーナー部の曲率半径と略同じ曲率半径を有し、上記外側側壁は、上記ガラスラン本体のコーナー部の上記車内側側壁と当接する形状を有する請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  12. 上記ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に凹部を形成し、該凹部に係止する突起を、上記コーナー膨出部の上記ドアフレームの膨出部に対向する面に形成した請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  13. 上記コーナー膨出部は、上記ドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面に両面接着テープで装着される請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  14. 上記ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、上記ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成された請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
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