JPS60258499A - 電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法 - Google Patents
電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法Info
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- JPS60258499A JPS60258499A JP59114266A JP11426684A JPS60258499A JP S60258499 A JPS60258499 A JP S60258499A JP 59114266 A JP59114266 A JP 59114266A JP 11426684 A JP11426684 A JP 11426684A JP S60258499 A JPS60258499 A JP S60258499A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D11/00—Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
- C25D11/38—Chromatising
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/001—Interlayers, transition pieces for metallurgical bonding of workpieces
- B23K35/004—Interlayers, transition pieces for metallurgical bonding of workpieces at least one of the workpieces being of a metal of the iron group
-
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- Y10S205/917—Treatment of workpiece between coating steps
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法に係
り、特に電気抵抗溶接により食缶の缶胴を接合する方式
に適した溶接性と塗装後の耐食性にすぐれた表面処理鋼
板の製造方法に関する。
り、特に電気抵抗溶接により食缶の缶胴を接合する方式
に適した溶接性と塗装後の耐食性にすぐれた表面処理鋼
板の製造方法に関する。
食缶用の素材としては、従来一般にぶりさと称される錫
めっき鋼板が広く用いられて来た。この缶胴の接合方式
としては、以前は半田による接合方式が採用されていた
が、半田に含まれる鉛の毒性の問題から近年純錫半田が
使用されるようになった。しかし、純錫半田は接合時の
濡れ性が劣ることから、半田接合の技術上の問題があり
、更に高価な純錫半田を使用することによる製造コスト
の上昇の問題があった。
めっき鋼板が広く用いられて来た。この缶胴の接合方式
としては、以前は半田による接合方式が採用されていた
が、半田に含まれる鉛の毒性の問題から近年純錫半田が
使用されるようになった。しかし、純錫半田は接合時の
濡れ性が劣ることから、半田接合の技術上の問題があり
、更に高価な純錫半田を使用することによる製造コスト
の上昇の問題があった。
一方、近年食品容器は例えばポリエチレン、アルミニウ
ム、ガラス、紙などの低価格競合材料の進出に直面して
おり、上記の如き高価な錫を付着量2.8〜11.2g
/rr1′の如く厚くめっきしたぶりき缶は製造コスト
が高いので、耐食性が格段にすぐれた特性を有している
とはいえ、苦しい競合的立場をしいられてきた。
ム、ガラス、紙などの低価格競合材料の進出に直面して
おり、上記の如き高価な錫を付着量2.8〜11.2g
/rr1′の如く厚くめっきしたぶりき缶は製造コスト
が高いので、耐食性が格段にすぐれた特性を有している
とはいえ、苦しい競合的立場をしいられてきた。
ぶりき缶の上記欠点を解消する目的で、最近、半田接合
法に代って缶胴を電気抵抗溶接によって接合する方式が
発展し、普及するようになってきた。そのためには電気
抵抗溶接に適した缶用素材が必要である。
法に代って缶胴を電気抵抗溶接によって接合する方式が
発展し、普及するようになってきた。そのためには電気
抵抗溶接に適した缶用素材が必要である。
従来から用いられている缶用材料としては、上記ぶりき
のほかにクロムタイプのティンフリースチールがある。
のほかにクロムタイプのティンフリースチールがある。
これは、電解クロメート処理を施し、表面に金属クロム
とクロム水和酸化物騒を形成したものであるが、表面に
存在する厚いクロム水和酸化物皮膜が高抵抗であるため
に、溶接性が悪く溶接部の強度不足を生じ、経済的には
すぐれているが、溶接缶用素材としては適当でない。
とクロム水和酸化物騒を形成したものであるが、表面に
存在する厚いクロム水和酸化物皮膜が高抵抗であるため
に、溶接性が悪く溶接部の強度不足を生じ、経済的には
すぐれているが、溶接缶用素材としては適当でない。
その他従来の缶用材料がいずれも溶接缶用素材として不
適切であることから、種々の試みが提案されている。例
えば、アメリカのナショナルスチール社によって発表さ
れた「ニッケルライトjに代表されるニッケルめっき鋼
板があるが、これは鋼板上に約0.5 g/rn’の目
付量のニッケルめっきを施した上、表面に在来のクロメ
ート処理を施したもので、塗料の密着性が劣るために広
く用いられるには至ってはいない。
適切であることから、種々の試みが提案されている。例
えば、アメリカのナショナルスチール社によって発表さ
れた「ニッケルライトjに代表されるニッケルめっき鋼
板があるが、これは鋼板上に約0.5 g/rn’の目
付量のニッケルめっきを施した上、表面に在来のクロメ
ート処理を施したもので、塗料の密着性が劣るために広
く用いられるには至ってはいない。
更に他の一つは、アメリカ、ジョーンズ・ローリン・ス
チール社によって発表された「ティンアロイ」に代表さ
れるものである。これは約0.8 g/rrfの薄目付
の錫めっきを溶鍋処理した後、在来のクロメート処理し
たものであるが、耐錆性、塗料密着性ともに不十分であ
る。
チール社によって発表された「ティンアロイ」に代表さ
れるものである。これは約0.8 g/rrfの薄目付
の錫めっきを溶鍋処理した後、在来のクロメート処理し
たものであるが、耐錆性、塗料密着性ともに不十分であ
る。
電気抵抗溶接に適する缶用素材の具備すべき要件として
は、溶接性と塗装後の耐食性がすぐれたものであること
が要求される。この要件を具体的に説明すると、溶接の
際に十分の溶接強度があり、しかも溶接部にいわゆるr
散りjなどの溶接欠陥を生じない適正溶接電流範囲を有
し、缶内容物に対して塗料して用いた場合、塗膜の有す
る耐食性を十分活かすことができる塗膜の密着性を有し
、更に不可避的に生ずる塗膜欠陥部においては、素材自
体のすぐれた耐食性によって腐食を防止できるものでな
ければならない。
は、溶接性と塗装後の耐食性がすぐれたものであること
が要求される。この要件を具体的に説明すると、溶接の
際に十分の溶接強度があり、しかも溶接部にいわゆるr
散りjなどの溶接欠陥を生じない適正溶接電流範囲を有
し、缶内容物に対して塗料して用いた場合、塗膜の有す
る耐食性を十分活かすことができる塗膜の密着性を有し
、更に不可避的に生ずる塗膜欠陥部においては、素材自
体のすぐれた耐食性によって腐食を防止できるものでな
ければならない。
このような溶接性と塗装耐食性を同時に満足する薄目付
ぶりきの製造方法として、本発明者らは先に特願昭58
−124235および特願昭58−222372に述べ
た。その要旨は次の如くである。すなわち、鋼板上に重
量比にて旧/(Fe+ Ni) −0,02〜0.50
(7)範囲の組成を有する厚さ10〜5000Aの鉄−
ニッケル合金からな成る第1層を形成する工程と、前記
第1層上に0.1〜Ig/m’の範囲の錫めっきを施し
た後、必要により溶鍋処理をして第2層を形成する工程
と、前記第2層上に電解クロメート処理により金属クロ
ムとクロム水利酸化物から成る第3層を形成する工程と
を有する電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法におい
て、前記第3層中の金属クロム量x(mg/rn’)と
クロム水和酸化物のクロム換算量y (mg/rn’)
を、2≦X、5≦x+y≦20の範囲に限定することを
特徴とする電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法であ
る。上記方法で得られた薄目付ぶりきは溶接性、耐食性
ともにすぐれたものであり、一応の成功を収めることが
できた。
ぶりきの製造方法として、本発明者らは先に特願昭58
−124235および特願昭58−222372に述べ
た。その要旨は次の如くである。すなわち、鋼板上に重
量比にて旧/(Fe+ Ni) −0,02〜0.50
(7)範囲の組成を有する厚さ10〜5000Aの鉄−
ニッケル合金からな成る第1層を形成する工程と、前記
第1層上に0.1〜Ig/m’の範囲の錫めっきを施し
た後、必要により溶鍋処理をして第2層を形成する工程
と、前記第2層上に電解クロメート処理により金属クロ
ムとクロム水利酸化物から成る第3層を形成する工程と
を有する電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法におい
て、前記第3層中の金属クロム量x(mg/rn’)と
クロム水和酸化物のクロム換算量y (mg/rn’)
を、2≦X、5≦x+y≦20の範囲に限定することを
特徴とする電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法であ
る。上記方法で得られた薄目付ぶりきは溶接性、耐食性
ともにすぐれたものであり、一応の成功を収めることが
できた。
本発明は、所望のクロメート皮膜組成を得ると同時にさ
らに耐食性を改善したものであり、電解クロメート処理
浴の組成変化により耐食性の改善されること見出し、な
されたものである。
らに耐食性を改善したものであり、電解クロメート処理
浴の組成変化により耐食性の改善されること見出し、な
されたものである。
本発明の要旨とするところは次のとうりである。すなわ
ち、鋼板上に重量比にてNi/ (Fe+Ni) =
0.02〜0.50ノ範囲の組成を有する厚さi。
ち、鋼板上に重量比にてNi/ (Fe+Ni) =
0.02〜0.50ノ範囲の組成を有する厚さi。
〜5000Aの鉄−ニッケル合金から成る第1層を形成
する工程と、前記第1層上に0.1〜1 g/rn’の
範囲の錫めっきを施した後、必要により溶鍋処理をして
第2層を形成する工程と、前記第2層上に電解クロメー
ト処理により所定量の金属クロムとクロム水利酸化物か
ら成る第3層を形成する工程とを有する電気抵抗溶接用
表面処理鋼板の製造方法において、電解クロメート処理
の浴組成を、 CrO310” l OOg/lかツH
2SO4濃度をCrO3との重量比に換算してH2SO
4/ Cr030.3〜1%の範囲にして電解クロメー
ト処理を行うことを特徴とするもので、クロメート皮膜
を安定的に得ると共に、塗装耐食性の優れた電気抵抗溶
接用表面処理鋼板を提供するものである。
する工程と、前記第1層上に0.1〜1 g/rn’の
範囲の錫めっきを施した後、必要により溶鍋処理をして
第2層を形成する工程と、前記第2層上に電解クロメー
ト処理により所定量の金属クロムとクロム水利酸化物か
ら成る第3層を形成する工程とを有する電気抵抗溶接用
表面処理鋼板の製造方法において、電解クロメート処理
の浴組成を、 CrO310” l OOg/lかツH
2SO4濃度をCrO3との重量比に換算してH2SO
4/ Cr030.3〜1%の範囲にして電解クロメー
ト処理を行うことを特徴とするもので、クロメート皮膜
を安定的に得ると共に、塗装耐食性の優れた電気抵抗溶
接用表面処理鋼板を提供するものである。
本発明者らは、先願技術において第3層の金属クロムx
(mg/m’)とクロム水和酸化物y (mg/ rn
’ )の最適な量として、2≦X、5≦X+y≦20を
開示した。確かに、この方法で得られた薄目付ぶりきは
溶接性、塗料耐食性ともにすぐれたものであり、一応の
成功をおさめることがでさたが、その後の調査の結果、
クロメート浴の組成、とくニCrO3濃度、H2SO4
fa度によっては所定量のクロメート皮膜組成を得るこ
とができないこと、更に所定量のクロメート皮膜組織を
得ても塗料耐食性に少し劣るものがあること、あるいは
外観不良となるものがあることが判明した。
(mg/m’)とクロム水和酸化物y (mg/ rn
’ )の最適な量として、2≦X、5≦X+y≦20を
開示した。確かに、この方法で得られた薄目付ぶりきは
溶接性、塗料耐食性ともにすぐれたものであり、一応の
成功をおさめることがでさたが、その後の調査の結果、
クロメート浴の組成、とくニCrO3濃度、H2SO4
fa度によっては所定量のクロメート皮膜組成を得るこ
とができないこと、更に所定量のクロメート皮膜組織を
得ても塗料耐食性に少し劣るものがあること、あるいは
外観不良となるものがあることが判明した。
以下、クロメート処理浴の組成を前記範囲に限定した理
由について述べる。
由について述べる。
CrO3濃度がloogiを超えると、電解液の持ち出
しによるCrO3損失が大きくなるばかりでなく、下層
の金属Sn層がCr03によりエツチングされるために
外観が損なわれるからである。また、Cr03m度が1
0g/見より低いと浴電圧が急上昇し、電力代のupに
つながり、経済上好ましくない。したがって、クロメー
ト処理浴のCrO3濃度としては10−100g/Jl
の範囲が望ましい。より好ましくは、CrO39度は1
0〜6081文の範囲がよい。
しによるCrO3損失が大きくなるばかりでなく、下層
の金属Sn層がCr03によりエツチングされるために
外観が損なわれるからである。また、Cr03m度が1
0g/見より低いと浴電圧が急上昇し、電力代のupに
つながり、経済上好ましくない。したがって、クロメー
ト処理浴のCrO3濃度としては10−100g/Jl
の範囲が望ましい。より好ましくは、CrO39度は1
0〜6081文の範囲がよい。
H2504濃度は、CrO3濃度との重量比H2、SO
4/ CrO3ニ換算シテ、H2SO4/ CrO3比
が0.Olを超えると、所定量の金属クロムとクロム水
和酸化物を形成しても、その塗料耐食性は極めて劣るこ
とが判った。この理由は必ずしも明らかではないが、
H2SO4/ CrO3比が0.01超と高い場合には
、クロム酸化膜が不均一になり易いためではないかと推
定される。また、H2SO4/ CrO3比が0.00
3より低い場合には、所定量のクロメート皮膜を得るこ
とが困難である。すなわち、必要量の金属クロムを得よ
うとすると、クロム水和酸化物が多く生成するために、
金属クロムとクロム水和酸化物の合計量が’20mg/
rn’を超え、したがって溶接性に劣るものとなる。余
分のクロム水利酸化物は何らかの方法、例えば高濃度の
Gr03液中に浸漬して溶解し、所定量の金属クロムと
クロム水和酸化物を得ることは可能である。事実、この
溶解法により所定量のクロメート皮膜に調整しても、ク
ロメートの浴組成が適正であれば溶接性、耐食性ともに
すぐれたものとなる。しかし、H2SO4/ CrO3
比が0.003より低い場合には、この溶解法による調
整も非常に困難である。したがって、)+2sO4/C
rO3比としては0.003以上0.01以下が望まし
い。更に好ましくは、H2SO4/ CrO3比は0.
005以上、o、oos以下が望ましい。
4/ CrO3ニ換算シテ、H2SO4/ CrO3比
が0.Olを超えると、所定量の金属クロムとクロム水
和酸化物を形成しても、その塗料耐食性は極めて劣るこ
とが判った。この理由は必ずしも明らかではないが、
H2SO4/ CrO3比が0.01超と高い場合には
、クロム酸化膜が不均一になり易いためではないかと推
定される。また、H2SO4/ CrO3比が0.00
3より低い場合には、所定量のクロメート皮膜を得るこ
とが困難である。すなわち、必要量の金属クロムを得よ
うとすると、クロム水和酸化物が多く生成するために、
金属クロムとクロム水和酸化物の合計量が’20mg/
rn’を超え、したがって溶接性に劣るものとなる。余
分のクロム水利酸化物は何らかの方法、例えば高濃度の
Gr03液中に浸漬して溶解し、所定量の金属クロムと
クロム水和酸化物を得ることは可能である。事実、この
溶解法により所定量のクロメート皮膜に調整しても、ク
ロメートの浴組成が適正であれば溶接性、耐食性ともに
すぐれたものとなる。しかし、H2SO4/ CrO3
比が0.003より低い場合には、この溶解法による調
整も非常に困難である。したがって、)+2sO4/C
rO3比としては0.003以上0.01以下が望まし
い。更に好ましくは、H2SO4/ CrO3比は0.
005以上、o、oos以下が望ましい。
次に本発明を実施例につき具体的に説明する。
通常のめっき用鋼板を0.2■m厚まで冷間圧延し、電
解クリーニングを施した後、 No、 1〜5は本発明
による製造方法、No、6〜10供試材は少なくとも一
条件が本発明の要件を満足しない製造方法によって溶接
用表面処理鋼板を製造し、各供試材について溶接性およ
び塗装後の耐食性を比較する試験を行った。製造条件は
次のとおりである。
解クリーニングを施した後、 No、 1〜5は本発明
による製造方法、No、6〜10供試材は少なくとも一
条件が本発明の要件を満足しない製造方法によって溶接
用表面処理鋼板を製造し、各供試材について溶接性およ
び塗装後の耐食性を比較する試験を行った。製造条件は
次のとおりである。
(I)鉄−ニッケル合金から成る第1層形成工程次の各
方法のいずれか単独もしくは2種以上の組合わせによっ
た。すなわち、 (A法)ニッケルめっき後、焼鈍する方法。
方法のいずれか単独もしくは2種以上の組合わせによっ
た。すなわち、 (A法)ニッケルめっき後、焼鈍する方法。
(B法)鉄−ニッケル合金めっき後、焼鈍する方法。
(C法)鉄−ニッケル合金めっきをする方法。
例えば、0.2mm厚まで冷間圧延した鋼板を苛性ソー
ダ溶液中で電解クリーニングした後、ニッケルめっきも
しくは鉄−ニッケル合金めっきを行い、10%N2+9
0%N2のいわゆるHNXガス雰囲気中で焼鈍した鋼板
を、更に電解クリーニング、硫酸溶液中で酸洗した後、
鉄−ニッケル合金めっきを施す等の処理をした。めっき
浴の組成の一例は次の如くである。
ダ溶液中で電解クリーニングした後、ニッケルめっきも
しくは鉄−ニッケル合金めっきを行い、10%N2+9
0%N2のいわゆるHNXガス雰囲気中で焼鈍した鋼板
を、更に電解クリーニング、硫酸溶液中で酸洗した後、
鉄−ニッケル合金めっきを施す等の処理をした。めっき
浴の組成の一例は次の如くである。
(イ)ニッケルめっき浴
硫酸ニッケル 250g/文
塩化ニッケル 45g/又
はう酸 30g/文
(ロ)鉄−ニッケル合金めっき浴
塩化鉄 20〜230 g/文
基塩化ニッケル 30〜300 g/文はう酸 25g
/文 かくの如くして鋼板表面に鉄−ニッケル合金から成る第
1Nを形成したが、供試材NO61〜5の本発明例にお
いては、いずれも第1表に示す如くNi/ (Fe+
Ni) = 0.02〜0.50(7)範囲の組成にて
、層の厚さも10〜5000Aの本発明の限定要件を満
足するものであるが、比較例については、供試材No、
9はNi/ (Fe+ Ni) = 0.01であって
、限定条件を満足しないものであった。
/文 かくの如くして鋼板表面に鉄−ニッケル合金から成る第
1Nを形成したが、供試材NO61〜5の本発明例にお
いては、いずれも第1表に示す如くNi/ (Fe+
Ni) = 0.02〜0.50(7)範囲の組成にて
、層の厚さも10〜5000Aの本発明の限定要件を満
足するものであるが、比較例については、供試材No、
9はNi/ (Fe+ Ni) = 0.01であって
、限定条件を満足しないものであった。
(II )第2層形成工程
上記第1層上に錫めっきを施した後、必要により溶鍋処
理をして第2層を形成した。溶鍋処理は必ずしも必要で
ない理由は、塗料焼付時に合金層の形成が進行するため
である。塗装後の耐食性を考える場合には、塗装終了後
、すなわち焼付終了後の耐食性を考えればよいのであり
、そのため、あらかじめ溶鍋処理をする必要は必ずしも
なく、溶鍋処理なしで製造して塗装時に合金層を形成す
るだけでも、合金層の耐食性向上効果は十分に認められ
る。この場合の錫めっき浴は次の組成のハロゲン浴を使
用した。
理をして第2層を形成した。溶鍋処理は必ずしも必要で
ない理由は、塗料焼付時に合金層の形成が進行するため
である。塗装後の耐食性を考える場合には、塗装終了後
、すなわち焼付終了後の耐食性を考えればよいのであり
、そのため、あらかじめ溶鍋処理をする必要は必ずしも
なく、溶鍋処理なしで製造して塗装時に合金層を形成す
るだけでも、合金層の耐食性向上効果は十分に認められ
る。この場合の錫めっき浴は次の組成のハロゲン浴を使
用した。
塩化第1錫 60g/交
酸性弗化ナトリウム 20g/見
弗化ナトリウム 50g/文
塩化ナトリウム 60g/文
この工程において、本発明による供試材No、 1〜5
は、いずれも錫めっき量は0.1〜1 g/m’の本発
明の限定要件を満足しているが、比較例の供試材N00
8は全錫量が0.05 g/m′と過少であり、比較例
の供試材No、11は2.8 g/IT+′と過大であ
って、共に本発明の要件を満足しないものであった。な
お、供試材No、11は現在一般に使用されている最も
薄い目付量の#25のふりきである。
は、いずれも錫めっき量は0.1〜1 g/m’の本発
明の限定要件を満足しているが、比較例の供試材N00
8は全錫量が0.05 g/m′と過少であり、比較例
の供試材No、11は2.8 g/IT+′と過大であ
って、共に本発明の要件を満足しないものであった。な
お、供試材No、11は現在一般に使用されている最も
薄い目付量の#25のふりきである。
(III)電解クロメート処理による金属クロムとクロ
ム水利酸化物から成る第3層の形成工程陰極電解に使用
したクロメート処理浴はCrO3をベースとして、50
42−をN2’ SO4、Na2 SO4等の化合物で
少量添加したものである。
ム水利酸化物から成る第3層の形成工程陰極電解に使用
したクロメート処理浴はCrO3をベースとして、50
42−をN2’ SO4、Na2 SO4等の化合物で
少量添加したものである。
C「03はNa2 Cr2 07などの6価クロムと互
換性があり、6価クロムとして同量であればその特性に
差はない。表1では、6価クロムとしてCrO3換算で
、5042−はN2 SO4換算で示しである。
換性があり、6価クロムとして同量であればその特性に
差はない。表1では、6価クロムとしてCrO3換算で
、5042−はN2 SO4換算で示しである。
また、金属クロムx (mg/rn’)とクロム水利酸
化物y(mg/rn’)の量が2≦X、5≦X十V≦2
0となるように、必要により高濃度のCrO3水溶液で
余分のクロム水和酸化物を溶解除去した。
化物y(mg/rn’)の量が2≦X、5≦X十V≦2
0となるように、必要により高濃度のCrO3水溶液で
余分のクロム水和酸化物を溶解除去した。
これらの電解クロメート処理浴の組成は、第1表に示す
如く、本発明の供試材No、1〜5はいずれもCrO3
’a度10 N100g/Jlj、N2 SO4/Cr
O3比0.003〜0.01 (重量比)の本発明の限
定要件を満足しているが、比較材のうち、供試材No、
6はN2 so4/ CrO3比が0.002と過少で
あり、供試材N017はN2 SO4/ CrO3比が
0.012と過大であり、また供試材No、12はCr
03H度が150g/交と過大であり、いずれも本発明
の要件を満足しないものであった。
如く、本発明の供試材No、1〜5はいずれもCrO3
’a度10 N100g/Jlj、N2 SO4/Cr
O3比0.003〜0.01 (重量比)の本発明の限
定要件を満足しているが、比較材のうち、供試材No、
6はN2 so4/ CrO3比が0.002と過少で
あり、供試材N017はN2 SO4/ CrO3比が
0.012と過大であり、また供試材No、12はCr
03H度が150g/交と過大であり、いずれも本発明
の要件を満足しないものであった。
かくして得られたすべての供試材から試験片を切り出し
て次の如き特性調査を行った。なお、第1表の鉄−ニッ
ケル合金の第1層の組成と厚さはIMMAにより測定し
たものであり、溶接性および塗装後の耐食性評価はそれ
ぞれ次の基準によって評価した。
て次の如き特性調査を行った。なお、第1表の鉄−ニッ
ケル合金の第1層の組成と厚さはIMMAにより測定し
たものであり、溶接性および塗装後の耐食性評価はそれ
ぞれ次の基準によって評価した。
(イ)溶接性の評価
溶接電極として約1.5 +smφの銅ワイヤーを使用
し、これを移動しながら供試材試片を一定の加圧下で重
ね合わせ、溶接速度40m/分で電気抵抗溶接を行い、
溶接部が十分の強度を有し、かつ、いわゆるr散り」の
発生がないという条件から決められる溶接電流と加圧力
の適正の範囲の大きさにより素材の溶接性を評価した。
し、これを移動しながら供試材試片を一定の加圧下で重
ね合わせ、溶接速度40m/分で電気抵抗溶接を行い、
溶接部が十分の強度を有し、かつ、いわゆるr散り」の
発生がないという条件から決められる溶接電流と加圧力
の適正の範囲の大きさにより素材の溶接性を評価した。
なお、溶接部の強度は溶接部を挟んだ円筒端部からV字
型の切込みを入れ、3角部をプライヤーで握って他端に
向って引っ張る、いわゆるビールテストを行ない、途中
で溶接部分が切断しないことを必要強度とした。
型の切込みを入れ、3角部をプライヤーで握って他端に
向って引っ張る、いわゆるビールテストを行ない、途中
で溶接部分が切断しないことを必要強度とした。
(ロ)塗装後の耐食性
供試材試片にエポキシ・フェノール系塗料を50 mg
/ dm2の厚さに塗装後、クロスカットを入れ、更に
5m+sのエリクセン張り出しを行ったものを、端部と
裏面をシールして塗装後耐食性の試験片とした。この試
験片を1.5%食塩−1,5%クエン酸、PH3,0,
55°Cの中に1週間浸漬した後の加工部の腐食状態を
総合的に判定した。
/ dm2の厚さに塗装後、クロスカットを入れ、更に
5m+sのエリクセン張り出しを行ったものを、端部と
裏面をシールして塗装後耐食性の試験片とした。この試
験片を1.5%食塩−1,5%クエン酸、PH3,0,
55°Cの中に1週間浸漬した後の加工部の腐食状態を
総合的に判定した。
第1表で示した比較材N006〜12については、本発
明による限定要件を満足しない数値にいずれもアンダー
ラインを付したが、第1表にて示される各供試材の最終
処理鋼板試片の溶接性および塗装後の耐食性を見るに、
本発明のすべての限定要件を満足する本発明例のNo、
1〜5は1例えば供試材No、11の#25ぶりきの
比較例に比し、錫目付量がl/3以下であるにも拘らず
、鉄−ニッケル合金から成る第1層、鉄−錫一ニッケル
合金より成る第2層および適正な電解クロメート処理浴
から生成せしめた第3層の多層構成を有する表面構造に
よって、溶接性、塗装後の耐食性ともにすぐれているこ
とを示している。
明による限定要件を満足しない数値にいずれもアンダー
ラインを付したが、第1表にて示される各供試材の最終
処理鋼板試片の溶接性および塗装後の耐食性を見るに、
本発明のすべての限定要件を満足する本発明例のNo、
1〜5は1例えば供試材No、11の#25ぶりきの
比較例に比し、錫目付量がl/3以下であるにも拘らず
、鉄−ニッケル合金から成る第1層、鉄−錫一ニッケル
合金より成る第2層および適正な電解クロメート処理浴
から生成せしめた第3層の多層構成を有する表面構造に
よって、溶接性、塗装後の耐食性ともにすぐれているこ
とを示している。
これに対し、本発明の限定要件を少なくとも一つでも満
足しない比較例は、溶接性、耐食性のいずれかにおいて
本発明より劣ることを示している。
足しない比較例は、溶接性、耐食性のいずれかにおいて
本発明より劣ることを示している。
上記実施例より明らかな通り、本発明による電気抵抗溶
接用表面処理鋼板は、鋼板上に鉄−ニッケル合金から成
る第1層を形成し、その上に錫めっきを施し、必要によ
り溶鍋処理することにより第2層を形成し、更に該第2
層上に電解クロメート処理によるクロメート皮膜を形成
し、しかも第1層の成分組成ならびに厚さ、第2、第3
層の付着量および第3層を形成するクロメート浴組成を
厳密に限定制御したので、その溶接性および耐食性はき
わめてすぐれており、塗膜の密着性にもすぐれ、本発明
者らが、先に挙げた溶接缶用素材の具備すべき要件をす
べて兼ね備えた電気抵抗溶接用表面処理鋼板を提供する
ことができた。
接用表面処理鋼板は、鋼板上に鉄−ニッケル合金から成
る第1層を形成し、その上に錫めっきを施し、必要によ
り溶鍋処理することにより第2層を形成し、更に該第2
層上に電解クロメート処理によるクロメート皮膜を形成
し、しかも第1層の成分組成ならびに厚さ、第2、第3
層の付着量および第3層を形成するクロメート浴組成を
厳密に限定制御したので、その溶接性および耐食性はき
わめてすぐれており、塗膜の密着性にもすぐれ、本発明
者らが、先に挙げた溶接缶用素材の具備すべき要件をす
べて兼ね備えた電気抵抗溶接用表面処理鋼板を提供する
ことができた。
Claims (2)
- (1)鋼板上に重量比にてHi/(Fe+Ni )=0
.02〜0.50の範囲の組成を有する厚さ10〜50
00人の鉄−ニッケル合金から成る第1層を形成する工
程と、前記第1層上に0.1〜1 g/rn’の範囲の
錫めっきを施して第2層を形成する工程と、前記第2層
上に電解クロメート処理により所定量の金属クロムとク
ロム水和酸化物から成る第3層を形成する工程とを有し
て成る電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法において
、電解クロメート処理の浴組成をクロム酸に換算してC
rO310〜100g/i、かツH2SO4濃度をCr
(13との重量比に換算してH2SO4/ CrO3=
0.003〜0.01の範囲に限定して電解クロメー
ト処理を行うことを特徴とする電気抵抗溶接用表面処理
鋼板の製造力。 法 - (2)鋼板上に重量比にてNi/ (Fe+Ni) =
0.02〜0.50の範囲の組成を有する厚さ10〜5
000Aの鉄−ニッケル合金から成る第1層を形成する
工程と、前記第1層上に0.1〜1 g/rn’の範囲
の錫めっきを施した後、溶錫処理をして第2層を形成す
る工程と、前記第2層上に電解クロメート処理により所
定量の金属クロムとクロム水和酸化物から成る第3層を
形成する工程とを有して成る電気抵抗溶接用表面処理鋼
板の製造方法において、電解クロメート処理の浴組成を
クロム酸に換算してCr0310〜100g/fLかつ
H2SO4濃度をCrO3との重量比に換算してH2S
O4/ CrO3=0.003〜0.01の範囲にして
行うことを特徴とする電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製
造方法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59114266A JPS60258499A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法 |
CN85101586A CN85101586B (zh) | 1984-06-04 | 1985-04-01 | 缝焊食品罐用的表面处理钢带 |
NO852243A NO168122C (no) | 1984-06-04 | 1985-06-03 | Fremgangsmaate for fremstilling av overflatebahandlede staalstrimler egnet for elektrisk motstandssveising |
DE8585106845T DE3575955D1 (de) | 1984-06-04 | 1985-06-03 | Verfahren zur herstellung von stahlbaendern die eine oberflaechenbehandlung untergangen sind und geeignet sind fuer elektrisches widerstandsschweissen. |
EP85106845A EP0164092B1 (en) | 1984-06-04 | 1985-06-03 | Process for preparing surface-treated steel strips adapted for electric resistance welding |
ZA854215A ZA854215B (en) | 1984-06-04 | 1985-06-04 | Process for preparing surface-treated steel strips adapted for electric resistance welding |
CA000483090A CA1253451A (en) | 1984-06-04 | 1985-06-04 | Process for preparing surface-treated steel strips adapted for electric resistance welding |
KR1019850003902A KR890004791B1 (ko) | 1984-06-04 | 1985-06-04 | 전기저항용접용 표면 처리 강판의 제조방법 |
US07/059,217 US4832800A (en) | 1984-06-04 | 1987-06-08 | Process for preparing surface-treated steel strips adapted for electric resistance welding |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59114266A JPS60258499A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法 |
CN85101586A CN85101586B (zh) | 1984-06-04 | 1985-04-01 | 缝焊食品罐用的表面处理钢带 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60258499A true JPS60258499A (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=25741457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59114266A Pending JPS60258499A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 電気抵抗溶接用表面処理鋼板の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0164092B1 (ja) |
JP (1) | JPS60258499A (ja) |
KR (1) | KR890004791B1 (ja) |
CN (1) | CN85101586B (ja) |
CA (1) | CA1253451A (ja) |
DE (1) | DE3575955D1 (ja) |
NO (1) | NO168122C (ja) |
ZA (1) | ZA854215B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61104088A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-22 | Nippon Steel Corp | 耐食性、溶接性と塗装密着性にすぐれた高性能Sn系多層メツキ鋼板 |
JPS62174397A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Nippon Steel Corp | 耐食性、溶接性に優れた溶器用薄Snメツキ鋼板 |
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---|---|---|---|---|
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CA2107866A1 (en) * | 1992-10-13 | 1994-04-14 | Sue Troup-Packman | Iron-plated aluminum alloy parts and method for plating the same |
DE102010044738A1 (de) | 2010-09-08 | 2012-03-08 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Dünnschichtverkapselung, optoelektronischer Halbleiterkörper mit einer Dünnschichtverkapselung und Verfahren zur Herstellung einer Dünnschichtverkapselung |
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EP2922983B1 (en) * | 2012-11-21 | 2019-02-20 | Tata Steel IJmuiden BV | Chromium-chromium oxide coatings applied to steel substrates for packaging applications and a method for producing said coatings |
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1984
- 1984-06-04 JP JP59114266A patent/JPS60258499A/ja active Pending
-
1985
- 1985-04-01 CN CN85101586A patent/CN85101586B/zh not_active Expired
- 1985-06-03 DE DE8585106845T patent/DE3575955D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-06-03 EP EP85106845A patent/EP0164092B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-03 NO NO852243A patent/NO168122C/no unknown
- 1985-06-04 ZA ZA854215A patent/ZA854215B/xx unknown
- 1985-06-04 CA CA000483090A patent/CA1253451A/en not_active Expired
- 1985-06-04 KR KR1019850003902A patent/KR890004791B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1987
- 1987-06-08 US US07/059,217 patent/US4832800A/en not_active Expired - Fee Related
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DE3575955D1 (de) | 1990-03-15 |
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KR860000415A (ko) | 1986-01-28 |
CA1253451A (en) | 1989-05-02 |
KR890004791B1 (ko) | 1989-11-27 |
NO852243L (no) | 1985-12-05 |
ZA854215B (en) | 1986-01-29 |
NO168122C (no) | 1992-01-15 |
EP0164092A1 (en) | 1985-12-11 |
EP0164092B1 (en) | 1990-02-07 |
US4832800A (en) | 1989-05-23 |
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