JPS60257510A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPS60257510A
JPS60257510A JP59113164A JP11316484A JPS60257510A JP S60257510 A JPS60257510 A JP S60257510A JP 59113164 A JP59113164 A JP 59113164A JP 11316484 A JP11316484 A JP 11316484A JP S60257510 A JPS60257510 A JP S60257510A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はコンデンサ、さらに詳しくはプラスチックフィ
ルムを誘電体とするコンデンサに関するものである。
〔従来技術〕
従来、2軸配向ポリフエニレンスルフイドフイルムをコ
ンデンサの誘電体として用い2周波数特性、温度特性、
耐ハンダ性の優れたコンデンサを得ることが、特開昭5
7−187327等において知られている。
しかし、かかる従来のコンデンサ、特に薄い誘電体を用
いたコンデンサは、容量および絶縁破壊電圧のバラツキ
が大きくなるという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記欠点を解消し、2軸配向ポリフエ
ニレンスルフイドフイルムコンデンサの優れた特性を損
なうことなく、容量および絶縁破壊電圧のバラツキの小
さいコンデンサヲ提供せんとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は上記の目的を達成するため2次の構成。
すなわち、誘電体が、ポリ−p−フェニレンスルフィド
を主成分とする樹脂組成物からなり、かつ表面の微細突
起密度Sdが20〜300個/mm 。
粗大突起密度Laが5個/mm以下の範囲にある2軸配
向ホリフエニレンスルフイドフイルムでアリ。
電極が、金属の薄膜または箔であることを特徴とするコ
ンデンサとしたものである。
本発明においてポリ−p−フエニレンスルフイドとは、
<9返し単位の70モルチ以上(好まし示される構成単
位からなる重合体をいう。かかる成分が70モル係未満
ではポリマの結晶性、熱転移温度等が低くなりポリ−p
−フェニレンスルフィドを主成分とする樹脂組成物から
なるフィルムおよびその積層体の特長である耐熱性1寸
法安定性1機械的特性等を損なう。
くり返し単位の60モルチ未満(好ましくは15モル襲
未満)であれば共重合可能なスルフィド結合を含有する
単位が含まれていてもさしつかえない。
本発明においてポリ−p−フェニレンスルフィドを主成
分とする樹脂組成物(以下ppsと略称’する)とid
、上記ポリ−p−フェニレンスルフィドを90重量%以
上含む組成物を言う。
ボ’)−p−フェニレンスルフィドの含有i カ9j 
oiti*未38組ワウ、品性、□□Iが低くなり該組
成物からなるフィルムおよびその積層体の特長である耐
熱性2寸法安定性1機械的特性等を損なう。
該組成物中の残りの10重量%未満はポリバラフェニレ
ンスルフィド以外のポリマ、無機または有機光添剤等か
ら成ることができる。また、無機または有機の滑剤2着
色剤、紫外線吸収剤等の添加物を含むこともさしつかえ
ない。
該樹脂組成物の溶融粘度は、温度300 C,せん断速
度200 sec””のもとて500〜12000ポイ
ズ(よシ好ましくは700〜7000ボイズ)の範囲が
フィルムの成形性の点で好ましい。
本発明において、2軸配向ポリフエニレンスルフイドフ
イルム(以下PP5−BOと略称する)とは、上記p 
p sを溶融成形してシート状とし。
2軸延伸、熱処理してなるフィルムであって、その配向
度は特に限定されないが、X線種図形法によシ2θ−2
0〜21に存在する 結晶ピークからめた面配向度が0
.75以上のものが好ましい。 ゛また。その厚さは0
3〜10μmの範囲が好ましい。
本発明において、微細突起密度Sdとは、突起高さ00
2μm以上の突起の線密度(単位長さ当シの個数)をい
う。
ここに、突起高さは触針式表面粗さ計(カットオフ値が
0.08mm、触針の半径2μm)によって測定される
もので、縦倍率Nでフィルムの長さ1晒にわたって測定
した粗さ曲線のチャート上の1番目の山頂のレベルをM
i、同じく1番目の山の左側の谷底のレベルをvlとす
るとき、P1=(M i −V i ) / Nを1番
目の突起の突起高さと定義する。
本発明に用いるP P S−B OのSdは、20〜3
00(よシ好捷しくは60〜200)個/皿の範囲にあ
ることが必要である。Sdが太きすぎても小さすぎても
本発明の目的を達成することは・できない。
本発明において、粗大突起密度Ldとは、突起高さ02
μm以上の突起の線密度をいう。
本発明に用いるPPl9−BOのLdは、5(より好ま
しくは3)個/−以下であることが必要である。L(1
が大きすぎると本発明の目的を達成することはできない
本発明におけるSdあるいはLdの値と、J工5R−0
601に規定された方法で測定した平均表面あらさl’
jaの値とは一義的には対応しないが2本発明に用いる
PP5−BOのRaは、おおよそ002〜0.08μm
の範囲が好ましい。逆に、Raがこの範囲にあってもS
aおよびLαの値が上記の条件を満さないものは2本発
明の目的を達し得ないことは言うまでもない。
本発明に用いるPP5−BOの密度は1,356g /
aTl’以上であることが、得られるコンデンサの耐ハ
ンダ性の点で好ましい。
また2本発明に用いるPP5−BOの熱収縮率は、25
0℃、50分で縦、横方向とも0〜8%であることが、
得られるコンデンサの削ハンダ性の点で好ましい。
さらに1本発明に用いるP P S −BOの吸湿率は
25℃100%RHで0.1チ以下であることがコンデ
ンサの特性上好ましい。
本発明に用いるpps−BOの絶縁破壊電圧は直流で2
40 kV 7mm以上であることが、コンデンサの特
性上好唸しい。
本発明において、コンデンサとは、電気回路の受動回路
素子の一種で、誘電体をはさんで導体からなる一対の電
極を設けることにより9両電極間に一定の静電容量を与
えたものを意味し、蓄電器。
キャパシターなどと呼ばれているものと同義である。
本発明のコンデンサの電極は、金属の薄膜または箔から
なシ、形状、材質等は特に限定されるものではない。
なお金属箔とは、自己支持性の金属膜であシ。
その厚さは、3〜15μmが好ましい。
金属薄膜とは、PPE+−B@lを支持体として°。
その表面に蒸着、メッキ等の方法で形成された非自己支
持体の金属膜であシ、その厚さは0.01〜05μmが
好ましい。
これら金属膜の材質は特に限定されないが、アルミニウ
ム、亜鉛、ニッケル、クロム、銅、もしくはこれらの合
金が好ましい。
本発明のコンデンサの電極として、金属薄膜を用いる場
合、PP5−BO支持体上に金属薄膜が形成され一体と
なったいわゆる金属化フィルムの状態での熱収縮率が、
250℃60分間で0〜8%(より好ましくは0〜6%
)であることが、好ましい。
本発明のコンデンサは、前述のPPB−BOを誘電体と
することを特徴とするものであるが、PPf9−BOを
誘電体とするコンデンサ本来の特長である。温度特性9
周波数特性等を損なわない限り、PP5−BO以外の絶
縁体薄膜が、PP5−BOとともに電極間に存在するこ
とは何ら支障ない。
本発明のコンデンサの形状としては1通常のリード線を
有するタイプもしくはリード線を有さす基板にハンダを
用いて直付けするタイプ(いわゆるチップコンデンサ)
のいずれでもよい。
まだ、PP5−BOそのものは、大気中の湿気の影響を
全く受けないが電極がアルミニウムの薄膜で形成される
場合のように大気中の湿気の影響を受けるときは、コン
デンサの周囲に外被を設けることが好ましい。かかる外
被の材質としては。
アルミニウムなどの金属、ガラスなどの無機物。
プラスチックス等が挙げられるが、チップコンデンサの
場合には、軟化点が200℃以上(よシ好ましくは24
0℃以上)の樹脂組成物が好ましい・次に2本発明のコ
ンデンサの製造方法について説明する。
先ず9本発明に使用するポリ−p−フェニレンスルフィ
ドの重合方法としては、硫化アルカリとp−ジハロベン
ゼンを極性溶媒中で高温高圧下に反応させる方法を用い
る。特に硫化ナトリウムとp−ジクロルベンゼンをN−
メチル−ピロリドン等のアミド系高沸点極性溶媒中で反
応させるの゛が好捷しい。この場合1重合度を調整する
ために。
か性アルカリ、カルボン酸アルカリ金属塩等のいわゆる
重合助剤を添加して、230〜280℃で反応させるの
が最も好ましい。重合系内の圧力および重合時間は、使
用する助剤の種類や量および所望する重合度などによっ
て適宜決定される。
カくシて得うれタボリール−フェニレンスルフィドに、
必要に応じ、他のポリマ、添加剤などをブレンド、添加
する。
こうして得られた樹脂組成物(pps)は、エクストル
ーダに代表される周知の溶融押出装置に供給され、溶融
される。
フィルム表面のSclおよびTJ dを本発明の構成範
囲内とするために、必要に応じて上記の溶融押出工程以
前の任意の段階で、樹脂組成物中に、平均粒子径が0.
1〜1.5μmの微粒子を均一に分散させておく。該微
粒子の添加量は、樹脂組成物中に内包されている粒子成
分の種類および量、添加微粒子の平均粒子径等によって
異なるが、およそ005〜0.8 wtq6の範囲であ
る。
次に、溶融された樹脂を、95%カット孔径が3〜20
μm(好ましくは6〜15μm)の高精度フィルターで
ろ過した後、いわゆるTダイから連続的に押出し、冷却
された金属ドラム上にキャストして、急冷固化し、未配
向非晶状態のソートとする。該金属ドラムの表面は、荒
らさ0.4S以下の鏡面に仕上げられていることが好ま
しい。
次に、このようにして得られたシートを2軸延伸して面
配向度を075以上とする。延伸方法としては、逐次2
軸延伸法、同時2軸延伸法等の周知の方法を用いること
ができるが、ロール群によってシート長手方向に延伸し
た後に、テンタによって幅方向に延伸する。いわゆる縦
横逐次2軸延伸法によるのが好ましい。延伸温度は縦横
ともに95〜110℃の範囲とする。一方、延伸倍率は
樹脂粘度、延伸温度などによって異なり、−概には言え
ないが、およそ63〜4.8倍の範囲である。
次に、このようにして得られた延伸フィルムを定長熱処
理する。ここにいう定長熱処理とは、熱処理中の幅およ
び長さの変化が10係以下にな・るようにすることを意
味する。熱処理条件は200〜290℃で3〜50秒と
するが、250〜28・5j!1 ℃で5〜30秒行う
のが好ましい。
定長熱処理の後に、290℃以下の温度で、長手方向ま
だは/および幅方向に数−以下のりラックスを行うこと
も好ましい。
以上のようにして、2軸配向ポリフエニレンスルフイド
フイルム(PPS−BO)を得る。
こうして得たフィルムを誘電体とし、金属膜を電極とし
て1周知の方法でコンデンサ素子を形成する。すなわち
、金属箔を電極とする場合には。
細断したフィルムと金属箔を重ね合わせて円筒状に巻き
上げるいわゆる巻回法が、また金属薄膜を電極とする場
合には、あらかじめフィルム上に蒸着法、メッキ法等に
よって金属薄膜層を形成した後、コンデンサ素子とする
方法が適用できる。いずれの場合も1巻回後、常温〜2
00℃位の温度でフィルム表面と垂直方向にプレスして
、容量および絶縁破壊電圧の安定化を図る。
フィルム上に金属薄膜層を形成する場合、あらかじめフ
ィルム表面に、コロナ処理、プラズマ処理環、接着性向
上のだめの処理を施しておくこともできる。
必要に応じ、上記のコンデンサ素子に、端面導電化処理
、リード線取付け、外被形成などを行ってコンデンサと
する。
また9本発明のコンデンサに油、電解液などを含浸せし
めて、いわゆる液浸コンデンサとしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明のコンデンサは9以上のような構成とした結果、
従来のポリフェニレンスルフィドフィルムを誘電体とす
るコンデンサの欠点であった容量および絶縁破壊電圧の
バラツキが解消され、容量および絶縁破壊電圧の安定性
、均一性に優れたコンデンサとなった。
また本発明のコンデンサは、温湿度が大幅に変化しても
容量がほとんど変化しないという、従来のコンデンサに
はない優れた特徴を有するため。
変化する環境下で常に一定の容量を示すことが要求され
る回路用として有用である。
また本発明のコンデンサは、広い温度範囲にわたって誘
電損失が小さく、ioo〜170℃という高い温度下で
も長時間安定した特性を示すので。
自動車や電気機器の中などのように9周囲が高温になる
所での使用に好適である。
さらに2本発明のコンデンサは耐ハンダ性を有するため
、リード線を持たないいわゆるチップコンデンサとして
、プリント基板に直にハンダ付して用いることができる
ので、実装効率の点で従来のフィルムコンデンサより大
幅に優れている。
次に2本発明の記述において使用した。フィルム、およ
びコンデンサの特性値の測定、評価法について説明する
(1) コンデンサの容量 自動キャパシタンスブリッジを用いて、25℃1 kH
zで容量(キャパシタンス)を測定した。
(2)容量のバラツキ 同一条件で製造したコンデンサ100個の容量を測定し
てそれらの平均値Cおよび標準偏差σ。
を算出し、(σ。/c)xloDを容量のバラツキ(単
位:係)と定義する。このバラツキが少ないほど優れて
いることは言うまでもない。
(3) コンデンサの絶縁破壊電圧 コンデンサを26℃・50%RHの雰囲気に24時間放
置した後、同一雰囲気で100v/秒の昇圧速度で直流
電圧を印加していき、コンデンサが絶縁破壊するときの
電圧を絶縁破壊電圧とする。
(4)絶縁破壊電圧のバラツキ 同一条件で製造したコンデンサ100個について絶縁破
壊電圧を測定して、それらの平均値■および標準偏差σ
7を算出し、(σv/v)xlooを絶縁破壊電圧のバ
ラツキ(単位:チ)と定義する。このバラツキが少ない
ほど優れていることは言うまでもない。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を挙げて、さらに詳細に説明する。
実施例1 (1) 本発明に用いる2軸配向ポリ フエニレンスルフイドフイルム (PPS−BO)の調製 耐 オートクレーブに、硫化ナトリウム32.6kg1
□ (250モル、結晶水40.、wt%を含む)、水
酸化ナトリウム100g、安息香酸ナトリウム661k
g(250モル)、およびN−メチル−2−ピロリドン
(以下NMPと略称する)79.2kgを仕込み205
℃で脱水したのち、1,4ジクロルベンゼン(p −D
 OBと略称する)3Z5砲(255モル)、およびN
 M p 20. D kgを加え、265℃で4時間
反応させた。反応生成物を水洗、乾燥して。
p−フェニレンスルフィドユニット100七ルチからな
り、溶融粘度3100ポイズのポ!j−p−フェニレン
スルフィド21.1 kg(収率78%)ヲ得た。
この組成物に、平均粒子径0.7μmのシリカ微粉末0
.1 wt%、ステアリン酸カルシウム0.05wt%
を添加し、40mm径の エクストルーダによって31
0℃で溶融し、金属繊維を用いた95チ力ツト孔径10
μmのフィルタでろ過したのち。
長さ400mm、間隙1.5mmの直線状リップを有す
るTダイから押し出し9表面を25℃に保った金属ドラ
ム上にキャストして冷却固化し、厚さ52μmの未延伸
フィルムを得た。
このフィルムをロール群から成る縦延伸装置によって、
フィルム温度98℃、延伸速度30000係/分で4.
4倍縦延伸し、続いてテンタを用いて、温度100℃、
延伸速度1000%/分で6.8倍横延伸し、さらに同
一テンタ内の後続する熱処理室で、275℃で10秒間
熱処理して、厚さ4μmのPP5−BOを得た(フィル
ムAとする)。
このフィルムのSdは67個/匝、Ldは1個/mm 
、密度は1360であり1本発明に用いるPP5−BO
としての条件を満たしていた。
これとは別に比較のだめに、溶融押出前にシリカ微粒子
を添加しなかったこと以外はフィルムAと全く同じ条件
で2軸配向ppsフイルムを調製した(フィルムBとす
る)。このフィルムのSdは11個/ mm 、 L 
d Fii個/mm 、密度は1.36・ig/an’
であシ2本発明に用いるPP5−BOとしての要件を満
していなかった。
(2) コンデンサの作成 上記のフィルムAおよびフィルムBを各々真空蒸着装置
にかけ、アルミニウムを表面抵抗3Ωになるように片面
蒸着した。これらの蒸着フィルムをスリットして、素子
巻機にかけ、2枚重ねで巻き上げ、120℃でプレスし
て中空部をつぶしコンデンサ素子を作り、さらに常法に
よって端面メタリコン処理およびリード線取り付けを行
ってコンデンサ素子量0.5μF)を得た(各々コンデ
ンサA、およびコンデンサBとする)。
(3)評価 表−1に得られたコンデンサの評価結果を示す。
本発明のコンデンサ(コンデンサA)は、容量および絶
縁破壊電圧のバラツキが小さい優れたコンデンサである
ことがわかる。
表−1 実施例2 (11P P S −B Oの調製 実施例1のフィルムAと同様にして、溶融押出、f 前
に添加するシリカ微粉末の平均粒子径および添加量のみ
を変えた5種類のpps−BO(厚さ6μm)を調製し
た(フィルムC−Gとする)。
(2) コンデンサの作成および評価 実施例1と同様にして、フィルムO−’Gを誘電体とし
、アルミニウム蒸着層を電極とする2個別巻回型コンデ
ンサを作成した。
表−2に得られたコンデンサの評価結果を示す。
この表から、微細突起密度86および粗大突起密度TJ
 dが特定の範囲内にある本発明のコンデンサは、容量
および絶縁破壊電圧のバラツキが極めて小さく優れてい
ることがわかる。
実施例3 実施例1と同様にして、溶融押出前に平均粒径2μmの
炭酸カルシウム微粉末をり。5%添加し。
溶融物を、金属繊維を用いた95係力ツト孔径10μm
のフィルタでろ過して、厚さ2.5μmのPP5−BO
を得た(フィルムHとする)。
一方、比較のために、溶融物を95%カット孔径が40
μmのフィルタでろ過したことを除いては上記と全く同
様にして厚さ2.5μmの2軸延伸フイルムを調設した
(フイルムエとする)。
次に実施例1と同様にして、フィルムHおよび工を各々
誘電体とし、アルミニウム蒸着層を電極とする9個別巻
回型コンデンサ(コンデンサHおよび工とする)を作成
した。
表−6に、用いたフィルムの特性値および得ちれたコン
デンサの評価結果を示す。
表−3から、粗大突起密度が太きすぎると2本(1発明
の目的を達し得ないことがわかる。
表−6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 誘電体が、ポリ−p−フェニレンスルフィドを主成分と
    する樹脂組成物からなり、かつ表面の微細突起密度Sd
    が20〜300個/ mm 、粗大突起密度L(1が5
    個/−以下の範囲にある2軸配向ポリフエニレンスルフ
    イドフイルムでありtt電極”+金属の薄膜捷だは箔で
    あることを特徴とするコンデンサ。
JP59113164A 1984-06-04 1984-06-04 コンデンサ Expired - Lifetime JPH0656826B2 (ja)

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